2012年3月30日金曜日

懐かしい味のラーメン

日本に住んでたら「美味しいラーメン」なんて、それこそいつでも何処でだって食べられるんだろうけれど。

北米で、"Sushi"ほどには浸透してないラーメン。

いや、浸透と言うか、普及しているにはしているんだけど、それは"Mr. Noodle"とかの系列で、北米化された北米人ウケするような「スープ麺」で、それは「ビーフ味」だったり「チキン味」だったり、はたまた「マッシュルーム味」とか、日本人にとっては今一つ味のイメージのインパクトが弱い感じで、「オリエンタル味」に至っては、ソレって一体どんな味なんだい???と思わずツッコミを入れたくなるくらい食欲をそそられないフレーバーだったりする現状。

まぁ市街まで足を運べば、最近は割りと本格的なラーメンも食べられそうな雰囲気はあるけれど。

でもでも、今回は珍しく「おうちラーメン」♪

*こうして写真にして見ると、
あぁ〜、ここにナルトとシナチクと海苔があれば良かったねぇ〜
とか思うけど、いえいえ贅沢は言いません*


しかも、インスタントにしては意外と本格的。

シンプルな昔ながらの醤油味。

あ、海苔とか乗せれば良かった。。。(と今、思った)

でも、焼豚と半熟卵と薄いスライスのお餅、そしてネギも入れた。

"Mr. Noodle"とは比べ物にならない「日本のラーメン」味!

乾麺なのに、ホンモノ(生麺)に近い仕上がりの食感で。

日本から姉が送ってくれたラーメン、海外で日本風のラーメンに飢えている人にはおススメの手軽なインスタントかも。

*生麺に近い仕上がりの即席麺*

サバランと書きたいSavarin

*何気にお気に入りの「サヴァラン(savarin)」
余りにも久々過ぎて、
「ケーキを買って食べる」と言う行為が衝撃的だった。
「透明プラスチック皿」に乗って来たところもレトロな感じ♪*


何でだろう? 北米に暮らしてると、日本に住んでる時みたいに頻繁に「ケーキを買って食べる」って機会がべらぼうに少ない気がする。

日本だと、それこそコンビニで置いてる一人分の小さなケーキでさえ美味しく作ってあるし、安価なところではシャトレーゼとか不二家とかコージーコーナーとか、基準の高い日本の洋菓子。

更にデパートの地下に入ってるような有名どころの海外フランチャイズ・ケーキだとか、日本の洋菓子職人の名前をブランドにしたケーキだとか、本場ヨーロッパの「ケーキ好き」さん♪達をも満足させるレベル。

実際、私のフランス人の友人のご主人が仕事で日本へ行った際、「フランスよりも綺麗で美味しいフランス菓子がある!」と言って興奮してたそうだし。

美的センスとか味覚とか、本当に優れてると思う日本。

あと、日本の場合、自分で食べる為に買うケーキの他に、ちょっとしたお祝いの際にも家族や友達と一緒に食べる為のケーキを気軽に買うし、あとは手土産として誰かの家に遊びに行く際なんかにもケーキを買って持って行くって場面は多いものね。

その点、北米だとやっぱり家で焼く、、、ってパターンがやっぱり多いなぁ〜。(しみじみ)

勿論、家で焼くケーキは、日本で気軽に買うタイプの「華やかでふんわりと軽くてしっとりした」ケーキたちとはかなり違う種類の場合がほとんどだけど。

そして、そういった「素朴」な感じのいかにもホームメイド的なデザートを、誰かの家に招かれた際にもお土産として持って行くから。

やっぱりなかなかお洒落なケーキを買う機会がないわ。

そんな訳で、先々週、ほんっとーーーに久し振りにケーキを買った。
(独りでこっそり、内緒で食べちゃったケド)

久々の「サバラン」♪(←カタカナだと敢えてこう書きたい欲求)

相変わらず、この地味目のケーキはお気に入り。





2012年3月29日木曜日

Puzzle Conference for Gardner

*私の気に入りは「海の生き物シリーズ」パズル*
中段左のヒトデとか、中段右の蟹、下段中央は魚のモチーフ


うちのリビングルームのコーヒーテーブルの上には↑こーゆーものが置いてあって、「何ですか、コレ?」と良く見ると、それぞれに異なるデザインの「パズル」(日本語では「知恵の輪」とも呼ぶのかな?)だったり。

ひとくちに「パズル」とは言え、これらの金属製のものは金色と銀色の2色使いがシャープなイメージで、デザイン性にも優れているため、ちょっとした「オブジェ」って感じ。

あ、これらのパズルのコレクターは Davidなんだけど、彼はこういったパズルが大好きで、素材は金属製に限らず、天然の美しい木材を使用して作られたものだったり、見た目の、形態の美的完成度の高さにもちょっとしたこだわりがある様子。

そして、私が遊び半分にカチャカチャとパズルをいじくりまわして挑戦するのとは全く異なる方法で、、、Davidのパズルの楽しみ方は、「パズルを解くためのコンピューター・プログラムを書くこと」だったり。


日本で売られている「Hanayama」パズルは最近、北米でも見掛けるようになり、見つける度に幾つか買ったり、あとはアメリカの「Amazon」で注文したり。(カナダの"Amazon"では余り雑貨類は取り扱ってないらしいので)


そんなこんなで Davidの「パズル好き」が高じて彼自身もパズルのデザインを試みたり(主に「ペントミノ」タイプ?)、解決法のコンピューター・プログラムを彼のサイトで紹介したり、ネット上のコミュニティでアイデアの提案や情報交換や、或は「Sudoku」関連のプログラミングを通じてここ最近、北米在住の数学者だとか、パズル・メーカー、パズル・デザイナーと言った興味深い人たちと知り合ったらしい。

そして、そういった何やら面白そうな人々が集うカンファレンスに招待されてしまった David。

んでもって(嬉々として)参加の為、昨日、米国 Atlantaへ出発〜。


何でも、アメリカの作家であり数学者である故 Martin Gardner氏を偲んで集まる会だそうで、400人規模でのそのカンファレンスには、メンバーからの「紹介」が無いと参加出来ないんだそう。

