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2019年8月18日日曜日

アメリカ入国は決して "Welcome!"じゃない、の巻

ようやくアメリカの自宅に帰れました!

当初の予定では3週間前に戻ってるはずでしたが。

日本で3週間滞在した後、梅雨が明ける直前に出国する予定でした。

多少の小雨が降っても構わないから、梅雨明け後の猛暑+酷暑は避けたかった。

例年よりも長い梅雨時期に「しめしめ」とほくそ笑んでいたし、避暑地である軽井沢に行った際には「避暑」を超えて寒いくらいで、この日に限って靴下を履いていた事をラッキー♪に思ったりしてた。

とにかく、夢のように楽しい事ばかりの3週間を終えて何の悔いも残さず、梅雨明け間近の日本に別れを告げて、さっさと飛行機に乗るはずだった。

前の晩、デルタ航空からの e-mailで、オンラインでのチェックインを済ませるよう促された際、難なく出来た Erikaに反して、私のチェックインはオンラインで出来ないので、直接カウンターに行くよう指示された。

不審に思い、デルタに電話して24時間サービスの窓口で問い合わせたものの、担当の女性からも同様に、空港のデルタ・カウンターで問い合わせるよう言われた。

何となく嫌な予感を抱きつつ、翌日の出発日にはホテルのチェックアウトを済ませ、タクシーを呼んで貰って羽田空港に向かった。

空港に着いて直ぐに、セルフサービスのチェックインの機械でも手続き不可。

いよいよ不安な気持ちが高まる中、ようやく開いたデルタ空港のチェックイン・カウンターへ行くと、係の日本女性が感じ良く対応してくれたのではあるけれど、どうやら私のビザに不備がある、と言う事らしく、けれど馴染みのある問題で無いので、確認をする為、あちこち(時間的に業務している)のアメリカ大使館に電話で問い合わせ。

ようやく繋がって回答が得られたのはハワイの移民局か何かしらで、それによると私は「新しいビザ」を取得しなければ飛行機に乗せて貰えない、と言うものだった。

飛行機に乗る事自体かなりのストレスなのに、乗る気満々の頂点で乗れない事が判明した時のショックは言葉に出来ない程の絶望感で、生まれて初めての体験。

カナダ人の Davidがアメリカで就業する事の出来るビザ H-1Bで、その配偶者である私のビザが H-4。

私が持っていて、2020年の9月まで有効なのは「滞在許可」で、けれどそこには、"US-VISIT  MULTIPLE"と印字されてるものだから、"Multiple"=何度でも出入国出来るのかと(勝手に)解釈してた。

しかーし。

結論として、在日アメリカ大使館にて新たなビザを入手が必須と判明。

今回の反省:
(David自身は勤務先に移民専門の業務をする弁護士団がいて必要に応じて手続きをするのだけれど、私は配偶者でオマケみたいなものだからしてビザに対する認識が甘かった)

*汗だくで向かったアメリカ大使館(正面建物)*


その時点では、一体どれくらいの時間を要するのか?見当も付かず、ひょっとして私は秋の収穫祭くらいまでアメリカに帰る事が出来ないのかも?とお先真っ暗。

気分はどん底マックス。

とにかくビザの申請をしなくては!ってので、そこからスタート。

手順は以下の通り。

その1:アメリカ大使館のサイトからオンラインでビザの申請をする

その2:ビザ申請手続の代金を支払う

その3:アメリカ大使館での面接の予約をする

その4:大使館にての面接に出向く

その5:面接終了後に置いてきたパスポートが郵送されるのを待つ

その6:書留で返送されたパスポートを受け取り、航空券を手配する

こんな感じで。

オンラインで申請する書類には記入する情報が多いし、顔写真も撮って適正なクロップ+貼り付けしたり、時々エラーになるので、頁を戻ったり、冷や冷やしながら実に3時間かそれ以上の時間を要しました。

代金の支払いはクレジットカードで容易に完了。

面接の予約は7月27日(土)の時点で最短が8月1日(木)だった。

面接の当日は新幹線で東京、山手線で新橋、そこからタクシーで5分程度だったけれど、時間が早かったので15分以上掛けて歩いた。

到着したら建物の外まで順番待ちの列が出来ていて、炎天下で暑かったし。

書類受付から指紋の登録、実際の面接にこぎ着けるのに列に並んで立って1時間程度の間、貧血で倒れるかも?と思うくらい混雑だったのは夏期限定なのかどうか。

面接は、予め必要と思われる(主に Davidに関する:就業先、パスポート、婚姻証明など)書類のコピーを漏れ無く用意した事もあり、幾つかの単純な質問を確認された程度でスムーズに終了してホッとしました。

4〜5個ある窓口の面接官のうち日本人らしい1名と、それ以外の異国籍と思われる官員の全てが英語と日本語のどちらも話せる様子だったから、きっと殆どの申請者に対応する事が出来るのだろうと想像する。

実家に戻った後、無事にパスポートが郵送されて来るか?ちょっとだけ心配しながら待つこと6日間。

面接の翌週、水曜日に郵便配達員さんが玄関まで届けてくれて手渡してくれたのだけれど、そのタイミングが本当にラッキーで、私が外出する直前だった。

私が外出した後は、実家に両親が揃っていたとしても、母は玄関まで歩けないし、父は耳が遠くて玄関のチャイムが聞こえないから出られない。。。ので。

新しいビザが立派に印字されたパスポートを片手に、ようやく航空券の手配!

