2011年4月29日金曜日

ロイヤル・ウェディングと誕生日

今日はErikaの12歳の誕生日だった。

偶然、Davidの親友の結婚記念日でもあり。

あとは勿論、Prince WilliamとKate Middletonさんとのロイヤル・ウェディングでもあり!


普段はまるで観ないテレビだけど、歴史に残る場面をひと目くらいは見ておきたい欲求に駆られ、教会でのシーンの一部が観られて満足。

ドレスは、英国を代表するデザイナー「Alexander McQueen」のものだったそうで、ある意味、やっぱり!って感じで納得。
(ただ、この世に彼がいないのが残念だけど)

無駄に派手な装飾が一切なく、本当にシンプルでエレガントだった。それは勿論、ケイトさん自身も含め、笑顔や身のこなしが自然に上品で、いかにも寛いでる雰囲気が素晴らしかった。

地に足の付いた恋愛を成就しての結婚、、、そんな印象。

たまたま用事があって行った郵便局で発売になっているのを知った記念切手も、ミーハーっぽく買ってしまったわ。


多分、永久保存版。


Erikaの誕生日は明日、土曜日にささやかに祝う予定で。

でも、プレゼントは待ちきれず、今日、渡してしまった。


『Neon Trees』というバンドを中心に音楽が大好きな彼女は、iPodが欲しくてずっとお小遣いを貯めてたんだけど、高価なので半分は私たちが負担してあげることにして出血大サービス。

普段、子供たちが欲しい物は大抵、家事の手伝いをして貰ったお小遣いで買うシステムなので、高価で贅沢な玩具は特別な理由や、或は効果的なディベートでの説得力がある場合以外は買い与えない主義なんだけど。

子供とは言え、その立場に甘んずることなく、社会的な物流のシステムとか金銭感覚とか物事の価値観は学ぶべきだと思うし、北米で良く使われる表現で"worth"とか"deserve"とかの意味合いを理解する事はとても重要だと考える。
(欲する物を得るだけの対価に見合う働きをしたかどうか?)


それとは別に、今日は予想外に届いたプレゼントも。

姉が火曜日に日本から発送した航空便が、早くも今日、金曜日に思い掛けずの速さで到着。

少し前の新聞で、オンタリオ州のミシサガ市では「郵便局の配達員が郵便物に放射性物質が残留している可能性を危惧し、日本からの郵便物の配達を拒否する動きがある」と言う記事を読んでいたので、私への郵便物もその影響を受けるかも知れないなぁ〜なんて、それとなく覚悟してた矢先だったので。

ほんと嬉しいビックリ!って感じだった。

2011年4月28日木曜日

久し振りの市街と日本語デート

昨日(水曜日)は、4ヶ月振りくらいに会う女友達との待ち合わせがあって、本当に久し振りにモントリオール市街へ出掛けた。朝の通勤電車に乗って。

長い冬の間まるで冬眠生活みたいに、快適で暖かな家の中でぬくぬくと「引きこもり専業主婦」的な日常に甘んじてたので、久々の都会(と言っても東京の比ではないけれど)はやっぱり刺激的。

去年、日本から遊びに来てた姉夫婦を市街へ案内した際に義理の兄が
「いやぁ〜、お洒落なマダムがいっぱいで銀座みたい」
と感心してたけど、実際、道往く人々を眺めるだけでも楽しい。

待ち合わせの場所は『Indigo』と言う名の大型書店の2階奥手にあるCaféで、St. Catherine通りに面したビルの大きな窓から入るたっぷりの自然光が明るく、解放感のある心地いいスペース。

*店内を臨むカウンター席@Indigo*

おまけに基本「本屋」なので購入したばかりの本を読んだり、ラップトップを持ち込んで何やら作業する人がいたり、時間を気にすることなく長居が出来るのも魅力。

再会の女友達は、私のモントリオールでの数少ない日本人。

何だか久し振りに日本語脳をフル稼働させた、そんな感じ。

とは言え今回は、人生の大きな局面を迎えた彼女の最近の経過や胸の内を聞いてあげる役割りが中心だったんだけど。

途中、お昼ご飯も一緒に食べて、更に話しは尽きず。かなり長い時間を過ごしたものの、やっぱり日本人同士ならではの気安さみたいなものがあるのは確か。

別れた後も心地良い脳の疲労感の余韻があったりして。


2011年4月26日火曜日

今どきの意外性

今日(火曜日)は、子供たちの学校がPed dayで休みだったので「買物に行く?」と提案したら、案の定、Kaitoは「No, thanks」でErikaは「Yes, yes, pleeease!」って感じ。

13歳の男子はショッピングに付き合わされ、モール内”引き回しの刑”には遭いたくないらしい。

それよりは家で気ままに留守番しつつ、好きなこと(Legoとか『Minecraft/マインクラフト』とか)してた方がいいんだろうな。

実際、Erikaと私の二人で買物に出ると軽く4〜6時間くらいはあっと言う間に過ぎてしまうから。

大型ショッピングモール内の店を幾つも廻って行ったり来たり、いっぱい歩いて疲れた。

買物で疲れるのは歩く体力の消耗だけでなく、割りと頻繁に目の当たりにする顧客サービスの質の低さ(やる気のない店員さんとか)に対する失望と、支払いの段階で何故かいつも延々と待たされる(人員不足で稼働してるレジが少ないとか、或はレジに誰もいないって事も多い)場面が多いことの苛立ちで感情も消耗されるから。

