2018年11月18日日曜日

アメリカのThanksgivingは11月

前回のブログポストから1ヶ月近くも経ってしまった。

最近、時間の経過が益々速くなってる気がするのは、いよいよ年末に近付いているからなのか?それとも単に歳を取って来てるからなのか?多分、両方、かな。

既にカナダのを祝ってしまった感のあるサンクスギビングだけど、いよいよ米国のが来週木曜日だから Davidは4連休の週末♪

アメリカで多くの人々が長距離移動して家族揃っての食卓を囲む行事であるし、だから長い週末は必須と言うか、広い国内を移動するだけで時間が掛かるし。

北米人は長時間(6時間とか8時間とか、それ以上でも)で車を運転する所謂ロードトリップがかなり好きらしく、余り苦痛でも無いみたいなのは凄いと思う。

そして一般的な北米のビジネス人たちは平均週に40時間の勤務で、残業は勿論、接待なんてものも皆無だから、日本で超過の残業とか過労死とかのニュースを聞くと、本当に気の毒に思うのは当然として、まるで別世界と言うか、別の時代の話にさえ思える。

日本人は働き者、、、なのだろうけれど、働かざるを得ない切羽詰った空気感とか強迫観念とか、目に見えない圧力がある環境なのだろう。
 
日本を離れても暫くの間は、私自身、嫌という程に自分の中の「ニホンジン」が抜けなくて何かと不都合だったりしたけれど、いつの頃からか、ようやく北米環境対応になって、随分とラクに暮らせるようになった。

正直、北米で「日本人気質」はズバリ不利だったり、つまり損な思いをする場面が多かったりする気がする。

ひとくちに「ニホン」と言っても東と西では違うかも知れないけれど。

あとは問題が「ニホン」なのか「自分」だから、なのかも不明だけど。

とにかく、気が付いてみるとアメリカでの暮らしが本当に肌に合っていると言うか、気楽に快適に暮らせていて、昔の自分を思い出すとまるで別人じゃないかと思うほどの順応ぶりが感慨深い。

言葉の壁、以前に、実は外人コンプレックスの壁を壊すのに時間を要した。

何しろ、生まれ育った環境に外国人が皆無だったから仕方のない現実ではあったのだけど。

日本で暮らしながら国際人になるって容易ではない気がする。

インターナショナルスクールに通って、アメリカンクラブの会員になって、各国大使館のイベントにしょっちゅう顔を出してたら話は別だろうけれど。

海外で暮らすのは手取り早い手段として、でも、だからと言って外国に暮らすだけで外国語が身につくと言う保証があるわけでもなく、あとは北米でも、カナダとアメリカでは環境が随分と違うし、州によっても色んな状況がことごとく違ってくるだろうと思われ。

私にとって今の暮らしが快適なのが、果たしてこの土地がたまたま偶然、自分に合ってるからこそなのか、それとも単に時間が経過して人間として成熟して、自分ならではの生き方を身に付けたからなのか。

とにかく、最近すっかり歳をとって、随分と遠くまでやって来たなぁ〜なんて、過去の日々を振り返って感慨深く、しみじみと懐かしく思ってしまったりする。

そして、この先あとどれくらい人生を楽しむことが出来るんだろう?とも。

最近、この辺りで人気のあった毛糸屋さんやキルトショップが次々と閉店する傾向で淋しかったり、大型ショッピングモールでは老舗のデパートが次々撤退して残念だったり。

私の黄昏気分に拍車が掛かる。。。

それでも!新たに気に入りの美味しいパン屋さんを見つけたのが救い。

遂にようやく、アメリカに越して来てから最高に美味しい食パンに出会い、一番美味しいペストリーの数々を味わい、それだけで充分に幸せって思える。

Davidの仕事の事情で、私の外出日の日程とルートが変わり、朝早い時間に立ち寄って時間の調整をするのに最適だったのがカフェ・ベーカリー(『Turtle Bread』)と、これまで利用する機会の無かった高級スーパーマーケット(『Kowalski's』)だったんだけど、この2つが私にとって思いがけずに嬉しい新たな発見だった。

Kowalski'sは単に高級食材を売るだけでなく、お洒落な花売り場もあって、その脇に雑貨売り場も備え、季節毎のデコレーションとか小物とか厳選されたアクセサリー類も置いていて、目を通すだけでも楽しく、私にとっては刺激あるマーケティングの勉強にもなって一石二鳥。

Turtle Breadは地域に3店舗あって、カフェレストランも併設しているパン屋さん。

他にもそれなりに美味しいパン屋さんは多数あるのだけれど、使われてる粉の種類が微妙に違ったり?食感がそれぞれ違い、この店の白パンローフは、トーストした時のパリッとしてサクッとした外側と、しっとりとほのかに甘味のある白い部分とのバランス感が、代表的なイギリスパンと正統派?の日本で馴染みある食パンとの程良いミックスって感じで、個人的な好みの的をヒット。

フランス系のベーカリーが幾つもあったモントリオールでも美味しいパンが買えて嬉しかったけれど、美味しいベーカリーがある街って何となく嬉しい。

話は変わり、今年のハロウィンは私たちにとって新しい家で迎える初めてのハロウィンで、予め近所の人たちから Trixieの散歩の際に情報を入手して来た Davidの話に依ると、お菓子を貰いにやって来る子供たち(Trick-or-Treaterたち)の数はせいぜい20〜25人程度ってことで、その数を参考に(勿論、大幅に上回る量で!)お菓子を準備。

これまでは私にとっても楽しいイベントで、家の飾り付けは勿論、うちの子供たちの仮装を手伝ったり、自分自身も仮装したり、Davidもそれなりの仮装っぽいものをして Trixieと子供たちと一緒に近所を歩いて回ったりしたのだけど、今となっては懐かしい思い出。

