2019年6月24日月曜日

6月 ラッキー 

映画『Deadpool 2』の中で、作戦を遂行させる為の仲間を募る際の面接にやって来た女性キャラクター "Domino"への質問に
「で、君のスーパーパワーは何?」
ってのがあって、彼女が笑いながら
「私のスーパーパワーは "Lucky"な事よ♪」
と答える場面があるんだけど。

「単にラッキー♪ってだけじゃ、それは特別な能力じゃないじゃん」
と言われても
「ううん、私は特別にラッキーなのよ」
と食い下がって、
話の展開の中で実際、具体的にことごとく、本当に彼女が究極的にラッキーである事が証明されて、否応無しに説得させられる。

彼女くらいラッキーだったら、それは本当に超人的な能力かと思うけど。

私は凡人なので、勿論それほどまでにはラッキーでは無いものの、それでもここ数年での自分の人生は、何だか自分でも怖くなるくらい「夢でもみてる?」ってくらい恵まれていて、これってちょっと上手過ぎるンじゃない?と思う、ってのが正直なところ。

非凡じゃない証拠に、ラッキーとアンラッキーの波が交互にやって来るから、延々とずっと限りないラッキーが継続する訳じゃない、ってオチもあるんだけど。

過去には紆余曲折あり、思い掛けずに暮らすことになった米国のミネソタ州は、縁もゆかりも無い私たちにとって、色々と素晴らしい時間と環境を提供してくれた。

4年の間で借りて暮らした家も快適だったし、購入して住み始めた現在の家も文句の付け所が無いくらいに家族全員にとって理想的な間取りや広さで、引き篭もり傾向のお家大好き家族の私たちは益々家で過ごす時間が増えた感じ?

引っ越し後、手付かずになっていた最後の空間も片付けて、少しずつ掃除をしたり、古い家具に手を加えて置いてみたり。

元のご近所(ケイト)さんから貰ったソファを置いてみたり、エリアラグも置いて、カーテンレールも Davidが取り付けてくれたら、何だかいい感じのスペースは見る見る間にコテージとかロッヂとか、そんな別荘的な雰囲気の空間になって来た。

それでなくとも、デッキにガラスの丸テーブルとパラソルを設置したら、それだけで森の中のパティオみたいな雰囲気で、「ここは軽井沢?」って感じの満足感なのに。

半袖シャツに素足にサンダルを引っ掛けて、家の外と中の境界があやふやになるような開放感が本当に心地良く、「夏が大好き!」と叫びたくなるくらい。

キッチン上のロフトには私だけの空間のスタジオ/アトリエもあるし。

必要以上に干渉し合わない家族なので、それぞれ個別に居心地の良い場所で自由に好きな事に没頭して時間を忘れて過ごしてもなんら問題なく。

家の中に自分の好きなスポットが複数あって、気分に任せて空間を行ったり来たり。

家で過ごす毎日が既に極楽状態だから、バカンスなんて思いつかないくらいに。

ある意味、バカンスは「日常からの逃避」って部分も大きいと思うけれど、私には逃げ出したい理由もまるで無く、常に「お家バカンス」に浸ってる。

なので、日本への帰省(私にとってのバカンス?)への欲求もいつの間にか薄れ、以前のような強い必要性(子供達が成長してしまったこともあり)を感じる事なく、ミネソタ暮らしに溺れてしまってた、あっと言う間の5年間。

いよいよ両親も年老いて来た事もあり、そろそろ帰り時かも?とは思ってはいたものの、なかなか重い腰が上がらずにいたけれど、父の日の前後で実家に電話して久し振りに父親と話した際、なんとは無くの雰囲気に説得された感じ。

母が声を出すことが出来なくなって以来、電話での会話は諦めていたので、時々、忘れた頃に一方的ではあるけれど(返事が来る期待はないので)、拙い手書きの手紙を書いて、数枚の写真をプリントアウトして同封してた。

けれど最近、母が自分で食べるのが困難になり、姉からスプーンで食べさせて貰ってると言う話を聞いて、ショックと共に動揺してしまった。

物事が動き出すと、堰を切って流れ出す水の流れの勢いのように、自分でも驚くほど上手い具合に色んな事が速やかに、自然に、あるべき場所に次々と流れ着いて行くって感じの迫力にびっくり。

目には見えない不思議な力に身を任せて運ばれて行くかのような錯覚。

これが「ラッキー」と言う、凡人の私が少しだけ蓄えてるスーパーパワーなのかも?

