2012年12月30日日曜日

フェルトおせち弐の重

今年もあと残り2日間、、、とは言え、外気温氷点下15℃前後の土地柄、文化的にも「暮れの大掃除」などと言う習慣も無く、至ってのんびりな年の瀬。

それでもやっぱり日本人の気質的に、せめて何かしら「片付け」みたいなことをしないと気持ち良く年が越せないような気もして、ちょっとした後ろめたさから階下の不要品整理みたいな事をしてみた。

不要品って増殖するの?って感じに。

子供たちの成長に伴って不要になった衣類だの玩具だのハロウィンのコスチュームだの小道具だの、季節行事のデコレーションだのキッチン用品だのぬいぐるみだの、わんさかわんさか。

大抵の物は地元の教会だとか図書館だとか何かしらの地域団体か組織に寄附するので、ゴミとして処分するのは稀な分、罪悪感無しに済むのは有り難いんだけど。

それでも問題は、物との決別の為の踏ん切りと言うか、精神的な離脱と言うか、要するに想い出とか愛着とかの籠った物に対する執着心から解放されることがなかなか難しく。

いつもながら執念深い自分に溜め息。

2013年は、物を増やさない年にしよう、うん、そうしよう。



片付けの後はお茶を淹れて。

そしてまた昨日の続きで飽きもせずフェルトのおせち作り。

本日は「弐の重」。


酢の物を中心に焼き物も少々。

何だか良く分からないのではあるけれど
酢でしめられた魚、酢ダコ
大根、数の子、蓮根の酢の物
ゴボウ巻き、海老(←勝手にアレンジ)


次回は最終の「参の重」で完成の予定。


でも、いつになるか?分からないけれど。



Davidが St. Lazare(彼の実家がある)の図書館に行って本を幾つか借りて来て、そのうちの一冊をチラッと思わせ振りに私に見せた。

あ! 私、読みたいかも? だって映画も観たし。。。


え? あれ? 何コレ?

『The Girl with the Dragon Tattoo』じゃないの?

なんだ、、、なんかパロディみたいな本、ヤラレタ〜。

好きな作家だから借りてみた、、、って。



2012年12月29日土曜日

壱の重できました

今日は師走も29日。

なので「おせち」なんか作って見たりして。

まずは、こんな感じに壱の重から、ね♪


と、”紀文さん”のサイトでうんちくを学びつつ。

やっぱりお節料理の基本について知らない無知な自分を知る。

まぁそんな具合だから(材料も手に入らないし!)
所詮、私が作るようなお節料理と言えばコレでしょう、
って感じにフェルトで作業中のミニチュアおせち。

*大きさの比較に100円玉置いてみました*

改めて見ると銀色の桜のデザインが綺麗な百円硬貨。

日本国ジャパンっ!て感じ(?)に。


因みに詰め物は奥+左から:
紅白の蒲鉾、
伊達巻き、田作り、謎の黄色い卵巻きっぽいもの、
黒豆、栗きんとん、昆布巻き。


そして、次回の挑戦は弐の重。


酢ダコとか入ってんの。。。どうしよう。


いやぁ〜それにしても、暮れも押し迫った年末に
食べられないお節料理なんか作ってる人はそうそう居ないだろうな。

と、自分でも半分呆れつつ。

明日は大根でも買って来ておでんでも煮ようかな。

とは言え、毎度のことながら
和風の料理は私以外の家族は余り喜んで食べてくれないから、
だからこうして食べられない料理を作ってしまうのは
ちょっとした腹いせとか、
うっぷん晴らしとか、
ヤケクソだったりとか、するのかも?
なんてね♪←勿論、言い訳



2012年12月28日金曜日

寿司と七面鳥三昧明け

毎年クリスマスの日には義理の両親の家にて、七面鳥の丸焼きディナーを食べるのが、いかにもカナダ的なクリスマスの晩餐であり、我が家の伝統的な季節行事でもあり。

ともすれば10kg近くもある大きな鳥をオーブンで焼き上げるには当然、時間も掛かり、3時間とか4時間とか。

詰め物のスタッフィングには、全て小さな小口切りにした白パン、林檎、セロリ、玉ねぎ等々、そしてハーブ類を各種、まとめる為に卵。

とにかくキッチンで忙しく働く義母に代わって、私が昼食用の寿司を巻いて持参するのがここ数年での新しい家族伝統になり。

今年もクリスマスの朝から寿司を巻いた。


そして、クリスマスの翌日も残った材料で「いくら丼」とか。

*とろろこんぶ(?)も使ってみたり*


更に翌日も余った材料で「お稲荷さん」。


えぇ、勿論、独りで孤独に楽しみましたわ。(←私以外の家族は敢えて食べたがらないし)