子供たちはほぼ成人してしまい、、、Kaitoは地階の自分の部屋に籠ってオタクしてるし、Erikaは派手な格好をしてさっさと友達の家に遊びに出掛けてしまった。

新しい家の周辺は1戸毎の敷地が大きい分、家と家の距離が離れていて、お菓子を貰いにやって来る子供達は沢山の距離を歩かなければならず、おまけに私たちのご近所さんは隠居した老年夫婦が多かったり、お菓子を配らずひっそりと灯りを消して暗くしてる家も多いだろう、、、な印象で、歩いて回るには効率が悪そう。

なので結果として、やっぱり予想通りにそれ程の盛り上がりも無く控え目な楽しさで、実際にやって来た子供達の数も24人だった。

前回の家では85人とかだったから、前年比の30%程度。

サンクスギビングが終われば、次はいよいよこの家で迎える初めてのクリスマス。

近場に身内もいないし、家族で静かに祝うことになりそうだから、派手なテーブルセッティングの為の準備もゲストルームの用意も必要ないのは楽チン♪

手配するのはクリスマスツリーとプレゼントと家族の好きなご馳走、かな。

気忙しい師走が文字通り駆け足でやって来る気配。



最後に最近の写真集:

*テキスタイル・センターのギフトショップにて販売した
ニードルフェルティングのハロウィン・オーナメントたち*

テキスタイル・センターのギフトショップでは地元アーティスト達によるファイバーアート作品が販売され、売り上げの40%がセンターの収益となるので、作品を販売提供する事はそのままセンターをサポートする事にもなると認識してる。

なので季節毎に、出来る範囲で売れる見込みのありそうな作品をデザイン+創作して、陳列の小物と共に届けてる。

センターを訪れる顧客数はそう多くないので、必ずしも売れる保証は無いんだけど、今回、ジュディさんと言う人から突然のメールを貰い、私が作ったハロウィンのオーナメントを気に入って下さったそうで、追加の特別注文を頂いた。

予期せずでの嬉しい反応があると、日々の迷いが払拭されて創作意欲への励みにもなるから、本当に有難いと思う。

手作り作品での売り上げで生活出来る筈もなく、引続き、自分の経済力の無さには無力感ばかりで悶々と打ちひしがれたりしてるんだけど、だからと言って生活になんら困っている訳でも無いので、差し迫った深刻な悲愴感が無いのが救い。






*テキスタイル・センターのクリスマス・ディスプレイに
貸出中のツリーとプレゼント(人形)*

テキスタイル・センターでは恒例のホリデー・ブティック展開があり、11月と12月は展示スペースであるギャラリーをもギフトショップの延長として、豊富に商品を展示+販売する。

販売促進の一環として、"Yarn Bombing"風のサンタクロースを準備して飾る工程で助言を求められたんだけど、その延長で私が小物を作る事になり。

針金で骨組みを作り、そこにかぎ針編みして作った小さなクリスマスツリーと、プレゼントの箱、そしてサンタからのプレゼントの人形、の設定で3点作った。





*ラグドール風の編みぐるみ人形たち(途中)*

さっさと手っ取り早く仕上がるように、太くて比較的安価な毛糸を使いテキスタイル・センターの為に久々の編みぐるみ人形を作ったのが思いの外、楽しくて、勢いに乗った流れで更に毛糸を買い足し、次々と無作為な人形を製作中。

予めのデザインや型紙や製図がある訳では無いので、仕上がって見ないと、果たしてどんな風に完成するのか?分からないところが魅力。

私の仕事は大抵の場合がこんな風に「行き当たりばったり」。

だからこそのやり甲斐と楽しさ♪





*16" x 20"*

来年1月から3月まで、テキスタイル・センターの会員展に参加する為の作品(ラグ・フッキングの手法でのムンクの『叫び』)を完成。

手前の手摺の部分を高めにフッキングして奥行きからの立体感を出し、人物も個別に作り詰め物をして縫い付けた。

背景の2人はニードル・フェルティングで。





*それぞれ 5インチ角のキャンバス*

プリントされた猫のデザインのコットン生地が余りにも可愛くて、だから切り取って詰め物をして場面(クリスマスのテーマでの窓)を作ってみた。





*ラグフッキングしたモチーフたち
人魚、ヒトデ、モザイクの魚*

*北米で何故か人気の存在「ラマ」を
ニードルフェルティングして
同様のサボテンや、ヴィンテージのボタンと一緒に*

キャンバスに色を塗って、そこにモチーフを縫い付けて仕上げるのが好きらしい。






*玄関ホール上の部分(右手下が玄関)*

何だか訳の分からない作品も含め、私の作品が増えたので、それらを多数、しかも壁に無数の釘を打ち付ける事なく飾れるよう、Davidがギャラリー風のシステムを設置してくれた。

私の作業場に続く階段は玄関ホールの上に位置し、手摺りを挟んで壁一面が見えるので、その部分に、配置を試行錯誤中。



2018年10月22日月曜日

カナダのサンクスギビングは10月

いよいよ10月に入ったなぁ〜と思ってたまま気付いてみれば月末に突入。

その間ブログを書くのも滞ってしまったけれど、特にこれと言った理由も無く。

新しい家で迎える新しい季節での発見を日々、楽しみながら淡々と日常のあれこれをこなし、家中のあちこちが未だ「取り敢えず」って感じに配置された古い家具で、内装の統一感も余り無いままに、それなりに快適で機能してるし、惰性で暮らしてるんだけど、頭の隅にはいつも「いい加減そろそろ、きちっと部屋毎の見直しをして壁に掛けるものを飾ったり、自分達ならではの空間に仕上げたい」って欲求が燻ってる。

アメリカで働ける状況になるまでは専業主婦なので、家で過ごす時間は充分にありそうなんだけど、何故かいつも、いつまで経っても、あれもこれもやりたい事の多くが出来ないままなのはどうしてなのか?自分でも謎。