今回は、アトランタのホテル「リッツ・カールトン」にて開催中。

"Puzzler"やら"Puzzle Geek"やら"数学 Geek"やらがこぞって集まるイベントって、、、ちょっと「謎なぞ」(←まんま)って感じかな。


さっきスカイプで話したら、"Hanayama Puzzle"の幾つかをデザインしたデザイナーにも会ったとかで、何だか凄く楽しんでる雰囲気♪



まだ氷点下

*まだ蕾のクロッカスは大丈夫そうだけど?
既に花開いてたのは急激な寒さでだめになってしまったみたい*


昨日の朝、起きたら辺り一面が真っ白でびっくりした。

夜から朝にかけて雪が降ったらしい。

少し前、気温が20℃以上まで上がって「夏日」のようだったのに。

その際会った友達は、半袖のブラウスに素足にサンダル履きだったし、あちこちのレストランは屋外のパティオやテラス席やバルコニーのテーブル準備をしてたのに。

ダウンのコートとウィンター・ブーツに毛糸のマフラーのいでだちに逆戻り。


たまたま昨日、Environment Canada(カナダの政府機関、環境部?)で仕事(2日間の日程でコンピューター・プログラミング・ランゲージ"Python"の初心者向け講座)だったDavidが、彼の講義を受けた人に聞いた話によると、異例の夏日があった原因は、ジェット気流が珍しい経路:カリフォルニアから暖かい空気を持ち込んだため、と言うものらしく、なるほど〜!といかにも素人っぽく納得。

専門分野の人の話はさすがに説得力があるので素直に鵜呑みにする私。


それにしても、気も早く既に南から帰って来てるカナダ・ギース(寒い冬の時期には南下して過ごすカナダの鳥:グース"goose"の複数形でギース"geese")たちは大丈夫なんだろうか?なんて心配したりして。(彼等が集団で飛んでる鳴き声を最近、何度か耳にしたので)


いずれにしろ、冬の間、厚着するのに慣れて心地良くセーターやカーディガンの下に隠せてた皮下脂肪を、これから再び薄着の季節に世間に露出しなければならないって現実にちょっとしたパニック。ひぃ〜〜〜。

お腹周りの贅肉ぷにょぷにょを2〜3kg何とかしないと。。。


因に明日の朝の予想気温は−3℃だそうな。






2012年3月27日火曜日

最近のEtsyと私

相変わらず『Etsy』を贔屓にしていて、ウール素材だとか、チェコ製のガラス・ビーズだとか、ヴィンテージのアクセサリーなんかを割りと頻繁に購入してるんだけど。

2月の初め頃にニュージーランドの"seller"に注文を入れておいた商品がなかなか届かず、2〜3週間した時点で問い合わせのメールをした。



世界各国の"seller"たちから購入した商品はこれまでの場合、早ければ5日間くらい、遅くとも2週間程度あれば届いてた。

大抵の場合、早く届くのは「お隣さん」の米国からで、米国の主要都市から発送の場合、ともすればカナダ国内からの荷物よりも早く届いたりして。

それ以外でとても早く届いて驚いたのがスイスから。あとはアジアからの荷物で早かったのが韓国と、次いで香港から。

中国からの荷物は一番時間が掛かるのと、ようやく届いたと思ったら商品の個数が不足していたり、微妙な欠陥があったりして、クレームしたりメールでのやり取りの後、追加分を発送して貰うのが煩わしく、更に追加分の待ち時間を加えると実に6週間程度も掛かってしまうので、以来、中国の"seller"からは購入しないことにしている。(これは飽くまでも個人的な経験上)



最終的に商品が手元に届かなかった、という経験は一度だけ。

ヨーロッパの小さな国(確かラトビアだったかな)の"seller"から購入した商品(12ドル程度)で、50%オフのセールで購入したのは、"Etsy Store"閉店の為のクリアランス・セールだったらしいってのが後から分かったのは、商品が届かない旨、問い合わせのコンタクトを取ろうとした際、既にその店が"closed"されてたから。

まぁ12ドル程度だから、ちょっとした「レッスン料」(失敗から学ぶ意味で)かな、、、とは思いつつ、取り敢えず、Etsy本部とPayPalには不着の連絡(クレーム)を入れておいたンだけど、特にこれと言った反応も無かったから諦めていたんだけど、今月のAMEXの請求書を見たら、PayPalから12ドル程度の"refund"「返金」がされていてビックリした。

やっぱりPayPalって、噂通り、信頼出来るサービスなんだ。



とにかく、ニュージーランドの出店者から商品を購入するのは初めてだったし、ニュージーランドやオーストラリアの友達から荷物を郵送してもらった経験もないので、一体、ニュージーランドからカナダまで、果たしてどの程度の日数を考慮しておいたら良いのか?まるで予想が付かなかった分、待ってる期間は多少、一抹の不安があって、案の定、1週間経っても2週間経っても、そして遂に3週間経っても荷物が届かないので、何だかまるで「根拠の無い心配が現実のものになる」ってネガティブなパターンそのものの例で。

"seller"のLucyさんから来た返事によると、彼女はEtsy注文の発送を彼女のパートナーに任せて単身ベトナムを旅行してたそうで、旅先のネットカフェから時折、注文は確認していたものの、たまたま偶然、私からの注文を見落としてしまっていたとの事。

恐縮しきりで、帰国後、即座に発送してくれた。

*ようやくニュージーランドから届いた荷物*


何を注文していたかと言うと、、、じゃ〜〜〜ん♪

*My recent purchase through Etsy:
Small pieces of felt with old style, traditional Kimono prints
from a seller in New Zealand.*


古典の着物柄をプリントしたフェルト生地9枚セットなのでした。
(Lucyさんのオリジナル商品らしい)


余談で、お詫びの印に無料の「サプライズ・プレゼント」を同封してくれると言う彼女に、
「いいえ、サプライズ・プレゼントは必要ありません。それよりも、どうせ待ったついでに同じセットをもう一つ購入したいと思いますので、多少の割引きをして頂ければ充分に嬉しいですから。」
と提案した。
(いや、図々しいと言うか、自分すっかり北米人化してるのを実感)

そしたら予想外にも、2セット目は無料でプレゼントしてくれた。

ラッキー。。。♪




2012年3月25日日曜日

晩ご飯のお客さんとイースター小物

この周辺には、『Air Canada/エア・カナダ』(ご存知カナダの航空会社)関連の仕事に従事してる人ってのが多くて、実際、私の身近にも本社の各事業部に勤務してる人が数人いた。(と何気に過去形ではあるんだけど)

エア・カナダ社に勤める人々の福利厚生の一部には、いつも「フライト優遇」があって、本人は勿論、社員の家族や親しい友達も含め、無料とか半額とか、かなり安価に飛べる特権があって、部外者の私はいつも羨ましく思ってた。(かれこれ10年くらい前の話で、現在とはかなり状況が違い、フライト数が多い分、売れない空席を残したまま飛ぶ飛行機も多かったから、そういった余剰の席が従業員に融通されたんだろうとは思うけれど)

