2014年3月30日日曜日

再び『Ghost Town』コンサート

うちの娘 Erika(14歳)が大好きなバンド『Ghost Town』(カリフォルニア拠点)が、他のもっと人気のあるバンドのオープニングをつとめるライヴで街にやって来ると言うので、少し前から大喜びでチケットをゲットして待機してた彼女。

一昨日、金曜日の晩はついにそのライブ決行の日で、学校が終わったら直接向かう予定で、だから朝からバッチリの身支度をして。

Tシャツは、前回、彼等がカナダのモントリオールにやって来てライヴをした際に購入した、ゴースト・タウンおりじなるデザインTシャツで、勿論♪


Tシャツのデザインに合わせて、爪も前の晩にバッチリ仕上げたし。


*気合い入ってる。。。*


ライヴのコンサートに出掛けるのは、これが3回目の Erika。

記念すべき1回目のコンサートもゴースト・タウンで、その際は私も念の為、保護者として同行したんだけど。

さすがにいつまでも心配性の母親がストーカーみたいに娘の後を追う訳にも行かず。

なので今回は、Erikaの学校の学年一つ上の女友達 Hailey/ヘイリーが一緒に同行。

でもって、何と!

今回、私たちにとって初めてなのは、「Haileyが運転する」「Haileyの車」で、学校から直接コンサートに行くってこと。

うぉ〜〜〜、さすがアメリカ、、、って感じ。


そう言えば、カナダからアメリカに引っ越して来て最初の頃、子供たちのスクールバス送迎の申込みをする迄の間、私が毎日、朝と午後に子供たちを学校まで車で送り迎えしてたんだけど、その時間帯はいつも学校の駐車場が混雑してて。

学校の敷地内にある幾つかの駐車場のうち、一つは「学生専用」に割り当てられ、そこには車を運転して「登校」する生徒たちが専用に車を停める事が出来るようになってるので、下校時間にそこから出て来る車を見ると、どの車もまるで「子供」が運転してるような感じに見え、おまけに、怖いのは助手席にも同じ年代の「子供」たち(同級生だと思うけど)を乗せてたりする図は、本当に私にとって見慣れない光景。

うわー、まさにハリウッド映画の世界だわぁ〜って感じに、昔のジョン・トラボルタが高校生役をしてた映画だとか、マイケル・J・フォックスが冴えない高校生役だった映画だとか、トム・クルーズやマット・ディロンやリヴァー・フェニックスなんかが高校生役だった映画だとかで、、、そして最近だと映画「トワイライト」の中でのベラが中古のトラックを父親に買って貰うのが印象的だったんだけど、とにかく、それらの映画の中で彼等が「自分の車を運転してハイスクールへ通学する」って場面は、日本人の私、、、制服を着てチャリンコを漕いで化粧っ気なんかもまるでない日本の高校生、、、の私の日常とは本当にかけ離れた別世界のような気がしてたのが、懐かしく蘇って新鮮。


コンサート会場はうちから車で30分くらいの町のコミュニティセンターで。

ライヴ・コンサートを楽しんだ Erikaと Haileyの二人は夜11時前にここに帰って来て、そのまま Haileyは2晩、うちに泊まって行ったのは、彼女の両親が週末でラス・ヴェガスへ旅行に出掛け家を留守にしてるから。

今日、日曜の朝、Haileyは教会へ行くから、と彼女の車を運転して帰って行った。


とにかく、コンサートではゴースト・タウンのメンバーが Erikaの顔を覚えていてくれたらしく、「何でここ(ミネソタ)にいるの!?」と驚いてくれた(らしい)のを Erikaはもの凄く喜んでた。

まだ人気が出る前の小さなバンドなだけに、割りと気軽に身近な感じでお喋りなんかも気さくに出来るみたいで、ライヴの終了後には、結構な時間で会話が出来たらしいし、一緒の写真も何枚も撮ったり、会場で買ったCDにメンバー全員のサインをして貰ったりで、とても楽しいコンサートだったらしく、家に帰ってからも Haileyと二人、興奮気味に幸せそうに話してるのは、何とも十代の女の子たちならでは、、、って雰囲気の明るく楽しいオーラ全開で家の中が華やぐ感じ。


本日は快晴、現在の気温は一気に9℃、最高気温は何と16℃の予報!

つい2〜3日前まで氷点下の世界だったのが嘘のように。


Davidの「自転車通勤」もシーズン再開かっ!?

・・・と思ったら、明日、月曜日は生憎の雨マーク。












2014年3月28日金曜日

初めての e.l.f./エルフ

3月も末、残すとこあと数日ですが?
ってのに、昨日は性懲りも無く
「これでもかっ」てな具合に雨が大粒の雪に変わり。

かなりな時間で雪が降り続け、どんよりと暗い冬景色の一日。

どよぉ〜ん。

*「梅干し」ではなく、庭先に配された「オブジェ」が白い雪に映え
こうして見ると何だかやっぱり梅干しに見える。。。
積もった雪の下にあと2つくらい隠れてるらしい梅干し



雪の日に届いた Erika宛ての郵便小包に心が躍った。

どんよりと薄暗い一日に滅入った気分が救われた感じに。

*綺麗な色が揃った e.l.f.のアイシャドー・パレット*


Erikaがネットで注文していたコスメのセット。

『e.l.f./エルフ』は、"eyes, lips, face"の略なんだそうで。

今から10年くらい前にニューヨークで生まれたブランドらしく
私にはこれまで縁が無かったンだけど、
お洒落なマーケティングや手頃な値段で買えるプロモーションで
若い世代にはウケてるらしい?

