2013年3月29日金曜日

京都を予習

「いつか日本へ行ってみたい。。。」

そう言い続けて来た義母の夢がいつか実現する日が来るかも?

そう思いつつ当ては無いけど、
帰省の際には時折、日本国内の観光案内本を買い求めたり。


彼女の長年の夢が来月ようやく実現すると思うと感慨深い。


旅のパーソナルガイドとして彼女をサポートしないと!
なんて思いつつ
過去に買って持ち帰ったガイド本などを引っ張り出して見る。


ま、パッケージツアーで廻るのは予想外だったから、
ガイド本を片手に散策する時間は少ないと思うけれど。

満開の桜の時期も微妙に逃してる感じの今シーズンだし。

義母の観光に便乗して、
私自身、初めて訪れる場所もあったりする役得。


京都では友禅染を体験したり、和食の料理教室も体験したり。

宵の祇園をそぞろ歩いてみるのも楽しみ♪


ツアーの最終で京都には3泊の予定。。。



2013年3月28日木曜日

壁に咲く花を愛でる

さすがに3月も終わりに近付き、今週はイースターの週末。

陽射しは明るく眩しくなって雪もかなり溶け始めつつ。

時折、すっかり忘れていた懐かしい鳥のさえずりも聞こえ。

庭の木から木へと忙しく走り飛ぶりす達の軽快な姿。

雪の下、地中に埋められた球根たちが
花壇で密やかに芽を出してるのを今日、初めて見つけた♪


とは言え、チューリップの開花は毎年5月初旬だから
旅行で4月のほとんどを留守にする私を待っていてくれるはず。


花壇に花の咲かない、
雪に覆われて無彩色な風景の長い冬の間でも
私の部屋の窓際を彩ってくれるのは、、、

*Sarah Cov., BSK, KrementzなどのVintage Broochたち*


カラフルなヴィンテージのブローチたち。

私にとって枯れることのない花束みたいな。

冬の間の花畑って感じで。



2013年3月27日水曜日

チープなコスメ

この間、女友達 Annと出掛けた際、彼女が化粧品を買いたいと言うので興味本位に付き合ったんだけど、まぁーほんとに私ってば「女性の美容」ってことに関して疎いなぁ〜ってのを改めて、ちょっとした反省と共に認識させられてしまった。

正直、美容って必要以上には興味ナイし。

化粧品にはほとんどお金を掛けてナイし。

最近の私は自分への自己投資を殆どしてナイって現実に気付いた。


ブランドを限定せず、色んなメーカーな化粧品を扱ってるコスメティック・ブティック『SEPHORA』にて、Annに付き添って、美容員さん(←カワイイけど厚化粧!)からの説明をあれこれと聞いて、何だかちょっと忘れていた世界の情報について勉強になった感じで。

スクラブの種類とか使い方とか、クレンジングの方法とか、あとは Annが『Primer』も買いたいと言うので、

私「P, Primer…? それって壁にペンキを塗る前の白い。。。?」

だって、部屋の模様替えやリノベーションの度に壁にペンキを塗る係の私にとって、綺麗な色塗りの前に白い「プライマー」を下塗り処理するのは定番の作業になってるから。

まさか、人間の顔にまで "Primer"塗るとは知らなかったよ。

ま、'concealer'とかカラーコントロールくらいの知識はあったケド。


とにかく、「金に糸目は付けない」ってノリの Annなので、美容員さんの説明に納得が行けば、彼女がおススメの商品を「じゃ、ソレ試してみるわ」とか、「じゃ、ソレも頂くわ」って感じで気軽に躊躇い無く買い物カゴに入れて行く訳だけど、隣で見てる私のお目目はもうそれらの値段にばかり釘付けで、ひぃ〜〜〜!と心の中で叫びながら感心の連続で。

だって、小さな瓶が90ドルとか75ドルとかなんだもん。


そりゃあ私だって、昔、都内に暮らしてOLをしてる時代には、おフランス製の輸入化粧品とか使っていた過去もあるにはあるけれど。

でも基本的に貧乏性だし、肌もフツーに丈夫だから、国産でロングセラーな、庶民的な化粧品が好きなのよね。

自然で飾らず、媚びない、正直な化粧品が一番好き。

日本だったら洗顔はずばり『ロゼット洗顔パスタ』、カナダだったら『Aveeno』の基礎化粧品をドラッグストアで買うって感じ。


とは言え、やっぱりちょっと感化されたみたいで、次の機会に一人で買物の際にフラリと寄った『The Body Shop』で、こんなものを購入。

*とは言え、何と8ドル!というチープさ*

顔や首をコレでマッサージするんですって。

加齢と共に最近、横顔の顎から首にかけてのラインが何だかちょっと危ないことになってるし!