なんかもう必要以上にドッ!と疲れたので何か甘いもの(ドーナツとか)を補給すべく、帰りに家の近くの『Tim Hortons』に寄り道。

店のドアに向かう途中、何やら今どきのだらしない傾向の突飛な格好をした十代の見知らぬ男の子2人と鉢合わせ状態になって、思わず心の中で咄嗟に「警戒」してしまったんだけど。

思い掛けず、彼等が私とErikaの為にドアを開けてくれて、世間一般の紳士的な男性たちと同様に、私たちを先に通してくれたので、その行為に驚きつつも感心、そして一瞬の見掛けだけで判断した自分の先入観を恥じた。

それはErikaも同様だったみたいで、店をあとにして車に向かう途中、二人で感動しきり「人は先入観で判断しちゃダメだよねぇ〜」と何度も繰り返した。自戒の意味を込めて。

2011年4月25日月曜日

イースターのデザート

昨日、イースターの夕食後のデザート@Davidの実家。

*Bird's Nest Meringue with Raspberries and Blackberries*

ラズベリーとブラックベリーが乗ったメレンゲ。

*Chocolate Brownies*

あとはチョコレート・ブラウニーズとか。

北米のおっかさんのお手製お菓子って感じで。

そして今日は、休息の怠け者の月曜日。。。

明日、子供たちは学校がお休みだし。

ようやく春めいて来た陽射しに、春眠暁を覚えず症候群。

ようやく気温が(10℃以上?)上がりそうなモントリオール。

2011年4月24日日曜日

Easter Dinnerの日曜日

今日はイースターの日曜日。

子供たちが小さい頃は、クリスマスのサンタクロースみたいに、イースターには「イースター・バニー」が夜中にやって来て、皆が寝静まってる間に卵(の形をしたチョコレートとか)をあちこち隠して行ってくれるって事になってた。

だから子供たちは朝起きるとバスケットを持って、あちこち卵を探しまわる(エッグ・ハント)のを楽しみにしてたって訳。

さすがにうちの子供たちも13歳と11歳になって、そういった夢のある魔法が解けてしまった感じ。

それでも朝起きて見たらダイニング・テーブルの上にDavidが用意してくれたらしく、ちゃんとチョコレートが並んでた。


イースターの夕食はDavidの両親の家で、彼の妹カップルも交えて食卓を囲む予定で、私は義母 Carolと義妹 Jennの為のちょっとしたイースターのプレゼントを準備。


子供騙しじゃない「大人仕様」のチョコレートと。


まるでチョコレートにしか見えないウサギの形をしたキャンドルと、卵に水玉デザインのキャンドル、そして、小さなヒヨコのキャンドルのセット。


それらを一緒に、何だかちょっとカワイ過ぎるラッピングで贈り物らしくお粧し包装して。

そして夕食は気軽な「ポットラック」風に持ち寄りのスタイルで、うちは「サラダ」の担当になったので、ボウル2つにそれぞれ違う種類のサラダと、2種類のドレッシングを作って持って行った。

グリーンサラダは「スプリング・ミックス」にアボカド、ブロッコリー、トマト、そしてゆで卵のスライスとポテトサラダのトッピング。


もう一つは、地中海風パスタ・サラダで、3色のRotiniパスタに、ローストしてマリネされた赤ピーマン(市販品)と、黒オリーヴ、フェタ・チーズを混ぜたもの。


ドレッシングは、どちらも和風のレシピで作った「ニンジンのドレッシング」と「胡麻のドレッシング」で、どちらも材料をブレンダーに入れて手軽に作れるもの。


メインは義母の作ったオーブン・ローストのポーク・テンダーロインをはじめ、コーン・ブレッドとか、Jennの作ったスクワッシュにセロリやリンゴをメープルシロップで和えてオーブンで焼いたサイド・ディッシュとか、どれも美味しく楽しくご馳走様♪って感じで。

映画や舞台のコスチューム製作の仕事をしてる Jennは、現在、新しい映画の為のコスチュームの縫製に取り掛かっていて、この間、アトリエにコスチューム・デザイン担当のデザイナー:Eiko Ishioka/石岡瑛子さんがニューヨークから2日間の日程でいらした際に、日本語で挨拶することが出来たと言って喜んでいた。
(ハジメマシテ、ヨロシクオネガイシマスぅ)←多分そんな感じ。

次回はもっと、きちんとした社交辞令が言えるよう練習するらしい。

外国語で気持ちを伝えるって、簡単じゃないけれど、だからこそ気持ちが通じると余計に嬉しいものよね。

相手が、自分の尊敬する憧れの人ならば尚更のこと。


2011年4月23日土曜日

Vintage Jewelryの魅力

私は自分でも意外な程、ダイヤモンドとか純金とかに興味が無いので、いかにも高級そうな店構えの宝飾店などにはまるで縁が無い。

それでもまぁ、ニューヨークへ行く機会があれば勿論『ティファニー』は覗いて見たい気もするけれど、それは商品が見たい訳ではなく、飽くまでも映画『ティファニーで朝食を』での場面を回顧しながら雰囲気を楽しみたいってだけで。

