2012年1月29日日曜日

なんちゃってフランス人

Facebookの"friend"が紹介してくれた
「How to Fake French」ビデオ。

仏語が苦手な人へのガイド。

*Very useful techniques to who don't speak French.*


1.  Show an enthusiasm for Wine.

2.  Make sounds with your mouth to show signs of agreement.

3.  Eat if possible, to avoid having to speak.

4.  Use swear  words to emphasize approval.

5.  When in doubt, just try to blend in.




そして、何となく関連で思い出した
昔TVでやってたらしいコマーシャル。

*Since French is not common language in Japan,
this particular northern regional dialect 
sounds like French to many of Japanese people's ears, it seems.*


仏語に聞こえる津軽弁って凄い♪



自動翻訳機能

そもそもブログを始めたのは、遠く日本に暮らす姉をはじめとする古くからの友人たちに、日々の暮らしぶりや出来事を報告するのが目的だったんだけど。

何だかんだで話しのついでに、ここで知り合った日本語を話さない友人たちの間でも時々、このブログを覗いて見てもらうような機会が増え、最初はまぁ写真だけでも楽しんで貰えればいいや、なんて思っていたものの。

熱心に目を通してくれるフランコフォンの友人から頼まれて、最近、Googleの自動翻訳機能を新しいガジェットとしてフロントページの目につくところに追加した。

とにかく言語さえ選択すれば、どんな言語でも、ものの数秒で一気に翻訳されるから壮観!

機能そのものは本当に凄いなぁ〜と思う。

ただ、私自身、アラビア語だとかスワヒリ語だとかロシア語が解るわけではないので、私の書いた日本語での文章がそれらの外国語に自動翻訳されたところで、果たしてそれがどの程度、本来の意味合いに即して正しく訳されているのか見当も付かず。

ブログ外で時々私がお世話になる「仏語→英語」では割りといい感じで意味が通じる文章になるし、「英語→日本語」でも、多少変てこな言い回しはあっても意外と理解し得る範囲での文章に訳される印象を受けるンだけど。

でも、思った通り私のブログみたいに「日本語→英語」ってのは自動翻訳機能にとってもかなり困難らしい、、、ってのは当然、日本語と英語が色んな要素に於いて違い過ぎるから、訳された後の英文がかなり混乱した文章になるのは仕方ないのかも。
(日本語文では英語のようにいちいちmy, your, his, her, theirの所有格を付けないし、時として目的格が無かったり、主格さえ表記しない場合も多いから訳すのに混乱するのは当然)

とは言え、肯定と否定が逆になってたりするのは誤解を招いたりして困る。

なので気が向けば、部分的に英語での説明を付け加えたりもして見るも、ノリと雰囲気で通じる会話文と同じ訳にも行かず、私のいい加減な「なんちゃって英語」をそのまま書いて、あたかも正しい文章であるかのように勘違いされても申し訳ないし。

いざ文章にすると「a」なのか「the」なのか。

「単数」なのか「複数」なのか。

この辺りがヒジョーにむつかしい英語なのだ。うーむ。

そんな訳で、このブログに於いての英語表記については予め誤りがあることをお詫びし、ご理解ご協力(?)をお願い致しまする。

2012年1月28日土曜日

仏語レシピを英語翻訳

新聞広告と一緒に入って来るクーポン。

食品のクーポンの場合、商品の購買意欲を掻き立てるよう、その商品の使い方(つまりお料理のレシピとか)の参考例なんかが示されてる場合も多い。

でも、それらが時々フランス語表示のみだったりするのは、フランス語が苦手な私にとってちょっとシャクに障ったりして、基本二カ国語で表示してない広告には、企業努力を怠っていると解釈して(ケベック州内で真摯にビジネスをしたければ英語人、仏語人、分け隔てなくアピールしないとイケナイ)敢えて注意を払わないンだけど。

*Some recipes came with coupons in the newspaper look fabulous.
I can't resist it even though they're printed only in French*


トマト缶詰の新商品クーポンに付いて来たレシピが残念ながらフランス語表記のみにも拘らず、その料理写真がどうにも美味しそうに見えて、食いしん坊の私はどうしても「作ってみたい!」欲求をくすぐられた。

*Tilapia avec tomates et feta*


特にティラピア(魚)を使ったレシピは私にとって貴重だし(魚料理のレシピって意外と少ない:肉料理に比べると)役に立ちそうで、速攻キープ!


これでもまぁ一応フランス語のコースも2度挑戦してるので、何となく理解出来る部分は多いンだけど、でもやっぱり料理で失敗したくないからGoogle翻訳を使って見た。

Google翻訳の「仏語→英語」機能に感動! 

翻訳を見ながらちょっとしたフランス語の勉強にもなるし。


とにかく、トマト缶の新商品は予めカットされたトマトに、料理に合わせて選べるようそれぞれ「ガーリックとバジルとピーマン」とか「玉ねぎ、セロリ、ピーマン」の混ぜ物や、「ガーリックとオリーヴオイル」「ガーリックと黒胡椒」などの下味が付けられてて便利そう。


因にティラピア(白身魚)のレシピ@おフレンチ:

Tilapia avec tomates et feta

Ingrédients:

- 1c. à table d'huile d'olive
- 500g de filets de tilapia (4 filets)
- 1 boîte (540ml) de tomates: poivre noir concassé et ail rôti
- 1c. à thé d'origan séché
- 1/4 tasse d'olives Kalamata
- 1/4 tasse de fromage émietté
- 1c. à table de persil haché

Préparation:

- Chauffer l'huile dans une grande poêle antiadhésive;  fair brunir le poisson des deux cotés.
- Ajouter tomates, origan, et zeste de citron.
- Mijoter à découvert pendant 8 minutes.
- Garnir avec des olives et du feta; faire chauffer pendant 2 minutes.
- Saupoudrer de persil.