テレビの前に座ってお煎餅食べたり、だらだらと昼寝してるって訳でも無いのに。



Davidの腎臓結石は2度の施術を経てすっかり完治し、follow upとして先日はウルトラサウンドでチェックして貰ったり、泌尿器科の担当医とも再会して説明を受けて来たらしいけど、2度の施術分の請求が次々、色んな機関(レントゲン、麻酔、クリニック、病院、など専門分野毎に異なる)から送付されて来て、その総額を見て「やっぱりアメリカって!」と、噂通りの医療費の高額さに驚かされた。

開腹手術でも無く、入院した訳でも無いので、当日レーザーで石を砕く作業を1回半して貰っただけなんだけど、日本円に換算して250万円以上。

任意の健康保険と健康保険積立てみたいなのを使って処理出来たから良かったけれど、これが自己負担だったら、と思うとつくづく米国暮らしは恐ろしいと思う。

先進国の中でも珍しく、米国には国民健康保険制度が無いので。

カナダはほとんどの医療費が(眼科と歯科以外)税金によって賄われてるし、日本も同様に自己負担が2割とか3割とかかと思うので、大病をしたからと言って持ち家を失うような心配も無いかと思うんだけど。

米国では福利厚生の充実した企業に勤務しないと、医療費の不安は大きい。

広大な多民族国家ならではの歴史や複雑な事情で、政治を語るのも単純では無いし、おまけにアメリカ人でも無い私たちは、カナダ人と日本人の「居候」って感じで、だから政治と宗教に関わる話題には口を挟まない事を心掛けてるんだけど。

それでも、現在の政権で米国は色んな意味で後退してる印象を受ける。

過去に米加共通の笑い話として、「アメリカ人が海外旅行をする際には、バックパックにカナダの国旗のワッペンを縫い付けて、カナダ人を装う」ってのがあって、何処へ行っても友好的に歓迎されるカナダ人に反して、自国第一主義で敵対心旺盛の「嫌われ者」的な扱いを受ける自覚を否応無く多くの米国人が抱いてたのだろうと思う。

政治に詳しく無いので詳細は解らないけれど、少なくとも前大統領のオバマ氏の姿勢はとても人間性に富んで理論的で前衛+革新的だったし、政治家に珍しく?正直で誠実な人柄の印象だったし、政治に対する情熱と謙虚さを感じさせるリーダーだった。

カナダの現首相も同様。



とにかく基本的、米国よりも北に位置するカナダ(一部は南に食い込んでるけれど!)なので、秋の収穫を祝う "Thanksgiving"も1ヶ月半先にやって来て、本来ならば詰め物をした七面鳥の丸焼きをご馳走に家族が揃って食卓を囲むってのが定番なのだけど。

身内もカナダ人の友達も無いミネソタで4人家族、しかも、うち1名は菜食だから最近は家族全員が余り肉を食べない傾向の中、大きな七面鳥をオーブンで数時間掛けて焼き上げるのも余り意味が無い気がして。

外食を提案するも、子供たちはそれぞれに忙しいみたいだったり、親と一緒の外食には魅力を感じない様子で、結果として Davidと二人でファミレスへ出掛け、私はターキーディナーを注文、Davidはフィッシュ&チップスで祝うサンクスギビングの夕食だった。

*ファミリーレストラン(Bakers Square)にてのターキーディナーには
お約束のクランベリーソースの他、
コーンブレッド+バターも付いて来た♪*


パイが人気の店だったので、パンプキンとピカンナッツのパイと、ココナッツ・クリームパイ(ナッツのアレルギーがある Kaitoに配慮)をそれぞれホール(ひと皿丸ごと)で持ち帰り、家に帰ってから皆で切り分けて味わった。

因みに米国の今年の Thanksgivingは11月の22日だそうで、それは何だかクリスマスに近過ぎて色んな意味で面倒そう。


秋も深まり紅葉が綺麗な中、この家の敷地内のあちこちに植えられた紫陽花も本当に長い期間で徐々に色を変え目を楽しませてくれた。


*既に2度、積もらない雪が降りました*


芝生の緑色を保つ為のスプリンクラーシステムを活用する機会が無いまま、冬支度をしなければならず、新たに購入したコンプレッサーでパイプの水抜きをしたり。

新しい家では冬支度のプロセスも、新しく体験する事もあって興味深い。

前回の家と違って嬉しいのは、ガスストーブと言うものの存在。

薪の暖炉みたいに面倒な事も無く、スイッチ一つで着火して、本物のゆらゆらと燃える炎のパワーに依って空間全体は勿論、冷えた体の芯から温まる感じが何とも贅沢。

北米の一般的な家ではセントラルヒーティングのシステムで、温められた空気が床の吹き出し口から吹き出る暖房だから、特別に冷えた手や足を温めるべく「あたる」って手段が無いのが時々心許ないと言うか、歯痒いと言うか、熱源としてのストーブやコタツが恋しい場面が時々あるのよね、実際。

カナダの家では床式の電力ヒーターの暖房にあたる事が出来たり、ガスの暖炉があったけどプロパンで高価だったから殆ど使わなかったし、前回の家にも2つ暖炉があったけど薪を燃やす事も無く(煙突の掃除とか面倒が多い)、だからデロンギのオイルヒーターを買ったのだった。


子供たちはそれぞれ引き続きコミュニティ・カレッジにて就学中。

Erikaは必須科目に加え選択で社会学や女性学、心理学なんかを勉強してて、時々、そんな話題で話し合ったりするのが私にとっても目から鱗的な勉強になったりして、考える機会にもなって興味深い。

何たって半世紀前の日本で生まれ育った私の環境と、Erikaのそれとでは大幅に違っていて、だから感覚とか価値観とか大きく異なるのも当然の事で。

それは私の周辺にいる仲間とか女友達にも言える事で、彼女たちの背景や体験、価値観などが個性的なキャラクターと相まって、一人一人に時間を掛けてインタビューしたら楽しいだろうとか、そして、それを一冊の本にまとめたら面白いだろうなぁ、なんて時々、漠然と考えさせられる。