勿論、洗練されて素敵なデザインの宝飾品が沢山、並んでるに違いないとは思いながらも、値段を考えるだけで、その値段に見合うだけの自分自身にとっての「価値の理由付け」(つまり、それだけの高額な出費をする正当性の為の言い訳)をする事が出来ない気がして。

猫に小判、豚に真珠、私にティファニー、そんな感じで。

それよりも私にとって重要な要素は、ユニークなデザインかどうか?って事だけ。

去年の夏あたりから気に入ってたイスラエル製のシルバーとオパールのコンビネーションに引き続き、最近の気に入りは専らヴィンテージのアクセサリーたち。

現在の市場で大量に出回っていないってのも魅力の一つ。

*Etsyで見つけた『Sarah Cov』(←通称)の指輪*

『Etsy』では"Vintage"のカテゴリーもあって、アメリカの1960年代以降くらいに人気のあった宝飾品を扱っていて、中でも『Sarah Coventry』(サラ・コヴェントリー)社製にはユニークなデザインのものが結構多くて惹かれる。

70~80年代頃にアメリカのホームパーティの場で「カクテル・リング」と呼ばれ普及した、存在感のあるデザインの指輪たち。

時を経て、今、そんなデザインが私の目にはとても新鮮に映る。

*1960年代のレトロな指輪*

"Vintage"なだけに、固定の市場価格がある訳ではなく、商品の状態によって"Seller"の「言い値」みたいな感じで、だから同じ商品なのに値段に大きな開きがあったりするのが面白い。
(妥当な価格帯は指輪の場合、大体$20前後みたいな感じ)

その上、彼等は皆ほとんどの場合「在庫」を持っている訳ではないので商品は1点限りのことが多く、躊躇している間に売れてしまう場合もあって、希少性の高い商品の場合、再び巡り会えるという保証は勿論無いし、確率は未知数。

だからこそ、Vintageとの出逢いは「一期一会」的で面白いのかも。

そんな風に納得しながら『Etsy』を彷徨って、わくわくしながらVintageの「宝探し」をする、或は「狩り」をするハンターみたいな気分で。

2011年4月22日金曜日

『Etsy』を巡って感じたこと

日本では大規模な自然災害があったり、アメリカではObama氏が苦戦しつつもドルは低迷してたり、カナダではインフレが進んで、昨日の新聞によると「1/3 of all Canadians can't pay their bills on time」と言う見出しで、「A third of Canadians short on money」、実際には8%程度の人々が、電気やガス、水道などの請求書の支払いに遅延したり滞ったりしてるらしい。

そんな中、北米市場で大きな影響力を維持してるのが小売り業界の怪物『WAL-MART』で、顧客の大多数が低所得者層という現実の中、コストの低い安価なMade in Chinaの大量生産された商品を格納庫みたいにドデカい空間で売りさばき大量消費させる、そんな構図。

『Etsy』は、そんな流通システムの対極として生まれたんだってこと、改めて再認識した。

地球の何処に住んでいても、独創的なデザイン力と手先を使った創造力があれば、あとはインターネットのアクセスだけで、自分だけのオリジナルでユニークな「商品」を世界中の人々に提供することが出来る。

その発想は、クリエイティビティはあってもそれを現職では活かせない人や、外で働ける環境にない人、例えば乳幼児がいたり、都心部までの交通が無かったり、そういった、特に多くの女性たちにビジネスに携わる機会を与えたんじゃないかなと思う。

売り手は、手先の器用さや芸術性を活かして、独自のビジネスを確立して自立する生活力を得て、買い手は、『WAL-MART』で大量に売っている安くて直ぐに飽きてしまうJunk商品ではなく、妥当な値段で独自性と希少性のある「One of a kind」的な付加価値を持ったアイテムに満足度を手に入れることが出来る。

しかも、売り手と買い手との間に、直接的な「会話」(ネットを通じて、ではあるけれど)がある部分では、かつての古い時代での「商い」の基本がそこにある気がする。

そして、今のところ私は「Buyer」に徹しているけれど、これまで世界の色んな国々の「Seller」たちからの商品を購入して、改めて凄いなぁ〜と感心するのが世界中を網羅する郵便システム。

カナダ国内や隣国のアメリカは勿論、イギリス、スイス、イスラエル、中国などの遠方からの商品が、ちゃんとうちの玄関先の郵便受けまで配達されて、手元に届くから驚く。

当然と言っちゃ当然なのかも知れないけれど、でも、よくよく考えてる見ると夢のように素晴らしいサービスだと思うのよね。

そして更に思うのは、今後インターネットを介して世の中がどんどんとグローバルになる状況において、世界の共通語はやっぱり英語なんだという現実。

『Etsy』と言う「グローバル・マーケットプレイス」に参入してる、母国語が英語では無い各国の人々が、それぞれ完璧では無いにしろ、英語を駆使してビジネスを展開する様子に彼等の逞しさのようなものを感じる。