その後、ガソリンの値段が急激に上がったりだとか、テロリストに対する懸念が広がったりだとか、航空会社にとって厳しい時代が訪れた。

そんなこんなで、私の身近なエア・カナダ社に勤続10年とか20年とかの知人たち(オフィス業務やメカニックなど)も、次々と、驚くほど呆気なくリストラされていってしまった。(まぁ、それは5年くらい前の話かな)


そして先週、エア・カナダ社の飛行機を点検&整備する下請け会社が倒産して、地元の社員たち1800人が突然、解雇されてしまった。

そうなると、今後の飛行機の安全性がとても心配だったりするのは勿論、今回、解雇されてしまった従業員のうち3人が、うちのご近所さんだったりする事実に改めてビックリ。

親しくしてる Doug/ダグさんもそのうちの一人で、気落ちしてるかも知れない彼を励ます目的で今夜の晩ご飯に招待した。

Graceと一緒に二人で夕方、徒歩でやって来る予定。


ココナッツ・ミルク風味のカレー・チキンと、クスクスをメインに作る予定で、『Maxi』(近所のスーパーマーケット)へちょっくら買い出しに行って来た。(普段、日曜日には行かないンだけど。珍しく日曜の買い出しに出掛けたら、案の定、混み合ってた)

Maxiでは生活雑貨や洋品その他、色々と置いていて、時々、季節商品の中には意外と可愛いものがあったりする。

イースターも近いのでカワイいデザインのキッチン小物が並んでた。



買わないケドちょっとしたデザイン・アイデアとして参考に記録。



2012年3月24日土曜日

静かな土曜日

今週は20℃以上の夏みたいな日々が続いて、あたふたとサンダルや夏服を出さなくちゃ!なんて思ってた矢先、明日の夜には−2℃になる予定で、おまけに体感気温は−10℃だそう。

それって真冬じゃん。。。に逆戻り。

体調を崩さないように気を付けなくちゃ。

Davidが気も早く裏庭に出したTrixie(犬)の為のプールに氷が張らないといいけど。ププっ。


久々、実家に連絡を入れたら、今日、母は友達と5人で連れ立って東京へ出掛けてるンだそうで。相変わらず元気だなぁ〜、と感心。

80歳も目前の田舎のお婆ちゃん集団が怖いものナシで縦横無尽、お喋りに夢中で歩き回って世間に迷惑掛けてないといいけど。。。


普段、風邪も引かず丈夫で元気なうちの子供たちではあるんだけど、Erikaは歯列矯正関連のリサーチに参加していて、顎の骨が健全に成長するのを確認する為、血液を採取して検査したらビタミンDが不足してるのが発覚したのと、Kaitoは相変わらずにアトピー気味で肌の問題が時々起こるのと、二人とも、かれこれ2〜3年近くかそれ以上、医者にかかってないのでたまには検診して貰う意図で、今日のお昼頃の予約を入れてあった。

Davidが実家に行くのと兼ねて、Trixieを連れて(まず実家に預けて)子供たちをメディカル・センター内のファミリー・ドクターのところに連れて行ってくれた。


日中、誰も居ない家に一人きりで過ごすのは久し振りで、特にTrixieが居ないのは変な感じで、気付くといつの間にか「彼女」のことを探してる自分がいて、改めて、いかにTrixieが生活の一部になっているか思い知らされる感じ。

犬のいる生活って、こういう事なんだなぁ〜、なんて今更。

部屋のあちこちで寝てるTrixieの姿を、いつもそれとなく確認して安心するのが日常の習慣になってること気付かなかった。


以前作ったニードル・フェルティングのサンタクロースに、フェルトで「背景」を作った。

*3Dの"felt art"と言うか"miniature"*

2012年3月23日金曜日

Hunger GamesとSushi

今日は話題の映画『The Hunger Games』の公開日で、子供たちは興奮気味に観に行く計画について話してる。

Erikaは仲良しのクラスメイトと一緒に観に行きたいらしく、どうしたら両親たちの了解が得られるか?曜日や時間帯や交通手段や諸々について、友達と電話で相談したり。

この4月に13歳になる彼女だけど、これまで友達同士だけで外出した経験は未だ無い。(勿論、近所の公園とかは例外だけど)


映画の原作になっている本(全3巻?)も、地元の図書館で借りて来て既に全部、読み終えてしまったErika。


凄く人気があって前評判も高い証拠に、地元の映画館の12スクーンのうちの半分、6スクリーンを使っての時間差で次々と一日に何度も上映してるらしい封切り直後の今週末。

ストーリーの設定は、私的にはちょっと暴力的過ぎて二の足を踏む感はあるんだけど、それでもやっぱり話題性とか出演している役者陣とかにそそられる感じで、特に"Peeta"役の Josh Hutchersonは年甲斐も無くかなり好き。

俳優として出演してる Lenny (Kravitz)も度々 Facebookで話題にしてて、上手いマーケティング。

いずれにしろ、近いうちに劇場で観ることになると思うけど。




それとは全く話は変わって、、、でも映画関連のつづき。

*Montreal Gazetteより*


新聞の映画コーナーで取り上げられ、何となく気になってるドキュメンタリー映画が『Jiro Dreams of Sushi』。

モントリオール界隈のマニアックな映画ファンにウケそうなレアものの映画を上映する印象の"Cinéma du Parc"で上映してるらしい。

IMDbでチェックしたら、割りと高評価で、そして出演者のリストがたったの2名というシンプルさ。(しかも俳優ではなく寿司職人の親子。ドキュメンタリーだから)

東京、数寄屋橋"Jiro"の主、85歳で現役の「世界中で一番」の寿司職人の日常に迫る、何だか詩的で狂想曲的な作品に仕上がってるらしい。

こういう作品って、いったい本国の日本国内ではどういった扱いや反応を受けているのか?その辺りの事情がとっても気になったりして興味津々。


あ、因に私は、帰省の折りには回転寿司に複数回行ければそれで充分に幸せ♪って感じだけど。

"Jiro"さんの寿司はお一人様3万円前後也、、、らしいので。

「豚に真珠」の私には勿体ない、きっと。

でも築地に一度くらいは食べに行きたいかも、寿司。




2012年3月22日木曜日

3月にクロッカスの花が

夜10時を過ぎてもまだ気温が12℃もあるなんて、モントリオールの3月にしては珍しい。

日中も20℃以上あって、家の掃除(メインフロアの殆どの窓を磨いて網戸を取り付けた)をするだけで汗ばむ陽気で、私的エクササイズって感じ。

家中の窓を開け放した解放感は、長い冬の間ずっと忘れ去られていた感覚。

嬉しくて、お昼のサンドウィッチは(地下に籠ってる)Davidを誘って、裏庭のデッキで食べた。

外で食べるだけで何となく美味しく感じるから不思議。



今朝 Erikaは学校前に歯列矯正の予約が7時半に入っていて、いつもより1時間早く起きて矯正医で40分の施術の後、いつもとは違うスクールバスのバス停でバスを待って、そこから無事(普段通り、自宅近くのバス停から乗ったKaitoに合流して)バスに乗って学校へ。