レストランのメニューや料理のレシピって、やっぱり未だにフランス語で書かれると英語よりも数倍美味しそうに見えるのが魔力♪

Bon Appétit!




2012年1月25日水曜日

再びあんパン

またまた久し振りにあんパンを焼いた。

たまにしか焼かないから
何度焼いても素人っぽいンだけど。。。


あんパン好きの日系二世と三世の友達に会うから
持って行って食べさせてあげたくて
明日、会うのが楽しみ〜♪


3本目のマフラー

20mmの棒針で太毛糸のマフラーを編むのが楽しくて、
自分のを1本編み上げた後に続けてあと2本、
調子づいて編んだ。

何しろ毛糸も針も太い分、あっと言う間に、
面白いように編み上がってしまうから、
編み終えた後には
何だか呆気なく物足りないような気分で。

2本目を日本の母に送った後、
3本目に編んだのは新しい色味で、
紫と青と生成りを主にしたちょっと大人の配色で落ち着いた感じ。


3本目のこれは日本の友達に昨日、航空便で発送♪


気に入ってくれるといいなぁ〜。。。


2012年1月23日月曜日

理科のジオラマ作り

Grade7のErikaは今、理科の時間に気候帯の勉強をしているらしく、プロジェクトで『Taiga/タイガ(常緑針葉樹林帯)』の研究発表と共に、その気候帯のジオラマ(diorama)も作ることになったらしい。

靴箱と絵の具と、緑色と茶色と白のフェルトと糸が必要だと言うので渡したら、何やら一人で作業して仕上げ、先週学校へ持って行ったらしいんだけど。

理科の先生に見せたら「うーん。不十分」と言われたらしく、家に持ち帰った靴箱を見たら、確かに殺風景で、色塗りされた箱の中には糊で貼られたフェルトの木と、フェルトを縫い合わせて作られた白いウサギと茶色のビーバーが、これまた糊で無造作に貼付けられてるだけだった。

それで急遽、私もアイデアを出して手伝うことにして、日曜日はErikaとふたり、あれこれと相談しながら、二人の好きなCDを掛けて一緒に音楽を聴きながら作業した。

彼女はフェルトを使って動物を作りたかったらしいけれど、でも3Dの立体的な動物を作るにはパイプクリーナー(モール)の方が手軽で簡単だから、それで幾つかの野生動物を作ることにして。

あとはフェルトを使って草原をちょっとだけ立体的にしたり、針葉樹の枝をパイプクリーナーで作って箱の隅に取り付けたり。

冬の寒い雰囲気が出るように透明や白色のビーズや水色のスパンコール(sequins)を散らしてボンドで貼ったり、あとは雪の結晶のコンフェティ(confetti)が入ったグリッター・グルー(Glitter Glue)でフェルトの縁を飾ったり。

まぁ、評価はどうなるか?分からないけれど、でも取り敢えず楽しく、何とか出来上がった。

*靴箱の『Taiga』全体図*


*木の上にとまったHawk Owl
白いSnowshoe Rabbit
川で泳ぐ(溺れてそうに見える)Red-Throated Loon*


*木の上のEuropean Red Squirrel
川にダムを作ったEurasian Beaver*


本人(Erika)は割りと満足気に今日、学校へ持って行ったから、評価はもうどんなでも本望って感じで。


JETの同窓会@IMADAKE

さて、普段は余り社交的にアクティブじゃないDavidが何を思ったか?突然、私に一緒に行こうと誘ってくれたパーティ。

訊いて見ると、JETプログラムで日本へ赴任したことがある人たちの同窓会みたいなパーティだった。

JETプログラムは日本の政府が英語圏から大卒の若い人を募って、日本の公立学校へ英語指導助手として派遣するプログラムで、Davidは5期目の参加者。

プログラムが発足した当時の目的は、義務教育過程での日本人の子供たちの英語力の向上と言うよりは、それ以前にまず「ガイジン」との壁(バリア)を低くする事で、日本人以外の外国人に拒絶反応を示さない免疫力を高める、つまり英語人慣れするという至って初歩的な単純な狙いがあったらしい。(と言うのは人づてに聞いた話)

実際、私自身、子供時代に外国人に初めて遭遇したのは10歳くらいになってからの事だし、外国人と言えば=アメリカ人と思っていたし、たまにTVでアメリカの映画を見ても登場人物が皆、似たような顔や体型で区別が付かず、話しの辻褄が合わずまるで理解出来なかったのを思い出す。

それくらい外国とか外国人とか外国語と言うものに疎かった。


とにかく、モントリオール在住のJET参加者たちが20人前後(+付き添い)が、市街の日本風居酒屋『いまだけ/IMADAKE』に集まり大きなテーブルを囲んで座った。

*次々と運ばれて来る料理を皆で分け合って*

- 大根のサラダ
- ほうれん草の胡麻和え
- 白身魚のカルパッチョ
- 鳥の唐揚げ
- たこ焼き
- 牛肉のたたき
- イカの姿焼き
- 小海老の天麩羅

そんな感じかな?
どれも日本風の味付けで美味しかった♪


AETとしての赴任先が福島や福井、兵庫、宮崎と色々で、それぞれ彼等の体験談を聞くのは楽しかったし、何と言っても彼等の日本語が本当に上手で感心させられた。

日本での体験や日本語の能力を活かして、モントリオールの日本領事館に勤務する女性や、モントリオール市内で日本語も教えるランゲージ・スクールを経営する男性もいて、凄いなぁ〜と圧倒されたし。