懸念は、日本にはお盆休暇と言うものがあって、それでなくてもハイシーズンの夏が「超ハイシーズン」で航空券代がうなぎ上りかも!?ってのと、あとは連発する台風とその進路によって飛行機の運航に影響が出るかも!?ってこと。

北米と日本との間の往復はかれこれ過去20年以上に渡って何度もしてるとは言え、航空券の変更+取り直しは、これまで経験した事が無く。

一体どれだけべらぼうな払い直しをしなければならないのか?真っ青。
(チケットの変更代は300ドルで、+運賃の差額らしい)

予めデルタ航空の運賃カレンダーで確認すると、8月10日出発の便が値段のピークで片道で2200ドル程度。

それは無理。。。ってので、日本国内のデルタ航空に電話して13日(火)と14日(水)の運賃の算出をお願いしたら、14日発の便の方が250ドル安いし、残席数も多め、と言うので、それでお願い、、、と言い掛けたら、

「当初の "comfort+/コンフォート・プラス"(普通の座席よりも多少ゆとりがあるタイプで100ドルちょっと値段が高い)と変わらないお値段で "premium select/プレミアム・セレクト"(定価だと5000ドルするらしいビジネスクラス?)をご用意出来ますが、如何なさいますか?」

と言うので、悩む間も無く

「は、はい! それでお願いしますっ!」

と答えてた。

帰りはキャリーオンの小さなスーツケースに加え、チェックインする予定の大き目スーツケースが2つあるので、地元から羽田空港まで直行で行ける高速バスの予約も。

オンラインで予約後、最寄りのコンビニエンス・ストアの端末で、プリントアウトしたものをレジで精算して実際のチケットを入手、と言う素晴らしいシステム。

航空券の手配が済んだ後は、文字通り、ようやく家に帰れる目処が付いたので、それまでの暗澹とした先の見えない不安とストレスから解放された。

結局、本来帰るはずだった7月25日(木)から、ほぼ3週間後の8月14日(水)に無事に羽田を飛び立ち、時差の都合で同日ミネアポリスに到着。

めでたし、めでたし。

*プレミアム・セレクトの食事はコンフォート・プラスよりも豪華!*


追記での備忘録として。

<スーツケース>

長年で愛用した大きなスーツケース(ソフトタイプ)は日本に到着した時点で、4つのキャスターのうち一つが完全に取り壊れて紛失してた。

3つしか無いキャスターでは自立するのも不可能で、そんなスーツケースをガラガラと転がしてモノレールに乗って都内のホテルに向かうのは苦労だった。

最終的にそのスーツケースを諦め、実家で父(黒)と母(ピンク)のハードタイプで小型のスーツケースを譲り受ける事が出来て助かった。

航空会社の重量制限23kgにぎりぎり抑えて帰国。


<羽田空港>

搭乗ゲートに向かうまでの時間があったので、最後にもう一度、と思い空港内のレストランでラーメンを食べる事にして、混み合ったエリアでようやく空いた席をゲットして座り食べ始めたら、

「同席しても良いですか?」

と見知らぬ女性に声を掛けられ、勿論、どうぞどうぞ♪と一緒にラーメンを啜る事になったのでお喋りしてみたら、思いの外、話が弾んでビックリした。

台湾出身の彼女と英語での会話だったのだけど、旦那さんが日本人で、しかも苗字が私と同じだったり! カナダにも住んだ事があるらしかったり!

「袖擦り合うも多生の縁」みたいな事を改めて感じてしまった。

*羽田空港で食べた醤油豚骨ラーメン*



<ミネアポリス空港の入国審査>

全てスムーズだった羽田空港と一転。

意地悪な審査官に当たってしまい、と言うか多分その殆どが意地悪なのだろうと想像するけれど、必要ないはずの書類を見せるよう要求されて、それが無ければ入国させない、とか、日本へ送り返すと脅かされた。

結局、反論しない事に決めて、普段は滅多に使うことの無い "Sir"を用い。

真摯な態度を示したら、何の事もなく結局は通過させてくれた。

あの悪態と脅しはいったい何だったの?ってくらい。

あとで聞いたら、一足先に帰国してた Erikaもそんな風な扱いを受けたらしい。

カナダに国境を接するミネソタ州は私にとってある意味、カナダの延長的な土壌で、人々の頭も冷静(アメリカ国内でも北に位置するから)だし、文化的にも芸術的にも豊かでフレンドリーな人々の多い環境にどっぷりと浸かってたから、余り「アメリカ在住」を意識する場面も無く、至極快適に平和に暮らして来たのではあるけれど。