それにしてもアメリカって、医者と弁護士と芸術家ばっかりなの?って印象。

Kaitoは学生ビザを取得して卒業すると、米国内で短期限定で就労する許可が取得できる見込みとかで、その場合はカナダへの帰国が遅延になる模様。

Erikaはカナダの大学に転入して、働きながら独り暮らしを始めたいらしいけど。


そんな彼女の交友関係が色々と面白く、中でも年上でお洒落なゲイの友達は日本語の授業を取っているらしく、課題の手伝いや疑問点を時々 Erikaに頼むらしく。

この間、彼と一緒に来年の手帳を購入(送料分担の利点で)する話になり、日本製の文具は高品質だし素敵だからネットで日本から取り寄せるってので、「どんな手帳よ?」と訊いたら、それがぬぁんと「ほぼ日手帳」だって〜ので驚いた!

Erikaは「ほぼ日」が何であるか知る由も無いンだろうけれど、その手帳の存在をアメリカ人の友達に知らされると言うのが何とも凄いなぁ〜と。

情報交換や物流が活発で国境の柵が低くなってる感じの証を目の当たりにする感じで。

そんな現実に逆行している時代錯誤な米国政治を裏腹に。


余談で、SNLのオープニング・スキットで Brett Kavanaughを演じた Matt Damonがあまりにもハマり役と言うか上手過ぎて感心してしまった。




私の日常は家政婦だったり料理人だったり洗濯婆さんだったり。

新しい家(も)が快適過ぎて、家で過ごす時間がまるで苦にならず。

創作活動が仮にフルタイムの仕事だとしたら、ワークホリックって感じかも?

キッチン上の作業場は玄関ホールの吹き抜けロフトでもあり、壁一面が玄関に足を踏み入れて見上げた正面に位置するので、Davidがそこにアートギャラリー仕様の展示システムを購入&取付けしてくれた。

複数の作品を飾れるので、配置とか検討しないと。

テキスタイル・センターでの会員展に出展する作品の作業と、ホリデーセール期間(11月から12日24日まで?)に展示販売する為の作品づくりの作業中なんだけど、物を手作りして、それを売って生計を立てるって到底無理っぽい、、、とつくづく思う。

*ハロウィンのテーマでの試作*


*ハロウィンのジオラマ/シャドーボックス*


*ニードルフェルトしたチーズのピンクッション
(ネズミも併せて作る予定)*


*買ってあったコットンのプリント生地の模様が可愛くて、
切り抜いて詰め物をしたところ。
オーナメントとかガーランドとか作るかも?*







*年明け早々での作品展に出展する予定で
ムンクの「叫び」を3Dっぽく仕上げるフッキングの手法で。
ラグフッキングとは言え、ラグはまるで作らないと言う皮肉。
壁掛けとか手提げ鞄とかに仕上げるのが殆ど。*


さて、近いうちにインフルエンザの予防接種にも行かないと。。。



2018年9月26日水曜日

Queen: I Want to Break Free

流石に9月も下旬なので気温が随分と下がって来ました。

素足にサンダル、スカートで外出する日々にもさようなら♪

再び制服みたいに変わり映えのしないジーンズの毎日にこんにちは♪

寝具やワードローブの入れ替えをしないと。。。衣替えの季節行事で。



唐突ながら、、、
この間、Textile Center仲間のウェンディさん(余り関係ナイけど因みに70代)が、買い換えたばかりの「新しい車」でやって来たと言うので、へぇ〜、でも前のプリウスも結構まだ新しかったのでは?なんて思いつつ、で、今度のクルマは何ですの?と何気に訊いたら、それがまさかの "TESLA/テスラ"ってのでビックリ。

ミーハーなので即、「乗せてくださいっ!」と嘆願。

一緒にランチに出掛けるついでに乗せて貰った♪

ビュ〜〜〜ん♪と加速する感じが何ともフツーのクルマとは違ってて、上手く言葉で表せないけれど、何もかもが近未来的でいかにも高級+高価そう、、、って感想が何とも庶民な自分。

それで思い出したけど、長年に渡っての私の「ドリーム・カー」(憧れの車)は、フォルクスワーゲン社のビートルで、しかもペパーミント・グリーン♪ってのは、何だかいかにもフィフティーズ(1950年代)ってな気がしないでも無いけど、別にその路線(ポニーテールにロックンロール、とか)な訳ではなく。

高校生だった頃に憧れて以来、ずっと夢に見てる車なんだけど、果たしていつの日にか手に入れることが出来るのかどうか?



引き続きインスタグラムにて、、、
実際に面識が無くても「友達」になれてしまったりするのはソーシャル・メディアならではの世界なんだろうけれど、「類は友を呼ぶ」みたいな傾向があるのはどちらも同様で、好きな音楽や映画の話題を通して、リアル友達の友人たちと輪が広がる感覚は面白いな〜と思う。

興味の対象が似てたりすると同じ話題で盛り上がって、実際に会って直接、膝を交えて語り合って見たい欲求に駆られたり。

色々とアイデアを貰ったり、刺激を受けたり、応援されたり励まして貰ったりするのも有難いと思う。

先日はたまたまそんな流れでの影響を受けて、『Queen』の昔懐かしのヒット曲のミュージック・ヴィデオがとーっても強烈なインパクトだったのを、すっかり忘れていた事を思い出させて貰った。