あとは日本への旅行用に持って行けるアイシャドーが必要で、せっかくなら何色か一緒にセットで揃ってるのがいいな、なんて探したら、かつて「チープで可愛いプラスチックの指輪の付いたネイルエナメル/ポリッシュ」で一世を風靡した『Hard Candy』のコスメ・シリーズが出てるのを発見!

*茶色シリーズ(上)と緑色シリーズ(下)*

アイシャドーも色味が鮮やかでケースもレトロ風デザイン。

何と! 1個6ドルと言う衝撃のチープさに感動。(で2つ購入)


それとは別に、今回、初めて買ってみた「パウダーじゃなくて、クリームタイプのアイシャドー」の使い心地に感動!

*ひょっとして今更、なの?*

だって、今まで使ったこと無かったンだもん。

指で瞼の上に色を乗せて、自然に馴染ませる軽い触感がサイコー♪

因に、これも確か4色セットで10ドル程度。。。



2013年3月26日火曜日

週末のマフィン

多分、カナダで一番人気の珈琲ショップと言うか、ドーナツショップと言うか、つまり「ちょっとひと息」って時に「気軽に寄ってコーヒー片手にドーナツを食べる店」と言うと、誰もがまず第一に思い浮かべるのが『Tim Hortons』かと思うんだけど。

そこの数ある種類のマフィンの中に 'Fruit Explosion'ってのがあって、マフィンの中に 'Berry'系のフルーツ各種と中央に入ったジャムが程良くしっとりとして、甘酸っぱくて美味しいので私のお気に入り♪


週末、ブルーベリーのマフィンを焼くつもりが、たまたまフリーザーに冷凍のブルーベリーを切らしてる事に気付いて、仕方なく代用で冷凍の「ベリーミックス」(苺やラズベリーやブルーベリー)を使ったら、思い掛けず、大好きなティム・ホートンズのフルーツ・エクスプロージョンみたいに仕上がって嬉しくなった。

ジャムの代わりにチョコレート・チップスも加えて。


週末の朝に起きた時、マフィンが焼いてある幸せ。。。♪


2013年3月25日月曜日

逆土産リクエスト

日本へ行くとなるとまず考えるのが「お土産」だったりするのはもう日本人ならではの慣習と言うか、ほとんど義務感みたいなものを伴う避けられないお約束って感じで。

勿論、相手によっては義理じゃなく、自主的に選んだり渡したりする事に悦びを見出すって場合も多いけれど。

と、同時に避けられないのが「逆お土産」。


つまり、カナダにいる人達(大抵の場合は身内や家族)から期待されたりリクエストされたりする「日本から」持ち帰るお土産の数々。

それは質的にも量的にもハンパ無くて、「日本へのお土産にカナダの特産って何があったっけ?」とか、「日本では買えないようなカナダならではの特別なものって何だろう?」とか、あれこれ悩んだ後に結局、最終的に「やっぱりメープルシロップ」ってのとは大違い。


だって、だって、日本はやっぱり「日本でしか買えない」ようなカワイイものや優れものや、お洒落で気が利いてて素敵な商品(到底カナダの田舎では手に入れることは勿論、見掛ける事さえ絶対に不可能な)の宝庫なんだもの。

予算さえ許せば、スーツケースが幾つあっても足りないくらい。


とは言え、さすがに私も更年期障害を患うような成熟して落ち着いたオトナであるからして、昔みたいに貪欲な物欲とか節操のないモノに対する執着心は無いような気はしてるんだけど。

ま、ひと度、ジャポンの土を踏むと急変する可能性はなきにしもあらずではあるけれど。

でも今回は、義母とのふたり旅だから、ある程度の自制が効くはず。


問題は、私が自制しようと心掛けてる購買欲を煽るような勢いで届く Davidからのメールで「日本のAmazonでコレも注文して♪」ってリストアップされたリクエスト。