今回、改めて、この国に手放しで歓迎されてる訳では無い現実を思い知らされた気がする。ちょっと複雑な想い。



2019年7月31日水曜日

7月末日

今日は7月の最終日。

アメリカ合衆国の独立記念日に日本へ出発して、Erikaと過ごす日本での三週間は本当に楽しい事いっぱいで夢のような日々でした。

日本へ帰省する直前、偶然、家の近くで大きな亀("snapping turtle"と呼ばれる、日本で言うところのスッポンに当たる種類かと思う)を DavidとErikaと一緒に3人で助けたので、夢のように楽しい日本での三週間はひょっとして「竜宮城」でのひと時なのかも?なんて思うくらい。

日本で沢山の人達から素敵なお土産の数々を頂いたので、帰って開けて見るのが怖いかも?

開けたら白い煙がもくもくと出て、怖い現実に直面するかも?

なんて話を、日本を去る直前の晩に夕食を食べたレストランのテーブルを挟んで冗談交じりに話してたのが、ある意味、少しだけ現実になったような気さえする。

と言うのも。

アメリカに帰る飛行機に乗る以前に、箱を開けてしまったようで、白い煙がもくもく、楽しい夢から覚めると一瞬で厳しい現実に直面してしまったのでした。

早い話、私のアメリカ入国ビザの不備が発覚、飛行機に乗せて貰えなかった。

勿論、こんな経験は今までに体験した事が無く、まさか自分が!?と言うか、どうして私が?と言うか、「途方に暮れる」と言うのは正にこう言う場面なのだろうな!と漠然と実感していたような。

一方、カナダ国籍である Erikaは何ら問題なく、無事に帰路に着き。

予定通りミネアポリスの空港に出迎えた Davidと共に帰宅。

私は独り羽田空港に残り、暫くの間、呆然と泣きながら放心状態だった。

何しろ、前の晩は Erikaと二人、楽しくもしんみり日本で最後の晩餐を、都内で滞在したホテル近くのイタリアン・レストランで取り、時間を掛けて最後の荷造りをし。

翌朝、ホテルをチェックアウトした後は、タクシーで羽田空港に向かい。

心は勿論、家に帰る気満々♪

日本で行きたかった場所に行き、会いたかった人々には会い、買物も心置きなく完了し、最後に友達に別れも告げ、達成感いっぱい悔いなく帰れる意気込みだった。

まさか空港で Erikaを見送ることになるとは微塵も考えてなかった。

まぁ詳細に付いては次回に記すとして。

空港からアメリカ大使館に何度も電話しても、なかなかホンモノの人間と直接話せるところまで到達出来ないので、とにかく大きなスーツケースは宅配便で実家に送ってしまい、羽田から直接、大使館に向かってみたものの、4時に業務が閉まる20分前の到着。

ガラガラと引き摺ってたキャリーオンの小さなスーツケースを持って入館する事は出来ないので、最寄駅のコインロッカーにでも預けて来て下さい、と守衛さんに言われるも、果たして最寄駅の近い箇所にロッカーがあるのか、あったとしても空きがあるのか、それらを全てクリアして20分以内に戻れる保証も無く。

敢え無く肩を落として、地下鉄の長い通路や階段の上り下りを繰り返し、疲れ果てたので新幹線に乗って実家へ向かうと、姉が最寄駅に車で出迎えてくれた。

まさか再びこんな早くに再会出来るとはお互い夢にも思ってなかったケド。

予想外、予定外に、延長して実家にて滞在中。

空港で足止めに遭って以来、2〜3日は気が動転して、衝撃から立ち直れなかったり、絶望感いっぱいに落ち込んで気分がどよぉ〜んと滅入ってたり、不安感で眠れなかったり、人生で初めての体験に翻弄されている自分を感じていたのだけれど、そんな自分の軌道修正をする事が、ようやく出来て来た感じ。

まぁ時間を要したのではあるけれど、開き直りと言うか、視点を変えて物事を捉えるとか、文字通り冷静になって頭を冷やし、深呼吸して、とにかくやるべき事に集中して取り掛かってみた。

自分にとって、この上無くアンラッキーで不都合な事故がもたらしたのは、実は、神様がくれた貴重な時間、だったのかも知れない、とも思える。

実家で年老いた両親と、彼等の面倒を見る看護師の姉と、私の4人で過ごす時間。

Erikaが加わってた5人での時とは違う、昔に戻ったみたいな懐かしい時間。

フルタイムで働く姉に代わって、私は「お手伝いさん」の役割りよろしく洗濯や食器洗いの炊事仕事を中心に、姉を職場まで送迎する日は、スーパーマーケットに食材の買出しにも出掛け冷凍冷蔵庫を満たしたり。

米を研いで炊飯器のスイッチを入れたり。

単純な作業ではあるけれど、舞台の裏方であり黒子みたいな仕事を担当。

Erikaと一緒にやって来て、キャーキャーと楽しくゲラゲラと笑いあってた楽しい時間とはまた違う、リアルで目の前にある現実的な家族としての日々を送りながら、私はやっぱりこの時間に直面することを避けていたのだろうと思う。