最近この手の情報はいつも14歳の Erikaが入手経路だったり現実に
私も落ちぶれたもんだわ、、、と哀愁感いっぱいに。

*Erikaはブラシもセットで買った@驚くほど安価*


化粧品は目や唇に直接つけるものなので安全性には懸念もあるが
取り敢えず、
そういう品質や生産地や原材料などの話はひと通り済ませ。


そもそも化粧品って
どんな高級ブランドにも拘わらず原価は驚くほど低いらしいし、
だから必ずしも品質や安全性を市場価格で判断できるのかどうか。


Erikaを説得するつもりで始める話が
割りと自分自身への問題提起になるって事も多く、
なんだ、長く生きてる割りには意外と物事を知らないじゃん、みたいな。


人生には謎がいっぱい。。。




2014年3月27日木曜日

加と米の医療くらべ


少し前、Kaitoをアレルギーの専門医に連れて行った際、待合室の壁にとても綺麗な「モザイク」が飾られていて感心してしまった。

どうやらクリニックのスタッフの共同作業をパッチワーク・キルトのように配置して一つの大きな作品を構成してるんだけど。

以前から認識してるのは、どうやらこの地域では芸術とか工芸とか音楽が盛んな様子で、中でもガラスを用いたモザイクの工法は人気があるらしい。

街を歩くとビルの壁などにも大きな作品のモザイクが施行されてたり。

素材がガラスなだけに陽の光を浴びるとキラキラと透明感があって美しく、溜め息。

実は私も以前から、ガラスのモザイクには興味があって、、、てのはいつもの事で。

それでなくとも既にあれやこれやの手工芸に手を出して収拾がつかなくなってるから、これ以上、新しい手法に手を出して本やら材料やら出来損ないの作品やらを増やすつもりは「今のところ」無く、自主的に自分にブレーキをかけてる現状。


いずれにしろ、この専門医のクリニックには、他にも眼科医などが入っていて、明るく清潔な印象の施設の1階にはカフェも入っていて便利。

そして兎にも角にも、日本とは大きく異なる医療制度の中で、カナダでも、アメリカでも、ちゃんと医療サービスを受けられるのは有り難い。

日本もカナダもアメリカも、それぞれに特色があり、それぞれ異なる利点と難点がある訳だけど、カナダもアメリカも広大な国だけに、州毎がそれぞれ一つの国のように医療の現場にも大きな違いがあるように思える。

私自身の経験で言えば、オンタリオ州に比べ、ケベック州での医療はお世辞にも満足と言えるものでは無く、それは慢性的な医師不足に起因するところながら、言語の問題も大きく関わっているように思える。

ケベック州は仏語と英語との間で、不幸にも多くの場面で人々が二分割され折り合うことなく対峙している場合が多く、それは非生産的でネガティブな効果をもたらし、時に人々を不毛に不必要に感情的にさせてる。

医師にも看護師にも、資格の取得に仏語での受験を強いられるので、英語圏から移民した医師や看護師がケベック州でのキャリアを諦めざるを得ないケースも多く、私の身近な友人たちの中にも、本国で医師や歯科医師だった人たちが、ケベック州ではタクシーの運転手だとか、ピザの宅配だとか、内装工事の助手だとかをして生活を凌いでいるのは、医師不足の土壌にあって、何ともナンセンスで納得が行かない。

制度として、医療費はほとんどの部分を税金で賄われてるカナダでは、所得税や消費税が非情、もとい、非常に高く、医師に診て貰った際の支払いは無い。

処方箋が出されれば、その薬を買う費用が掛かる程度。

それでも、日本のように医院を自主的に選んで気軽に行くことは出来ない。

専門医に診て貰うには、ファミリードクターからの紹介が必要だし。

ファミリードクターを持てない人も多く(医師の数が圧倒的に少な過ぎて、多くの医師は既に制限いっぱいの患者数を抱えているから)、その場合、ウォークインのクリニック(飛び込みの救急医療施設とか)へ行くしか無く、そこでは大抵、2時間とか6時間とか、時には12時間とかで待たされる場合も多いらしい。

オンタリオ州からケベック州に引っ越した際、義理の両親のファミリードクター: Dr. W.が私たち一家4人を「追加」で受け入れてくれたのではあるけれど、それでも何だか私たちはあくまでも「おまけ」みたいな待遇で、常に多忙な Dr. W.に予約を入れるのにも気が引ける感じで、なので余程の理由が無い限りは、滅多に医者にもかからないって日常だった@ケベック州。

珍しく予約を入れてクリニックに行っても、最低1時間は待合室で待たされるし、ようやく順番が来てオフィスに通されても、ドクターは何だかせわしなく、はやし立てられるような感じなので、こちらも椅子に座る間もなく立ったまま早口で症状の説明をすると、診断はほんの2分で終しまい〜、みたいな。

専門医に掛かりたくても紹介して貰えない事もあったり。

最低、2年に一度くらいは健康診断して欲しくて、血液のサンプルだとか検便のサンプルだとかを採取された後も、特に異常が見られなければ結果の報告さえも来ず、まさに「知らせが無いのは善い知らせ」みたいに、血液やコレステロール値や諸々の「数値」を見ながらの健康指導を受けるような場面は一切なく@ケベック州。

なので!

アメリカに引っ越してまだ数回しか受けてない医療サービスではあるけれど、ケベック州での体験とは大違いで、とても快適で満足している。

民間の医療保険に加入している限り、私たち患者側は「顧客」なので「お客様待遇」が受けられる。

ケベック州で、健康診断の予約を入れると半年とか9ヶ月とか先でしか予約が取れなかったのが、ここではまず「予約のお電話ありがとうございます」って応対で、しかも予約が同じ週に取れるって事に感動!(←最初は信じられなかった)

待合室での待ち時間もせいぜい15分とか。

オフィスに通された後は椅子にゆったりと座って、医師がこちらの話を落ち着いてゆっくりと聞いてくれるし。(とは言え、最初はクセで、つい早口にあせって説明してしまってる自分に気付き唖然としたんだけど)

問題があれば即座に専門医を紹介して貰えるし。

"Obamacare"の名称で何かと話題の米国での健康保険制度ではあるけれど、取り敢えず、保険さえあれば医療環境も受けられる医療サービスも、カナダのケベック州よりも数段、素早く快適。

個人の経済力によって紙一重に、天と地ほどの差がある米国の医療制度らしいので、ある意味、それはそれでストレスではあるんだけど。

Jon Stewartの 『The Daily Show』の中でも、(誇張されてるとは思うけれど!)アメリカ本土の中でさえも、国境なき医師団みたいなボランティでの医療サービスが行われる地域があり、医療保険に加入してない病気を抱えた人々に医療行為が施されてるのだとか、ってのも、まんざら冗談ではない説得力があるし。