手配できた航空券の日程が、ミネソタで兼ねてから予定してた私のイベントに支障をきたす事のない枠で嬉しいのをはじめ、同行する事に決めた Erikaの状況も同様。

秋からカナダの大学に入学するのに伴って寮生活を始めれば、夏の終わりには家を出る事になるから、母娘での二人旅行をするには貴重なタイミング。

家にはまだ Kaitoがいる(来春まで、かな?)から、日中、Davidが仕事に出掛けても家が留守にならず、Trixieも寂しくないし、食事や家事のあれこれを男二人で協力し合うことが出来る。

上野の美術館で開催中の『クリムト展』(7月10日まで)に間に合う!

地元の友達曰く「行きたいと思いつつ単独で行くのを躊躇ってた」らしいから、思い掛けず一緒に行けるし。

長野の友達が、たまたま東京の友達と合流する計画があり(数年に一度の確率)、その日程が偶然にも私の到着日の翌日で、私も合流することが出来る!とか。

何だか色んな事が図らずも自分に都合の良い方向に流れてる。

東京の友達は、80年代ロック好きの私と Erikaを、そんなテーマのバーに連れて行ってくれると言うし。

地元の友達は軽井沢への買物に同行してくれると言うし。

本当に有難いやら嬉しいやら。

5年振りの日本は、年老いた両親と、姉との再会を含め、現実の世界に直面すると言う意味では悲喜交々、感情のジェットコースター(英語ではローラーコースターだけど)状態間違いナシ!かとも思うと複雑な心境ではあるけれど、それはそれで覚悟して。

幼い子供たち2人を連れて単身(Davidは仕事だったし)で4週間とか5週間とか?長期帰省してた頃が、本当に遠い過去の事のように思える。

20歳になった Erikaと、年老いた中年の私自身と、女ふたり旅を、果たして喧嘩することなく穏やかに平和に過ごす事が出来るのかどうか。

都内では歩く距離が長いので、折りたたみ式のベビーカーに Erikaを乗せて押してたのを思い出すけど、今は私がおんぶして欲しいくらい歩き疲れちゃうかも。

Erikaの友達:エマも最近、彼女のお母さんと二人でスウェーデンを旅行したらしいんだけど、旅先ではいっぱい歩いたので(美味しい料理も沢山食べたのに)、体重が3〜4kg減ってたらしい。

私たちもきっと日本では美味しいものをたらふく食べると思うけれど、果たして痩せて帰るのか?肥えて帰るのか?謎。

カナダでは昔、格安航空券を2〜3ヶ月前から買ってた記憶なんだけど。

今は状況も変わり?到着も成田じゃなく羽田空港だし、出発も来週。。。!


*このドアの向こう側に手付かずになってた空間*


*3面にガラス窓の他、網戸がある screened porch
或いは 3 seasons room 又は sunroomと呼ばれる部屋で
私的にはロッヂとかコテージって感じ*


*先ずは最近まで Erikaが使ってた箪笥を化粧直し。
そもそもは Davidの両親のコテージにあった古い家具を譲り受けたもの*


*最近人気のチョークペイントを用いて*


*ハンドルも新しいものに交換*


*薄暗かった部屋の一角が色づいた感じ?*


*元のご近所さんから貰ったカウチを置いて、
新たに購入したエリアラグを置いて、
Davidが以前、オフィスで使ってたIKEAの安テーブルを置いた*


少しずつ心地良いコテージ空間に進化中。。。


*ドアを開けて一歩、ウッドデッキに出て森林浴も出来る*


風に吹かれ鳥のさえずりを聞きながら珈琲を飲む極楽。


と言えば!