日本での三週間のうちの最初と最後の1週間を東京のホテルで過ごす事にしたのも、楽しい想い出づくりに専念して、あとはさっさと帰ってしまいたかったのだ。

実家にやって来て滞在はしても、辛い現状には気付かぬ振りして、見たくないものは見えない振りをして、ただ久し振りの再会だけを喜び合って、良かったね、楽しかったね、またこの次はいつ会えるか分からないけど、とにかく元気で頑張ってね、と他人事のように逃げて帰ってしまいたかったのだ、きっと。

意識的、無意識的、に拘らず、私はやっぱり我儘で自分の楽しみの事しか考えていないような人間なのよ、ごめんなさいね、と開き直り。

そんな私なのにも拘らず、両親は勿論、姉も、私の予期せぬ延長滞在を手放しで喜んでくれたし、地元の古い友人たちもこぞって歓迎してくれて、こんな私をどうしてそんなに嬉々として受け入れてくれるのか?謎ながらも、改めて、彼等の存在を有り難く、尊く感じてしまうのだった。

長く行きていると本当に色んな事があるなぁ〜。

結局、今回の試練も、私の人生にとって必要不可欠な勉強の機会で、実は貴重で夢のような追加の夏休みであり、感謝と気付きの為に与えられた時間だったのだ、と近い将来に懐かしく振り返って見た頃には感じられるようになっているような気もする。

と、書きつつ。

でもやっぱりなるべく早めにはミネソタの自宅に帰って、心地良い自分のベッドで眠りたい欲求は勿論あるし、カナダの大学の寮に引っ越す Erikaを見送ってあげたいとも願ってる。

さて、明日からいよいよ8月が始まる。




日本へ旅行する前に助けた亀は
道路の真ん中で立ち往生してた。

大きな池のある方向に向かっていたので
Davidが作業用の手袋をして
甲羅の尻尾に近い部分を掴み持ち上げ、道路を渡らせました。

トロント動物園のサイトにビデオもありました。
Snapping Turtleは噛み付く習性があるので怖いのです。

尻尾を掴んで移動させるのもタブーのようです。

参考までに。




2018年5月28日月曜日

ちょいとカナダへ♪

今日は月曜でも祭日なので、朝からのんびり冷房の入ったダイニングのテーブルで Davidと二人、スクランブルエッグの朝食を楽しんでたら、

Erikaが階下からやって来て「あれ、仕事行かないの?」って。

「・・・・・」

いや、あんた毎日が休日だから曜日の感覚、無くなってるね。。。

Kaitoも Erikaもカレッジの授業が終了して事実上は夏休みだから。

そして二人とも殆ど毎日うちに居て曜日に関係なく好きな時間に寝たり起きたり、コンピューターに向かって過ごしてるから無理も無いンだけど。いやはや。

とは言え、Kaitoは夏期講習でスクリプト・ライティングの授業が始まるし、インターンシップでミネアポリスの映画プロダクション会社にて、脚本関連の仕事も少しだけするらしい。

そんな彼、7月の誕生日を迎えると21歳になる(信じられないケド!)ので、いよいよ社会的には「成人」と見なされ、Davidの扶養家族としてのステイタスで米国に居住する権利を失う事になり。

カナダ人だからカナダに帰って暮らせばいいってだけの話ではあるんだけど、高校生で米国に引っ越したからカナダでの教育も経験も人脈も無く。

新宿生まれだから日本の国籍を維持して、じゃあ日本に引っ越して暮らす?とか言っても、日本での生活経験が無いのは同様で。

ビザの失効まで時間が迫ってるし、取り敢えずの手段として手っ取り早いのが学生ビザを取得するって事だったんだけど、カレッジを通して申請すると取得まで半年くらい掛かるかも知れないから間に合わない。

じゃあやっぱり単身カナダに帰国するしか無い?かと思ったら、国境へ行って手続きすればその場で問題が解決するらしい。。。ほんとかいな?

たまたま David自身も彼のパスポートへの証明が必要だったし、実は私もビザの延長手続きが必要だったりで、Davidが勤務する会社に任せれば経験ある専門の弁護士が勿論やってはくれるのだけど、会社が負担する費用がべらぼうに高く時間も延々と掛かりそう、、、ってので、急遽、Davidと Kaitoと私の3人でカナダ国境を目指す事になった先週末。

まずは北に向かって五大湖の一つであるスーペリア湖畔の観光地: Duluthを通過(ここまで車で3時間程度)し、湖に沿って北東に向かうとカナダの国境に到着(更に3時間前後)。