*Queenの数多いヒット曲の中の一つ ♪I Want to Break Free♪*


*Music Videoの中でメンバー4人の女装がそれぞれに強烈なんだけど
特にフレディ・マーキュリーが最強!なのはやっぱり口髭のせいかも?*


何度見てもフレディ・マーキュリーの女装は怖くてインパクトがあって、ぶっきらぼうな仕草が滑稽で可笑しくて、本当に申し分無く素敵♪

カツラといい、メイクと言い、ピンクのタンクトップと言い、肩からずり落ちてる黒いブラの肩紐に到るまで、何もかもが極め付けって感じのこだわりで。

余りにも懐かしかったので、思わず再現して見たい衝動に駆られた。

それで思い付いたまま咄嗟に羊毛と針を手に取り、チクチクと開始。

顔とカツラが出来た後、ピンク色の毛糸を探してニットをチクチク♪


最終的にシャドーボックス風(ジオラマ風?)に箱仕立てに仕上げる事にして。


映像の中に出て来るモチーフの数々をヒントに小道具として配して仕上げた。

なぜ牛ちゃん?とか、なぜ葡萄?とか、背景の理由は調べてないので良く解らないままなのではあるけれど、取り敢えずそのまま使って見た。

黒とピンクのブレスレットを作り忘れたので、後から追加した。

思い掛けずに楽しい作業だった。

有名どころの80年代ヒットのアーティスト特集でシリーズ化したら?なんて意見も貰い、ちょっと面白いかも?なんて検討中。。。



2018年9月17日月曜日

3Dのパッチワークキルト

いきなり↓こんな写真で失礼します。

*パウダールームに貼られたポスター@Poker Night*


この家に引っ越して初めての "Poker Night"を満を持して Davidが開催。

前回の家とはレイアウトがかなり違うので、彼の新しい "Poker Room"は地階の一番奥でユーティリティ・ルームの前に追いやられた形で。

トイレが4つあるこの家でも、残念ながら地階には無くて、一番近いのが半地下にある子供たちが専用で使ってる浴室なのだけど、彼等のプライバシーもあり、やっぱりポーカー仲間たちに使ってもらうのはキッチン脇でガレージ近くのパウダールーム(トイレと洗面台のみ)に決定。

ポーカー仲間の8割が男性で、しかもビールを飲んでちょっとだけ酔っ払ったりして(それでも車を運転して帰れると言う法律内)、その状態で用を足しにトイレに行って所謂「立ちション」なんかするともう、"コントロール"が無いみたいで、便器周りが汚れるのは勿論、女性のポーカー仲間からのクレームもあり、苦慮した結果、「立ちション禁止」のルールを新たに追加。

功を奏して、ポーカーナイトの翌朝でもトイレがキレイ!

当然って言えば当然の事なのかも知れないけれど、小便器じゃない普通の便座のあるトイレでの立ちションで便器を汚さずに用を足すのは物理的に困難そうだし、たまたまうちの男子たちが「座ってする派」だったから苦労知らずの私はラッキーだと思う。

おまけにポーカーナイト翌日のトイレ掃除は Davidの担当だったから、私にとっての害は無かったのではあるけれど、いずれにしろ。

この話題で掘り下げると個人的な嗜好や習慣の他、衛生だとか、宗教的な背景(circumcisionとか)もありそうで、たかが立ちションとは言え奥深さを感じさせられる。




と、前書きが長くなったけれど、要点はこのパウダールームの壁の色で。

私が自分では選びそうも無い個性的で強い色合いの、スパイシーで錆びた感じのオレンジっぽい赤色。

一般的な北米の家屋の壁は石膏ボードで、これに直接プライマー(下地用ペンキ)を塗った後、水性塗料で好きな色を選び何度でも塗り替えする事が出来るから、このパウダールームも私なりの色に塗り替える選択肢はいつでもあるんだけど。

それでも洗面所なだけに一時的にトイレを外したり、電気のスイッチカバーを取り外したり、壁付けの棚やタオルハンガーなどをペンキ塗り作業の為に全て外すのは割と面倒くさいという現実があり。

せっかくだから取り敢えず、この自分では選びそうも無い色を楽しんで見るってのも悪く無いかも?

この壁の色に似合いそうな額縁がクリアランスセールで売られてるのをたまたま目にして、その額縁に似合いそうな素材とプロジェクトが浮かんだ。

素材は予ねてから気に入っているアレクサンダー・ヘンリー社製の "The Ghastlies"シリーズのコットン・プリント生地で、プロジェクトはパッチワーク・キルトのコラージュ。

なので本当に久々にパッチワークの作業。

最近はいつも大抵ウール素材をいじってる事が多かったので。

2つの額縁を並べて配する予定で、だから2つ同時進行でのプロジェクトs。

*デザイン上の主役:マチルダの三姉妹の図*

*三姉妹が仲良く一緒に編物をしている構図は大好きな場面♪*


ミシンで少し縫ってはアイロンを掛けて、、、の繰り返しは、だからミシンのある作業場とアイロンのある洗濯室を何度も行ったり来たりで階段を上がったり下がったり、、、そんな作業が割と楽しく。

小さなアイロン台があるし、スチームアイロンが2台あるから、作業場でアイロンを掛ければいいってだけの話ではあるんだけど。

何かと運動不足気味の日常なので、少しは動いた方がいいかな、と。

久し振りのパッチワーク作業に、改めてその面白さを再認識した感じ。

ちゃかちゃかと直線でミシンを掛けるのも気持ちがいいし、縫ったばかりの直線にスチームを掛けながらアイロンでピシッと伸ばしていくのも快感。

縫い目の角と角とがピターっ!ときっちりと合うのも感激。

取り敢えず背景が出来たので、あとはここに3Dの効果を追加する予定。

縫い合わせて詰め物を少しだけした猫を配したり。

あとは少しだけガラスのビーズなどを縫い散らして。。。

そんな訳で、額縁として購入したガラスの内側に平らに収める事が出来ないから、ガラス部分が不要になってしまうんだけど、まぁそれは余談で。



週末は気温が30℃を超える夏日に戻ったけれど、それでもやっぱり真夏のような暑さとは違って、吹く風に秋を感じる爽やかさだった。

Erikaは、前回住んだ家のご近所さん友達カップル(J&D)の家にて、彼等が旅行で留守中に彼等の大型愛犬2頭(匹って感じじゃなく「頭」)の世話をする為、10日間で彼等の家に泊まり込み、犬たちの面倒を見つつ、カレッジへもそこから通ってたんだけど、任務が終了して帰って来たので、久し振りに「四人家族」に戻った。