昨日は野菜のスープの他に、貰って来た「クリスマス・ディナー」の残り物を温めて夕食に。

クリスマスのご馳走は、何だかんだで結局2〜3日連続で食べることになるのが常。

そんな訳で、いい加減飽きて来たクリスマスの名残りを断ち切るかのように、今日は大掃除がてら(?)クリスマスツリーをエイやっ!と片付けた。

そして今夜はスパゲティ、明日はピザ(自家製)の予定。

さて、大晦日の晩に果たして蕎麦を食べることになるのかどうか?
(私以外の家族は大して喜ばないし)



2012年12月27日木曜日

雪の日の♪Saycet♪

予報通り、朝からの雪嵐で窓から見る外の世界は真っ白け。


こんな日に外出する必要のない状況に感謝。


実際、朝刊も配達されたのかどうか?見つからないし。


それでも散歩に行きたいのは Trixieくらいのものじゃない?

こんな日はみんな家に籠って温かいお茶でも飲んでいたいよね。

私はお茶をフ〜フ〜、極楽、ごくらくぅ〜と言いながら
クリスマスのプレゼントに貰ったCDを聴いたり。


『Saycet』のアルバム「Through the Window」は
もの静かに優しくてアンニュイな雰囲気。

のんびり過ごしたい冬の日のBGMにぴったり。

(試聴も出来るマイスペースのサイト)


クリスマスのプレゼントには Davidから指輪を貰った。


Montrealのアーティスト:Jocelyn Lachance氏(男性)の作品。

シルバーを基調にゴールドのアクセントと
石は Pietersite(茶色)と 黄緑色のPeridot。
そして、淡水真珠を添えて、海をイメージさせるテーマで。

私から Davidへのクリスマス・プレゼントは革のベルトと
取り外しが出来るタイプのバックル。


2つのデザインの間でどちらを選ぼうか?迷ったので
2つ目はバックルだけ購入して予備の交換用に。


ちょっとアールヌーヴォー風の Celticデザインって感じ。


雪に閉ざされた今夜の夕食は何にしようかな?

停電になりませんように、、、なんて願いつつ
野菜のたっぷり入ったスープでも作ろうかな。




2012年12月26日水曜日

クリスマス・デザート注意報

クリスマスも過ぎてしまえばもう気分は祭りの後って感じに。

すっかり気が抜けてしまってもの寂しいような。

とは言え、今夜から明日に掛けて大雪注意報が出てるので、取り敢えず今日の夕方、急遽、食糧の買い出しに出掛けた。

クリスマス商品が大量に処分価格で並べられてる様を見るのは、ちょっとした哀愁感も漂って切ない感じ。

でも、ホリデークッキーとかクリスマス・チョコレートとか安価になってるのが嬉しくて、つい買ってしまうんだけど。


「ファンシー」な値段の定価ではなかなか買う気になれなかったクリスマス季節向けに新発売のお洒落なチョコレートとか、ね。


ちっちゃくて可愛いデザインが目を引くデザート・チョコレートではあるけれど、でも味は特別に凄く美味しいと言う訳でもなく。

やっぱりクリスマス向けのお菓子って感じかな?

味見してみられただけで満足♪

クリスマス当日の過食気味状態から更に追い打ちを掛けるように、セールに釣られて買い漁ってしまった甘いお菓子たち。

食べ過ぎないように気を付けなくちゃ。。。



2012年12月24日月曜日

イクラとマトリョーシカ

本当に久し振りに、珍しくイクラを買った。

この辺では普段まずお目に掛かることはないし、
市街のアジア系食材店には冷凍で売られてたりして
おまけに高価だったりするからなかなか買わない。


そんな折り、郊外の小さな町 Hudsonのスーパーマーケットにて
魚売り場で何気に売ってるのを発見。

さすがに裕福層の人々が暮らすエリアだけのことがあるわ。

自宅のキッチンを解放してお料理教室を主宰している
地元のセレブ・シェフなんかもいたりして、
食にこだわるグルメな住民も多いンだろうな、きっと。

そんな環境にあやかって、
庶民の私たちもクリスマスを口実にエイっ!と奮発して。

でもって
クリスマス・イヴの夕食は「ちらし寿司」風。


随分と日本のそれとは違ったりするんだけど。
(海老フライとかブロッコリーとか乗ってるし)



『Maxi』でセールになってるクリスマス商品群の中に
マトリョーシカ人形の雪だるま版を発見!