*海のように大きな湖:Lake Superior*

*延々と続く湖を右手に北上*


*流石にカナダは寒かった*


カナダへ入国する前にアメリカ国内の税関事務所によって必要書類を提示し、大丈夫そうなのを確認(不備があっては面倒なことになるので慎重!)。

申請自体はアメリカ国内ですることは出来ず、基本カナダからの入国という形が必須と言われ、ほぼ数年振り?に国境を超えてカナダ国内へ入国。

そのままUターンしても良かったけれど、せっかくカナダへ来たから少しだけカナダを体験して行こう、って事にしてオンタリオ州の Thunder Bay/サンダーベイと言う、国境から30分程度の町で一泊して来た。

予め計画した観光旅行じゃ無いし、小さな町だし、着いたのが土曜日の夕方って事もあり、取り立ててこれと言ったアクティビティも無く。

ホテルのフロントで教えて貰った地元のギリシャ料理の店で夕食の後、私はホテルに戻り持参した編物、Davidと Kaitoは夜9時半から上映の映画『deadpool 2』を観に出かけ、夜中過ぎに帰って来た。



翌日の朝はカナダならではのチェーン店に寄ってカナダでしか買えない特別なものたちを幾つか「お土産」に買ったり。

*カナダを代表するチェーン店*

*Davidが嬉々として買ってた安価なマグ*


アメリカの国境に戻って入国審査、、、は、いつもの事ながら緊張する。

特にトランプ政権になった現在では移民制度に変化があるみたいだし、色々とネガティブな印象が濃い傾向の最近なので。

アメリカ南部の国境に比べると(飽くまでもイメージのみ)警備も思った程に厳しく無く、ちょっとだけ拍子抜けで、カナダから入国する人々と審査官との会話も多少の緊張感はあるものの割とのんびりとした内容だったりで、ひと安心。

多少の時間は要したものの、ほんの30分程度?そして、費用が何と!一人当たりにつきたったの6ドル(×3=18ドル)ってので驚き。

会社の弁護士を通したら数千ドルとか聞かされてたので余計に。

とにかくこれで、あと1〜2年は安心してアメリカで暮らすことが出来る。



因みに余談ではあるけれど、毎年アメリカでグリーンカード(永住権)が当たる宝くじみたいな抽選があって、それなりに書類を用意して写真と共に申請するので面倒ではあるんだけど、密かにそれに応募してたんだけど、結果発表が今月あり、予想通り見事に外れたらしい。。。

国毎の割り当て数があるらしく、日本やカナダからの応募は比較的少ないから、確率的には多少高め?と言う噂ではあるんだけど。



私自身への週末旅行のお土産は、Duluth近くの湖のビーチで拾い集めた石たち。


綺麗な石がいっぱいで、時間に制限が無ければ半日くらいは楽しく石拾いをして過ごせそうな気がした。




2017年10月17日火曜日

Duluth 日曜日で完結

ブログで Duluthの旅を完結してなかったのを思い出した。


大それた事でもないので、どうでもいいのではあるけれど備忘録として。

*その昔、子供の頃に好きだったお菓子「コロン」を思い出す。
それにしても日本のお菓子のネーミングは安直で解り易い*


土曜日、Davidとランチをして別れた後も、気ままに旧道のハイウェイを単独で走りつつ、カメラに収めたい風景に出くわすと車を停めて写真を撮ったり。

*往き交う車がほとんどない旧ハイウェイ*



待ち合わせのモーテルには Davidよりも先に到着しチェックイン。

Duluthから自宅への距離のちょうど真ん中辺りに位置するHinckley/ヒンクリーと言う名の小さな町の小さなモーテルは古くてボロくて一瞬、唖然としたケド。


駐車場に面した地上階で室内も広いお陰で、自転車でのアクセスも良く、盗難予防の鍵掛けに苦心する必要なく丸ごとすっかり部屋に納まったのは利点。

夕食はモーテルの敷地に隣接する地元のレストランで簡単に済ませた。

多分、最初で最後に行く店かも知れないけれど、地元感がいっぱいに漂う雰囲気がレトロな魅力で、料理も同様に美味しく楽しめた。

翌、日曜日の朝のブランチは、下調べで楽しみにしていた地元で人気らしいドライブイン風のベーカリー・レストラン『Tobies/トビーズ』へ。


私は何処へ行ってもお約束で、取り敢えずお試しのエッグズ・ベネディクトを注文。

ソースが割りと白っぽい色で、味も淡白な感じに美味しかった。



旅の途中のお土産は、馴染みのないホームセンターで買ったTシャツ。


大好きなゴッホのスターリー・ナイトと、何と大胆にもバットマンとのコラボ。

ひぇ〜っと即買い。

このデザインで(ラグ)フッキングしたいくらい。



Tobiesでは、看板商品の柔らかくて大きなシナモンロールを半ダースお買い上げ。

Davidは再び自転車で帰路に就き、私は車を運転して高速道路を1時間半程度の道のりを走って、ひと足早く家に帰り Davidの帰還を待った。

Davidも午後3時前には無事に帰宅し、週末での Duluth旅行を終了。チャンチャン♪


2017年10月10日火曜日

秋の細道、、、ん?