J&Dの犬たちは "Newfoundland dog"と言うカナダ由来の大型犬種で、Erikaと同じくらいの体重(50kg強)かそれ以上あって、犬と言うよりはポニー(小型の馬)って感じ。

飼い主である "J"と "D"はそれぞれ、紛れもなくアメリカ人ではあるんだけど、この「アメリカ人」と言う定義や定義付けは本当に複雑。

Jさんはフィンランド系3世で自分の事を「フィンランド人」と感じてるらしいし、Dさんはアメリカの白人夫婦の養子となったインド生まれの「インド人」だし。

移民とか、養子縁組とか、特に異種人間での養子縁組だなんて更に縁の無い環境に生まれ育った日本人の私にとって、大陸では計り知れない奥深い歴史がある現実に直面する度、興味深く感じるのと同時に色々と考えさせられる事も多い。

ひとくちに「アメリカ人」と言って一括りには出来ない現実を知る。

私が子供の頃、日本人以外の西洋人は全てアメリカ人だと思ってたケド!

だから余計に昨今のアメリカの政治を憂慮しつつ、時にキリスト教をはじめとする宗教観に触れたり(クリスチャン系列のヴォランティア先で出逢う多くの人々の異なる宗教観に圧倒される!)、私の身近に多くいるユダヤ人系の友人たちの逸話とか、まぁ何かと色んな場面に遭遇し、人種とか宗教とか文化や歴史とか、私の小さな頭の中で色んな情報や感情を処理する事が時々難しかったりすると言う現実。

そしてそんな時、小さな島国で生まれた自分が縁あって長年住み慣れたカナダを離れ、未知の米国にエイリアンとして暮らすという摩訶不思議な境遇が、何だかとっても贅沢な人生(一粒で何度でも美味しいような♪)を生きさせて貰ってるって気がして感慨深い。

*今朝 Trixieと裏庭を歩いていて視界の隅に留まった*

*立ち止って見上げたらお隣の木々のてっぺんで紅葉が始まってた!*



*今朝の紫陽花:淡いピンク色に露草の青が映えて綺麗♪*



2018年9月12日水曜日

発見!Coral & Tusk




サンルーム脇の砂地に生えてきた見知らぬ植物は、朝顔に似た形の白くて大きな花を咲かせた後、緑色でトゲトゲの実をつけてる。

怖いほど純白で清廉な佇まいの花姿が何とも高貴な雰囲気で、ちょっと非現実的な空間と言うか、お釈迦さまの世界を連想してしまうのが不思議。

観賞用の花なのか雑草なのか分からない(←単に調べてないだけなんだけど)まま、引き抜くことも躊躇われて、自然に任せたまま放置しつつ、朝になると花開く清々しい光景を有り難く楽しませて貰ってる。




全米でテキサス州と規模の大きさと来場者数を争うらしいミネソタの『Minnesota State Fair』(年に一度の州祭)も無事に終了し、その来場者数は再び新しい記録を作り、200万人超えだったとニュースでやっていた。

いったい何処からそんなに沢山の人々がやって来るのか?謎ではあるんだけど、そんな中での作品展で多くの人々の目に触れる機会に参加するのは、やっぱりそれなりの自己満足を満たすだけの意義があるような気はしてる。

3つの作品が入選(1等が2つと3等が1つ)で合計の賞金が$20だった、ってのは余談で。




少し前に女友達と出掛けたミネアポリスのアートショーにて、十代の学生さん達が各々の作品(絵画だったり手工芸だったり)を展示販売している広場があり、父兄に付き添われてのプロモーション活動をしている作品を見て回るのが楽しかった。

家庭農場の一角で孔雀を飼っていると言う少女が油絵で描いた孔雀の作品は迫力があって綺麗な大作だったけれど、$300と高価だったから買えなかったのではあるけれど、モデルとなった孔雀から抜け落ちたと言う綺麗な羽根を売ってたので、ひとしきりお喋りした後で3つだけ買って来た。

別のテーブルで眼鏡を掛けた女の子が売ってたのが手製のポーチ。

色んな人や団体から寄付された素材を使って、祖母から習った趣味のミシン掛けの技術を駆使して作った小さな小銭入れや小物入れが沢山。

材料費はほとんど掛かってないらしいけれど、それでもファスナーはしっかりYKK製だし、学校の勉強とクラブの運動と友達と遊ぶ時間なんかの合間の時間にせっせと作業するらしい。

スクラップの半端布を使ってるから、色柄がマチマチで楽しく、選ぶのに迷ったのではあるけれど、最終的に購入したのは↓コレ。

*十代の女の子の手作りで$5だった*


麻素材に何やら凝った図柄の刺繍が施されてる生地が使われてるんだけど、見れば見るほど、そのデザインが妙に洗練されてる気がして。

とっても気になったので検索して見た。

キーワードは「麻素材」「刺繍」そして、図柄のテーマと思われる「サーカス」。

難無く探し当てる事が出来たウェブサイトは『Coral and Tusk』(コーラル・アンド・タスク)と言う、ニューヨークに拠点を置くインテリア装飾の専門店。

オリジナルデザインの生地も販売してるのを発見してコーフン!

とっても素敵な生地だから、少しだけ購入してクッションカバーとかの小物を自作したい欲求に駆られてたから。

でも、、、お値段を見てびっくり仰天!