まぁこればっかりは、それぞれの制度にそれぞれの欠陥があるみたいで、何処の国に住んだから完璧ってことは無いような。



2014年3月26日水曜日

美味しいターゲット

カナダでの暮らしが長かったし、特に後半の10年近くをケベック州のモントリオール郊外で暮らしたので、公用語であるフランス語をはじめとして、事ある毎に割りとフランス系の文化に影響を受け、特にファッションやアートの面ではかなり刺激があったし、そして何よりも食文化が充実していて、所謂フレンチ・グルメ的にワインだとかチーズだとか、ベーカリーのデザートなんかにも美味しいものが豊富に揃ってて、それらの恩恵に感謝する日々を送ってた。

なので、家族揃ってアメリカへの引越しが決まった時、正直、それらのもの全てに別れを告げなくてはならないって思って、残念無念の覚悟をしてた。

だって、アメリカでの生活を知らない私にとって、いったい何をどれだけ期待する事が出来るのか?まるで想像もつかなかったから。

過去の昔、サンフランシスコには3週間ほど滞在した経験はあるけれど、それは飽くまでも「観光客」の延長であり、期間限定だったし。

短期で滞在するのと、腰を据えて生活するのとでは随分と心の準備に要求されるものが違うし、特にミネソタ州だなんて、余り話に聞いた事も無ければ、アメリカの地図の何処にあるのかさえ予備知識が無かったから。

解ったのは、ミネソタが『Target』発祥の地であること。

うちの近所にある『Target』が、歴史を飾る第一号店であるってこと。

そして、『Target』はかなり「使えるっ!」って事実。

だって、だって、まさか米国のミネソタで、「フレンチ・マカロン」が売られてるだなんて、正直、期待してなかったもの。

*6種類のフレーバー入りで4ドルくらいだった、かな*


かと思えば、いかにもホームメイド風(正統派のシェル型)の「マドレーヌ」まで売られてて。


しかもこれが、カナダのスーパーマーケットで買って食べたどの種類のマドレーヌ(本場おフランスからの直輸入品含む)よりも風味も食感も優れていて美味しいの!

おまけに、カナダで散々、あちこちのベーカリーで買っては頻繁に食べていた「チョコレート・クロワッサン」まで売ってるし。


し、しかも! これが他聞に漏れず美味しい。。。

まぁ本格的なフランス系のクロワッサンと比べるとフツーの「パン」って感じに近いかも知れないし、中に巻かれてるチョコレートは普通のミルクチョコレートとしても、上に掛けられてるのはちょっと溶かしたチョコレート・ファッジ("fudge")っぽい感じで甘過ぎなくもないんだけど。

いずれにしろ、もうお目に掛かることもないかも(←大袈裟だけど!)と半ば諦めていたものに再会することが出来、しかも以前よりもアップ・グレードしての再登場なのは予想外で、嬉しさ倍増って感じ。

とにかく『ターゲット』のストア・ブランドの商品には優れものが多い印象。

余談で、私と入れ違いくらいにカナダへ進出+出店している『ターゲット』ではあるけれど、経営的には苦戦を強いられてる様子で、企業としては誤算だったのかどうか?本土への痛手にならないと良いのだけど。



2014年3月25日火曜日

かぎ針編みネックレス


家の中はまだまだ「最近、引っ越しましたね?」ってのが一目瞭然な感じに、空けてない段ボール箱が積まれたままの状態だったりするんだけど。

それでもようやく引越し後3ヶ月近く経って、何となく気持ちにも余裕が出て来た節もあり。

日曜日には何となく持て余す感じの時間があって、引き出しを開けると、まるで開いた玉手箱よろしく手付かずで押し込んであった手芸材料の諸々がわんさか飛び出して、懐かしさに気分が高揚。

取り敢えず引っ張り出して来た銀メッキの針金をかぎ針で編み始めたら、面白くて止まらなくなって、あぁ、そうそうかぎ針編みってこんなに楽しかったよね〜ってので、針金をいじるのも楽しくて、その流れで開けたチェコ製の綺麗なガラスビーズが詰まった箱にもうっとりと眺めて、結局、何だか思い付きでネックレスが一つ出来上がってしまった。




春を待ち侘びてるネックレス。




少しずつまた色んな手仕事を再開したいなぁ〜なんて思いつつ。

カラダを動かしたい欲求にも駆られて。

多分、どこかの屋内プールで泳ぐのを皮切りに、スカッシュ出来るコートを物色中。

ミネソタのこの辺りは、どうやらコミュニティセンターが充実してる印象。

冬眠生活から目覚めてゆっくりと活動を開始する季節に移行しつつあるのを実感。





2014年3月22日土曜日

時に無知を知る

陽射しの眩しい晴天の土曜日。

が、しかし、気温は未だに−13℃の朝だったり。

いい加減、暖かくなったらどうだっ!と長過ぎる冬の寒さに苛立つ。


今夜は久々、サーモンのクリームソースのパスタを夕飯に作る予定で、それにはいつも缶入り『Sockeye Salmon』を使うんだけど、カナダからアメリカに引っ越して来たら、幾つかのスーパーマーケットへ行ってもソレがなかなか見つけられず。

サーモンに限らず、ツナや蟹や牡蠣の缶詰も店頭に並んではいるものの、アメリカで買い慣れてない私の目にはどれも馴染みが無く。

一体どのブランドのどの商品を買ったらいいのか???

と言うのも、どの商品も何だかラベルが時代遅れのデザインで怪し気な雰囲気。

『Geisha』ブランドの蟹缶↓なんて、ちょっと抵抗あるでしょ!?