普段、郊外でのんびりと静かに暮らす私たちにとって、週末の晩に市街の居酒屋で飲食するのは稀なんだけど、久し振りに和風の料理が食べられて、しかも、そのどれもが美味しくて嬉しかった。

ただ店内に流れる大きな音量での音楽と、あちらこちらのテーブルで賑わう人々の喧噪で、一緒にテーブルを囲む人との会話でさえも殆ど叫び合わないと聞こえないくらいなのが辛く、喉が痛くなってしまったし、聞き取れず理解出来なかった部分が残念。

*オープンキッチンで用意される美味しそうな料理たち*


店内で元気に働く人たちの中に若い日本人の姿も多く見られて、普段、日本人を見掛けない私にとっては何だか新鮮な光景で、楽しそうにテキパキと働く若々しい彼等の様子にちょっと羨ましい気がした。




2012年1月21日土曜日

今週のあれこれ

*新年を迎えても飾られてるクリスマスツリーに
「え!?」と日本の人は思うかも、、、だけど、
大抵1月の中旬くらいまでは見掛ける@北米*


火曜日はうちの車の初めてのオイル交換の予約があって朝9時にディーラーへ行った。

販売部門の展示場と、修理やメンテナンスをするサービス部門が隣り合わせになっていて、手続きを済ませると受付の年配で感じの良い親切なおじさんが、
「待ち時間は30分か40分くらいだけど、待ってる間に隣のショールームへ行けば美味しい珈琲が飲めるよ♪」
と軽くウィンクしながら教えてくれた。

性別に関係なく北米の人って割りと気軽にウィンクするんだけど、私はそれが結構好きだったりするのよね。

なんか悪戯っぽくて楽しい気分にさせてくれる。

待たされることは予想してたので、家から持って行った簡単に読める本と、編み掛けのマフラーを持ってショールームへ行くと、サービス部門の暗い待ち合い室とは異なって、ガラス張りの明るい場所に座り心地の良さそうなソファ(サービス部門は簡素な椅子だった)が置いてあったので、そこに腰掛けて編み物をして待った。

傍のテーブルに置かれた雑誌は皆フランス語だし。

通り掛ったセールスの中年のおじさんが編み物をしてる私を見て
「あ! 僕の為に何か編んでくれてるんだね!?」
なんて冗談を言うので、
「あはは。ピンク色でも着るの!?」
と訊いたら
「僕は何色でも着るよ!」
なんて。

他愛の無い会話が楽しい。


せっかく朝早くから遠出したついでに、帰り道にある気に入りのパン屋さんへ久し振りに寄り道。

小麦の香りが漂う大きくて素朴な白パンを買った。

家に帰ってパンをスライスしてトーストした後、ホイップした軽いクリームチーズとオレンジ・マーマレードをたっぷり乗せて食べたら、この上なく美味しかった♪


夕方は日本語を教えて欲しいと言う17歳のGabrielaに初めて会いに地元の短大まで行ったり。


水曜日はNewcomers Clubの珈琲の会でTim Hortonsで集まった後、その後『La Porte Grecque』と言う名の初めて行くギリシャ料理のレストランで女友達と4人でランチ。
(何やら最近よくつるんでるAnn, Dianne, Mirian+Meの顔触れ)


昨日の夜は、うちにDougとGraceを招いて一緒に夕食して楽しかった。


気の合う仲間と美味しい食べ物があれば人生は楽しいな、とつくづく思う。


そして今日、土曜日の夜は珍しくDavidと一緒にモントリオール市街のパーティへ行く予定。。。ほんとDavidとパーチーへ行くなんて滅多に無いことだけど。




2012年1月20日金曜日

キャンディ色のネックレス

夕べ珍しく日本の母から電話があった。

今週の日曜日が誕生日だから
送っておいた手作りのネックレスが届いたらしい。

何しろ79歳にもなる母だし
3年近く会ってないので
最近のファッション傾向とか
どんなモノを好んで身に付けてるか?
まるで見当も付かず。

もうこの際、気に入ろうが気に入るまいが
実際に使おうが使うまいが
心配しても仕方が無いので
「気持ち」さえ届けば
あとは限りなく自己満足的なギャンブルで
とにかく一方的に贈っちゃえばいいや!

そんな感じで。


送ったのは:
アンティーク・コッパー色を基調に
チェコ製のガラスビーズと
着色を施された淡水パール各種を用いた
短めのネックレスと
シンプルなピアス用イヤリング。

*I made this necklace and earrings set
for my mother.
Her 79th birthday is coming this weekend.*
(Those fresh water pearls in green are
called 'potatoes' by its shapes and not round.
Some of them look like acorns naturally,
so that it was perfect for the dangling for the earrings.)


勝手に送っておいてビックリしたのは、
電話の向こうで母の声が明るく弾んでいたこと。

予想外にも気に入ってくれたみたいで
「今ね、早速付けてみたんだけど
この位の長さが丁度いいね!」
って、
どうやらネックレスをしたまま電話を掛けて来たらしい。

「ピアスもねぇ、最近してなかったんだけど
でも穴は塞がってなかったみたいで良かった。
このイヤリングもちゃんと出来たし」

「ちょうど新年会があるから早速して行くね♪」

と、興奮気味に話してくれた。

良かった、気に入ってくれて。


キャンディみたいなこの配色は、
ちょうど最近編み上げた毛糸のマフラー同様
鮮やかで綺麗な明るい色で
無彩色の風景に覆われた冬の時期だからこそ
余計に惹かれるのかも。