パッチワークキルトなどに使う一般的なプリントのコットン生地の相場が1ヤードにつき$12程度だったりするんだけど、Coral&Tuskの豪華な刺繍の施されたオリジナル・デザインの麻素材の生地は1ヤードにつき$200とか$300とか。

と、とてもじゃないけど手が出ません。。。ガクっ。。。て感じ。


私が買えそうなのは、「見本」として売られてる小さな端切れくらい。

それでも$30弱するケド。。。

まぁとにかく、ブランドの存在を知ることが出来ただけでも私にとっては出逢いであり発見だったので、あの少女に感謝!なのではあるけれど。

興味深い謎は、果たして彼女が何処からあの端切れ布を入手したのか?ってとこ。

可能性を想像すると興味が尽きない。

『Coral&Tusk』のブランドが気に入ったのでインスタグラムでのフォローを始めたんだけど、日本の絵本雑誌で最近、紹介されたらしいニュースがあった。

素敵な商品が多いから人気なのも納得。





2018年9月2日日曜日

9月は長月

新しい家で迎える初めての9月に突入。

少しずつ住み慣れて、季節毎の発見にワクワクして、やっぱりこの家と出逢えて良かったね♪と納得しつつ、家や周囲の環境に対する愛着を増してる。

だから家探しが結婚相手を探すのと似てるってつくづくいつも思うんだけど。

前回の家よりもさらに郊外になったので、視界の緑も圧倒的に増えたし、身近に遭遇する野生動物の種類や頻度も増えた。

相変わらずリスや野兎がいっぱいいるのに加え、見掛ける野鳥の種類が豊富になったし、野生の七面鳥が群で歩いてるのに出くわしたり、裏庭のフェンスの向こう側には渓流を挟んで木立の中に鹿の群れを見ることも多く、私よりも頻繁に Trixieと散歩に出掛ける Davidはマスクラット(ビーバーみたいな?)とか狐なんかも見てるらしい。

家の南面には殆ど壁が無いくらいに大きなガラス窓が配してあって、それらの窓から裏庭を臨むのだけど、「森の中の一軒家に住んでる?」って思うくらい樹々の他には何も見えない、と言う本当に素晴らしい配置で感嘆してしまう。


*私にとって目新しい昆虫 "damselfly/ダムゼルフライ"
は蝶々とトンボのミックスのような?
ネオン色に輝くボディと漆黒の羽が綺麗♪*



*大きな体をしたキツツキがペアでやって来て
木をつついてたけど
意外と怖い顔をしていて驚いた!*


*鳥のデザインに弱いので思わず購入
太陽エネルギーで LEDライトを灯す
ガーデン用デコレーションなのにもかかわらず
「もったいなくて」屋外に放置出来ない自分に苦笑*


*玄関前の庭先に現れる可愛い野兎たち
・・・とは言え、
今季、植えたばかりの花を食べられてしまったけれど*

芝生は今シーズン雨が少なく、かなり痛んでしまった。

埋め込み式のスプリンクラーが設置してあるらしいんだけど、
まだ使って見てない。。。


玄関前写真のついでに、、、私的には何故?って感じなのではあるけれど、野兎の存在が気になって仕方ない Trixieを外に出してあげるついでに、芝生の上に寝そべって本を読む Erikaの姿に、「ご近所の目」なんてまるで意識しない自由奔放な世代の北米人を感じて何となく不思議な心境。。。

*玄関前の庭先で本を読む Erikaと一緒の Trixie*

北米暮らしが長くなった私でも、未だに自意識過剰な部分があって、彼女ほど自由には振る舞えない古い日本人の血?を自分の中に感じてしまう。


あ、何だかガーデン日記になってしまった。。。



とにかく、9月になって子供たちのカレッジも始まり。

毎日では無いものの、二人揃ってミネアポリス市街へ終日で出掛ける日があるのは久々な感じで、私が独りきりで家で過ごす時間が新鮮でもあり、妙に静か過ぎて時折、物音を立てる Trixieの存在にドキッとして、あぁ、あなたも家に居たわね、、、みたいな。



Davidの腎臓結石も2度目の施術が計画通りに運び、レーザーで上手く石を砕くことが出来たので良かった。

もう少し養生したら再び自転車に乗って、長距離でのサイクリングも楽しめるはず。



今週は勤労感謝の祝日があり、3連休なのでのんびりな週末。

Minnesota State Fairもいよいよ明日が最終日。

前回の家からは、State Fairの開催中、毎晩10時頃になると花火が上がるのが聞こえたり、野外コンサートの会場からは音楽や熱狂的な声援が聞こえて来たりしたんだけど、流石にここまでは届かず、ちょっとだけ懐かしい感じがする。

数年前には Linkin Parkが来てたりもしたのに、今更、あの時に行っておけば良かった、なんて思って悔やんでも無意味な事は解ってはいるんだけど。

出来る事をしたいと思った時にしておけたらいいな、とは思う。

自分の人生に後悔を残さないように。



インスタグラムと重複するけれど、最近の作品集。

*ハロウィンのオーナメント・コレクション*


*ハロウィンのケーキ型ピンクッション*


*アップリケのクッションカバー*
(手染めしたウール生地のスクラップを使用)




*かなり前にフッキングして放置したままの人魚の作業*


*人魚にちなんでフッキングしたヒトデ*


*少しずつフッキングの作業が続いているクリムトのタペストリー*



2018年8月25日土曜日

夏の終わりの州祭:STATE FAIR



ミネソタの気候はモントリオール郊外とほとんど同様で、だから
「夏が一番大好きっ!」
と思い切り叫べるくらい、本当に大好きな季節。

何しろ暗く寒く長い冬に比べて、何もかもが開放的に感じるから。

素足にサンダルを引っ掛けて裏庭に出られたり、朝のシャワーも気軽に出来て、髪を洗うのも苦にならず、半乾きのまま簡単に結んで外出しても平気だし、薄手のスカートを軽やかに履けるし、大ぶりの指輪をいっぱい付けたり、気に入りのブレスレットをむき出しの腕に幾つも重ねて付けたり。