(もし乗り遅れたら、当然、学校まで車で送ることになるんだけど、学校までは高速道路に乗って15分くらいかかる。距離にして片道15kmくらい? なので、朝一で歯列矯正の予約がある日は割りと必死になってスクールバスに間に合わせる、、、って感じ)

夕方4時過ぎ、Kaitoと一緒に帰宅したErikaが開口一番
「花壇に紫色の花がもう咲いてる!」
と教えてくれた。

庭に出て見ると球根のクロッカスが咲いていてびっくり!

まだ今シーズン、あと1〜2回は雪が降るかも?なんて思ってたのに。



茶色く殺風景だった庭が急に色づいて来た。ほんとに急に。





2012年3月21日水曜日

初「Adonis」でびゅー

今日も晴天で日中は25℃くらいまで気温が上がった。

私は女友達3人(いつものメンバー:Ann, Dianne, and Mirian)と待ち合わせて、本格的なインド料理の昼食ブッフェが食べられる『Tandoor et Grille』(on Boul. des Sources)で、食べ放題のランチをお腹いっぱい食べて来た。

それぞれ個性も外見も異なる4人が集まるので、私は勝手に面白可笑しく密かにこのグループのことを「Sex and the City」に見立てて呼んでいる。(あ、でも、TVシリーズとの共通点は、単に「オンナ4人」ってとこだけなんだけど)あはっ。

いずれにしろ、ライスが2種類、野菜が2種類、サイドディッシュ的な料理が2種類、そしてバターチキン系の所謂カレー・メニューが4種類くらいかな?他にサラダやピクルスやちょっとしたインド風デザートがあって、"All you can eat"なので何度でもお代わり自由で$9.99(+Tax)という驚きの安さ!

ラム肉のカレーとか、ほうれん草ベースの緑色のカレーとか、どれも辛過ぎずに美味しかった♪


店を出て皆と別れた後、私は今回初めてようやく、道路を挟んで反対側にある中東系&地中海系のスーパーマーケット『Marché Adonis』に寄って見ることが出来た。

噂には聞いていたんだけど、でも食材買うだけの為にわざわざこんな遠出する動機とか機会が無かった。

いきなり駐車場が混雑してるところを見ると、かなり人気があるみたいで凄く活気がある印象。

野菜や果物が新鮮で安いみたいだし。

(私にとっては)エキゾチックなデザート類とか焼き物(ベーカリー系)とか、あとは大量の乾燥イチジクが売られてるのを見て、ちょっとしたカルチャー・ショックって感じ。

デカい茄子を大量に買ってる人を見掛けたり。

デリ・カウンターで売られてる物たちも私にとっては非日常的で、色んな種類のピクルスとか、オリーヴとか、あとは「未知の食品群」とか。

あとはとにかく大量のフェタチーズが色んな種類&ブランドで売られてたり。

店員さん同士のお喋りもペルシャ語かギリシャ語か?まるで区別も付かず、当然に意味不明の会話。

何だかちょっとした「異邦人」気分と言うか、「外国に迷い込んだ旅行者」って雰囲気の楽しさ。

そんな訳で、異国情緒の誘惑に勝てず、何やら美味しそう(に見える)な調理済みの食材を数点、今夜の晩ご飯の為に買ってしまった、何ともズボラな主婦で申し訳ナイ、微妙な罪悪感を抱きつつ。

*写真の奥から*
- Chicken Shish Taouk(←私の大好物)
- 茄子の挽肉詰めトマト風味ソース
- Lentil豆とカリカリ玉ねぎ入りの味付きライス

これらの料理と一緒に食べるのは勿論!
Pita Bread/ピタ・パン♪


Chickpeaで作ったハマスの代わりに胡麻とニンニクとレモンジュースのDipを買って見た。

ちょっと塩味がキツくてびっくりしたけど。

これに生野菜のサラダを加えて超簡単な今夜の夕食。


たまには足を伸ばして、目新しいスーパーマーケットを覗いて見るのも楽しい♪を実感。




2012年3月20日火曜日

犬と歩けばご近所さんに当たる

*Deep RiverのDarrochさん家で寛ぐTrixieの図*


何しろ「専業主婦」の肩書きなので、本気でやろうと思えば仕事はキリもなくあるし、逆にテキトーにやっとこ、、、と思えばどんな風にでも手が抜けるので、毎日が自分との戦いって感じ。

私の中の「怠け者の悪魔」と「綺麗好きでしっかり者の天使」の攻防戦って風に。


取り敢えず陽気の良くなる3月4月のこの時期は「Spring Cleaning」と言って文字通り、冬の間の汚れを一掃する「春の大掃除」の季節でもあり、意気込みとしては日本の「暮れの大掃除」に匹敵する季節行事。

今週は晴天続きの予報で、しかも気温も20℃前後と暖かい日が続きそうなので、昨日は張り切って大掃除を始めた。


外出の予定も無いし、大掃除に専念するつもりだったのではあるけれど、でも、お昼にサンドウィッチを作るので冷蔵庫を開けて、無脂肪乳が終わりそうなことに気付いた。
(牛乳は常に2%と無脂肪と、それぞれ4ℓずつ買って常備してあり、無脂肪はDavidの朝のシリアルに必要不可欠なのだった)

それで急遽、お昼を食べ終わった後でスーパーマーケットまで最小限必要な食品の買い出しに。

車で行って、チャチャっと買って帰って来た。


そのまま掃除の続きをするには勿体ないくらいの晴天だったから、思わずTrixie(ワンコ)を連れて散歩に出掛けた。

近所を軽くひと回りして、Trixieがしたうんちも拾って、私の歩調に合わせて歩くTrixieを褒めながら気分良く家の近くまで来たら、見知らぬ親子に出くわした。


「Hello!」と挨拶したら、思い掛けず、その見知らぬ親子から「Erikaのお母さんでしょ!?」と言われてビックリ。

9歳くらいの女の子は"Emma"と言う名前で、お母さんは"Redena"だそうで、彼女たちはTrixieの散歩をするErikaのことも、そしてDavidのことも良く知ってるんだそうで、ようやく初対面で自己紹介することが出来たのは私が家族の中で最後だったらしい。
(普段、Trixieの散歩は私の担当じゃないから)