昨日は、ミネソタに暮らして初めて "Minnehaha Falls"(ミネハハ滝)に行った。


この辺りでは割りと有名な観光スポットの一つらしいんだけど。


普段、月曜日は私にとって洗濯日であって掃除日でもあるんだけど。

Davidが不在の1週間で車を自由に使えることもあり、たまたま女友達 Avivaに誘われから昼食を兼ねて紅葉を愉しむ散策に出掛けた。

*川に落ちないよう注意深く歩いて疲れた細い道*


川べりの細い道を歩いてミシシッピ川までの往復は2kmくらいの距離?


川を流れる水の音を聞きながら樹々の下を散歩。


独りで歩くには寂しそうな場所も女二人でお喋りしつつ歩くのは楽しい。


秋の色合いがとっても綺麗で。


苔の緑色が対照的に。


昼食は園内のパビリオン一角に入って季節限定で営業して人気らしいシーフードのファストフード店『Sea Salt』にて。
 
週末には長蛇の列が出来るそうな。

メニューに見つけて即座に選んだ「カキフライ」は持ち帰り用で。

クラブケーキ・サンドウィッチと蟹のチャウダー・スープをランチに。

家に持ち帰ったカキフライは、今夜、カキフライ定食として頂きました♪

一緒に付いて来たのはタルタルソースとカクテルソース(トマトベース)だけど、日本人の私にとってのカキフライはやっぱり、ブルドッグとかカゴメとかが作ってる茶色のとんかつソース系(ウスターソース)がぴったり来る。

久々の味噌汁と一緒に。。。

コールスロー・サラダ(←これも一緒に付いて来た)は、定食的にはまさにキャベツの千切りサラダそのものな感じの付け合わせで。

俗に言う"comfort food"というか、懐かしの味に満足♪


2017年9月4日月曜日

Duluth小旅行:土曜日

Duluthの土曜日は早朝7時前に車で出掛け、地元で人気らしいカフェへ朝食に。

平日は6時開店でも、週末は7時からの開店と言うのを見落としたらしく、駐車場に車を停めて15分くらい待ったんだけど、その間にも私たちの他に数台の車が到着し、店の開店を待ってる様子で、何やらいい予感〜♪

ほんとに「地元で人気」の店なんだ。。。の説得力。



この日、ビーチへは行かなかったものの、ホテルの "Lake view"の14階の部屋の窓からは、それなりに綺麗な朝陽が見られたのはボーナスだった。

*再び『太陽にほえろ』!?*

*勿論、初日の出じゃないけど、でも何となく縁起が良い感じ?*


日が昇る光景にはパワーがあるのを改めて感じる。



私たちが朝食に行ったカフェは『Uncle Louis Cafe』と言う名前で。

典型的なダイナー風のブースが中心の内装で、特別に気取ったところもないカジュアルなレストラン。

Davidが注文したのは具沢山のオムレツ、そしてブルーベリーがぎっしりとサンドされたフレンチトースト。

*これでもかっ!ってくらいのハッシュブラウンと一緒に*

*面白いフレンチトーストはたっぷりの生クリームと
間に生のブルーベリーがぎっしりと詰まったサンドウィッチ*



そして私はいつものようにココでもエッグズ・ベネディックトを試した。

*ソースが濃い目でマスタード色*


今風にお洒落なコンセプトでの「オープン・キッチン」と言う設定でも無いんだろうけど、厨房が店内から見えて、単身、忙しそうに働く白髪で初老の男性が果たして店主なのかどうか?

次々にやって来る客のオーダーを順次こなして行く手際は良いものの、何しろ、独りで切り盛りしてる風の様子の忙しさが見えて、何だかこちらものんびりと落ち着いて食べてられないような、急かされた気分になってしまったのは私ならではの性質なのかどうか。

とにかく新しいカフェで家庭的な朝食に満足してホテルに戻り。

Davidは自転車で帰路に着く準備、私はホテルをチェックアウトして市街でやり残した買物に出掛ける準備。

*ホテルの駐車場から自転車で出発準備の David*

リカンバント自転車はアップライト式とは違う部分が多く、長距離でのツーリングを楽しむのにもサンダル履きでオッケー。

その他、面白い特徴としてヘルメットの周りに "Da Brim"を付けて顔の日焼けを避ける機能をアップしたり、イヤフォンは耳に入れるタイプでなく、常に外部の音も聞こえるよう耳の外側に引っ掛けて、骨を伝わる音として聴く様式もものだったり、その音が風で遮断されないよう「猫耳」と呼ばれる毛の生えたものを耳の前の部分にあたるヘルメットの紐に取り付けてあったり。