作業するのが楽しくて
同系色で長めのネックレスも作った。

ターコイズや赤紫色に染められた淡水パールが
透明感のあるガラスビーズの緑や
アンティーク・コッパー色に映えてとても綺麗。

*Another necklace I made:
Antiqued copper color chains and clasp with
Czech glass beads and Dyed fresh water pearls. *



2012年1月17日火曜日

Wet Felted Scarf

初めて挑戦したウェット・フェルティング。

いかにも素人っぽい出来上がりの

スカーフが完成した(かな?)。


まぁ一作目としてはこんなとこよね。


ニードル・フェルティングで作った葉っぱを
あとからニードル・パンチで追加。


あとはガラスのビーズを縫い付けたり、
ほんのちょっとだけ刺繍をステッチしたり。

いかにも手作り風の
不均衡とか不均等とか、
大量生産の既製品とは対極の
ぶっきらぼうで洗練されてない感じの狙いは
割りと出せてる気がする自己満足。


ある冬の月曜日


そう言えば、ちょっとしたお正月飾りしたんだった。


昨日は月曜日で一週間のはじまりだから
それなりに気合い入れてたンだけど。

Erikaの忘れ物を
スクールバスのバス停まで走って届けた。

パジャマの上に
ユニクロのスノーパンツみたいなの履いて
ダウンのコートを慌てて羽織って
素足にブーツ履いて家を飛び出した。

−20℃の空気に目が痛くなって
涙がぽろぽろとこぼれて
鼻水が鼻の奥で凍った。

家の前の坂道を下りて右に曲がって
ほんの50mくらいの距離なんだけど。

忘れ物を無事に手渡したところで
ちょうどバスが来た。

ほっとして家に戻り
やれやれ、とシャワーを浴びてたら
Davidからの電話。

市街へ行く通勤電車を待って
駅で30分以上立ってたけど
寒くて凍えそうだから諦めるって。
(どうやら40分以上遅延だったらしい)

Tim Hortonsまで歩いて待ってるから
車で迎えに来てくれる?

シャワーで濡れた髪を慌てて乾かし
車に乗り込んだものの、
フロントガラスの氷が溶けないと
まるで前が見えないし!

何だかドタバタの週明け。。。



キャンディ色のスカーフ

この間買ったばかりの極太毛糸を、これまた極太20mmの編み棒を初めて使って、毛糸のラベルに書かれてた編み方デザインでマフラーと言うかスカーフを編み始めて見た。


編み方は、まず6目の作り目をしてスタート。
(たった6目だけ、、、ってのが凄い。さすが極太っ!)

まず一段目の表編み。
最初の1目を普通に表編みして、
2目から6目を編む際に針に糸を2巻き
(一巻き余分に絡める)して編む。

二段目の裏編み。
1目から6目までの裏編みの際に、
余分に絡めた一巻き分を外しながら編む。

三段目の表編み。一段目と同様。

四段目の裏編み。二段目と同様。

このプロセスを好みの長さまで繰り返して編む。

*I followed the instruction on the label of the yarn,
but I didn't like it so much
because it looked too loose for me.*


何だかこの編み方だと凄く編み目が大きくて緩い感じ。

私にはちょっと緩過ぎて好きじゃなかったので
普通編み(二段)とのコンビネーションにしてみた。

*I moderated the design.*


人に依って好みの違いなので、
好きずきあるかと思うけれど、
私的には↑この方が手触りもしっかりするし
機能の暖かさも保てる気がして。


作り目も6目じゃなくて8目に増やしてみた。
ほんの少しだけ幅広にして。

*Finished so quickly.
Almost too quick.
I needed more time to enjoy knitting process 
and indulge in colors 
with that heavenly warmth/softness.*


ほんとに太い毛糸で編み針も大きいから
あっと言う間に編み上がってしまってびっくり!


何だかちょっと簡単過ぎて
呆気ないくらいの物足りなさを感じるくらいに。


ウールとアクリルの混紡ではあるんだけど
でも
ふわふわとふかふかして
うっとりと見とれてしまうくらい
鮮やかな色合いの綺麗さに
思わず発狂しそうな私は
やっぱりかなりクレイジーなのかも。




2012年1月15日日曜日

日曜の晩の徒然

木曜日はNewcomers Clubの月例会があったんだけど、Montreal地方は大雪警報とかFreezing Rain注意報とか出ていて、それでなくても夕食後の寒くて真っ暗な時間帯に外出するのは気合いを要するのに、暗闇の吹雪の中、車を走らせて行くだけの動機が見つからず欠席。

冬は気分が滅入るだけでなく、天候によっても行動を随分と制限されたりするので憂鬱。

まぁその分、家に籠って色んな作業が出来るからいいんではあるけれど、余り没頭し過ぎて世捨て人みたいにならないよう気を付けないとイケナイし、あぁ、あとは当然のことながら運動不足にも留意しないとね。

冷えとか肩凝りとか新陳代謝の低下とか。

色んなものに悩まされるお年頃で怨めしやぁ〜〜〜。


なので気分転換も兼ねて金曜日にはDavidと昼からの映画『Mission Impossible: Ghost Protocol』を観に出掛けた。

私の映画館カード(Scene Card)のポイントが溜まってたので、それを使って二人分タダでラッキー♪

平日の昼間で映画館も閑散としてた。

*Our local movie theater 'Le Colisée' in Kirkland*


帰りに食材の買い出しをして家に着いたら子供たちもちょうど学校から帰ったばかりで、玄関先に、私が月曜日『Simons/サイモンズ』(Quebec州のお洒落な地元デパート)のサイトで注文した衣料品が、早速 UPS(宅配便会社)で配達されてた。