うちの前で5分くらい立ち話した後、何だか凄く話しが弾んで、お天気も良かったから「せっかくだから、うちの裏庭のポーチでお茶でもどうです?」と誘って、EmmaがTrixieと遊ぶのを眺めながら椅子に座ってお喋りを始めたら、次から次へと面白い共通点が見つかって、結局、数時間があっと言う間に経って、うちの子供たちも学校から帰って来た。
(ので、大掃除は途中で放置)


興味深かったのは、Emmaは"Home Schooling"(公共の教育機関の代替えとして、自宅で個人的なメソッドやスケジュールプランによって教育する方式)ってのと、スズキ・メソッドでピアノを習ってるってのと、現在の家を売りに出していてその不動産エージェントが偶然うちと一緒の"Lucyさん"ってのと、探してる引越し先がDavidの両親の住むSt. Lazareってのと、希望の物件が小さめの「カナディアーナ」スタイル(←うちと一緒)ってのと、諸々。

そんなこんなで不動産関連の話しのついでで、私にとっては初対面にも拘らず、しかも大掃除の途中で散らかってはいたんだけど、Redenaさんに家の中のツアーをして見せてあげて(北米では意外と気軽に家の中の構造とか内装とか訪問者に見せたりする)、ついでに私の電子ピアノでEmmaに彼女の得意の曲を何曲か披露して貰った。


Redenaさんは「4年もここに住んでて引越しを決めた矢先にアナタに出逢えたなんて皮肉だわ」と笑いながら、私も思い掛けず"気の合うご近所さん♪"に出逢えて嬉しかったから、「でも家が売れて引っ越すまで未定の時間があるし、引越し先も私たち家族にとても縁のある場所で遠く無いし、ね?」と笑った。

ほんと、人の縁ってどこに転がっているか分からないものである。

Trixieと散歩に出るのもそう悪くないかも?と思えた昨日。




2012年3月19日月曜日

「ぷちサクっ」なデザート

Davidの実家での夕食に何度か誘われてたものの、たまたま週末の度に予定が入って行けなかった。

それで昨日、日曜日にようやく行けた。

高速道路に乗って30分程度の距離は、近過ぎずも遠からずで何となく丁度いい範囲。

TrixieはDavidの両親(特に母親)が大好きだし、彼等のワンコ:Angie/アンジーにも会えるから大喜び。

*裏口のポーチのドアで中の様子を伺う2匹*
Trixie(奥)とAngie(手前)


ほんの2週間前くらいに氷点下15℃だったのに、15℃くらいまで気温が上がって、一気に30℃以上の気温差って凄いなぁ〜と感心。

実家の裏庭の雪もかなり解けて、茶色い芝生があちこちに覗くなか仲良く駆け回る2匹の犬達。


晩ご飯は、義母の作る私の大好物メニューの一つ「ビーフ・ブルガニョン」で嬉しかった。ので当然お代わりして食べちゃった♪

やっぱり誰かが作ってくれるご飯は余計に美味しいのよね。

そしてデザートは「ブラックベリーのタルト」。

*デカいブラックベリーがごっそり*


因にカスタード・クリームは、林 望氏の「音の晩餐」の中でしょっぱなの「ばりっ」で紹介される「ブレッド・ン・カスタード」にも使われてるイギリスの"Bird's/バード"社製、簡単に作れる粉のカスタードを使用、、、だそう。

勿論、自分で"from scratch"から作るのも素晴らしいけれど、でも最近は缶を開けてそのまま使える美味しいカスタード・クリームってのもあるし、「バード」の粉カスタードもそこそこ美味しくて手軽だから、その時の状況や気分に依って選べる選択肢があるのは便利な気がする。

何だか久し振りにまたイギリス風のデザート「トライフル」が食べたくなって来た。カスタード・クリームたっぷりで!

因みに「音の晩餐」の中でトライフルは「びちょっ」だそうです。

*昔、彼の講義を受けていた私の女友達がくれた本*


※タイトルの「ぷち」はブラックベリーの種のツブツブ感を含んだ全体の食感と、「サクっ」はタルト生地



2012年3月18日日曜日

Deep Riverへの小旅行

Davidの古くからの友達が、転職に伴って急遽オンタリオ州へと慌ただしく引越して行ってしまった。

ほんと相変わらず北米では、と言うか最近の社会的な経済を含む動向では特に人々の転職だとかトランスファーだとかリストラだとか、それに依ってリロケーションとかも本当に活発で。

実際、Newcomers Club内でも最近は特に人の動きが激しく、ご主人たちの仕事関係で欧米からやって来た人々が、わずか1〜2年滞在しただけでまた再びどこかの国へ引っ越して行ってしまうし。

まぁ、だからこそアメリカでは"Facebook"の存在価値があるんだろうけれど。


とにかく、DarrochとCarolynが引っ越して行った新しい住まいは、モントリオールから車で高速道路に乗って4時間程度の場所で、子供たちの春休み:マーチブレイクが始まって直ぐの週末に、Trixieも連れて家族揃って会いに行って来た。

片道4時間以上も掛かるので勿論、一泊の小旅行って感じで。


モントリオールを「北米のパリ」と例えるように、フランス語が公用語のケベック州はその独特な文化や風俗、州を代表する人々の気質などからやっぱり異端と言うか、「カナダの中の外国」ってような存在に位置づけられたりもしてる雰囲気。

その証拠に、ケベック州在住の私たちにとって、オンタリオ州に出掛けるだけでちょっとした「異国」への旅行って気がするもの。

地続きに隣り合わせの州なのに!


取り敢えず、Ottawa/オタワ市を通り抜けるついでに、他州ならではの食文化のカテゴリーとして楽しみにしてるのが何と「Red Lobster/レッド・ロブスター」だったりして。

だってケベック州には無いンだもん。


いかにもアメリカ的なチェーン店で、カナダ国内へは進出していてもケベック州だけは例外って場合は結構多くて、わざわざケベック州への出店の為に商品のレーベルや取り扱い説明書や広告の一切合切を英語表記に加え、フランス語でも追加プリントする煩わしさや、あとはビジネス上、ケベック州ならではの税や法律や諸々の高くて面倒なハードルがあるんだろうと思う。

だからオンタリオ州へ出掛ける際にしか行けない店とか、手に入らない商品とか、味わえないレストランとかが結構あったりする。

そういう意味ではちょっとした「アメリカ文化&物流難民」的な不遇のケベック州民、に思えたりもして。


とにかく意気揚々とハイウェイ沿いにあるレッド・ロブスターに寄って、まずはTrixieに周辺を散歩させて水を飲ませた後、私たちにとって初めて「レストランで食事の間、Trixieを車の中に残す」練習(?)をした。

なのでちょっと神経質に、敢えて窓際の、「Trixieが大人しく私たちを待ってる」車が近くに見えるテーブル席をリクエストして。


この、いかにもアメリカを代表するファミリー・レストラン『Denny's』チック(←勿論、ソレもケベック州には無いケド)な、全面派手な写真でラミネートされたアメリカ風の、ダイナーっぽいメニューに歓喜!
 