私たちの米国引越し後、
懐かしくて恋しく思ってたカナダのコーヒーとドーナツの店
『Tim Hortons/ティム・ホートンズ』が
私たちの後を追いかけるように(?)
ミネソタ州に大々的に出店して、
「なんてラッキーなの!」と私たちを歓喜させたのが1〜2年前。

その後、贔屓にしてたのではあるけれど、
ビジネス/フランチャイズ契約的に問題があったみたいで
最近になって、その殆どが撤退+閉店してしまった。

残念無念、がっかりしたのも束の間、
Timmy'sのコーヒーは米国amazonでも買える事に気付いた。

注文すると翌日配達だし!

しかも店頭価格よりも安いじゃん〜!と言うオチで。

なんか世の中の仕組みとか変動について行けてないのを感じる。






*前回フッキングしたピザに続き、
今回は毛糸で編んでみたミックスピザの一切れ*

ペパロニやマッシュルームやピーマン、黒オリーヴはかぎ針編み。
生地とトマトソース+チーズの部分は棒針編み。

他にも色々作ってます。

日本へ行く3週間で手仕事をお休みするのはちょっと変な感じ。。。




2019年5月29日水曜日

5月

5月も引き続き平穏に、これと言って大それた出来事もなく無事に終わりそう。

余りイベントも無いので写真日記みたいな感じで、主に作品集の備忘録。


Ikeaで購入した安価な3連スクリーンに付いてた白い布を外し、
フリーフォームの棒針編み+かぎ針編みをランダムに組み合わせ
「海の底のイメージ」に沿って色んな毛糸を用いて空間を埋めてみた。

真ん中の下でぶら下がってるのは青い蛸(↓コレ)。

インスタグラムにポストしたら予想外の反響があって自分でもびっくりした。
ラグフッキングやニードルフェルティングとは比較にならないくらいの数で
編物をする人々が世間にいるという現実を目の当たりにした感じ。
やっぱり編物の歴史は永く、編物の世界は広くて深い、を知る。


くらげのイメージにぴったりな毛糸もあり早速、試作。
スクリーンの一部に取り付ける予定。




大好きな配色の毛糸が沢山あって常に編んでみたいものが目白押しなんだけど、
取り敢えず「袖」からスタート。
二つの袖をほぼ同時進行で編んでいき、カーディガンジャケットのようなものを
色んな毛糸でパッチワーク仕上げみたいに作ってみたい計画。




ヴィンテージの木のベンチ用にフッキングしたラグの縁は
ポップコーンみたいに楽しいカラフルな毛糸をかぎ針編みして仕上げ。
当初の計画通りに所定の位置に収まり。




母の日の週末には毎年恒例で行われてる「羊祭り」に出掛け、
バーゲンセール価格でほぼ叩き売り状態の毛糸の山の中から
多くの半狂乱状態の人だかりと競って目に留まった毛糸たちを安価でゲット。
何とも言い難い幸せな満足感。