家族写真風に並べてみる。


お父さん、お母さん、男の子、女の子、犬。


まるでうちの家族構成とおんなじの4人+1匹。

むふっ♪



明日はいよいよクリスマス、、、

おっと、

既に日付が変わってる。



Merry Christmas!








Christmas Songs

今日は日曜日♪

・・・と思ったら月曜日だった。

ホリデー休暇に突入して子供たちも学校がお休みだし、時間を気にする事なく毎日ぐーたら喰っちゃ寝〜♪呑気にしてるので、曜日の感覚が麻痺してる。

今日はクリスマス・イヴ・・・ってのも余り実感が無いけど。

過ぎてしまえばあっと言う間の一年。

またこの時期なの!?ってくらいに。

クリスマスに向け気分を盛り上げる時間の余裕が無いって言うか。

気がついたらもう顔の前に突きつけられてる、みたいな。

とは言え、金曜日には友人 Mirianがホームメイドのクリスマス・クッキーを焼いて届けてくれたり、昨日は裏の家の老夫婦 Les + Amelisが彼女の焼いたレモンケーキをクリスマスの挨拶と共にわざわざ届けてくれたり、日本で言うところの「年末年始の挨拶」みたいな季節行事的な交流はほっと気持ちを和ませてくれる。



土曜日は単独、電車に乗って再びモントリオール市街に行って『Salon des Métiers d'Art』へ行く予定だったものの、何故か自分でもびっくり、まさかの「電車に乗り遅れ」で、仕方なく小雪がちらつく中、ハイウェイに乗って市街へ車で。

まぁ結果的には、メトロを乗り換えたり、市街を(氷点下の雪の中)歩き回ったりすることなく、車に乗って快適にあちこち廻ることが出来たので良かったのではあるけれど。

旧市街のチャイナタウンで日本風のベーカリーに寄って「ふわふわ系」日本の菓子パンみたいなのも大量に買えたし(しかも10ドル以下と安くて感激!)、高級住宅街のウェストマウントのベーカリーに寄って、高級トリプル・チョコレート・パネトーネなんかも初めて買ってみられたし(多分、もう行かないと思うケド、値段高いし店員さんの愛想も無いから)、Victoria通りの日本食材店にも寄って年末年始用の食材も調達できたし。

あ、あとは勿論、Bonaventureの『Salon des Métiers d'Art』では、Davidの為のクリスマス・プレゼントを購入。

そして、同時に Davidから私へのクリスマス・プレゼントも買った。

最終日であった割りには混雑してなくて、出店者たちも持ち込んだ商品を出来るだけ売りさばいてしまいたい「買い手市場」の雰囲気。

消費税ナシ、とか10%引き、とか色んなオファーして貰えた。

手工芸品を販売するアートショーはやっぱり、製作者に直接会って創作過程での話が聞けるし、作家さんたちの個性や嗜好やこだわりが反映された作品に対する理解が深まるって部分でも、インターネットで購入する手軽さに勝るって気はする。

とは言え、人間的な相性ってのもあるから、せっかく作品は気に入っても、それを創作したアーティストの気質とか態度とかに興醒めして、購入を留まってしまうって例もあり。

お陰で今回、200ドル程度の散財を免れた私。

製作者は必ずしも販売者にならず、って現実かな。

創作するアーティストは芸術性の高い感性の人たちでもあり、奇人とか変人(ステレオタイプだけど)個性の強い、接客には不向きな性格な人も多いんだろうと思う。



街のあちこちではハロウィンが終わったと同時くらいに11月の初めから聞かされて、ほとんど聞き飽きてしまった感のあるクリスマス・ソングたちではあるけれど、それでもやっぱり今日、明日くらいは、せっかく持っているCDコレクションなので、家でもクリスマス曲を流して気分を盛り上げてみようかな、と思う。