でもって、それらを「買物カゴ」に入れるのを見た Erikaが「あぁ〜、それカワイイ〜♪」とか「私も欲しいぃぃぃ〜〜〜!」ってノリで。

ま、全般に日本製で高性能の文具や筆記用具が中心ではあるんだけど。


Erikaが既に持っている黒い「スカル」版コンバース型ペンケースに加えたいのが鮮やかな色違いのピンクとか。

*Amazonサイトよりの画像*

去年の夏に日本で買って持ち帰って以来、活躍してて、特にコレを初めて目にする代用教員が教室にやって来る度には "prank"の小道具的な役割を果たす存在にもなっているらしい。


あとは Davidが大好きなお気に入りコレクションとなっている『Hanayama』パズルのシリーズ。

*Amazonサイトよりの画像*

金属製のパズルで難易度の高いシリーズはほとんど揃えて持ってるんだけど、デザインがユニークで洗練されてる部分にも魅力を感じてるハナヤマ・パズル。

そう言えば、少し前に Davidが出掛けて行った「数学者とパズル愛好者のカンファレンス」@米国では、幾つかのハナヤマ・パズルを創ったデザイナーさんにもお目に掛かったらしく興味深い。


あとはまるで路線の違うコレとか。

*Amazonサイトよりの画像*

光を蓄えて暗闇で光るらしい。。。

でも、なんで欲しいのか?謎。


あとはこんなキーチェーンとかね。

*Amazonサイトよりの画像*

『スタジオ・ジブリ』関連のキャラクター物って、やっぱり絶大な人気があるらしい@(少なくとも)この辺。


日本へ着いた途端、物欲の塊に変化しそうな自分が怖いわ。


2013年3月24日日曜日

雪だらけでも夏時間

そう言えば、このブログで書くのを忘れてましたが
既に(3月10日から)「夏時間」になっています。

時計の針を1時間進めたので、日本との時差は13時間。

ようやく陽射しも春めいて来て、
湖(正確には川なのではあるけれど)の氷も溶け始めてます。


今週の予報では、日中の最高気温が氷点下になる日がゼロ♪
(さすがに体感温度は−2℃〜−4℃だったりするけれど)

ガーデニングの解禁にはまだ2ヶ月ありますケドね。

*遠く対岸を眺める Trixie*


土曜日には息子のクラスメイトが5人やって来て
学校の課題である映画制作の撮影をようやく完了した模様。
(うちの近くにある林とか雪原がロケ現場で)

私は賄いのオバちゃんよろしく
チップス+サルサ
ホームメイドの(NYスタイル)ピザ
クッキー盛り合わせ
ホットチョコレート(マシュマロ入り)
キーライム・パイ
などでもてなし疲れました。

*直径40cmくらいのピザでもあっと言う間になくなるし!*



2013年3月23日土曜日

tarte à la lime

昨日 Erikaはフランス語の宿題である課題を仕上げる為、彼女のクラスメイト Bernadetteの家にもう一人の友達 Oliviaと共に集まらなくてはならず、学校からスクールバスで帰って来た後に車で送って行った。

今回の課題は、フランス語のレシピを使って、フランス語での「お料理番組」をビデオ制作するというもの。

直接フランス語の習得に関わりの無さそうなお料理でも、取り敢えず宿題なので、カメラの前で手順を説明しながらお料理をして見せなければならず、その為の材料を用意したり、下ごしらえをしたり、完成作品も持参しなくてはならず。

彼女の課題とは言え、私の裏方としての出番も多く、いったい誰の宿題なんだか?って感じで。うへぇ〜。

私のレシピの中でも特に Erikaの気に入りで、しかも簡単に作れるので 'Key Lime Pie'を選択。

*焼かずに済むので夏場のデザートにぴったり♪*


バッグに材料やらキッチン道具やらエプロンやらを詰め込んで、Bernadetteの家に送り届け彼女のお母さん(初対面)にも挨拶をした後、再び迎えに行くまでの時間を潰す為(うちから片道25kmくらい?あって遠いから)、彼女の家から近くの大きなショッピングモールに寄って、ちょっとした買物をして過ごした。