ラグフッキングの手法は好きだけど、伝統的なラグを作る意欲は低くて、
イラスト的なイメージを描いたり3Dの作品に仕上げたり。

引き続き海がテーマのアイテムに惹かれるのは自分でも不思議なんだけど、
マーメイドは特にこれからの季節を意識すると避けられないモチーフ。

行き当たりばったりな創作で、作るものはその場の思い付きのものばかり。

マーメイドの半身、尾ひれ、魚、と出来上がり、
どんなプレゼンテーションで仕上げるか?考え中だった矢先、
TARGETの店頭で安価(5ドル!)なトレーを発見。

魚のカタチにくり抜かれてる背景がお気に入り♪






「友達」シリーズと題して

上:ピンクの髪の女の子と小鳥

中:黒い髪の女の子と黒猫

下:猫とネズミ

これらもシャドーボックスとして仕上げる予定ながら、
背景は未定。




「今夜はピザね〜♪」と決めた瞬間からピザが無性に食べたくなり、
ピザを連想しながらピザをフッキングした、と言う話。

ポスター風に仕上げたいと思ってる。

この日、実際に食べたピザは大きいの4枚(4種)。

東京でピザの注文をした頃、1枚が3500円くらいだった記憶なんだけど?
北米では考えられないくらい高価で「一体どんなグルメピザ?」って感じ。
まぁ実際、日本のはグルメなピザだとは思うけれど、具材を考えると。
シーフードのピザに柔らかいイカが乗ってたりしたのが懐かしい。

北米で一番美味しいと思うのは定番のペパロニピザで俗に呼ばれるニューヨーク風?
シンプルに(トマトソースとチーズの上に)ペパロニだけ乗ってるピザ。

多分、北米の一般家庭では週に一度はピザって感じかな?




(オリジナルはクリムトが描いたアデールの肖像)

数年前に思い付きで始めたモザイクのプロジェクトは
根気が要るので、気が向いた時にしか手が付かず。
色の選択が微妙なので、晴れたお天気の良い日にしか気も向かず。
冬の間ずっと丸めて放っておいたものの、
陽射しが眩しくなって来たので、やる気が萎えないうちに
何とか28インチ角程度の正方形まで仕上げた。

この後、30インチ角で仕上げる予定。




5月 2日の裏庭

5月22日の裏庭

ミネソタの遅い春の訪れでも、日毎の樹々の変化に目を見張りつつ、
どんどんと風景が新緑の鮮やかな色彩で埋められて行くのが嬉しかった。

文字通り、ひと雨毎に緑が濃くなる、って風に雨の日も多かったけれど。




私にとっての桜の代替え+春の象徴+一番身近な春の風景。



2019年4月28日日曜日

4月

ぬぁんと! 今日は既にもう4月も28日。

ブログをさぼってるけど無事に生きてるし、これと言った大それた出来事も無く(←ブログを書けない理由の一つ)平穏に健康に幸せな毎日を穏やかに過ごしてます。

ほんっとに変わり映えのしない日々なので特にこれと言って書きたい事もなく。

いざ書き始めると否応無く政治の話に偏ってしまい、今現在のアメリカの混沌としてまるで昼のテレビドラマ?って感じに次元が低過ぎて笑えない冗談みたい(ドナトラ)な、でも実は真面目に考えるととっても怖い話(政治と法のシステムとか外交)、、、に盛り上がって延々と書き連ねてしまう自分がいて。

でも私ってばアメリカ人じゃ無いし選挙権も持ってないじゃん?って。

なので、結局は対岸の火事みたいに指をくわえて傍観するしかない。

世間の子供たちに将来の夢と希望を与えて、アメリカ国民であることを誇りに思えるような勇気を与え、尊敬される人格者で識者で、まさに「ヒーロー」と呼ぶにふさわしい大統領であって欲しい、ってのがアメリカ人でもないただの一般人である私の個人的な希望。

マフィアのボスみたいな行為を繰り返したり、長い文章が読めなかったり理論的な思考が出来なかったり、"origin"を"orange"と言ったり、ツイッターで typoを繰り返したり、浮気して口封じのお金を払ったり、任期中の2年間で9500回以上の嘘をついたり、口から出任せで都合によってコロコロと猫の目の色みたいに説明を変えたり、普段デカイ事ばかり怒鳴ってるくせに外国(ソ連や北朝鮮)の主導者の前では借りて来た猫みたいに小さく丸くなって声も弱々しくなってしまったり、女性や少数派の人々を軽視して侮辱したり、、、ふぅ〜、書き始めるとキリがない、「ヒーロー」とは対極の存在のドナトラ。

そして、そんな彼を寡黙に容認してる多くの共和党の偽善政治家たちにうんざり。

スキャンダルの後、宣誓して嘘をついて叩かれたクリントンの嘘が可愛く見える。



だからと言う訳ではないけれど、今週は火曜日に『AVENGERS: Endgame』(ご存知スーパーヒーロー映画!)を観に行って、愛と勇気と正義のヒーロー達のアクションでスカッとしたい予定。

3時間と長いので、映画前の珈琲や飲物を控えないと。



明日は Erikaの誕生日で、彼女が20歳になるのが信じられない!