まずは渋めにトニー・ベネットあたりから。。。

ひとくちに「クリスマス曲」とは言え、色んなアレンジや楽器、アプローチがあるのは楽しいよね♪



2012年12月22日土曜日

Salon des Métiers d'Art

*フロントデスクで貰ったパンフレット*


木曜日は毎年恒例の『Salon des Métiers d'Art』に行って来た。

モントリオール市街の Bonaventureビルで毎年この時期に開催されるアートショーで、ケベック州で生産されるグルメ食品をはじめ、芸術性に富んだ手工芸品の展示販売されるイベント。


出店ブースは400以上あるらしく、クリスマス前のショッピング熱も高まってプレゼントを探す買い物客も多く賑わって、入場料が無料なこともあるし、見て歩くだけでも楽しいから何だかんだで毎年出掛けてる私。

それは義理の母や妹も同様で、だから結局、落ち合って一緒に行くことになるってパターンのここ数年。

普段は滅多に車を運転してモントリオール市街へ出掛けることはないんだけど(電車が便利だったりするから)、今回は義母を乗せて高速道路に乗って市街へ行き、直接 Bonaventureの地下駐車場(今回は地下6階に駐車)へ。

とにかく広い会場で沢山歩くので意外と疲れたり、特に今月70歳になったばかりの義母は昔、趣味で乗馬をしてた際に愛馬から落ちて脚を傷めた経歴もあり、最近になって時折、膝が痛むらしいので、彼女の様子も伺いながらのんびりなペースで廻った。

途中、3人でフードコートへ行き、ランチは何故か3人とも折り詰めで売られてる寿司だったりして。

最寄りのカフェで珈琲も飲んでパワーを充電した後は再び会場に戻り、義母はステインド・グラスの壁掛けや、宝飾店ブースで純金製のイヤリング(ピアス)を買ったり。

私は、、、と言えば、幾つか目に留まって気になる作品はあったものの、何しろ高額なので咄嗟の衝動で買えるって訳でもなく、思い切って買うにしては、やっぱり何となく義母と義妹の手前、専業主婦である私が大枚はたいて「贅沢品」を購入するって感覚に気が引ける気がして「遠慮」してしまった。

↑ 日本的なセンスかもしれないけど、いかにも「嫁」的な立場の感覚を発揮。

↑ さすがニホンジンだわ、私!みたいな。

そんな訳で、遠慮なく買ったのは私のお気に入りで、ケベックシティ近郊の島で作られる「アップルバター」とか。


*他のブランドとは風味を画するクリーミーさ♪*


林檎を煮詰めて作られたアップルバターは、ブリーチーズ(カマンベールに似てる)などの柔らかめのチーズに乗せてオーブンで短時間焼くのがおススメ。

溶けたチーズとアップルバターの甘味のコンビネーションが最高に美味しいので、バゲットなどですくって食べればちょっとした前菜と言うか、オードブルって感じに楽しめる。

あとは、これまたケベック産の「フォアグラのムース」の瓶詰めを3種でパックされたもの。


これはもうパカッ!と瓶を開け、すくってバゲットに塗って食べるだけで最高に美味しい、赤ワインのお供。

まぁフォアグラを巡っては賛否両論、色んな意見もあり、販売を禁止する地域があったりするって現実も受け止めつつ。

小学校の給食で「鯨肉の竜田揚げ」を喜んで食べてたようなニホンジンの私としては、肉を喰らう獣である人間として、どの辺りで線引きするのか?は考えさせられるところ。

虐待的で非人道的な環境で飼育された動物の肉を食べること、ピンクスライム入りの加工食品を食べること、スーパーマーケットに綺麗に並べられた肉を買って食べること、狩猟で殺した野生の動物の肉を食べること、自足自給スタイルで自分で育てた動物の肉を食べること、或は全ての動物の肉を諦めて菜食主義になること、更につきつめて、完璧な 'Vegan'になること、、、etc.

選択肢は色々ある。

自分の中での結論は出ないけれど、取り敢えず今は、食物連鎖の最上にいる現実に奢ることなく、感謝の気持ちを以て有り難く食べさせて頂く肉食獣であることを継続中。



2012年12月20日木曜日

vol-au-vent

今週は寒い冬ならではのメニューを作った。

日本に暮らしてる頃には、市販で箱入りの「ルー」がないと作れないと思い込んでいた「クリームシチュー」。


色んな野菜をたっぷりと入れて、海老も加えてチキンブロスを使ったスープを作り、別のフライパンで作ったホワイトソースを加えて仕上げるだけ。

こんなに単純で簡単だなんて知らなかった。

日本に居る頃は、ある意味、料理に対して無頓着だったのかも?