最早、英語が出来ないことには話にならないのかも知れない。

*Etsyで購入した最新のMetal Charms*

たまたまビデオで見た『Etsy』の創設者が若くて、フツーの大学生みたいでビックリした。まぁ想像はしてたけど。

いずれ、GoogleとかFacebookとかみたいに、何処まで大きく化ける事が出来るか?興味津々。

2011年4月21日木曜日

イースターの週末

昨日は外出する予定だったのに、朝からまさかの暴風雨。

しかも気温も零度前後で"Freezing Rain"(雨が氷に変って滑り易い道路状況を生み出す)気味だし、大切な用事でも無いのに外出して事故に遭っても困るので外出を取り止めたのは正解だったみたいで。

その後も一日じゅう冷たい雨は降り続いたし、今朝の新聞にFreezing Rainが衝突の原因と疑われる自動車事故の記事が載っていた。

今夜は−1℃まで気温が下がるらしいし、そう言えば今日の午後、何やら白い(雪みたいな)ものが舞っていたなぁ〜なんて。

にも拘らず、明日からEaster(復活祭)の週末で子供たちは5連休。

気持ちだけは春らしく、家の中は復活祭のウサギだらけ。。。

*Easter Eggsの木とウサギたち*

*暖炉の前の踊るウサギたち*

*ニンジンのバスケットを持ったウサギ*

*Easter Egg型のオーナメントに混じったウサギ*

*チョコレートに見えるEaster Eggsとヒヨコたち*

*チョコレートに見えるウサギとか色々*

クリスマス、ハロウィンに次いで大好きなイースター。

毎年シーズン毎に店頭で目に留まって少しずつ買い集める季節のデコレーションも、気がついて見ると結構なボリュームになってる。

こりゃ、引越しする時が大変だわ〜。。。とか思いつつ。ほげっ。

2011年4月19日火曜日

私は珍獣になりつつあるかも

何て言うことの無い週末を過ごしたものの、先週金曜日はErikaの小学校がPed Day(教育委員会全体でのTeachers' Professional DayとかTeachers' Conventionとか、つまり勉強会みたいな?)で学校がお休みだし、今週月曜日はKaitoのハイスクールがPed Dayで休みだった。

今週末はイースターで、それぞれ学校は5連休だし。

どんだけ休みが多いの?カナダの学校は!?

そうこうしてるうちに、あと2ヶ月もすれば夏休みに突入だし。


週末に発熱して嘔吐したErikaは月曜日に大事をとって学校を休んだので、図らずも4連休だった。

遊びに来る予定だったKaitoのクラスメイトTonyのお母さんは、再婚相手との間に赤ちゃんが産まれたばかりだと言うので、念の為、電話して「Erikaが風邪気味で学校を休んでる」と知らせたら、案の定ビビって、生後7週間の新生児の健康リスクを危惧し、TonyとKaitoとの"Play Date"は敢えなく延期ってことで、がっかりしたKaito。

なのでTim Hortonsのドーナツを買ってあげた。


何て言うか、Tonyのお母さんの出産は私にとってちょっとした衝撃だった。出逢った頃は、まだ夫婦が別居中で、二人の間には3人の子供たちがいたから。

別居とか離婚とか再婚とか、新しいパートナーとの間の4人目の子供を出産とか、私にはまるで想像のつかない未知の世界の話で。

勿論、自分には直接、関係の無い話ではあるんだけれど、それでも同じ女性として、感情的に影響を受ける部分は大いにあるみたいで。


折しも、ちょうど今モントリオールで始まったばかりの裁判が地元新聞に大きく取り上げられていて、子供を巻き込んだ離婚劇(男女共に医師のカップル)が引き起こした殺人事件(妻の浮気により別居中の夫が2人の幼児を殺害し自殺を図った)の周辺状況が、証人喚問で述べられた証言から記事となって明らかになる度、何ともやりきれない気持ちになる。


ほんと、あちこちに余りにも多く日常的な「夫婦の別れ」があり過ぎて混乱する。


結婚生活を維持し続け、フツーにお父さんとお母さんが同じ家に暮らし、昔の「サザエさん」とか「ちびまるこちゃん」みたいな世代での、平凡で極一般的な家族としての生活を継続して行くことが、何となく時代遅れでトレンドから外れてるみたいな。
(実際、私たち夫婦、色んな意味でドンクサイ。。。のは確か)

まるで「生きる化石」みたいに希少性のある存在になりつつある気さえするこの頃の不思議な現象に戸惑う感じ。

2011年4月15日金曜日

庭仕事はじめ&ブレスレット

地元の小学校ではクラブ活動と言うものは無いんだけど、つい最近、お昼休みのアクティビティとして参加者を募ってバスケットボールの練習を始めた。

Erikaも参加したものの、練習は、お昼休みにランチを食べた後のほんの30分程度で、しかも毎日ではないらしい。

にも拘らず、今日は「トーナメント」があって、郊外の別の小学校まで送迎した。

何しろ、にわかに始めたばかりのチームだし、ルールだって知ってるのかどうか?疑心暗鬼だったものの、早めに迎えに行って彼女たちの試合振りを覗いたら、意外と真剣にカッコ良くバスケットボールらしい試合をしていて感心した。