ラベルを注意深く読んでみると、販売はアメリカの企業でも、製造は現地のベトナムだったりインドだったり韓国だったりで。

サーモン缶も "Sockeye"でなく「レッド・サーモン」だったり「ピンク・サーモン」だったりの表示で、それらには過去に縁が無く、買った経験もなく。


何かと Davidが御用達の『Trader Joe's』に行って、ようやく初めて「アメリカ製」の「パシフィック・サーモン:Sockeye Salmon」を見つけ、買うことが出来た。


『Trader Joe's』の扱い商品にはいつも特別な「こだわり」を感じて、それは時代のニーズを反映した流行に敏感な品揃えだったり、時にオーガニックだったり、時にエキゾチックでオーセンティックな現地(外国)ものだったり。

これまで色々試して見たけど、そのどれもが美味しくて外れた試しがない。

なので、今の時点での私にとって、かなり信頼のおけるブランドであり、物流業者って感じ。


そして今回、鮭の缶詰を探すに当たり、私がこれまで自分の頭の中でいつも「ソッケー・サーモン」と信じて疑わなかった名称が、実は「ソッカイ・サーモン」だと言う事実を初めて知って愕然とした。

いやはや。

『Sockeye』だから、確かに冷静に読んでみれば 「Sock-eye=Sokku-ai=Sokkai」なんだろうけど、私の中では何故か「Sokkei」だった。

そして、何故かこれまで自分の間違いに気付く機会が無かったって事実にも唖然。

10年も15年も、私の中ではずーっとずっと、「ソッケイ」だったサーモン。

そっかい、、、それは「ソッカイ」だったんかい。

なんて自分でも寒いぜ、、、と思うような駄洒落を吐きながら。


ついでに書くと、最近、もう一つ愕然とさせられた単語の読み間違いが発覚。

『Famous』は「フェイマス」だから、『Infamous』は「インフェイマス」だと信じて疑わず、これまた10年も20年も英語に囲まれて生活して来た訳だけど。

「Famous=féɪməs」が「Infamous= ɪ́nfəməs」の発音になるってこと知らずに生きて来た。

いやー、この単語をこれまで過去に会話で使う機会は何度かあっただろうとは思うんだけど、これまで敢えて誰にも指摘される事もなく、、、公の場でプレゼンテーションやスピーチする機会がある訳じゃないから、勿論、専属でプロのスピーチ・セラピストが付いてる訳でもなく、、、だから、これまで間違いに気付かなかった。


うわー、言葉って深いなぁ〜と改めて実感。

英語の本や新聞を読んだり、英語でメールのやり取りを日常的にしていても、発音に関しては矯正される機会も無いから、多分まだまだきっと多くの単語やフレーズで誤った読みや発音を身につけて、そしてそれを気付かず使ってるって場面は多いんだろうなぁ〜と思うと、ちょっと恥ずかしくもあり、そしてちょっとだけ怖いような気もする。

ふぅ〜。


今夜はまたまた我が家で "Poker Night"が催されるようで、10人前後の "Poker Buddies"(とは言え、時には珍しく希少な女性のポーカー・プレーヤーが参加する事もあるけど)がやって来るようだから、早めに夕食を済ませないと。

スナック(Chips + Dips)や飲み物(Soda Pops)だけ用意したら私は地下に潜って子供たちと一緒に映画でも観る予定で。



2014年3月20日木曜日

Where is Pancakes House?

今日も今日とて、せっかく子供たちは春休みで学校が休みだと言うのに家族旅行に出掛けるでも無し、特別な予定も何も無し、、、と淋しい木曜日。

家でぐーたらしてるだけでは変化がないので、子供たちを誘って3人で、以前から気になっていた「朝食レストラン」へブランチに出掛けて見た♪

以前、Davidがカンファレンスでオレゴン州のポートランドへ出掛けた際、何気に朝食を食べた「パンケーキのレストラン」がとってもいい感じだった、、、と言う話を聞いて、いつか二人でポートランドへ行く機会があれば連れてって貰おうと思ってたんだけど。

わざわざ Portland, Oregonまで出掛けて行かなくても、あった、ありましたっ!うちの近所に@Minnesota、、、『The Original Pancake House』。


David本人は、すっかりオレゴンでの話は忘れてるみたいだけど。。。

なので、ご当地「ファーゴ」の近くでもあり、わざとふざけて『Pancakes House』と呼んでいる。

*殺し屋はパンケーキがお好き♪*


今回は平日という事もあり、David抜きで行ったけど、あら意外!メニューには何故か「Low Carb Breakfast」(低炭水化物)もあって、じゃあ、現在 "Low Carb Diet"中の Davidも次回は一緒に行けるじゃない!?なんて。

*「パンケーキ屋」に行ってパンケーキ抜きってのも野暮な話だけど*


私が食べてみたかったパンケーキは、「オーブンで焼くので20〜30分掛かる」と言われ、じゃあソレはお土産用に持ち帰りで、、、とお願いして、店内でのブランチには 'Eggs Benedict'を注文。


カナダでは大抵のレストランで、一つのお皿にメインとポテトとフルーツなんかが一緒に乗って来るのに慣れてる私にとって、アメリカの幾つかのレストランでの特徴として気付いたのは、料理が単品毎に別々のお皿に乗って登場するってこと。

卵料理は卵料理だけ、ポテトはポテトだけ、パンケーキはパンケーキだけ、とそれぞれのお皿に分かれて運ばれて来るのが面白い。

合理的なのかも知れないけれど、見た目でのアピールは低い@個人的意見。

色合いのバランスとか、盛り付けの妙とか、まるで無視って感じで。

何とも「ぶっきらぼう」な配膳って気がするのも、単に私がまだ慣れてないからだけなのかどうか。

家に持ち帰った「オーブンで焼かれたレモン風味のパンケーキ」は、Kaitoと味見した後、夕方、Erikaと私の二人だけの夕食のデザートに。

*持ち帰り用に、レモンやシロップ、粉砂糖まで個別に入ってた*


Davidと Kaitoは今夜、夕方からの映画を観に出掛けた。

何でも、レストランと映画館が一緒になった施設で、食事を楽しみながら映画を観ることが出来るんだそうで。

次回は映画次第で、私も行って体験してみたいと思ってるところ。
(でも血なまぐさい種類の映画と食事を一緒に、、、ってムリよね)





2014年3月19日水曜日

デスノートの謎

学校が春休み中ということもあり、昨日は Erikaを近所の『Goodwill/グッドウィル』へ初めて連れて行った。

思わず映画『Good Will Hunting』を連想するけど関連ありません。多分。

『Goodwill』は北米各地にある "Thrift Store"又は "Charity Shop"で、アメリカの教会が発祥の「寄附された不要品を売って資金を慈善事業や地域に還元する店」で、まぁ早く言えば「中古品店」とか「リサイクル・ショップ」なんだけど、利益をあげるのが個人じゃないって点が特徴で、飽くまでも非営利団体が運営し、一般的な職業に従事するのが困難な人々へのトレーニングとかのサポートもしてるネットワーク。