そういう意味では、海外で暮らすことによって日本ならではの便利な食材が手に入らなくなった分、その、私にとっての「不便さ」のお陰によって気付かされたことや発見したことは数知れず。

ところで日本でのクリームシチューってのが、果たしてご飯の「おかず」だったのか?主菜だったのか?良く思い出せないけど。

取り敢えず、我が家ではパイ生地で出来た"shell"に盛り付け。



小さなパイ生地の「帽子」を乗せて、いただきまぁ〜す♪

*あちちっ!と言って舌を焼く(?)息子*




2012年12月19日水曜日

ラジオで発掘の曲たち

最近気に入って聴いてるラジオ局が FM 99.9 The Buzzってステーションなんだけど、割りと好きなタイプの選曲で一日中、継続的にロックが流れてるって感じ。

まぁ家にいる時よりは、車を運転中に聴くことの方が多くて、だからそんな時にたまたま凄くカッコいい曲がかかったりなんかすると、「誰これ?何て言うタイトル?」ってのが気になって気になって。

サビの部分の歌詞から検索して見つかる時も多々あるものの、でも検索すること自体を忘れていて、また再びラジオで同じ曲を聴いて「あぁ〜この曲、気になってたのにすっかり忘れてたわ!」ってパターンの繰り返しも多く。

「Grrrrr… いったい誰のなんて曲なのよー」と苛々しつつ運転。

でもって家に帰ると曲のことはまた忘れて、、、。

そんな日々をずっと過ごしてた私ではあるけれど、何を思ったか、突然思い付いて(←遅い!)ラジオ局のウェブサイトを検索してみた。

そしたら驚いたことに、オンエアされた音楽の情報が一目瞭然で試聴も出来るってことを(ほんと呆れるくらい今更ながら、ではあるんだけど)発見。

http://www.999thebuzz.com/

何だか嬉しくなってしまった。

新しい曲ではないんだけど、最近ラジオから何度も流れて来るのを耳にして、メロディが耳に焼き付いてしまった(って表現は可笑しいかな?)曲のアーティストと曲名が、ようやく判明して妙にスッキリした気分のとこ。

*Blurry by Puddle of Mudd*
ギターのイントロから旋律、歌詞まで見事にツボ
なんで今までバンドも曲も知らなかったんだろう?
(ちょっとだけカート・コバーン似のヴォーカル)


You Tubeのライヴ Videoとか見てると、またフツフツとしてロック・コンサートに行きたい欲求が湧いて来る感じ。



あとはこれね、パワフルでメッセージ性が強いの。

*Bully by Shinedown*
このバンドも(ラジオの)この曲のヒットで初めて知った。





2012年12月18日火曜日

飲茶でクリスマス・ランチ



日本だったら交通網が麻痺しそうな朝からの雪にも拘らず
クリスマス・ギフト包装のボランティア最終日の為に外出。


案の定、高速道路は渋滞してのろのろ運転、走ったり停まったり。


白く覆われた木々の雪景色は確かに綺麗だけれど。

でも、日本だったら
コタツにもぐり込んでぬくぬくと暖かく
うたた寝できたら幸せだろうなぁ〜、なんて思ったり。

クリスマスも来週に迫ったので、
今日のシフトは MirianとAnnと私の他に5人で計8名。

ちょうど良いくらいの忙しさで、
レイクショア総合病院基金の為の募金もいい感じに集まった。

私にとっての恒例行事として来年も参加するのを楽しみに。


ボランティア業務の後は、いつもの3人(Mirian, Ann+私)で
「クリスマス・ランチ」と称して、
香港出身のAnnがお気に入りの'Dim Sum'飲茶レストランへ。

彼女のお気に入りだけあって、店のスタッフとも顔見知りらしく
何よりも広東語で会話出来るあたりは何とも頼もしく
彼女があれやこれやとおススメの料理を注文してくれた。