真剣にプレイしてた割りには、スコアをまるで把握してないし、チームの勝ち負けもまるで気にしてないみたいなところが、さすがに「ランチタイム・アクティビティ」のレベルなんだけど。


気温はまだまだ低いけれど陽射しは眩しく春らしい気分に誘われて、今シーズン初めての庭仕事をして何だかちょっと嬉しい気分。

とは言え勿論、いつもいつも庭仕事が楽しいって訳ではないけれど。

少なくとも楽しい部分での気分を反映して、ガーデニングのテーマで作ったブレスレットを母に贈った。

*Gardener の為のブレスレット*

庭仕事の周辺には可愛い小物や道具が沢山あるので♪

*飽くまでも遊び心で、チープなJewelryではあるけれど*

ピカピカのSterling Silverではなく、趣のある色味の落ち着いたAntique Silver色はいかにもカジュアルな日常使いな感じ。

2011年4月13日水曜日

映画『Limitless』@Movie Club

昨日はNewcomers' Clubの「映画の会」主宰 Annette(アネット)の新しい試みで、いつもは夕方からの映画鑑賞を昼間に催したら夜間と同じくらいの人数が集まった。

私の後から Meeta, Maja, Peggy, Karen が来て、新しいメンバーのアメリカ人 Lucyも加わって全部で7人。

観たのは、私も投票してた『Limitless』(リミットレス)。

*画像:IMDbより*


何と言っても主演のBradley Cooperの華のある存在感を大きなスクリーンで見たい!ってのと、トレーラーでのスピード感のあるストーリー性と、脇で深い味わいを出しているであろうRobert De Niroの安心感ってのが観に行く要素、かな。

先週観たばかりの映画『Sucker Punch』で「Sweet Pea」役を演じてたAbbie Cornishがこっちにも出てて、”あら!2週連続でこんにちは♪”って状況は、きっと彼女が今「旬」の役者さんなんだろうな、って感じでこれから売れて来る可能性を示唆。

ちょっと Katherine Heigl的な雰囲気で私は割りと好きなタイプ♪

とにかく、冴えない風貌のなかなか筆の進まない作家志望の Bradley Cooper が、たまたま街で再会した”Ex-義理の弟”から貰った何やら怪し気でうさん臭い1錠のミステリアスな薬によって体験&展開する、自分の中に眠っていた全く新しい自分との出逢い&発掘が引き起こすドラマチックな話。

その過程で変って行く、、、どんどんと洗練されて行くCooper の容姿や身のこなし、ファッションが眼にも楽しくカッコいい。やっぱり彼の澄んだ瞳の色と笑顔はもの凄く魅力的。

実際どの程度、流暢なのか?謎だけど、レストランの場面でその時々に彼が喋る短いフレーズでのイタリア語と中国語の響きは、どちらも妙に自然で凄く耳に心地良かった。

映画の中のセオリーでは、一般的に人間は普段の生活の中で脳の容量(つまり能力)のたった20%程度しか使ってない、、、らしく、それを(この場合は薬によって)もし100%機能&活用することが出来たら?ってのが話の設定で、その可能性はとても興味深い。

パワー全開時には、まるで複数の「自分」がいるみたいに仕事が捗るし、頭の中の何処かに入ってるはずの知識や記憶の全てを必要な時に難無く自由自在に引き出すことが可能なら?

そう考えると、あぁ〜最近の私はきっと脳ミソの10%くらいしか使ってないかも知れないなぁ〜って感じに Short-term Memory Loss(軽く記憶障害)とか、Senior Moment(ど忘れ)とか、軽くSpeech Disorder(言語障害、ってのはモチロン大袈裟だけど)もあったりして落ち込む。

自分の中に眠る可能性ってのがあるとしたら、やっぱりその未知なモノを引っ張り出してみたいって欲求は意外と誰にでもあったりするのかもね。

「なれなかった自分」に対する後悔とか諦めとかのちょっとビターな気持ちと共に。

20 Years Later

今日は一日中、雨の水曜日。

何だかちょっと風邪気味なのか?喉が痛い。

なので、そんな時の為に気に入りの Cinnamon Apple Spice Tea (caffeine free) を飲んでる。何だか喉に優しい気がして。

そして今日は、日本の両親の結婚記念日でもあった。

なんでも来年は50周年で金婚式を迎えるらしいからビックリ!

金婚式って、もぅすんごぉーいお爺さんとお婆さんが祝うもの(←失礼)って気がしてたので、まさか自分の両親が祝う時期が来るだなんて予想もしてなかった。

だったら来年は日本に帰省して、盛大に?祝ってあげようか。

そんな事を思いつつ、思わず遠い目をして日本に想いを馳せると色んな過去の記憶が取り留めもなく蘇って収拾がつかなくなっちゃうのよね。

ってのとは関係なく、この間、何故かふと突然『Facebook』してたら頭を過った懐かしい名前があって、それは昔々、私がまだ二十代の頃にちょっとだけ付き合ったことのあるアメリカ人の男性なんだけど、ちょうど思い出したついでに面白半分で「名前検索」してしまった。