購入したのは薄手のカーディガン1枚で50ドル以下にも拘らず、布製のSimons特製デザインのお洒落なショッピング・バッグが無料で入ってたし、送料も無料。

何だか益々、敢えて店頭まで出掛けて行って、時として店に依っては態度の悪い店員のヒドい接客サービスにがっかりさせられたり、支払いするのに列に並んで待たされたり、疲れ果てて買物から帰って来る意味が分からなくなりそうな気がする。


と言えば、Dysonの掃除機を買った時のSearsの販売員(その道かれこれ10年ってくらいのベテランに見える中年の男性社員)も酷かった。

まぁお昼時ってのもあったんだけど、彼は「もう直き私のお昼休憩なので」と言って腕時計を何度もチラチラ見つつ、かと言って別の販売員さんに代わりを任せる訳でも無く。

「この掃除機どこで作られてるの?」と訊いたら「カナダ」と答え、おまけに「ダイソンさんはカナダ人」とかほざいてたからビックリ。

正解は勿論「ダイソン氏は英国人」だし、私が買った掃除機は「マレーシア製」だった。

なんていい加減なオッサンなんだろう。。。


あの程度のサービスを受けるならば、やっぱりインターネットで直接メーカーから購入、配達して貰った方が、よっぽど面倒も無く手っ取り早くて快適な気がする。・・・ってのは後からの反省で。

*Friday afternoon, on our way home in snow*


そして昨日の晩は、義理の父が犬が連れて夕飯を食べに来た。

義母が2泊3日でパッチワーク仲間と一緒に誰かの別荘に出掛けて留守だったので、義父を予め夕食に招待しておいたから。

メニューはサーモン(オリーブ油とレモン汁にディルを混ぜて掛けた後オーブンでグリル)のグリーン・アスパラ乗せと、ワイルドライス入りの味の付いたご飯と、ポテトとリークのグラタンと、豆腐とワカメの味噌汁と、スプリングミックス・サラダという滅茶苦茶な組み合わせに、デザートはスフレ風のクリームチーズケーキにバニラ・アイスクリームとホイップクリームにブラックベリーズを添えたもの。


日曜日の今日は気温が−20℃まで下がって、外出の予定もないので家でのんびり暖かく過ごせて良かった。

2012年1月12日木曜日

お前もか!のダイソン

かれこれ10年以上使って来た掃除機がいよいよ壊れてきた。

アメリカ系のデパート『Sears/シアーズ』がパナソニック社と提携してストア・ブランドとして出してる「Kenmore/ケンモア」シリーズのキャニスター型掃除機で、さすがに作ってるのがパナソニックだけあって、割りと日本の家庭で普通に使われてそうな平凡なスタイルの掃除機で使い勝手が良く、付け替えのカーペット専用強力パワーヘッドもあって割りと気に入ってたんだけど。


カナダで最初に暮らした家は一戸建ての賃貸だったんだけど、そこには「セントラル・ヴァキューム・システム」なるものが付いていて、長いホースを引っ張って接続する準備過程が、まるで放水訓練する消防士みたいだなぁ〜といつも思ってた。

掃除機本体とゴミが溜まる巨大なバケツ型の部分はガレージ内の壁に設置されていて、恐ろしく長いホースを家の内部の何ヶ所かに設置された吸引口に接続するタイプ。

昔のことで詳しくは覚えてないけれど、屋内の空気を汚さずゴミの処理も簡単(ガレージ内のバケツを空にすれば良いだけ)なセントラル・システムの掃除機の発想は悪くない気がする。


その後、家を買って引っ越したら新しい掃除機が必要になって、どんなのがいいか?義母に訊いたら薦めてくれたのが彼女も愛用している「Electrolux」で、デパートに見に行ったら1000ドル(10万円くらい?)もするってのでビックリした。

まぁ、それで250ドル程度のKenmoreを買った訳だけど。

当時、Electroluxを買わなくて良かったと実感したのは、とにかく本体が重たいことと、あとはコードリール?(自動巻き取り機能)じゃなかったってこと。
(最近のモデルは多分、進化してると思うけれど)


今回、新しい掃除機を買うにあたって、「またSearsで安いKenmoreを買えばいいや」と軽く考えていたので、まるでリサーチもせず。

そして気軽にSearsへと出掛けて予定通り掃除機を買ったんだけど。

*I didn't care much about Dyson, I thought.
And I didn't mean to buy this one either.
I went to Sears to buy a reasonable,
 inexpensive vacuum cleaner.
And then, 
I came home with this… *


買って帰ったのは何故か『Dyson』だった。。。自分でもビックリ!

ダイソンの恐るべきマーケティングに洗脳されてた自分に驚き。


掃除機を買う際の難点は、さすがに返品天国の北米であっても、箱を開けて実際に使ってしまった掃除機は、返品こそ出来ても自動的に20%の価値を消失してしまうって現実。

そのくせ、使い勝手を気に入るかどうか?なんて実際に自分の家で使って見ないことには分からないし。

余談で、ベッドとかマットレスの購入では、2週間程度のお試し期間があって、実際に寝てみた快適度(スプリングの硬さとか)に不満の場合は何度でも交換可能だったりするのよね。


そんな訳で、恐る恐る箱から取り出し、「1回使ったら130ドル!」とか思いながら「えぇーい!」って感じの覚悟で掃除機かけてみた。

でもって感想は、正直「まぁ、こんなもんか」ってとこ。

何て言うか宣伝文句とか、評判とか(姉も使ってるし)、あちこちで目にした情報からのイメージによる期待度が高過ぎたんだと思う。

確かにパワフルではあるんだけど、マッチョでheave-dutyな業務用って感じで、SearsのKenmore(パナソニック製)みたいな、使う人に配慮された「使い勝手の良さ」(手元スイッチとか、ハンドルとノズルの分離可能とか)みたいなのが無いの。