なので私たち一般市民は、不要になった家財道具や生活雑貨を持って行ってその場で寄附したり、あとは店頭でめぼしいものを探して、市場にはもう出回ってないような古くて珍しいユニークな商品を、かなり安価で購入することが出来るって場所。

日本のようにブランドとか新品とかにこだわらない人の多い北米では、何処の誰が使ったか分からない中古品を買って使う事にまるで抵抗も問題も無いみたいで、安くて欲しい物が見つけられるならばラッキー♪って感じに、面白い掘り出し物との出逢いを求めて探す("Hunting")感じはガレージセールと同様。

グッドウィルの店内は綺麗に整然と商品が並べられてるし。


年代物だったり、誰かしらのお手製らしい刺繍や木工品の壁飾りなんかもあったり。


結局、Erikaは自分で着る為の「男物」のシャツだとかTシャツだとかの数点を購入。

日本人で神経質な私は「家に持ち帰ったら真っ先に洗濯してね」とか念を押し。

何事も経験だわ〜、とか思いつつ、因みに一点の値段はそれぞれ5ドル以下。

私自身はかなり北米化してるとは言え、やっぱり直接、肌に身に付けるものはデパートやブティックで買う「新品」がいいな、と思う。

さすがにブランドにはまるでこだわらないけれど。

とにかく、グッドウィルの店内には試着室もあって、割りと好き勝手に着替えができ、試着も楽しめるので Erikaが手間取ってる間、特にこれと言った探し物も無い私は立ってるのも疲れてフラフラと椅子(←これも中古品の売り物)の置いてある本のコーナーに移動。

小説は勿論、写真集だとか料理本だとかも多く、今(インターネット)の時代、料理本のニーズもどうなんだろう?なんて頭の中で思いながら。

でもって偶然、目の前に見つけたのが英語版の漫画『Death Note』のコレクションで、かなりの冊数が揃ってる。

Erikaに見せたら思い通り、即「買うっ!」てので、値段を見たら1冊 1.99ドル。

じゃあ、あるだけ全部買おう!ってのでカゴに入れながら確認したら、全部で8冊あって、1巻から10巻までの間で残念ながら、第1巻と第8巻が抜けてた。

まぁ、しょうがないね、ってので諦めつつも、あるだけのセットで購入。

車に乗って家に帰る途中、

「でもさ、せっかくのコレクションだったら、やっぱり1巻と8巻も揃ってる方がいいよね? 途中、本屋さんに寄って買っちゃう?」

と提案したら、Erikaも「いいの?」と遠慮がちに同意。

それで、家の近くの大型書店『Barnes + Noble』に寄り道。

巨大な店なので、カウンターで店員の女性に訊いたら直ぐに案内してくれて、そこには日本の漫画の英語版がシリーズで大量に並んでて Erikaも私も大興奮!

ひと通り、「◯◯もある!」「△△もある!」と興奮気味に目を通した後で、じゃあ、取り敢えず今日は『デス・ノート』の2冊だけ買って帰ろう♪と思ったら。。。

*な、何故なんだ!? 1と8(9も)が Missingぅ〜!*


がーん、がーーーん、がぁーーーん。

11巻まで揃ってるのに。

何故かここでもやっぱり第1巻と第8巻が品切れですぅー。(ついでに9巻も)

な、何なんだ!?

1巻と8巻には、何か特別な秘密でも隠されているのかっ!?

ミステリーはつづく。





2014年3月16日日曜日

幸せな週末


何も特別な用事の無かった週末。

日曜日の朝にはパンケーキの朝食で。

小さめのパンケーキを沢山を焼いたり、

夜にはブレッドマシーンで粉をこねて

ピザを焼いて夕食としたり。


Davidが注文してた映画が届き、

土曜日の晩には、子供たちと一緒に久々で

『Willy Wonka + the Chocolate Factory』を観た。


何度観ても飽きないクラシックな名作。

挿入歌で名曲『Pure Imagination』は、

ひょっとすると私が一番大好きな映画音楽かも。


「息を止めて

願い事をして

3つ数えて・・・♪」

マジカルな世界の始まり。





同じ曲でもアレンジや歌う人が違うとかなり違った印象になるのが面白い。





ここにはアップしてないけど、Jazzっぽいのも素敵♪

ハリー・コニックJr.とかで、ね。




2014年3月15日土曜日

売買で家にバイバイ♪

カナダで売りに出してた家が売れて、今週「SOLD」(さすがにケベック州なので多分 "Vendu"かな)の看板が庭先の看板に追加で取り付けられた模様。

今月末に正式な書類に署名をしたり、銀行や "Notary"(公証人)とのやり取りがあって最終的な引き渡しになるらしく、家を売った代金から、未払い分の住宅ローンや不動産屋さんへの報酬や何だりが差し引かれ、ようやく手元(つまり私たちの銀行口座)にお金が入って来るのはまだ少し先になる見込みで、北米で頻繁に行われる不動産の売買とは言え、あれこれ書類上での手続きが面倒だって事実には変わりなく。

それでも、こうして離れた場所に暮らしながら、現地に行かずして全ての取り引きを完了することが出来るのは有り難い。

今の時代、人々が国境を越えて不動産投資したり、転居したり、売買したりは珍しくも無いんだろうし。

私たちが借りている今の家のオーナー(女性)だって、不動産管理会社が間に入ってるから面識も無ければ、素性も職業も家族構成も何も知らないんだけど、つい最近になって、どうやら彼女は現在、アフリカで暮らしてるらしい、、、ってのを知ったばかりで、彼女に対する個人的でミステリアスな情報について、何だか関心が尽きず、興味津々なところ。

いずれにしろ、私たちのカナダの家の買い主さんはフランス語系の再婚カップルで、それぞれ前の結婚からの男の子が一人ずついるらしく、なので夫婦+6歳と8歳の男児が2人の計4人暮らしでの家族らしい。