その頃、私と同様に二十代だった彼は、日本の公立学校を巡って英語指導の助手をしていて、その傍ら公民館でも英語を教えたり、趣味のヴァイオリン演奏の公演もしたりで地元に根ざした国際交流の一環をサポートしてたんだけど、たまたま容姿がトム・クルーズっぽいって評判で地元の若い女性たちから熱烈な人気を集め(何やら深刻なラブレターを貰ったりとか)、知的で純粋だった彼は戸惑いながらも少しずつ微妙にチャラい方向へ流れてしまい、私は彼が自分にとっての『The One』(←Matrixの中のNeoみたいな)ではなかった事を悟り、その後は単なる友人関係を維持したものの、彼が日本を去った後は何通かの絵葉書を貰ったまま音信不通になっていた。

そして、『Facebook』に20年後の彼がいた。じゃ〜〜〜ん!

トム・クルーズっぽいって評判の笑顔が20歳、年取ってた!(←当然だけど)

意外だったのは、彼の100人近い"Friends"の中に日本人、或は日系人名が一つも無いってこと。まるで日本での過去は彼にとって「夢」の中での出来事だったかのように、日本とは縁もゆかりも、そして友達さえもいない、ってのがちょっとだけ不思議で何だか淋しい気がした。(←飽くまでも私の視点での個人的な感情だけど)

日本語で言うところの「ロマンスグレー」とか「ナイスミドル」とかって感じの、いかにも味のある「中年」の象徴みたいにグレーになった髪と髭を蓄えて微笑む顔写真の彼の姿に、私自身の重ねた歳月を思い知らされたって感じ。

自分自身の容姿が、鏡に写さないと自分では見えないように、自分が生きて来た歳月も、数字以外の部分では、何か別の物差しを用いないとなかなか測れないものなのかも知れない。

余りにも思い掛けない、子供たちの大人びた台詞とか、ね。

え?いつの間にそんな大人っぽい理論を口にするようになったの?

あれ?私ったら、いつの間にこんな歳取ってんの?みたいな。

ずっと23歳の気分だったよ。ってのは図々しいか。。。

2011年4月11日月曜日

春は突然、派手にやって来る

まさに「春の嵐」って感じで。

夕べ夜中にもの凄い雷の音で起こされた。

Trixieは怖くて、こっそりErikaのベッドの上に逃げ込んだらしい。
(今朝、起きて来た彼女がそう言ってた)

激しい雷雨は朝まで続き、おまけに濃霧と強風のストーム。

日中、雨は降ったり止んだり。

黒い雨雲が途切れた合間に陽が射したので郵便物を取りに外に出て「あ!」と息をのんだ。

ようやく雪が溶けた花壇の端っこで、いつの間にか芽を出したクロッカスが咲いていたから。

*なんてこったい。まるで気がつかなかったよ*

つい最近まで氷点下の気温だったし、余り花壇に気を配る余裕が無かった。

すっかり忘れられていても、健気に花を咲かせ季節を知らせてくれる球根たちの生命力は本当に凄いなぁ〜と思い、感動させられる。

長い冬の間じゅうずっと、あんなに積もった雪に覆われてたから余計にドラマチックな花姿。

まるで白黒写真に少しずつ色を付けて行くみたいに、色彩の無い無機質な白銀の世界が急に、命を吹き込まれてカラフルに躍動感を取り戻すみたいに。

「今まで何処に隠れてたの?」ってくらい道のあちこちには、急に降って湧いたみたいに散歩したり自転車に乗ったりする人々の姿が再び戻って来たり。

あぁ〜、どうやらようやくここにも春がやって来たらしい。

2011年4月9日土曜日

誕生日を祝って囲む食卓の団欒

今夜は、身内が集まってのDavidの誕生会。

大人5人(義理の両親と義妹を含む)と子供2人と犬が3匹。

ブラックフォレスト・ケーキを作る予定でいたけれど、義母が作って持って来てくれることになったので、私は生地から作るホームメイドのピザと、サラダと、ペンネパスタ、それからコーンチップスと一緒に食べるアボカドの「Guacamole」を用意。

*黒い森のケーキ@Carol風*

特別なご馳走は無いけれど、家族が一緒に集まって食卓を囲み楽しく食事が出来るってのが何よりの幸せ。

2011年4月8日金曜日

「Free to be You and Me」とDrama Queenへの道

昨日はErikaの学校で演劇の発表会があった。

小学6年生の彼女にとって最後の舞台。(←大袈裟だけど)

「恥ずかしいから観に来なくても良いよ♪」とか言われてたけど、たまたま学校へ迎えに行った際、演劇&音楽の講師 Mrs. Kennedyに行き会って、相変わらずのはつらつとした笑顔で「是非、楽しみに観に来て下さいね♪」と念を押されたので、やっぱり観に行くことにした。