まぁ使ううちに慣れてしまうんだろうけれど。


とにかく一度使ってしまった以上、返品するつもりは無いので、5年間保証の登録もネットで済ませたし、これから末永く付き合って行くことになるんだろうな。


あ、そうそう2年近く前に買った私にとって初めてのElectroluxのコードレス・タイプと連携しつつ。(小型軽量で着脱のハンド式も便利)

*I've been using this 
Electrolux cordless hand vacuum cleaner as well.
Since our dog Trixie sheds a lot,
it was almost necessary to have
something portable like this.*



2012年1月11日水曜日

「BOHEMIA」毛糸

昨日、立ち寄った Pointe-Claire Plaza内の毛糸屋さん『Petit Mouton』で、ニードル・フェルティング用の羊毛の在庫があれば欲しかったンだけど、生憎置いてなくて残念。

でも代わりに、たまたま目についた鮮やかな色彩の、いかにも私好みの混紡太毛糸を買った。

*I was hoping to get some more merino wool roving
for felting at 'Petit Mouton in Pointe-Claire Plaza,
but they didn't have any.
Instead, I found very attractive fluffy yarns
with a lot of bright colors in different shades.
  It's so soft and beautiful!*


かなり太い毛糸なので、必要な編み棒のサイズは20mmと太っちょで、こんなデカい針を使うのは生まれて初めて。

*These yarns were made in Turkey especially for 
the British company called 'Sirday'.
The size of needles they recommend 
for these yarns is 20mm, and they are HUGE!
I put my needle (8mm) that I currently using
besides my brand new pair of
big-chunky-grey 20mm needles for comparison.
I can't wait to try out these yummy wool!*


今、別の糸でスカーフを編んでる編み針(クリーム色にオレンジ色のストッパー@日本のクローバー社製)と比べると、その新しい針(グレー@インドのポニー社製)の太さが一目瞭然!

毛糸のラベルに付いてるデザイン・アイデアの編み方テクニックも何やら斬新で面白そうなので、実験的に試してみる予定♪

冬はやっぱり編み物よね〜。

あとは、そう、コタツがあれば極楽間違いナシ!

熱いお茶でも啜りながらコタツにあたって編み物できたら最高なんだけど。。。やっぱりコタツ欲しいかも。


*The instruction I'm going to try with this yarn*

-Easy Knit Scarf-

1st Row. Knit 1, knit to end wrapping yarn twice
around the needle for every stitch.

2nd Row.  Knit to end of row,
dropping extra wraps from previous row.

Repeat 1st and 2nd rows to end of ball, cast off.





2012年1月10日火曜日

カレンダー合戦

カナダで暮らすようになってから年賀状の代わりにクリスマス・カードを書くようになった。

とは言え、「Merry Christmas!」の挨拶と同時に新しい年への祈念と共に新年の挨拶も済ませてしまうので、一石二鳥と言うか、年末年始の挨拶状って感じではあるんだけど。

単にお年玉付きの年賀はがきではなく、普通のハガキでもない形態(2つ折りで封筒入り)ってだけで。

年賀状にしろ、クリスマス・カードにしろ、ビジネス絡みではなく個人で、毎年毎年100通とか200通とかの単位で書いてる人は単純に凄いなぁ〜と尊敬する。

そもそも私はあんまり社交的でもないし、交友関係が広い訳でもないし、そして筆マメでもなければ恐ろしく律儀でもないので、投函するクリスマス・カードの数が年々減っているのは、正直ちょっと寂しくもあり、多少の罪悪感のようなものにも苛まれたりしつつ。

実際、書こうか書くまいか?出そうか出すまいか?開いた住所録の前で、実はかなり悩む。

縁あって一時期仲良くして貰った関係でも、お互い遠くに引っ越して、電話での会話もなくメールのやり取りも一切ないまま10年以上の時を経て、果たして季節の挨拶状の交換だけ継続することに意義があるのかどうか?悩むところ。

だからこそ、長い間での交友関係を維持するには、それ相応の努力を要すると思うし、だからこそ互いにとって、その努力をするに充分なだけの興味の対象で無ければならないんだろうなぁ、なんて漠然と感じてる今日この頃。

そういう意味では、筆無精で体たらくな私に愛想を尽かし、疎遠になってしまったかつての知人友人たちが多数いるのも仕方の無い話であって。

全く後悔しない訳ではないけれど、それはそれで縁と言うか、世の常、人の常というものではないか、なんてふてぶてしく開き直ってみたり。

そんな訳で、カナダ国内で受け取る英語でのクリスマス・カードの数が増えた分、年明けに受け取る日本からのお年玉付き年賀郵便はがきの数はめっきり減ってしまった。

だからこそ、そんな中でも懲りずに私のことを見捨てず、新年の挨拶状を遥々日本から送り続けてくれる人々の存在は素晴らしいと思う。(いや、ほんとに!)