日本へのお土産にぴったりな『Old Navy』のTシャツとかね。

*これは女性用だけど*
カナダの衣料品ブランド『Roots』風のデザイン


イースターの週末が近いこともあって、春の訪れを祝う楽しくて可愛い商品も色々あってパステルの色彩には心弾む感じ。

イースターのデザートに作るカップケーキの 'finishing touch'に効果的な、お砂糖で出来たデコレーションとか。

*ミツバチ(右)と鳥の巣に3つの卵(左)のデザイン*


*思わず買ってしまったわ、ミツバチ*


シンプルな 'Key Lime Pie' に乗せて見た。。。うひゃ♪

*焼かずに仕上がるキーライム・パイ*

- 250ml ホイップした生クリーム
- 250ml クリーム状にしたクリームチーズ
- 300ml 甘いコンデンスミルク
- 125ml ライム果汁

材料を全て混ぜてパイ皿かクラッカーケースに流し込み
冷蔵庫で数時間、冷やして出来上がり。

デコレーションはお好みで♪



2013年3月22日金曜日

トマト風味のイタリアン

忘れないうちに今週の備忘録として。

今週の月曜日は友人 Annと待ち合わせて、久し振りのイタリアン・レストラン『Scarolie's』にてランチ。



地元のレストランに詳しい彼女がココは初めてだそうで意外。

まずはテーブルにウェイターがやって来て新鮮なバゲットを切り分けるパフォーマンスと、小皿にオリーヴオイルを惜しみなく注いだところにバルサミコ酢を垂らして空中で揺らし、オイルと酢が程良く交わったところで置いて去って行くので、メニューとにらめっこしつつ、まずはバゲットをソレに浸して頂く。

ランチメニューは選べる種類も多いし、メインディッシュはボリューム感もアリ、スープ又はサラダが選べて、食後には小さなデザートも付いて来て15ドル前後とコスト・パフォーマンスもいい感じ♪

Annは魚料理を選び、ティラピアのソテーにたっぷりグリルした野菜が乗ったワイルドライス添え。


私はほうれん草やマッシュルーム、サンドライド・トマトの入ったオレンジ風味のクリームソースで仕上げたチキンに、シェフの気紛れパスタ(細麺のトマトベース・ソース)が添えられたものを選択。


自分ではなかなか作れないような複雑な味が調和した不思議な美味しさを体験出来て嬉しかった。


付いて来たデザートは小さなミルフィーユ。

カプチーノを注文して一緒に美味しくいただきました。

お喋りもお料理も堪能してお会計の際には、ウェイターがテーブルまでやって来て食器を下げる訳だけど、さり気なく「お持ち帰りされますか?」と訊いて、食べきれなかった分のお料理を包んで持たせてくれるのは、口実としては "Doggie Bag"であっても、例え家に犬が居なくとも(たまたまうちにはTrixieがいるけど)何だか「お土産」が出来た感じで、日本のサラリーマンが良く仕事の後で呑みに寄った鮨屋から家族の為に寿司折りを持ち帰る図と似てる気がしてちょっと嬉しい、、、ってのは私の個人的な変な感覚かも?だけど。

実際、ヘンな話、持ち帰ったイタリアンはかなりの量があったりして、父親不在な現況の我が家なんかだと、充分な子供たちへの夕食として「リサイクル」出来たりするし!

ハイ、貧乏臭いですがね!←開き直り

そして久し振りに食べた細麺パスタのトマト風味ソース(子供たちに不評なトマトソースは家で最近なかなか作れない)ってのが、味覚のツボと言うか、本来好きだった味の記憶を呼び覚ました感じで、何とも「食べ足りなかった」満たされなかった欲求みたいなものを残し、残念だったので、翌日には、子供たちの嗜好を無視して早速、夕食に作りました。


ミートボール入りスパゲティーニのトマトバジリコ風味。

満足♪



私をスキーに連れてって

*スキーリゾートを連想させるうちの前の道*


大雪が降ったあとの翌日、水曜日、Trixieと散歩に出掛けようと外に出てみたら、辺り一面白銀の世界は春の陽に照らされて眩しいのなんのって、サングラス無しでは目が痛いほど。