勿論、家を購入した以上、どう暮らすか、、、模様替えや内装工事をどうするか?は100%彼等次第、自由自在なのではあるけれど。

それでも、うちの子供たちがまだ小さかった頃に私が壁に手描きした "mural/ミューラル"(壁の絵)は、Kaitoの部屋だけ未だそのまま残してあり。

*バイバイ、Kaitoの部屋♪*


家を買う候補の人々が物件を見に来た際、家族構成に小さな男の子がいる場合にはいつも決まって、男の子がこの部屋をとても気に入ってくれたみたいだから、最終的に購入してくれたフレンチ・ファミリーの男の子が、もし喜んでこの部屋をそのまま使ってくれるならば素敵で、何だか嬉しいな♪なんて、密かに感じてたりなんかして。

勿論、とっとと新しいペンキ缶を買って来て、さっさと新しい無地の一色に塗り替えてしまったとしても、それはそれで構わないし、私の知るところでも無いのではあるけれど、ってのも理解しつつ。

いずれにしろ、転出してしまった家を売って身軽になる、、、ってハードルをクリアしたので、次はいよいよ新しい家の購入ってのが現実味を帯びて来て。

先走って急いで慌てて家を買いたくはないんだけど、はやる気持ちを抑えつつ、じっくりと落ち着いて、希望に適う物件を探したいと思う。

ので、明日も取り敢えず何処かのオープンハウスを覗きに出掛けて見よっかな。



2014年3月14日金曜日

春の Girl Scouts Cookies

*カナダで馴染みの Girl Guide Cookiesと微妙に違うのも興味深い*


Davidから仕事場からクッキーを持って帰って来た。

彼の同僚のお嬢さんがガールスカウトに入ってるらしく。

あぁ〜今年もまたそんな時期なのかぁ〜なんて、カナダで Erikaがガールガイドに所属してた際も毎年、春と秋に運営の資金を集める募金活動の一環として、オリジナルの "Girl Guide Cookies"を親子で売り歩いたのが今では懐かしい想い出。

最初は、近所の家を一軒一軒廻ってクッキーを買って貰うって行為に本当に馴染めなくて、何となく貧しい「行商」のイメージとか、まるで『マッチ売りの少女』みたいなイメージとかの連想に自分を重ねて、何だか抵抗があったんだけど。

それは飽くまでも異文化で生まれ育った自分の個人的な固定観念に過ぎないって事に、ほどなく気がついた。

ガールスカウトやガールガイドの歴史が長い北米に於いて、少女たちのクッキー販売はある意味、季節の風物詩的な行事でもあり、限定の期間でしか購入することの出来ないクッキーを買うのを、密かに楽しみにしてる人々も実は大勢いるらしい、、、って現実を知ったから。

その後、娘と二人でクッキーを売り歩きながら数々のお宅を訪問し、ドアの向こう側の人々に出逢うのは、いつも予想外の驚きや楽しさや感激があって(時にがっかりするような事も勿論、あるにはあったけれど)病み付きになった。

ドアの向こう側には、いつも誰かしらの生々しいリアルな暮らしがあって、そんな生活の一部を垣間見る事が出来たし、ドアベルを鳴らしてドアがゆっくりと開く瞬間、果たしてどんな人種、年齢、性別、容姿、服装の人が登場するのか?息を呑むような緊張感と期待感に胸がドキドキする感じが何とも堪らずにスリリングだったから。

結果として、毎回「お宅拝見」よろしく数々のお宅を廻ってクッキーを売り尽くした後の達成感と共に感じるのは、「世の中には何て多くの(自分の理解やこれまでの価値観や固定観念を超越した)色んな人がいるんだろう!」と言う感嘆。

それは、クッキーを売る経験を通してガールガイドである Erikaの体験学習と言う本来の目的を超越して、いい歳をした大人の私にとっても今更ながらに「目から鱗」的な人生の社会勉強をさせて貰う貴重で有り難い体験だった。

ガールスカウトのクッキーを前に、未だ懐かしいクッキー売りの日々を思い出しながら春の訪れを知るって感じで。

ケベック州の学校では先週すでに "March Break"だったけれど。

ミネソタ州では、来週がマーチブレイク= "Spring Break"で、つまり春休みってことで、子供たちは今日、金曜日から学校が休みに入り、計10日間での連休に突入。

来週一週間、毎日どうやって過ごそう???

取り敢えず、(家族旅行とか)何も予定が無い。。。


2014年3月12日水曜日

アメリカでフランス雑誌

昨日は Davidを車で仕事へ送った後、Byerly'sで少しだけ食品の買物。

近所に数あるスーパーマーケットの中で『Byerly's』は取り敢えず一番、高級感漂うグルメな品揃えと高価な店って位置付けなんだけど。

だからこそ、特定の商品はソコへ行かないと、みたいな私の中でのニーズと言うか小さなこだわりみたいなものがあり、例えばサンドウィッチ用のハムをデリで薄くスライスして貰ったり、とか。

真空パックで売られてるのは、どうも水っぽくて、パッケージの中に肉汁が溜まってるのを見るだけでゲンナリしてしまうのよね。

なので対面式のデリで、塊のハムやターキーやパストラミを好みの薄さで好みの分量だけ、自分の為に新鮮にスライスして貰うのは小さな贅沢って感じで。


その後は家から一番近いショッピングモール内に入ってる大型のチェーン書店 Barnes + Nobleに寄って探し物。

『Barnes + Noble Booksellers』はアメリカで最大手の本屋さんらしく、カナダの『Chapters』や『Indigo』と酷似した店内の内装やレイアウトで、書籍の他にトレンディなインテリア小物やファッショングッズや CD、文具類などが売られてたり、店内にスターバックスが入ってるところまで一緒で、取り立てて新鮮味は無いものの、違和感がない分、心地良く馴染み易い。


何より、家からの徒歩圏内に、こんな大規模な大型書店があるってこと自体が素晴らしく、季節が良くなれば散歩がてらここに入り浸って、注文したカプチーノを片手に顧客用にあしらわれた座り心地の良さそうな椅子を見つけて、頁をめくりながら数時間も過ごせてしまいそう。