まぁ、帰省の度に会うような古くからの親友たちは別として。

思い掛けない懐かしさに感激させられたのはコレ↓

*Our old neighbour who lived the next door to us
in the apartment building in Tokyo
sent us a season'e greeting card with this calendar.
It's captured 12 photos of deferent sceneries and buildings
from the area we used to live.*


昔住んでたアパート(日本で言うと”マンション”だけど)のお隣さんが送ってくれた、東京は港区芝浦の2012年カレンダー。

「港区ベイエリア・パワーアッププロジェクト」と言う地元興しの一環らしく、「地域の魅力アッププロジェクト」として港区芝浦港南地区で地域のイメージを写真におさめ、それをカレンダーにして配布(販売?)したみたいで、月毎にそれぞれ芝浦周辺の懐かしい場所の写真が使われてるの。

お台場側から見たレインボー・ブリッジとか↓


まぁ私たちが住んでた頃は、お台場なんて全然盛って無かったケド。

でも7階の部屋の窓からはレインボー・ブリッジがいつも見えてた。

受け取ったカレンダーを1年分全部めくりながら、馴染みのある場所で過ごした時間を思い出して凄く懐かしい気分に浸った。(下水処理場の上に作られた人工の公園の写真では、ほのかに下水の匂いがしたような記憶も今となっては笑える、みたいな)

そう言えば、私たちの最寄り駅だった山手線の田町駅と、品川駅との間に新しい駅が作られることになったらしいし、品川駅周辺も随分と賑やかになったみたいで、次回の帰省では寄って見たい気がしてる。

いずれにしろ、カレンダーを送ってくれた彼女には、では、こちらからもカレンダー返しの攻撃で♪

と思い立ち、Montrealの写真カレンダーを買いに探したけど、さすがにどこも売り切れ。(やっぱりカレンダーって年が明ける前、暮れのうちに買うんだろうな)

でもって妥協して選んだのがQuebec州の写真カレンダー↓

*So, I'm going to send this
'Quebec Calendar' to her to say thank you.
Since 'Montreal' Calendars were all sold out 
and I couldn't find any of them in stores.*


前回、彼女と会った際に話したカナダの、ケベック州内のあちこちの風景写真を集めた12ヶ月。


毎月暦をめくる時、私たちのことを思い出してくれたりするのかな〜なんて。

あ、売れ時期を逃したカレンダー、50%オフだった、、、ってのは内緒で。



2012年1月8日日曜日

Wet Felting Attempt

Needle Felting/ニードル・フェルティングでは

幾つか作品を作ったけれど、

今回は生まれて初めて

Wet Felting/ウェット・フェルティングに挑戦!


まずはバスタオルを敷いて

bubble wrap/バブル・ラップの上に

wool/羊毛を重ねて行って、

最後に好みの絵柄で色を配置。

*Although I tried needle felting to make some items recently,
I've never done 'Wet Felting' before.
So, I tried out for the first time in my life.  How exciting!
First, I put a bath towel on the table,
then a sheet of a bubble wrap on top.
Putting layers of small pieces of colors of dyed wool on it.
At the end, I played with some small piece of fivers randomly
to make this pattern, sort of a floral design. *


今回はちょっとしたscarf/襟巻きを作る予定で♪

咄嗟に思い付きの配色デザイン。

*It was really random,
I didn't plan ahead of any design or anything.
But, at this point, I think
I'm going to make it into a scarf.*


これにハンドソープ+熱湯の溶剤をスプレーでたっぷり、

上からメッシュを被せ濡れた羊毛をギュッギュッと押し、

クルクルとロールケーキみたいに巻いて更に押す。

あとは水ですすいで乾燥しフェルト生地になる予定。

(完成図は後日@いつになるかは不明だけど)


でもって、

そんなこんなの作業をしていた日の夕食は

図らずも何だか似たような作業で、

タオルの代わりにオーブンシート

バブル・ラップの代わりにコーン・チップス

羊毛の代わりにタコ・ミートとチーズを重ね

仕上げに

トマトやアルファ・スプラウトや

サワークリームにサルサでトッピングで

Nachosの夕食。

*Coincidently, I ended up to do exactly the same 
prep. and process here to make Nachos for supper.
Putting corn chips on the cooking sheet,
and then, making layers of Taco Meat,
alfa sprout, diced tomato, sour cream and salsa.
Voila! 
Yup, it was just like making the scarf.*


ほんと偶然にも似たような作業をする日で

思わず笑ってしまった。



*Anyway, I rinsed and left the felted wool to dry.
So, hopefully I'll be able to up date when I complete.*



八十路、又は八十爺

のんびりとぐーたら過ごしたお正月休みもいよいよお終い。

子供たちは2週間振りに明日から学校だし。

日本の父は80歳の誕生日を迎え、お祝いの電話を入れて久し振りにちょっとだけお喋りしたり。

何だか私の日常には関係なく、しっかりと時間は規則正しく経過していることを実感したり。


幸運にも、自分の両親と義理の両親と2セットで合計4人のシニアが身近に、元気に過ごしてはいるけれど、でも確実に老いていることを考えると、今後、近い将来で4回も哀しい思いをしなければないない時がやって来る現実は避けられないんだなぁ〜、なんて漠然と考えると何だか取り留めの無い喪失感とか不安感とかに襲われたりして。

あ、でも、別に必ずしも年功序列に決まってるって訳じゃないケド。


幸福にも、随分と長い間で自分の身近な人の死と言うものに直面してないので、そういう現実に対する免疫力がかなり低下してる気がして、怖い。

ある意味、自分の両親は不死身、、、って言うか、ずっと「その辺」に永遠にいるような錯覚を持ち続けてる気がする。

まるで根拠のない思い込みではあるけれど。


自分の父親が「80歳」って、考えると余りにも非現実的で。

なんで勝手に独りでそんな歳取ってんのよ?みたいな。

あたかも自分自身は永遠の20代で時計の針が止まったままの錯覚で、私は相変わらず反抗的で手の掛かる我が侭な娘のままなのに、何で父親だけそんなオジーさんになっちゃってんの?