*「ちまき」みたいな?蓮の葉っぱに包まれて蒸された餅米とか
海老やポークのシュウマイとか*


*チャーシューの入ったペストリー(左)や
カラッと揚がった春巻き(右)とか*


*「湯葉」に包まれて調理されたチキンも美味しかった*


ブラジル出身のMirianにとっては、飲茶初体験だったのが意外。

私は飲茶大好きだから、どれも美味しく頂いて、
驚いたことに、ランチはAnnからのプレゼントだった。

私から彼女たちへのプレゼントは色違いの手編みのマフラーで。

*服との色合わせがし易い混じり色の糸で編んだ Ann用*


*彼女が大好きなターコイズ色の Mirian用
(義母に編んだのと同じ毛糸ではあるんだけれど微妙に
色味のバランスが違って、こっちはターコイズ色が強い)*


お腹がいっぱいになった後は、それぞれにクリスマスの挨拶を交わし
"hug"と"double cheek"のキスも交わして別れて来た。

点心の食べきれなかった分は"doggy bag"として
何故かちゃっかり私が貰って帰ることになったお陰で、
それはそのまま Davidの午後のおやつになって
夕方から上映の映画『The Hobbit』を観に出掛けた
Davidと Kaitoの二人がたった今(10時過ぎ)帰って来た。

明日の朝、ちゃんと時間通りに起きられるかな、Kaito。。。



2012年12月17日月曜日

Keep Calm and ...


『Winners』でお会計待ちしてる時に見つけた。

やっぱり買うでしょう、、、この缶カン♪

因に中身は 'English Breakfast Tea' ざます。




最近デザイン・トレンドとして復活したこのデザインの由来:

On the eve of World War Ⅱ the British Government printed 2.5 million Keep Calm and Carry On posters. The aim of this simple five word statement was to convey to the country a message of reassurance for the troubled times that lay ahead.

The posters went unused and subsequently destroyedat the end of the war.  Some 55 years later 
a second hand book dealer in the North of England discovered a copy of the poster in a box of books bought at auction.  That find marked the rebirth and launch of the Keep Calm and Carry On
message into the 21st Century.



Keep Calm And Carry On Beverage Company Ltd.
London, UK

の「お詰め」だそうで、
まんま会社名になってるのが面白い。


2012年12月16日日曜日

PoinsettiaとXmasメニュー


この週末ずっと体調が悪かったのが果たしてウィルス性のものなのか?それともただの更年期障害なのかどうか?

とにかく私の代わりに食品の買い出しに出掛けてくれた Davidが、思い掛けずポインセチアの鉢植えを2つ買って来てくれた。

たまたま今夜の夕食に友人カップル Doug+Graceさん家におよばれしてるから、一つはお土産用だそうで。

残念ながら私は行けないけれど、"Doggy Bag"(レストランなどで食べきれない分を「犬にあげる」口実で容器に入れて持ち帰る慣習)を持たせてくれるって Dougさんが電話で言ってた。(犬みたいな私)

先週、彼等がうちに食事に来た際、どうしたことか?愛犬 Buddyが彼等のポインセチアを食べて駄目にしてしまった、、、って話してたから、新しい鉢植えは丁度いいお土産かも?

意外と気が利いてる Davidにびっくり。。。!

大きい方の鉢植えを持って、子供たちと3人で出掛けて行った。

私は静かになった家に独りで溜まった新聞に目を通したりして。

目に留まったのは新聞の広告記事で、『St-Hubert』のクリスマス・スペシャルのご馳走メニュー。

北米人に言わせると「可哀想な」日本人にとっての「クリスマスに食べる『KFC』」に匹敵する感じかな?


BBQされた1/4チキンの胸肉と、1/4もも肉、mini tourtiéres(ケベック風ミートパイ)、『プルミエ・モワッサン』謹製のフルーツ・ケチャップ、(グレーヴィーとフレンチフライとトーストしたイングリッシュ・マフィン?ももれなく付いてるっぽい)あとはデザートのクリーム・ファッジがついて、二人分で25ドル。

これに10ドル+するとスパークリング・ワイン(2人分)も付くそうで。

なんか、悪くないじゃん〜♪なメニュー。



2012年12月15日土曜日

ヘンな夢と火事騒ぎ

激しい症状は無いものの、やっぱり何だか具合悪い。

最小限の接触で義理の両親を見舞った私のあとに、義理の妹も用事があって(義理の両親の家に)行ったらしいんだけど、多分、私よりは長い時間で滞在したと思われる彼女、案の定、ガストロ(お腹に来るウィルス性の嘔吐や下痢の症状)にやられて一晩中散々な目にあったらしいから、恐るべしウィルス。