その光景に思わず♪山はしろがねぇ〜あっさひを浴びてぇ〜♪のメロディが頭をかすめたり。

その流れで今朝は高橋幸宏の懐かしいアルバム『What Me Worry?』なんかを掛けたりして。

このCDの最後に何故か『白銀は招くよ』が入ってるんだもん。

♪ホーヤッホーヤーホッホー♪とか唄いながら、子供の頃によく家族で行っていたスキーの想い出を懐かしく思い出したり。

スキー好きの両親、特に母親はトニー・ザイラーにかなり影響を受けていたみたいで(多分ファンだった?)、子供の頃からしょっちゅうスキーに連れられて行かれてた記憶があるのに、いざ自分が親になってからは一度も行ったことが無く、子供たちに対してはちょっと残念な後ろめたさみたいなものがあったりする現実。

だってスキーに行くのってそれなりに装備とか遠征とか(大袈裟だけど)、楽しむ為の労力を必要とするし、スキー場に行ってからもリフト代とか人数分での出費を必要とするし、カナダも日本も関係なく同様に高価なスポーツって気がする。

余程スキーが大好きだったら勿論、費用云々は問題外だろうけど。

そういう意味でも、当時、経済的にそんなに余裕があったとも思えないうちの両親が頻繁に子供の私たちを連れてスキー場へ足繁く通っていたのは、よっぽどスキー大好き人間な夫婦だったんだろう、って結論と、それはそれで、私にとって子供時代の鮮明な「家族の想い出アルバム」への行事として残して貰えたことに対して感謝している。


私は、子供たちにどんな想い出を残してあげられるんだろう?なんて思いながら、毎年冬になると今年こそは!って感じでスキーに挑戦してみたい意気込みはちょっとだけ抱くんだけど。

*ガーデニングの季節はまだ?*


でも毎年「冬鬱」になったり極寒に圧倒されてしまうのよね。

*次はガレージ付きの家に住みたいよ。。。*


ダウンヒルじゃなくても、せめてクロスカントリー・スキーくらいには挑戦してみたいな(うちの近くの林の中にトレールがあるし)子供たちと一緒に、いつか、、、と去年も多分言ってたケド。


2013年3月19日火曜日

春分の日でも大雪



暦の上では春分の日を迎えると言うのに。

日本のあちらこちらでは桜の花が咲き始めたと聞くのに。

はぁ〜。


今日のMontreal地方は大雪注意報が出て朝から雪が降り続いた。

子供たちの学校も今シーズン初の閉鎖になりお休み。


教育委員会の決定が
ウェブサイトや地元のラジオで発表になるのが朝7時半頃。

もう少し早く分かれば朝寝坊出来るんだけど、残念。


思い掛けない休日とは言え外出もままならないから
家に籠ってうだうだとのんびりな冬の一日。


・・・とは言え

撮ったばかりの庭先の写真を注意深く見たら、、、

木の枝に沢山の小さな芽が出ていることに気付いて。

確実に春に近付いてはいるのね、、、とひと安心♪




本日の裏庭:


雪まみれの Trixie:

「春はどこなのぉ〜?」



2013年3月18日月曜日

花と小鳥と着物

冬の間は引き続き 'Rug Hooking'を楽しんでいる。

今回の作品は私にとってはちょっと冒険的と言うか試験的で。

最初から全体図としてのデザインを決めてしまうのでなく、ある程度の構図を念頭に、配色やイメージのバランスを見ながら行き当たりばったり的に、パート毎でのディテールのデザインを決めて 'Hooking'の作業をし、その箇所のみフッキングし終わるのを見計らって、更にデザインのエリアを広げて行く、、、っていう手法で。

だから完成して見ないことには、果たしてどんなデザインで、どんな配色の作品に仕上がるのか?まるで予想不可能と言うか。

まぁ、大まかな図面は勿論、アタマの中にあるにはあるけれど。

とにかく今回は、以前から挑戦してみたかった、、、と言うか、デザインに取り入れてみたかった大好きなヨーロッパの画家「クリムト風」と、竹下夢二とか大正ロマンとか浮世絵とかのエッセンス漂う「和風」と、両方を同時にコンバインしたある意味、和洋折衷な図。


ちょうど春先と言うこともあり、デザインのモチーフに使いたい「和風」で連想したのが(うぐいすっぽい)「小鳥」と、、、インパクトのある存在感の花を配したくて「椿」を描いてみた。

いつものように布に直接フリーハンドで。



とは言え、参考になるデザイン画が欲しくて検索したら、素敵なイラストを描く独自のスタイルを持った作家さんを発見。


既に色んな雑誌の紙面で活躍されてるらしいプロのアーティスト。


吉濱朝子さんと言うのだそう。

彼女の描く和服姿の女性たちがとっても素敵で魅力的。

『朝子画報』と言う名のホームページと


『吉濱あさこdiary』と言う名のブログ。



猫や小鳥が登場する可愛らしいイラストも沢山で楽しい♪




2013年3月17日日曜日

かぎ針編みのプロジェクト

遂に地元の毛糸専門店でも「冬物処分」のセールで。

イタリア製の高級毛糸も沢山値引きになってて嬉しかった。

モコモコした触感とこっくりした色合いが素敵なこの毛糸も、定価の $14.99が、驚きの $3.75になってたし!