デッキの椅子に腰掛けて青い空に浮かぶ真っ白い雲がカタチを変えながらゆっくりと移動するのを、愛用のマグに入れた香りのいい珈琲を飲みながら眺めたり、蚊に刺されながらも裏庭の樹々の間を歩いて森林浴しながら植物の観察をしつつ写真をとったり、裏庭のゲートから遊歩道に出て渓流に沿って犬と散歩に出掛けたり。

買い忘れの食材があっても気軽に車に乗り込んでチャチャっと近所のスーパーマーケットに買いに行けたり、夕ご飯の後に特別なアイスクリームが食べたくなって近場のコールドストーン・クリームリーまで気紛れに、アイスクリームを食べる目的だけの為に身軽な服装で気軽に外出する事が可能だったり。

数え上げればキリが無い程に沢山、夏が大好きと思える理由が思い浮かぶ。

同時に、いかに冬場の気候での生活が制限されて抑圧された気分かを思い知る。

否が応でも、その季節へと向かっていると言う現実に打ちのめされる夏の終わり。

昨日は今季初めての靴下を履いたし、昨夜は今季初めて長いパジャマパンツを履いて寝た。

窓を開けたまま(網戸で)洗いざらしの綿のシーツを肌に感じながら幸せな気分いっぱいで眠りに就く真夏の夜が大好きなんだけど。

とは言え、まぁ、フランネルとふかふかの厚手の羽毛布団に包まって寝る冬の晩も、それはそれで幸せだったりする事に違いは無いのではあるけれど!

とにかく8月も下旬になると、涼しい、、、と言うよりは寒い朝晩の気温。

庭先のあちこちに植えられた白い紫陽花が薄桃色に、ほんのりと色付いて来るともう、それは秋の気配そのもので、何だか物哀しい気分になってしまう。

ふぅ〜。



季節の移り変わりに関係なく、日々は色んな出来事満載に過ぎて行き。

ブログを書き始めても想いはあちらこちらへそぞろで文章がまとまらない。

多分、もっとちょこちょこと気軽に手短かにアップすればいいんだろうけれど。




ここ最近一番の出来事としては、Davidが過去に何度か経験している腎臓結石を再発した事で、どうやらかなり大きいらしく緊急に処置して貰う運びになり。

切開する訳じゃ無いから「手術」では無いんだろうけれど、それでも病院の救急での受付に行って、全身麻酔でレーザーで石を砕くと言う計画だったんだけど、石が大き過ぎて尿管を塞いでる為に当初の計画通りに行かず。

別の専門医によって別の手順を施して貰う事になり。

患者の付き添いとして病院に同行すると、普段は余り縁の無い(有難いこと!←実感)病院とか医療の現場とか環境を体験する事になり、それはそれで興味深く。

目新しい事でも無いのではあるけれど、それでもやっぱり日本の医療(私の知っている20年も前の!)と比べてしまったり、カナダのそれとも比べて、アメリカならでは現状に感心させられてしまう場面は多い。

単純に医者と患者の関係とか、医療施設とかサービスとか。

どちらが良いとか悪いとか、優劣をつけるのは難しいけれど。

それぞれに一長一短あるので。

この間、私が体験した例で言えば、ちょっとした血液検査の為に私にとって初めて行く「血液の専門医」のところへ出掛けたんだけど、まず、アメリカには医者が沢山いる!ってのと、そして「専門」が細分化されていて色んな分野での「専門医」が豊富に揃ってるって事。

特に症状によっては、あちこち専門毎の医者に診て貰うのは面倒。

そして、初対面の専門医からの報告書を受け取る際、「お会い出来て光栄でした」の下りから文章が始まる点の社交辞令に、患者としての自分が相手の医師にとっていかに「大事なお客様」の一人であるかってのを感じさせられる。

アメリカの医療がビジネス+利益追及思考であると言う現実は、カナダとは全く異なるし、日本よりも?もっとあからさまな気がする。

営利主義のサービスだから、客(患者)に対する待遇がいいのは良しとして。

待ち時間が短いのはかなりの利点。




医療と別に私が興味深く体験してるのが自動車の運転免許の取得。

私がその昔、日本で教習所に通い講習を受けて、教習所内の自動車コースを、教習所所有の特別な車(ブレーキが2つ付いてる)で、教官に同乗して貰って何時間もの教習時間を経て、ようやく試験を受けてパスして免許を取得、、、って形式とは全く違い。

教習所内のコースで練習するって行程が一切なく、日本での「仮免」みたいなものが簡単に貰え、自家用車でいつでも一般道や高速道を運転して個人的に練習する(運転経験の長い成人=責任者に同乗して貰う条件付きだけど)って発想が何とも自由奔放な感じがして怖い。

日本より高速道が網羅していて、高速道に乗ったり降りたり、合流や車線変更が多いのは怖いし、だから日本みたいに、少なくとも「仮免中」とか「初心者」とか、周囲の運転者の注意を促したりするマークがあればいいのに、と思う。

飲酒運転だけでなく、大麻やドラッグでハイになった状況で運転してる人がいる可能性もあるし、精神障害を患っても莫大な医療費が捻出できず何ら治療を受けてない人も少なく無いし、更にそんな状態にあっても銃を携帯してる人もいると言うアメリカならではの土地柄に、過剰に神経質に心配性な私は無駄に神経を擦り減らしてる気がするんだけど。




そんなこんなで毎年恒例の STATE FAIRが始まりました MINNESOTA。

FINE ARTSのカテゴリーに応募して審査で選ばれなかったので、誰でも出展できる CREATIVE ACTIVITIESと言うカテゴリーに4つの作品を提出。

2つの一等賞(Blue Ribbons/ブルーリボン)と、1つの三等賞をそれぞれ3つの部門で受賞した模様。

どんな賞でも世間に認められるのは嬉しく、自己満足を満たしてくれる。

*2点セットの作品*


*金魚鉢を覗く猫の手提げ鞄*