普段、認識してない無意識の自分を、周辺の人によって(その比較対象によって)改めて再認識させられるって感じの瞬間かな。


私もしっかりオバさんになるわけよねぇ。。。ってな具合に。

2012年1月4日水曜日

Sherlock Holmes: A Game of Shadows

*IMDbよりの画像*

昨日、ずっと観たいと言っていたKaitoに付き合って、映画『Sherlock Holmes: A Game of Shadows』の昼からの上映を観て来た。

夜はNewcomers Clubの映画の会で『We Bought A Zoo』を観る予定だったけれど、さすがの私も1日に2本観る気力は無く、今回は残念ながら参加せず。(Matt DamonとScarlett Johanssonの組み合わせは魅力ではあるけれど、内容的に「ファミリードラマ/コメディ」だから、劇場の大きなスクリーンで観なくても惜しくはないかも?って判断で。そういう意味では、『Mission: Impossible - Ghost Protocol』は近いうち劇場で観たい気がしてるケド)

とにかく、平日の昼間ではあったけれど、さすがに冬休み中だけあってマルチスクリーンの映画館は色んな客層で混雑してた。

今回は、飽くまでもKaitoの付き添いで観たって感じではあるけれど、でもスピード感と迫力のある冒険ドラマ/アクション映画としては、とても娯楽性のある楽しい作品だった。

Guy Ritchie監督のこのシリーズは、まぁ配役が Robert Downey Jr.のホームズ役ってとこから完全にハリウッド版ではあるので、クラシックな英国版シャーロック・ホームズで主役を演じた適役で格式の高い Jeremy Brettのイメージからはまるでかけ離れていて、全く別の路線ではあるんだけど。

何しろ Robert Downey Jr.版のホームズは、「まるでブルース・リーなの?」ってくらい武術にも長けていて強いし、それでいてかなりオチャラケてて憎めない存在だし。

Dr. Watson役の Jude Lawとの掛け合いはテンポも良く楽しい。

前作の続きであるから、引き続き登場する Rachel McAdamsとか Kelly Reillyとか Eddie Marsanとかの存在感が(ほんの少しの登場ではあるけれど!)継続感があって懐かしく嬉しい感じ。

今回登場するジプシーの女性占い師:Madam Simza役の Noomi Rapaceって、私にとってまるで知らない女優さんだけど、「アクのある存在感だなぁ〜」と思ったら、オリジナル版『The Girl with the Dragon Tattoo』の Lisbeth役をやっててびっくり。(ハリウッド版とはちょっと違った魅力かも?→いつかオリジナル版も観て比較してみたい気がした)

いずれにしろ、私たちの近くに座ったシニアのカップルが二人とも笑い上戸みたいで、映画の中でホームズとワトソンの会話に終始、ウケて笑ってたのは何とも楽しそうでいいんですが、残念ながら、イギリス訛り(特にジュード・ロー)の早口で洗練されてヒネリの効いたジョークの連発会話に付いて行けてない私は「何でそんなに面白いの?」ってのが凄く気になって仕方なかったけれど、でも隣で観てるKaitoも余り反応してなかったから、やっぱり知的で洗練されたオトナの掛け合いだったのかなー、なんて。

いずれ英語字幕で見直して、笑いの謎を解明する予定。。。




2012年1月2日月曜日

元旦の初詣

Happy New Year!


2012年が

宇宙にとって穏やかで

地球にとって平和で

人々にとって健やかで

我が家にとって楽しくて

私にとってクリエイティブな年になりますように。



なんて今年の抱負を書きつつ、
実は元日の朝から銀行に行かなくてはならない用事を思い出した。

毎回月末には口座に小切手での振込をすることになってるンだけど、師走の気忙しさや連日のパーティに浮かれてすっかり忘れていた事に気付いたのが元旦で。

「うっかり」と言うよりは、「ボケ」に近い感じで。

あぁ〜また一年歳を取るんだわ、、、と言う現実に打ちのめされつつ、静まり返った元日の朝の冬景色の静寂の中、すれ違う車の無い道路を独り車を走らせ銀行へ向かい、誰もいない銀行のATMで振込を済ませた。

これから益々、私の日々はこんな風に自分の大ボケによるちょっとした失敗を、あたふたとフォローすることに追われるような毎日になるのかと思うとちょっと憂鬱。

ボケと言えば、、、去年の暮れも、『ToysRus』で家族のクリスマス・プレゼント用に『Wii』ゲームを3つ買ったんだけど。。。


*I was supposed to be getting 3 "Wii" games,
And I THOUGHT I got them right.
I was shocked by the discovery of my mistake.
(One of them was "Play Station 3"… Duh.)
I must have had a "Senior Moment" or something.*


家に帰って見たら、何故か一つだけ『Play Station 3』で気絶しそうになった。

(後日、返品して同じゲームのWii版を買ったけど)


いずれにしろ、大晦日の晩は結局、近所のDoug+Graceさん家でその他大勢の友人、ご近所さんと七面鳥のローストや各種オードブルを食べながら、ワインやシャンペンを飲んで盛り上がりつつ、TV中継のカウントダウンに合わせ私たちも一緒にカウントダウンし、歓声とキス三昧で新年を迎えたのは楽しいイベントで、縁起のいい幕開けのお祝いになったと思う。

今年一年も健康に楽しく、加齢によるボケが進まないようクリエイティブに指先を忙しく動かし(←脳の刺激?)て創作活動を充実させたいな、なんて。


でもって、元日の朝はせっかく銀行へ車を走らせたついでに、、、近くの『Tim Hortons』に寄ったら。。。

*My first visit to Tim Hortons this year.
I didn't see it from outside, 
but surprisingly,
the place was quite busy with plenty of people
in the early morning on the new year's day.*


1月1日の早朝にも拘らず、意外と賑わっていて驚いた。

なんか皆、「お参り」にでも来てるみたいに。

そんな訳で、私も今年初めての珈琲とマフィンで初詣@Timmy's。