目に見えない敵はいつも恐ろしい。

取り敢えず私の症状は悪寒と疲労感と関節の痛みなど。

でも何故か発熱は(まだ?)無い。

水分を摂って寝たり起きたり。

何だか訳の分からない夢をいっぱい見て、夢の中で「何処かの教会の無料で配給される食事会(ホームレスの人々を対象みたいな?)へ行って、あれこれと色んな食べ物を試食」して来た。

スライスされてグリルされたパイナップルとか。←具体的

デザートは美味しそうなブラウニーズだったし。

まるで食いしん坊万歳!って感じに、さすがに食い意地のはった私が見そうな夢だわ、なんて自分でも思いつつ。

でも、それだけじゃなくて、私に同伴してたのは何故かトム・クルーズだったし。

ほんと支離滅裂。

でも何でもアリの世界だからこそ、夢を見るのって楽しい。

あ、そう言えば、だって時々、不思議な夢を見ることだってあるし。

この間、Erikaが探し物をしてて、見つからず Kaitoとちょっとした口論になってて、結局、無理矢理 Kaitoも巻き込んで一緒に二人で探したらしいけれど見つけられなかったらしく。

私は傍観者的に「一体どこに行っちゃったんだろう?」なんて思いつつ寝た夜に、夢の中で「引き出しを全部、取り外す」ってイメージを見た記憶で目が覚めて、何となく不思議な気持ちのまま、Erikaが探し物をしてた場所の引き出しを取り外してみたら、ちゃんとそこ(引き出しから落っこちて奥に押し込められた部分)に彼女が探してたモノがあった、、、とかね。

夢って潜在意識と連携してるのかな?

何かしらの解決策や助言になったり、指針になったり、予言だったり忠告だったり、ってこともあるのかも?

だったらいずれ私、トム・クルーズと一緒に教会の"Soup Kitchen"で食事してるかも?



あぁ〜今日も平和で静かな一日が過ぎて行くわ〜。。。

と思ってた矢先、うちの近くの消防署でサイレンが鳴って「でも、この辺には関係ないよねぇ〜」なんて言ってたら、家の前を通り過ぎて行ったからびっくり。

気付いて見たら、うちの裏通りの方で何かが燃えてるし!

*うちの物置の奥手に見えるオレンジ色の炎と舞い上がる煙*
(携帯カメラで撮影)


2本裏の通りでガレージが火事になったらしい。

取り敢えず、パジャマの上にダウンコートを羽織ってスノーブーツを履いて出掛けて行って見る野次馬なオバさん。←私

子供たち二人と、おまけに DavidはTrixieを連れての野次馬だし。

勿論、消火活動の邪魔にならないよう、近くには行かないんだけど、それでもゾロゾロと心配そうな顔で繰り出して来た近所の顔見知りの人たちとの「集会」って感じで。

被害はさほど大きくならずに済んだらしいのが幸い。



2012年12月14日金曜日

Under the Weather

何だろう、このだるさは?

ひょっとして、私もウィルスにやられかけてるかも?@金曜日の夜。

昨日、Hudson(郊外の小さな町)の図書館へ行ったついでに義理の両親宅へ電話して、その後の経過を確認したり、必要なものをスーパーマーケットに寄って調達+デリバリーしたから、もしかしたらウィルスを貰って来たかも?なんて思ったり。

義母は随分と回復したと思ったら、今度は義父が同じような症状出てるって言ってたし。

だから敢えて、手短に済ませたつもりではあったんだけど。


いずれにしろ、Hudson Libraryでの不要品(サイズが合わず着なくなった状態の良い子供服とか諸々)のドロップ・オフ(週に一度開催されるセールの為の寄附)のついでに、ギフトショップ2軒でクリスマス商品やデコレーションを眺めたり、途中、スーパーマーケットと義理の両親の家にも寄って、ようやく向かった先は、仲良しの友人 Halehと12時半に待ち合わせのカフェ。

彼女からのメールで、年内にもう一度会いたいってので。

私が編んでプレゼントしたマフラーを首に巻いて現れた Halehは、私への「小さなクリスマス・プレゼント」と言って、箱入りのチョコレートや『ヴィクトリア's シークレット』のボディ・ローションや、環境音楽的なCDや、の思い掛けないあれこれをくれてビックリ。