席は勿論、テーブルじゃなく「Booth/ブース」で!


料理を注文した後の待ち時間にサービスでテーブルに運ばれて来るチーズ風味のスコーンと言うかホット・ビスケットと言うか、これが意外と美味しくて家族皆のお気に入り♪

今回は翌日の朝食用のお土産として1ダース持ち帰り用も注文。


シュリンプやロブスターや白身魚の料理の後、デザートに「アップル・クリスプ」のアイスクリーム添えキャラメル・ソースとか。


温かい厚焼きのチョコレート・チップ・クッキーの中から「溶岩」みたいに熱いチョコレートが流れ出すデザート。

本場アメリカのレストラン程のボリュームでは無いけれど、それでもやっぱり一人では到底食べきれないくらいの量のデザートは、皆一斉にスプーンを持って少しずつ分け合って食べる感じが楽しい。


因に、このハイウェイ沿いのレッド・ロブスターって、一瞬「え?ホスト倶楽部なの?」(←大袈裟?)って嬉しくなるくらい(え?)テーブル係もウェイターも見栄えのいい好青年が揃ってて、マネージメントと教育が行き届いてる感じに外れなく皆フレンドリーで、凄く接客態度がいいのにはいつも感心させられる。


お腹いっぱいで車に戻ると、Trixieは安心したみたいに大喜びだったけれど、でも特に不安やストレスなく静かに寝てたって素振りでほっとした。


オタワを出て、高速道路を北西に向け更に3時間足らずのドライブで、私たちは初めての土地、"Deep River"に到着。(3月3日)

ラグ・フッキング:ワークショップの週末

*霧の立ち込める水辺のCentennial Hall in Beaconsfield*


昨日は午前中、地元のラグ・フッキング・ギルド主宰のワークショップ(@Centennial Hall)に参加して、「ゲスト」として紹介され歓迎して貰ったことに気を良くして、そのままギルドの会員になった。

今年度はもう残り少ないから会費8ドルでいいって。年会費は25ドルなんだけど。

ギルドの中心人物である Loisさんが、かれこれ35年くらい前に始めたらしいラグ・フッキングの愛好会は、どう若く見積もっても平均年齢が55歳〜60歳くらいだから(多分)、そんな中にあって私は堂々の最年少!ってとこかも。

ラグ・フッキングとかパッチワーク・キルトとか、俗に言う「中年」以降の世代の女性に人気なのは、やっぱり趣味に没頭することが出来る時間的な余裕によるところなのかも。

夕方には早速、今年度の会長の Louiseさんがニュースレターをメールで送ってくれたけれど、今年度の活動はあと残すとこ2ヶ月程度で終了らしく、だから私が本格的に実質参加することになるのは新年度の9月からになる予定。

勿論、一匹狼みたいに独りで密かに作業を楽しむってのもアリなんだけど、でもやっぱり同じ趣味を通しての「仲間」がいるって楽しいし、「輪」の中に加わる羊のように漠然とした連帯感の中にちょっとした安心感を抱いたりするのも事実。

自分だけの世界に籠って創作活動をしていると、いつのまにか自分のレベルに満足したり、溺れたり、思い上がったり、かと思えば行き詰まったりして。

だから、たまにグループで交流して他の人たちの作品を見せて貰うと、もの凄く衝撃的で、新鮮で、新しいアイデアを貰ったり、視野を広げて貰ったりと、刺激的な勉強をさせて貰えるって利点があるのも見逃せないし。

ギルドのメンバーは皆それぞれ違った作風なのが楽しいし、これまでの私の技法でフッキングの古典と言うか典型的な「プリミティブ」(太いウールを使用)に限定せず、とても細く切ったウール(2mmとか)を用いてまるで絵画のように繊細にディテールを表現する作品に取り組んで人もいて、私にとって新たな可能性とか更なる挑戦を見出して貰った、そんな感じ。

とは言え、今、作業中のラグ(実家の玄関用にデザインはサプライズの予定で)はやっぱり、かなり太いウールを使ったまさにプリミティブなスタイルなんだけど。



私がお昼過ぎに家に帰った後は、友達(Melissa)の誕生日会によばれているErikaをDavidが送って行く予定で、そのパーティが3時から7時ってことでたまたまKaitoが観たかった映画の上映時間(3時半から)とタイミングが良かったらしく、DavidはKaitoを連れて一緒にErikaをMelissaの家に送った後、そのまま映画『John Carter』を観に出掛けた。

思い掛けず、公開になったばかりの映画を親子で楽しんだ後、Erikaを迎えに行くには時間が早過ぎるので、仕方なく(?)『Harvey's』に寄ってハンバーガーを食べて、それでも尚まだ時間が余ったのでついでに『Dairy Queen』にも寄ってデザートも食べたんだそうで。

Erikaを迎えに寄って帰って来た3人は勿論お腹が空いているはずもなく、私は晩ご飯の支度をする必要がなくラッキー♪



そして今日、日曜日の晩ご飯はDavidの実家にて、の予定。

2012年3月17日土曜日

キャンディみたいなガラスの果実ビーズ


またまたスーパーマーケットで買物の途中、
キャンディのコーナーで足を止めてチェックしちゃった。

だって、何やら面白そうなモノがありそうで
カラフルな色合いに誘われてしまうのよね。


あはは!
まるでレゴみたいなブロックの形のキャンディとか。

多分、色付きの砂糖で固めた「ラムネ」みたいなのを想像。
(とても買ってまで試す気にはなれないケド)



あ!
と思わず声に出しちゃった。

小さなフルーツの形をしたキャンディたちは、
それぞれカラフルに
バナナやオレンジやイチゴのデザイン。

(これも食べてみたい欲求は湧かないケド)