しかもDavidと、彼の両親も誘って4人で。

体育館に特設されたステージで、幾つものスキットとコーラスとを織り交ぜた1時間半程度のショーで、タイトルは『Free to be You and Me』。

一環したテーマは、お互いの個性(文化的背景とか)を尊重し、自分自身であることに誇りを持つことの意義&大切さを説いたもの。

イジメとか人種差別とか、子供から大人になる際の世界観の変化とか、観客の共感と理解を呼ぶ内容は心に響くものがあり、思わず胸にじーんと来た。

実際、私の近くに座った女性は涙してたし。

*オバちゃんは感動で泣きそうになっちゃったよ。ぐすん*

コーラスで歌う子供たちの生命感に溢れる笑顔や仕草や唄声も、何とも言えず可愛くて、かつて図書室で貸出しのオバちゃんとしてボランティアしてた私にとっては、見慣れた顔が幾つもあって。

皆みんな、暫く見ないうちにびっくりするくらい成長して立派になって、嬉しさと寂しさが混在した複雑な心境。

おまけに、Erikaはこの6月で卒業するんだなぁ〜と思うと、これまで過去の想い出が文字通り「走馬灯のように」脳裏に浮かんで、もうウルウルしてしまった。

やっぱり観に行っておいて良かった!を実感。

9月からハイスクールの中等部へ入学するErikaの芸術の選択肢には、美術、音楽、ダンス、ドラマ(演劇)の4つがあるんだけど、既にしっかり「ドラマコース」を選択してるし。

「Drama Queen」まっしぐら!な青春の入り口って感じ。


余談で、
入り口で手渡されたプログラムに目を通したら、キャストのところに『Matt Damon』って名前があって、へぇ〜、ハリウッドスターと同姓同名の子がいるんだ。。。なんて思いつつ、マット・デーモン君の登場を楽しみにしてたら。

ステージに登場したのは「校長」だった。

なんと、唄って踊れる校長の演技に、大ウケする観客。楽しかった♪



2011年4月7日木曜日

フランス風ケーキ@北米ケーキ事情

北米のデコレーション・ケーキ事情について語ると熱くなる日本人は多いかと思う。

多分に漏れず私もそんなうちの一人。

どっひょー!とか、うっげぇ〜!とかの激しいデコレーション・ケーキを幾つも目にして来た。

でもでも、Montrealはケベック州にあってフランス語圏だから、フランス文化の影響を多方面(勿論、食文化含む)で受けていて、その恩恵を受ける事が出来る北米でも特異な存在。

本当に美味しいクロワッサンやバゲットやペストリーにありつける幸せ。

ケーキも例外でなく、フランス風で洗練された本格的(子供騙しの安いスポンジケーキとか、青や紫色の派手なバタークリームじゃないって意味で)なのが手に入るのが嬉しい。

昨日は Davidの誕生日で、暫く振りにケーキを買った。

彼の好きな「ブラックフォレスト・ケーキ」(「黒い森のケーキ」はチョコレート・スポンジケーキと生クリーム、サワーキルシュ漬けのチェリーから成る)は週末の誕生会で作る予定なので、たまには自家製じゃないケーキも食べたくて。

久々に訪ねた店は地元の『Première Moisson』(プルミエ・モワッサン)と言う名の人気のベーカリー&デリカテッセン。

*独創的なデザインのブルーベリー&チーズムース・ケーキ*
Fromage Bleuet

ブルーベリーに合わせた青色のマカロンで飾ってある大人っぽいデザインで、甘過ぎないのが素敵♪

北米で主流のケーキって、舌触りがジャリジャリする程、砂糖が入ってたりするから余計にそう感じるのかも知れないけど。

因にお値段は、直径16cm程度のホールで $ 21. 95也。

日本の最近のケーキと比べると果たしてどうなのか?謎だけど。

2011年4月5日火曜日

Sucker Punchの邦題はAngels' Wars

今日はまたまた映画が "Cheapie Tuesday"の火曜日だから Davidと二人揃って何か観に行こう!って話になった。

私は来週の火曜日もNewcomers' Clubの映画の会で、Matthew McConaughey主演の『The Lincoln Lawyer』 か、Bradley Cooper主演の『Limitless』を観ることになっているし(個人的には『Limitless』に1票!してあるんだけど)、Matt DamonとEmily Bluntが主演の『The Adjustment Bureau』は既に観ちゃったから、それ以外で上映中の観たい映画と言えば、うーん、『Beastly』くらいかなぁ〜?なんて思ったけど。

で、Davidは何を観るの?って話で、今回はそれぞれ別々の映画を観ることになるかと思ったんだけど、『Sucker Punch』と聞いて試しにトレーラーをチェックしてぶっ飛んだ!

*画像は「IMDb」より*


すっごくオモシロそうで強烈なインパクト。この迫力を劇場で観ないテはないっしょ♪って感じのノリで。

タイトルを聞いた時は
>>え?「Soccer Punch」?
で、スポーツの「サッカー」に関連して脳裏に浮かんだのは『Bend it like Beckham』(←観てないケド)みたいな???ってのは内緒。

それで無くても平日の昼間の映画館なんてシニアのカップルが大多数を占めてるから、この路線の映画では余裕でガラ空き。

ホームシアター感覚で画面一杯の迫力が満喫出来た。

もうね、これは純粋に"Eye Candy"って感じで多少のストーリーの弱さは充分に補う娯楽性と言うか芸術性があって、私はもう画面を観ながら楽しくて楽しくて、本当に映像に食い入るように出来るだけ瞬きしないよう体感した。

邦題は『エンジェル・ウォーズ』らしいので、まぁ"Angels' Wars"。。。英語人との会話で話題になっても、そのままのカタカナ・タイトルでは通じないけれど、でも、うん、確かに内容的にはピッタリかもな邦題。

何しろ主役:Baby Doll役のEmily Browningが可愛くて♪
(第一候補だったAmanda Seyfriedより断然合ってる!)