余りの値引率に思わずコーフン。

あとはフツーにいつも通り多数の色が混じり合った糸に弱い私は、取り敢えず似たような配色での毛糸を、この時とばかりに数種入手。


ほとんどの糸はウール100%の純毛という訳でなく、アクリルとの混紡が主流?みたいで。

だからこその、艶や質感の異なる糸を撚った均一でない太さも魅力。


色合いの綺麗なコンビネーションに思わず溜め息。


違う種類の糸たちを混ぜて、'abstract'なデザインの作品を作る予定。


『Etsy』で見つけた(また!)気になる手法の 'crochet'(かぎ針編み)で幾何学模様デザインの独創的な作品(バッグやクッションカバーなど)を作って売ってるオーストラリア在住の作家さんが提供してる、PDFでのテクニック・テキスト頁を購入してプリントアウトした。


主に 'spirals'を作る手法で、アンモナイトみたいな形状を創る。


理解し易いように(日本の手芸本みたいに) 'diagram'が載ってるのも嬉しい。


北米で買う手芸本って、余り写真や絵や編み図などが添付されてないので、文章を読んで頭の中で想像して理解しないといけないって場合が多いから、そういうのと比べると、日本の出版物(お料理の本なんかも含め)は本当に親切丁寧に分かり易い手順を踏んだ説明があって凄いなぁ〜といつも感心してしまうし、羨ましく思う。





*オーストラリアのRenateさんの作品*


不規則に編んだモチーフを組み合わせたり
ビーズを縫い付けたり、
ちょっとした 'mixed media art'って感じに。

同じくRenateさんの作品@Etsy



何だか凄く楽しい作品たちにとっても触発される。



Renate's amazing website below:



2013年3月15日金曜日

金曜日のダウンタウン

今日はちょっと久し振りに電車に乗って市街へ出掛けた。

去年の終わり頃に、私にとってのラグ・フッキングの師匠のアトリエで紹介された日本人のYさんと会う約束だったので。

待ち合わせは私の電車の終点駅でもあり、地下鉄も通ってる「ルシアン・ラリエ」の構内で、アイスホッケー「モントリオール・カナディアンズ」通称「Hubs」の公式商品を扱ってるブティックの前で。


モントリオール郊外で暮らし始めて2年前後で市街には余り詳しくないと言うYさんを、私の気に入りのレストランに案内してランチの後、場所をカフェに移して珈琲を飲みながら暫しお喋りを楽しんだ。

背後で日本語が聞こえたので、何気に自然な感じを装って振り返って見たら、案の定、少し離れた席に日本人らしき女性が二人、楽しそうにお喋りしてた。

やっぱりモントリオール市街まで出ると、さすがに日本人にも遭遇するんだなぁ〜なんて、改めて新鮮な実感。

Yさんと別れた後は、一人で気ままに少しだけウィンドウショッピングして、『サイモンズ』にも寄って見たり。

欲しいものは無かったけれど、春先の旅行用にフード付きで綿素材のコートを買おうか迷ったり、旅の計画があるってだけで、気持ちが浮ついてあれこれと新しい物が必要な錯覚に陥る罠にはまるので困る。

これも一種の(かなり軽度な)パニック症候群みたいな。

落ち着け自分。。。とか思いつつ、ス〜ハ〜と深呼吸。

と、取り敢えず何も買わずに済んだ。ほっ。

それよりも、店頭に並んだマネキンが凄く気になって。


何だか個人的に好きな傾向のイラストっぽい顔のマネキン。

やっぱりたまに市街に出るのは刺激があって楽しいな♪

帰りの電車に揺られて帰路に着く頃、車窓からの夕日を眺めつつ。


この週末はちょっと慌ただしそうだなぁ〜なんて思いながら。