嬉しくなっちゃった理由は、
私の持ってるガラスのビーズとそっくりだったから。


大きさも、キャンディと殆ど同じくらい(小さい!)で、
ガラスのバナナやオレンジやイチゴに、
レモンやブドウやペアーなどなど。

まるでキャンディみたいなチェコ製のフルーツ・グラス・ビーズ。

イヤリングや首飾りにして、
ジャラジャラとぶら下げたら楽しそう〜♪







2012年3月16日金曜日

春までの合間

*Lee Valley's mail order catalogue*


今日、金曜日は朝から雨降り。

春の雨があちらこちらに残る雪を解かして行く。

朝の気温は1℃で、日中の最高気温は9℃の予定。

部屋の中から聞く雨だれの音は何ともいい感じなのではあるけれど、でも、この時期は一年で最も見苦しい景色で、枯れ残った木々や芝生の茶色と、薄汚れた雪の色と、見渡す限り彩度の低いどんよりと淀んだ光景なのが残念。

おまけに解けた雪と混ざり合ってドロドロになった庭とか、舗装された道路の湿った砂とか、Trixie(犬)が散歩の度に家の中に持ち込むから大変。

勿論、玄関では彼女の足をぬるま湯で洗ったり、時には即座にバスルームに連れて行って軽くシャワーをして流したり、軽量手持ち式の掃除機でこまめに掃除したり、は心掛けてはいるんだけれど。

それでも家の中を歩く度、足元でジャリジャリと音を立てる。

まぁ家の中では室内スニーカーを履いてるので、素足で感じる訳ではないんだけど。

ほんと毎年のことながら「春先の憂鬱」って感じ。

郵便で届いた『Lee Valley』の広告に、またガーデニングの季節も近いから、とちょっとだけ救われる気分。

とは言え、この緯度で公式なガーデニングの開始日と言われる「Victoria Day」の5月21日まで、まだあと2ヶ月はあるのよねぇ。長いなぁ〜。

2012年3月13日火曜日

ケベック州の図書館

*6階建ての吹き抜けエントランスに「漫画」の垂れ幕*


Newcomers Club内でフランス語会話のサークルを率いてる Murielleさんの提案で、モントリオール市街にある比較的新しく、建築物としても一度足を運んでみても損は無さそうなケベック州立図書館『Grande Bibliothéque』のツアーに行く事になった。

郊外に住んでる私たちはそれぞれ"carpooling"して行くことにして、私はまず DianneとTim Hortonsで待ち合わせ、それから Donnaと合流、Mirandaの運転する車で市街へ。

現地に集合したのは全部で12人。

施設内を1時間程度で見学して廻った後、カフェでお茶と軽食をして、せっかく来たついでに、、、って感じで次回以降いつでも本やメディアが借りられるよう会員証も発行して貰って来た。


とにかく蔵書のボリュームは圧倒的だし、借りられる音楽CDとか映画のDVDとかも豊富だし、外国語を習得する為のメディアとか、コンピューター・ルームの活用とか、ラップトップ・コンピューターの館内貸出し(勿論 WiFi)とか、色々と使えそうなサービスは充実してそうではあるんだけど。

それでも、私が今回初めて足を運んで受けた第一印象は正直「歓迎されてない」って感じ。

もうね、ケベック州ならではの負の結集ってとこで。


まず、館内の写真撮影禁止。

美術館でも博物館でもなく、単に図書館なのに。

意気込んで首からニコンのカメラを下げて来た Danieleなんて、まだレンズのキャップも開けてないうちから係員に注意を受けて、納得行かなそうに流暢な仏語で理由の説明を訊こうと食い下がってたけど敢えなく撃沈。
(写真に写り込む可能性のある周辺の不特定多数の来館者のプライバシーの侵害とか肖像権の問題だそう)

一般に公開された公共施設なのに。


そして、税金は州民から、英語系・仏語系に関係なく均等に搾取してるにも拘らず、置いてるパンフレットだとかポスターだとか発行する会員証だとか、殆ど全て「フランス語のみ」と言う高慢で配慮の無いアプローチ。

たまたまケベック州に暮らしてバカ高い税金払ってるフランス語を全く話さない人ってのは沢山いるんですが。

お金だけ払わせて見返りナシって甚だ不当な気がする。


あとは会員証を発行して貰うのに、長い列に並ばされて、かなりの時間で待たされるのは、いかにもって感じのお役所仕事なのは世界共通なのかも。


まぁそんなこんなで全体的な雰囲気として
「ケベック州民として公用語のフランス語を使わないような人は別に来なくていいですから、はい。」

そんな残念な感じ。




2012年3月12日月曜日

夏時間と春の漬物

*Left: Pickled in the soy sauce based flavor "butterbur scape",
or "flower stalk of a butterbur".
(I didn't know the name for it in English before.
they're called "fuki-no-tow" in Japanese.)*


土曜日の晩は友人 Mirian宅で、AnnとDianneと私の4人がそれぞれ家族を伴って「全員集合〜!」って感じの"Sushi Party"をした。

それぞれに担当した材料を持ち寄って、それぞれの夫や子供たちにも実際に寿司を巻かせたりして、単に食事会ってだけでない参加型のイベントって感じ。

私が持参したのは、冷蔵庫で冷やした「キリン一番搾り」をはじめ、寿司の具材として「オムレツ(厚焼き卵)」と、オーブンで焼いた「"バタフライ型"に身を開いてパン粉のついた海老(海老フライの開き?)」、そして自家製の餃子。



せっかく餃子を作るので、「今度一緒に作ろう」と約束していた近所の友達 Graceをよんで、彼女にとって初めての体験「餃子の作り方」を披露した。

お料理が上手で器用な Graceは直ぐにコツをつかんで、一つ目の餃子から難無く綺麗な形に包み上げて、二人でお喋りしながらあっと言う間に2袋分の餃子の皮(計100枚くらい?)を包み終えてしまった。

彼女が自分で作った分の半分を調理して焼き方のコツを伝授(!)して、キッチンで一緒に味見したあと、残りの分は彼女が焼きたてを食べられるようそのままラップして持たせてあげた。



パーティ明けの日曜日は"daylight saving time"の始まりで、朝寝坊して起きたあとに時計の針を1時間進めて、何だか1時間余計に寝て無駄にしちゃった感じ、、、と言うか、毎年のことながら1時間誤摩化されて損をした気分。

案の定、ちょっとした「時差ボケ」って感じに月曜日の今朝、普段早起きのKaitoだけど珍しく朝寝坊したし。

ほんの1時間の違いではあるんだけど、順応して体内時計と連動するまで48時間〜72時間くらい掛かるのかも?