あとは安全の為に目立った色のシャツを着用は勿論、高い位置に派手な色で夜間にも光に反射する「旗」を付けてたり、ヘルメットの上やその他に電池で点滅するライトも設置。

後ろの様子が見える特製「バックミラー」もヘルメットの脇に取り付けてる。

勿論、カナダ国旗のメープルも最後の仕上げに♪

これでもかっ!ってくらい安全に留意した装備であることは確かではあるけれど、それでもやっぱり無事に帰還するまで、私の心配は尽きない。

心配性で不安な私を他所に、Davidは嬉々としてしゅっぱぁ〜つ♪

私は彼の携帯電話のGPSをGoogleマップで時折、彼の位置を確認しつつ、何か問題があれば急行すると言う手筈で。

彼を見送った後の数時間は、取り敢えず、単独行動で、Duluthの観光地を一人で気ままに買物して歩き廻るのはちょっとした冒険でもあり楽しかった。

お洒落な雑貨ブティックで紫陽花のデザインで銀色のナプキン・リングを見つけ、ひと目で気に入ったのではあるけれど、前日、躊躇って買わずにいたので、後で後悔する予感に背中を押され、それを買う為に再度、足を運んで、ついでにせっかくだから、と、普段は買わないような大胆なデザインのジャケットを一つ、エイっ!と購入したり。

この旅の記念と言うか、特別な想い出の品にしたいような気持ちが湧いて。



さて、数時間経過したので、Davidは今どの辺を走ってるだろう?と携帯で確認。

びっくりするくらいの距離を移動していて驚かされる。

車で高速道路を走って彼に追いついてみよう、、、と私もDuluthの街を後に。



Davidが自転車で走るのは、主に自転車と歩行者専用のトレールで、それが高速道路の旧道に平行して走ってるから、車で走り続ければ、自転車のペダルを漕ぐ Davidを発見するかも?

何しろ目立つ旗を付け、目に飛び込む色彩のシャツを着てるから。

何度かニアミスを繰り返し、ようやく彼の姿を確認。


*橋の向こう側からやって来るのが見えた*

*自転車専用のトレールを走る限りは私も安心*


私が中学生の頃、私の地元にも「サイクリング・ロード」ってのが作られ始めた気がするんだけど、それと同様なのが北米での通称「(サイクリング)トレール」。

ミネソタ州には特にそれが充実して普及してるみたいで、アメリカ国内でもシアトルやオレゴン州のポートランドと「自転車に優しい州」ランクの上位を争ってる。

自転車乗りの Davidにとって、謀らずも偶然にしてそんな土地柄に着地することになったのは本当に幸運な巡り合わせって感じで有り難いこと。

私たちのミネソタ暮らしが充実している要素の大きな比重を占めるのは確か。



ようやく合流出来たのがお昼どきだった事もあり、たまたま David自身、最寄りの『DQ (Dairy Queen)』に寄り道する計画だったみたいで、「じゃあそこで一緒にランチ♪」ってのでお昼を食べ、デザートにサンデーも食べた。

その後は再び別れ、次は Duluthから家までのほぼ中間に位置する小さな町: Hinckley/ヒンクリーで一泊予定のモーテルで合流するってことで。

私はひとり気ままに古い高速道路を走りつつ、途中、気に入った景色に出くわすと車を停めて写真を撮ったり、曲がり道を間違って予定外に見つけた面白そうな田舎のホームセンターに立ち寄って店内を覗いて見たり、それなりに冒険的で楽しかった。

(気が向いたら)つづく。





2017年8月24日木曜日

金曜日 後半

Davidが長距離での自転車ツーリングをしたくて、Duluthが距離的にも丁度良く?以前から行って見ると言う話にもなっていたので、ようやく実際に行く事にはなったのだけど、私は自分でも「何でだろう?」と不思議に思うほど、気持ちが盛り上がらなくて。

なので、観光名所なんかを検索して見たのも間際になってからだった。

Duluthは夏期に人気の湖畔の避暑地とは言え、かなり小さな町らしいので観光して廻るのに何日も要する訳ではない風だし。

そんな中、私の興味を引いたのは新しくて立派そうな水族館: Great Lakes Aquarium。


いずれにしろ、ここだけは行って見たいと思ったので実際に行けて良かった。

何故か海洋生物とか水族館とかの魅力に惹かれる人は少なくないと思うけど。

魚やクラゲが泳ぐ様子を見ると心拍数が下がったりストレスの解消になったりするそうだから、そういう状況に身を置く自然の欲求があるのかも?

実際、熱帯魚や綺麗な魚や鮫が優雅に泳ぐのを眺め楽しみつつ、一方では、何だか見た目が悪く怖い様相の、ちょっと気味悪いような魚も見て別の雰囲気も体験したり。









展望台の外に大きな船が横切るのが見えたので行って見ると、橋(Lift Bridge)がすっかり上の方に移動していて、通過した後ゆっくりと下がって行く様子は興味深く、他の観光客と一緒に暫くの間で眺めてた。










そして何処の水族館や美術館+博物館へ行っても帰り際のおたのしみ♪のギフトショップにもしっかりと寄って〆として。



特に誰かの為にお土産を買うと言う必要もなく気がラク。

そういう意味ではやっぱり(気合いを入れて)お土産を買うって行為は日本的な文化かなぁ〜なんてのも、ふと思いながら。

*この小さなタコは$3.50と言う驚きの安さ!
作る手間を考えたら納得が行かない。。。謎*


*ベタにミネソタ名物(Paul Bunyan+Babe the Blue Ox他)のマグネットも
いずれの日にかの記念に*









そして金曜日の夕ご飯はどうする?って時間になり。

Davidは再び、昨日と同じインド料理(India Palace)でもいいってくらい、あの店の料理が気に入ったらしいけれど、せっかくだから別の店を試すことにして、またまたホテルから徒歩で行ける日本料理の店『Hanabi』へ行って見た。