まるで「不思議の国のアリス」から抜け出たAliceが、『Inception』みたいな世界で『Kill Bill』や『Matrix』や『Platoon』のノリで戦う。

どんなに激しい戦いでも崩れないカワイイしっかりメイクが素敵♪

あとは個性の違うそれぞれ魅力的な女の子が結束して5人で戦う設定は、まさに"Girls' Power"炸裂!で盛り上がるし。

映画が始まってほんの10分程度で、
>>あたし、このサントラ欲しいっ!!!
って思わされたのはやっぱり、Bjorkの「Army of Me」のインパクトとか、懐かしいEurythmicsやJefferson Airplaneのリメイク曲の絶大な存在感に依るところ。

時代背景の設定が同じだから?なのか、TVシリーズ『Mad Men』のJon Hamm(←渋くてカッコいい♪)が何気に出て来るあたりもニクい。

納得が行かない場面の一つは、何の罪もない動物(ドラゴン)の親子を犠牲にしなければならなかった設定かな。

まぁ、それは極マイナーな場面で、勿論 CGではあるけれど。

でもやっぱり戦って殺すには(相手が)相当な悪役じゃないと、ね。

Zack Snyder監督の他の作品『300』も『WATCHMEN』も、うちにDVDあるけど私は未だ観てないのは「バイオレンス」が怖いから、、、なんだけど、でもこの『Sucker Punch』のそれは、なんか次元が違う感じで大丈夫なのが面白い。

それに!この監督、”あの”Morrisseyのmusic videoも撮ってるんだ。

あぁ〜、なんか久々にアドレナリンが"rush"したかも。いい感じに。

2011年4月4日月曜日

Rectangleな眼鏡のトレンド

バカンス初日にカリブ海の波に飲まれ、流され、砂に埋もれてしまったらしい Erikaの眼鏡。

まぁ丁度、作り替える時期ではあったんだけど。

掛かり付けの眼科医にレンズの処方箋を出して貰い、先週 Erikaを伴って『LensCrafters』で彼女の眼鏡を新調して来た。

あの店は、顧客が12歳以下の場合のフレームとレンズが半額の子供料金なのが嬉しいサービス。

しかも加工仕上げを1時間程度でやってくれる。

どんなデザインのフレームがいいか?迷うかと思ったけれど、最新のファッション・トレンドを反映して、殆どのフレームが皆、揃いも揃って角張った長方形をしてるので感心してしまった。

薦められた『Ray Ban』ブランドの中から、限定されたサイズの範囲内で最終的に選んだのがこんな感じ。↓


眼鏡を変えるだけで随分と顔の印象も違う感じなのが面白い。

流行りの長方形デザインは洗練されてシャープな雰囲気。

それにしても、半額とは言えやっぱり眼鏡って高価な買物よね。
(因に1年間の保険 $ 30を入れて合計 $245程度也)←Ouch!

レンズの値段が高いのは解るとして、フレームってどうしてあんなにするんだろう?ってのは私がいつも抱く謎。

チタンとか、素材が高価なモノは別として。

まぁ使用頻度や期間を考慮すれば納得の、価値に見合ったお値段だったりするのかも知れないけれど。

2〜3年は無事に活躍してくれると良いなぁ〜と密かに願いつつ。


2011年4月3日日曜日

Blogに想う個人的な意見

Web上に公開しているとは言え個人的なブログと言うものは、飽くまでもその人が置かれた環境での日常を反映した、とてもプライベートで自己満足な日誌であり備忘録なんだろうと思う。

日本が地震、津波、原子力発電と3重の自然(一部は人災?)災害に見舞われ、戦後かつて無い深刻な苦難を強いられている際に、海外在住の日本人ブロガーの多くは多分、私を含め、躊躇し自問自答したんじゃないか?と思う。

『日本が大変な時に、脳天気なブログを書いてていいのか?』

ひとくちに「海外在住の日本人」とは言え、それぞれに置かれた立場や日本との関係や繋がりや、価値観、物事の捉え方、表現方法などには勿論、個人差があり、千差万別なのは当然。

だからこそ、自分のブログでは、今この土地で暮らしここで見聞する情報の中で、これまで異文化&多人種社会の中で葛藤し変化し続けて来た自分自身ならではの目や耳を通して感じたり、考えさせられたりする、他の誰とも全く同じではないユニークさを綴る事に意義があるのだと感じてる。

今、私が生かされてるこの人生は私だけのものなのだから。

地球上の全ての人々が皆それぞれの人生を生きるのと同じように。

そして、私が今日ここに書き留める想いや意見はとても変動的で流動的なものなので、それらが明日も同じとは限らない。

私たちは日々、変化し続けているのだから。

ブログに綴られるのはその時々の「瞬間」の記録でしかない。

少なくとも私にとって。