一緒にランチを食べながら、年末最後の喋り納めって感じで。


彼女と別れた後に少しだけ買物をして店を出たら、目の前の夕焼け空が思い掛けず綺麗で、携帯のカメラで撮影。


やっぱりニホンジンかしら、私、、、とか思いつつ。


*アメリカ西海岸で地震があったらしいけれど
「地震雲」ってあったとしても私には見分ける自信ナシ*


家に向かって車を走らせながら、沈みつつ夕日を見守るように敢えて湖畔のルートで。

携帯のカメラしか持って無いことを悔やみながら、家の近くで湖の端に車を停めて、暫くの間、夕焼けの空を眺めた。




張り詰めた冷たい空気に包まれた静寂とは裏腹に、頭の中では色んなあれこれがぐるぐるぐるぐる・・・駆け巡るのを何となく無視しながら、取り敢えず目の前に広がる荘厳で優美な自然のショーに精神を集中して満喫する意図で、暫くの間、そこに無心で仁王立ち。








*『Winners』で見つけたコレ、ちょっとカワイ過ぎ*
(うちのTrixieには小さ過ぎるので買わないケド)


2012年12月13日木曜日

木の売店とルドルフ号


今週の火曜日もショッピング・モールにて、ギフト・ラッピングのボランティアだったけれど、さすがにクリスマスも近付いて来たので忙しかった。

クライアントが持って来るギフト・アイテムは多種多様で、バスローブだったり手袋やブラウスなどの衣料品から、本やおもちゃ、バス用品、カレンダーなどなど。

去年、やたら多かった記憶のデジタル一眼レフ・カメラみたいな高価なクリスマス・プレゼントは、今年はまだ包装してないので、ひょっとして世間一般の経済状況を反映してるのかどうか。

包装の合間、クライアントに包装紙のデザインやリボンの色を選んで貰いつつ、会話が思い掛けない方向に発展するのが面白く、「誰の為の贈り物なのか?」「どんなクリスマスを過ごす予定なのか?」から、家族構成や職業や、生活の一部を垣間見せて貰う感じで。

概ね、人々はお喋り好きで、自分自身について話したがり。

そんな人々のエピソードを、包装の手を動かしつつ聞かせて貰うのは楽しくて、「へぇー!それは凄いですね」とか「それは素晴らしいですね」とか「きっと喜ばれますね」とか私の反応に気を良くするのかどうか、ひとしきりお喋りして満足そうな面持ちで気前の良い寄附を頂けると、こちらまで嬉しくなる。

地元の総合病院への募金活動なので、飽くまでも任意の額での寄附をお願いするものの、一つの箱を包装してリボンを掛けただけで20ドル札を頂く場合もあったり。(通常は1つにつき3ドル〜5ドル程度が標準、かな)

不特定多数の人々と接触して、ほんの一瞬ではあってもお互い見ず知らず同士の「心が通じ合う」感覚ってのが何とも言い難い快感であり達成感みたいな、まさに"rewarding"って感じ。

クライアントとボランティアとの立場で、お互いに感謝しあって「良いクリスマスを!」「楽しいホリデーを!」と言葉を掛け合うのも心地良く、何だか幸せな気分のまま再び見ず知らずの他人同士の日常へと戻って行く感覚。

何ともやり甲斐のあるボランティア業務の後はお腹も空いて、今回もまたMirianとAnnと私の3人はフードコートに向かい簡単なランチを食べながら、来週はボランティア最後の週だから、3人でクリスマス・ランチを兼ねて打ち上げの計画。






帰り道に寄ったスーパーマーケットの駐車場の一角で、毎年恒例の特設「クリスマス・ツリー屋さん」は、何となく北米ならではのクリスマス前の風物詩って感じで、ちょっとした郷愁と言うか、レトロでセンチメンタルな、優しく懐かしい気分にさせる。

・・・って、子供時代を北米で過ごしてる訳では無い私なのに変だけど、多分、映画での場面とかTVドラマとかで繰り返し見てイメージとして刷り込まれた「クリスマス=家族」の影響かな、多分。

車の荷台とか、車の屋根にツリーをくくり付けて走る車を見ると、いつも何故か心が和むのよね〜。






そして、今の時期、良く見掛けるコレ。

愛車をトナカイにするやつ。

ご愛嬌の「ルドルフ号」から降り立つドライバーが意外とシニアって場合も結構あって、思わず「くすっ」としながら、年齢や世間に関係なく自由な気持ちで楽しんでしまうって言う「心の若さ」を気負いなくさらっと謳歌する事が出来る、この土地柄と言うか環境や文化に対して「イェーイ!」と(心の中で)拍手喝采してしまう私。