知らない土地で初めて行く店で、しかもエキゾチックな和食の店@アメリカ、ってので不安が無いと言えば嘘になる。

でも、金曜の夜と言うこともあってか?店に入った途端、賑わいを感じてひと安心。

あ、割りと人気があるみたい♪ってな風に。

メニューを見て感動したのはカキフライがあったから。

あぁ〜そんな存在もあったよなぁ、長らく食べてないからすっかり忘れていたよ〜、みたいな懐かしさでソレと、あとは醤油味のラーメンもあると言うので注文。

まさか小旅行でやって来たミネソタの観光地で食べる予定も無かった日本の懐かしい味たちだけに、不意をつかれた嬉しさも手伝ってどちらも美味しく頂いた。



さて翌、土曜日はいよいよ Davidは単独、自転車で帰路につくから別行動。

Duluthから家までのほぼ中間点に位置する小さな町 Hinckley/ヒンクリーで合流して一泊する予定で。

距離にしてほぼ125km。


つづく。(多分)

2017年8月21日月曜日

Duluth 金曜日

Lake Superiorの水平線に昇る朝の太陽を見ることが出来てすっかり大満足。

感動が冷めやらないまま浜辺の散歩を継続、ホテルに向かった。

朝の陽射しは湖畔の風景の何もかもを綺麗な深い色に映し出すみたいで感激。

*真っ青な空にうっすらと白く月が浮かぶ*

Duluthを代表するアイコンの一つ、Aerial Lift Bridgeは近くで見ると迫力がある。


港の外側にあって Lake Avenueを繋げる橋として、人や車が通行してるんだけど、大きな船が来る度に警報とアナウンスがあって、橋の部分が持ち上がるの。

大きな橋がゆっくりと上下する様子は、何だか興味深い。

まぁその度に線路の踏切みたいに車が渋滞するのは大変だろうなと思うけれど。


*港で半永久的に停泊する大きな船は博物館になってた*



ホテルに戻り、Duluthでの2日目は何をしようか?ふたりで相談。

湖のクルーズと、短距離での電車と、水族館の3つがセットになったパッケージがあると言うので、それにしようと思ったら、電車は「機関車トーマス」のイベントの為に利用できないらしく断念。

絶対に外せないと楽しみにしてた水族館だけに専念して時間を費やす事に決定。

まずは腹ごしらえのブランチに何処のレストランにする?ってので、湖のクルーズにも食事を提供していると言う、その名もずばり『Duluth Grill/ドゥルース・グリル』を試して見る事にして車で出掛けた。

湖をクルーズしながらブッフェの食事を楽しもうかとも思ったけれど、それと同じ食事を試すことが出来るんだったらクルーズは諦めていいや、って気もして。

宿泊先の市街のホテルからは少しだけ離れてるので車で行ったけれど、駐車場が溢れんばかりに盛況でビックリ。

何とか裏手のスペースに駐車したものの、レストランでは順番待ちの客が店の外のベンチに座って待ってる状態で、店の人気の高さにいい予感♪

*『Duluth Grill』の敷地内の小さな畑で栽培されるハーブたちは
そのままレストランで使われるんだそう*
(メタル製のチキンを始め、メタル製でペンキが剥げた
ガーデンアートには何故か心を惹かれる)



初めてのレストランで注文するブランチは、例によって例の如く「Eggs Benedict/エッグズ・ベネディクト」で、その店によって随分と違うので比べるのが楽しみ。


この店のは典型的な厚切りハムにハッシュブラウンの付け合わせに、店の敷地内から摘まれた可憐な花(パンジー?)が添えられ、お花も食べられますよ〜♪と。

因みに Davidはオムレツにケール(マリネされソテーされてた)が添えられたものを注文し、それにもお花が乗ってた。


美味しいブランチに満足の後は一旦ホテルに戻り、そこから徒歩で水族館へ。

Twin Cities/ツインシティーズ(MinneapolisとSt. Paul市との通称)の市街と同様に Duluthの市街にも "Skywalk/スカイウォーク"があり、それを利用。


意外と閑散としていて、私たちの他に通行人がいないのが気になった。

もし単独行動だったらちょっと嫌かなぁ〜、と。

だって、長く続く通路は閉鎖された空間で、仮に何かあっても逃げ場が無い。

ひょっとして冬場以外では余り利用する人がいないのかも?謎。

と言うのも、高速道路を渡る必要があって、沿岸へのアクセスが限られてる。

スカイウォーク以外では割りと遠回りをして歩かないとならない。

そんな事を色々と考えながら目的の水族館に到着〜♪


そして、次回につづく。