おまけに軒を並べて数軒先には『Michaels』まで出店してるし。

あ、そうそう『Marshalls』も同じモール内だし。


でもって、今回の私の探し物は、例によって例の如し、長い間で継続して購入しているフランスの雑誌『Marie Claire: Idées』。

カナダのケベック州は公用語がフランス語圏と言うこともあり、フランス系の文化はいつも身近にあったり、フランスからの輸入品が割りと手に入り易かったんだけど、何しろアメリカで買うのは初めてだから、果たして在庫があるのかどうか?内心ドキドキもので、しかも店頭に見当たらないし、で、店員さんに訊いて探して貰った。

あった! ありましたっ! 良かった。。。うれち♪


「アート+クラフト」のコーナーを探して見つけられなかったんだけど、実は「ハウス+ホーム」のコーナーの、しかも一番奥の方に置かれてた。

「その雑誌、常時入荷して、いつも「その辺り」に並べられてるハズだから」
と店員さんが親切に教えてくれた。


最近はなかなか本を「本屋さん」で買う機会も少なくなってしまったけれど、それでも、街の本屋さんが完全になくなってしまうのは哀しいので、たまには出来る範囲でサポートしたい気持ちは山々なんだけど。

少し前、Erikaと一緒に出掛けた際、彼女が思い切って買った『Divergent』のハードカバーセット、家に持ち帰った途端、速攻 Davidから「それ、Amazonなら20ドルも安く買えるよ。しかも送料タダ♪」とか言われ。

結局、14歳の Erikaにとっての20ドルの差は大きく、本屋で買った本は、本屋へ返品すると言う結末に。

ま、北米は「返品天国」と言う環境もあるんだけど。


いずれにしろ、街の本屋さんもかなりビジネス的に苦戦してる模様。



2014年3月10日月曜日

しとしとピッチャン♪

昨日、日曜日に早くも夏時間になりました。

ので、時計の針を1時間早めて。

気分としてはちょっと1時間分を喪失してしまった感じ。

まぁ、毎年のことではあるんだけど。


そして日曜日と言えば、売りに出てる不動産物件でのオープンハウスがあちこちで行われてる日でもあり、たまたまうちの近所の物件でもやってたので、参考までに、Davidと二人で観に行って来ました。

まぁ今すぐ家を買いたい、と言う訳では無いんだけど、それでも多分、向こう1年間以内くらいの間には希望のエリアを絞って「出物」が市場に現れるのを待って、理想の物件が出た際には迷うことなく飛び付けるような準備をしておきたいから、その下調べとか市場調査とか、つまり情報収集って感じの意図で、今後も時々、色んな物件を観に行って比べるつもり。


今回の家は、現在、借りてる家からの徒歩圏内。

敷地が教会に隣接しているこじんまりと可愛いレンガ造りの家。


規模はかなり小さいのに、立地柄、値段はかなり高めで設定してあり。

三角屋根の2階部分がメインの寝室+バスルームになっていて、屋根の傾斜がそのまま低い天井になってる。


閉所恐怖症の気がある私には「絶対ムリ」って感じの居住空間。

なので勿論、購入の候補にも、考慮にさえもならず。

でもまぁ、地下部分のスペースとか、1階のレイアウトやキッチン周りのデザインに工夫も見られたりして、参考になった。


夕食には、「日曜日の晩ご飯」にふさわしい気がするアットホームな感じ(手を抜いた感じ、とも言う)チキンと野菜のクリームシチューを久し振りに作った。


グラタンを作る際のホワイトソースよりも牛乳を半分に控えて、かなりぼってりと重たい仕上げのソースをスープに加えて仕上げ。

本当は丸いパンをくり抜いて、パンの中に盛り付けたかったんだけど。

思い付きメニューだったから、普通のパンを添えただけ。


そして今日、月曜日は、気温が8℃まで上がり春のような眩しさ!

外に積もった雪もどんどんと溶けて、、、屋根に積もった雪も溶けて水になり。

平らな屋根の上で溶けた雪がスカイライトの窓枠から天井裏に侵入し、ダイニング・エリアの天井のあちこちからまさかの「雨漏り」!


仕方なく、床のあちこちにバケツやらボウルやらを配置して。


管理会社に連絡するも、とにかく現時点では根本的な修理作業の出来る季節でなく、まずは屋根の修理をするのに雪解けを待って、暖かく安定した気候にならないと屋外工事が出来ないそうで。

内部の修繕も当然、屋外の問題を解決処理した後での手順ってことで。

暫くの間、「雨漏りのする家」に暮らす生活続行予定〜! 


ってので、先ずは落ち着いて慌てず騒がず「お茶」でも。

まさに "Keep Calm and Carry On"のフレーズがぴったりな場面ですな。


お茶ついでに書くと、最近のお気に入り。

『Trader Joe's』のチャイ(ティーバッグ)がとってもスパイシーでほのかに甘味があって、とっても良い香りで美味しい♪


たっぷりと濃い目に淹れて、ミルクティーにぴったり。



2014年3月8日土曜日

コッコッコケッコー♪

陽射しは随分と春めいて来ましたが、気温は未だ氷点下。

早くも明日から「夏時間」になるんですけどね。

ぽかぽかと暖かい春の陽気が待ち遠しいです。

そんな訳で、今日のんびりな土曜日は、窓際の「Papasan Chair」に長いこと居座って久々の針仕事をしたり、窓から差し込む陽の光をいっぱいに浴びながら、ひと足早い春の疑似体験を満喫。

とか書きながら、日が傾いた途端、足元が冷え冷え〜ですが。

さすがに疑似体験だったうららかな春から真冬に逆戻りの現実。

さて、今夜は何を食べようか。。。

カナダからアメリカに引っ越して、食生活も多少なりとも影響を受け。

同じ北米でありながら、やっぱり「さすがアメリカっ!」てな場面は多いかも。

朝食に卵料理を作るようになった新しい食生活は先日の頁にも書きましたが、なので当然、卵の消費量がかなり増えました。

冷蔵庫に欠かせないアイテムなのは以前も同様ではありますが、使う頻度と量が違うので、今は意識して充分な量で維持することに努めたり。

そんな折り、仕事帰りに「お使い」もこなしてくれた夫が帰宅し、キッチンにやって来た彼が手にしたパッケージを見た瞬間、

「やったー! 今夜はピザなの!? ありがとーっ!」

と、彼がサプライズで夕食用にピザの持ち帰りをしたかと思ったんですが。


ピザではありませんでした。

何と言うことも無く、ただの卵だったと言うオチで。


うひょーっ!