その証拠に、夕方6時になると決まって晩ご飯を催促する犬の Trixieが、今日は6時半を過ぎても大人しかったから、彼女の「腹時計」もまだしっかり「冬時間」のままなんだろう。



姉が日本から送ってくれた食品群の中から、いかにも春を代表する「ふきのとう」の漬物を今夜、珍しく炊いた日本米と、味噌汁や焼き魚や、寿司パーティの残りで貰って来た酢の物と一緒に、いかにも和風な献立と共に味わった。
(魚は、地元のスーパーで買える真空パックにされた薫製の鯖)

あの「ふきのとう」独特の苦味に食が進んで、思わずご飯のおかわりまでしてしまった。

昔はまるで興味もなく、食卓を挟んで(ふきのとうを)食べる両親を横目に「年寄りの食べるモノ」って気がしてたから、その英語名さえ知らなかったのに。

気付いてみれば、味わいを季節と共に慈しむような、日本人ならではの中年になってる自分を実感。





2012年3月9日金曜日

Among Letters

ようやく春めいて来たと思った矢先、夕べは軽く降って来た雪に風が強くなり、ちょっとした"Snow Storm"って感じで、夜中近くになってそろそろ寝ようかと歯磨きしてたら照明がチカチカと数回点滅して、「ヤバい」と思ったら案の定、停電になった。

もう寝るしかない。。。そんなタイミング。


今週は"March Break"で子供たちの学校は一週間春休みだった。

朝の慌ただしさが無い分、私も何となく気が抜けてしまって、割りとのんびり過ごした感じ。



Facebookで"Friend"が紹介してた、ちょっとした自己診断みたいなのが面白く、試しに家族全員にやってみて貰ったんだけど、それなりに説得力ある結果にも思えて。

ランダムに並べられたアルファベットを眺めながら、意味を持つ単語を見つけ、最初に見つけた4つの形容詞が、その人自身を表現するのに当てはまるらしい。

英語を日常的、且つ流暢に使う人にしか適用出来ないかとは思うんだけど。



私的な解釈では、潜在意識的に解釈している自分自身ってのがイメージとしてあって、なのでそれを描写するのに当てはまる形容詞ってのが自然と、絵の中で他のアルファベットよりもインパクトを持って浮き上がって見える(視覚に訴えかけて来るって感じ?)のかも?

つまり、普段あまり意識してないようでいて、実は自分が一番自分のキャラクターを認識してる、、、そんな感じなのかも?

因に、うちの家族の場合。

David: 

- Sincere (凄くピタッと来る感じ!)
- Talented (これも多分、当たってるし)
- Charismatic (コンピューター・プログラミング界の小さな範囲に限って名が知られてるって意味では当たってるかも)
- Outspoken


Kaito:

- Genuine (ホンモノのカイト。。。ではあるケド?)
- Compassionate
- Outgoing (違う。。。)
- Passionate


Erika:

- Charismatic
- Dramatic (凄く当たってる! 何しろ"Drama Queen"だから)
- Reserved (意外とそんなとこある)
- Outspoken


そして私:

- Dependent  (まんま、そのものでビックリした!)
- Passionate (!)
- Passionate (!!!)
- Outspoken (4人家族中、3人がコレだから大変なのよ)

私ってば"Passionate"なんだ。

そして同時に夫の経済力に寄生虫のように依存してるし! 
ふがぁー。

やっぱり長期に渡って継続的に、専業主婦として経済的に依存してるって罪悪感のようなものに少なからず苛まれてるって部分はあるんだろうなぁ〜。





2012年3月8日木曜日

手編みの靴下

*My mother is an avid knitter for a long long time.
David received 3 pairs of hand knitted socks my mother made,
and they're his favorite.
He wears them over socks in the house
to keep his feet warm during winter,
since he spends a lot of time in the basement.
I didn't notice at my first glance, 
but some wool of these socks were 
used to be my sweater I worn as a kid, mom said.
She reused the wool after more than 30 years,
to make into a totally different, new item.
"Hand Made" is a really ecological thing, I think.*


母が編んでくれた手編みの靴下が届いた。

ウール100%

愛情も100%

これを履くのは David君で、
実はこれ、彼の定番お気に入りだったりして。

スリッパは脱げ易いし、
キャンプ用室内ブーツは暖か過ぎるし。
なので、
ソックスの上から履けるこの毛糸の靴下が丁度いいんだそう。

喜んで履いてくれる人がいるのが嬉しくて、
せっせと編んで送ってくれる母、78歳。

昔から編み物が好きで、
私が子供の頃はよく機械式の模様編みで
セーターやカーディガンを次から次へと編んでは
家族や親戚や友人や近所の人へ届けてた。

なので、私もいつも
母の編んだニットを着ていることが多かったな。

と思ったら、
何と!今回の靴下は
遠い過去の昔、私が着てたセーターの毛糸だそうで。

(着なくなったセーターを壊して洗って保管しておいた)

うわぁ〜、懐かしい。

ノスタルジックと言うか、
センチメンタルと言うか。

毛糸って素材の魅力は、
痛まない限り何度でも編み直しがきくってとこ。

改めて素敵だな♪と感じた。


既に履き込んでヨレヨレ〜っといい塩梅にくたびれた靴下。

この間、週末の小旅行にまで持って行って、
友達の家でも履いててビックリした。

そんなに気に入られてるんかい。

幸せな靴下だな。。。


春のハロー・キティは紫色


Erika宛てに郵便でクーポン付きの広告が届いた。

いかにも「春♪」って感じの
『Build-A-Bear』の広告は
可愛いパステルカラーのうさぎのヌイグルミの表紙。

やって来る季節行事「Easter/イースター」のイメージで。

まぁこの春13歳になるErikaなので、
さすがに興味は薄れたみたいではあるけれど。

それでも、既に持ってるヌイグルミたちはまだ大切にしてるし、
特に、日本の「ビルド・ア・ベアー」で買った
いかにも日本限定みたいな浴衣だとか甚平だとか、
そういうのはある意味、永久保存版で。

コンセプトとして、
ヌイグルミをお洒落にドレスアップするって部分、
いかにも先進国の消費者ならではの特権って気がして、
貧しい国々で、
靴も買えずに裸足の子供たちがいる現実を考えると
ちょっとどうなの?って嫌悪感は確かにあったり。

それよりも何よりも、
ちょっと紫色のハロー・キティってどうなの!?

*I saw a photo of Snoopy dog, made in all black, 
made with some dark colored material (maybe plastic, I guess?) 
as the limited edition in Japan on the news recently.  
But, the purple Hello Kitty?  
It's sort of questionable, to me anyway.*