さすがアメリカ、卵も2ダース半で売ってるんだ。



2014年3月7日金曜日

MinnesotaのIKEA

昨日の Mooshka(ムーシュカ?)人形の流れで。

つい最近なぜか買ってしまった別の人形、と言うかヌイグルミ@IKEA。

*このオオカミの屈託ない間抜け面な表情が堪らんっ!*


多分『赤頭巾ちゃん』に登場するだろうであろう「オオカミ」と「赤頭巾ちゃんのお婆さん」の最強コンビで、何故か肝心の主役「赤頭巾ちゃん」の姿は見当たらないって部分がツボ、この脇役同士でのコンビネーションの存在感を一層アピール。

IKEAのキッズコーナーの店頭にコレが山積みされてる訳ですが、同じ商品が大量にあると迫力に圧倒される消費者心理もアリ、イケアならではのお手頃価格設定の魔力ってのもあるから、家に子供がいたらきっと買ってしまうだろうなぁ〜、なんて。

いえ、私の場合は飽くまでも自分の為の購入ってのがミソですが。

このオオカミのポイントは、大きな口の奥に穴があって、シャツのボタン(実際にはマジックテープだけど)を開けたお腹の部分と繋がってるってとこ。

つまり童話の内容に沿って、「オオカミに食べられてしまったお婆さんを、切り開いたオオカミのお腹から救い出す」って設定を再現して遊ぶことが出来るという、小さな子供用玩具にして何ともカワイさと残酷さが入り交じったデザインに感嘆、気に入ってしまった。

まぁコレは予定外の衝動買いだったんだけど。

本来の買物の目的は、引越し直後の家で必要だったガラスのコップだとか、キッチンに置くステンレス製のゴミ箱だとか、勝手口に置いて上着や帽子を掛けるハンガー・スタンドだとか、小規模な部類の諸々。

ミネソタで初めて行く IKEAは、勿論 Google Mapでロケーションとルートを事前にチェックして。

ロケーションは、ミネアポリスの国際空港と『Mall of America』と隣接する一画で、途中、高速道路に乗って家からほんの20分程度の距離なのは、モントリオール郊外の時よりも若干、家から近くて便利。

空港の近くって設定なのはモントリオールと同様で、何となく懐かしい。


*カフェテリアの窓から巨大な『Mall of America』が見える*


場所は違えども、こうして再び以前のように、独りで気ままに車を運転してイケアに出掛け、買物を始める前にまずはカフェテリアに寄って珈琲と共に1ドルの朝食を食べたり(或はデザートやサラダだけだったり)、窓の外に飛び交う飛行機を眺めながらモントリオールでの日々を懐かしく思ったり、そんな静かな平日の朝のひと時を満喫しながら幸せな気分でいっぱいに満たされるのは何とも有り難い。

*イケアのティラミス、意外と美味しかった♪*


店の入り口に立ってた店員のオジさんに「カタログ下さい」ってのがなかなか伝わらず、あぁ、何だ、ここミネソタでは「カタログ」じゃなく「きゃ〜たログ!」と発音しないとイケナイんだわ、、、ってな方言みたいに地域性のある英語の発音ってやつの存在を再認識させられたり。

私のアメリカ暮らしはまだまだこれから新しい発見がいっぱいの様相で、『未知との遭遇』的にワクワクどきどきな大冒険のはじまりはじまり〜♪なとこ。



2014年3月6日木曜日

紙人形みたいな Mooshka

ミネソタに引越して来て2ヶ月。

徐々に行動半径を広げつつある感じで。

まぁ最初は食料品の買出しとして、スーパーマーケットの開拓から。

何もかもが目新しくて食材の買出しに数時間を費やしたり。

ようやく3店のスーパーマーケット(Cub Foods, Rainbow, Byerly's)に絞り込み、ある程度、何処に何が置いてあるか、品質や値段はどうか、大まかに把握しつつある。

なので気持ち的にも余裕が出来て、今週はようやく『Marshalls』(『Winners』と同系列のディスカウント・デパート)を覗いて見たり。

そして昨日と今日は『Target』にも行った。

Targetの本拠地は Minnesotaで、うちの近所 RosevilleのTargetは歴史ある第一号店だそうだから、まさに本家本元、発祥のオリジンって感じに妙な付加価値があるような無いような。

まぁ店の形態としては『Wal-Mart』と同様に巨大で、殆ど何でも売ってて、おまけにスーパーマーケットも併設してるし、クリニックやスターバックス、ピザハットまで入ってるから本当に便利な事この上なし。

売り場面積的にも商品の品揃え的にも、まさにアメリカっ!的なインパクトで、特に冷凍食品のコーナーなんかはもの凄く充実してて、ひと通りじっくりと片っ端から一つ一つの目新しい(カナダ、特にケベック州では売ってないような)商品に目を通すだけで、刺激が一杯、楽しいながらも神経がパチパチとスパークしてしまう感じくらいの衝撃。ふぅ〜。

気を取り直して何気なく眺めて見たおもちゃのコーナーで、予期せず可愛いお人形に出逢ってしまってメロメロに。


初めて目にする名前『Mooshka』と言うシリーズで、コンセプトは「紙人形」をモデルにしたデザインらしいのが完全に私のツボ。



立体的なお人形も、紙人形のイメージそのままで。


布にプリントされた表情の平面っぽさが逆にカワイさを増長。



髪の色や肌の色、瞳の色にバリエーションがあって、それぞれ違う名前と誕生日を持ってるお人形たちは、キャラクターの個性を反映した髪型や服装をしているのが可愛い♪


ブロンドの髪をおだんごにしたこの子↓はアーティストっぽい。


絵の具があちこち(靴にも)に付いた格好が画伯な感じ?


3Dのお人形たちは色んなサイズ違いで13ドルとか18ドルとか意外とお手頃価格なのがびっくりで、ウェブサイトによると何故か「ターゲットにての限定発売中」らしいのもちょっと謎。

*可愛い子がいっぱいなMooshka*