特別なケーキを注文してあるので受け取りに行く予定。

4月は Davidの誕生日もあったけど、彼のケーキは適当な自家製だった。

*梅干しと削り節にも見えるけどチェリーとチョコレート*

ドイツ風の「黒い森のケーキ」が好きなので、ココア生地のスポンジケーキを焼いて、Trader Joe'sで瓶詰めで売ってるドイツ製のチェリーをたっぷり、ラズベリージャムと生クリームの上に乗せて挟み、チョコレートを削って振り掛け仕上げ。

作業の最中、沢山のチェリーを眺めながら「まるで梅干しみたい」とか思っちった。

そして、削ったチョコレートは何となく思ったのと違ってて、「鰹節」に見えるし!

まぁそれなりに美味しかったからいいんだけど。



日本で友達が地域の野良猫の「捕獲+去勢手術+飼い主探し」のヴォランティアをしていて、不用品をメルカリやフリーマーケットで売って軍資金作りをしてるってので、不要な着物を数枚、安価で譲ってもらうことにしたら、早速、送ってくれた。

黒の留袖(たまたま家紋が私のと一緒!ってのが驚き)と、羽織が2枚。

黒地の羽織にはピンク系の赤い色で綺麗に花の刺繍が施されたり、一方の羽織は複数の色でストライプな織柄が入っていてモダンだったり、とっても気に入った。

Textile Centerに持って行って仲間うちに披露し、どんな風に手直しして活用するか?の助言を貰う議論が予想以上に盛り上がって楽しかった。

仲間が皆それぞれに分野の違う芸術家揃いなので、とっても参考になる。

結果、あれやこれやの可能性はあるものの、究極、そのままの形で楽しむのが最善なのでは?と言う結論。

黒地に花刺繍の羽織はそのままドレスの上に羽織ってパーティーのガウンみたいな存在感で素敵、って事なんだけど、「何のパーティー?」ってくらい余りパーティーに縁の無い自分がちょっと残念。

ストライプの羽織は丈を少し詰めてジャケットとして活用出来そう、かな。



4月に入って暖かくなった後にも割りと深刻な降雪で路面の悪い日があり、ギフトショップのヴォランティアを何度かキャンセルしてしまった。

以前は車で5分の距離だったけれど、この家に引っ越してからは高速道路を走っても20分以上掛かるので、冬の間は随分と天候に影響を受ける。

ギフトショップの管理者であるリズとメールのやり取りの中で、思い掛けずに彼女から受け取ったメッセージに感動してしまった。

「いつもあなたがしてくれる店頭の素敵なディスプレイをどうもありがとう。
あなたがやって来る時には、商品の数々にあなたの「特別な愛」を込めてくれるってのがいつも解るわ。だってあなたにはラブリーで芸術的な才能があるから」

勤務時間帯が違うので、最近はまるで会う機会がなくなってしまったリズ。

彼女がそんな風に認識してくれるなんて思いもしなかった。

単独で任されてるギフトショップなので、受付で鍵を受け取り、開店、運営、レジ閉め、閉店、の流れの中で顧客がいなければ椅子に座って本を読んでいても構わないんだろうけれど。

何しろ、所詮はヴォランティアなのだし。

私は自分の中に根深く「生真面目な日本人の血」ってのがあるのを実感して、日常の北米暮らしの中ではそれが何となく「損」で無駄なことのように思える場面もあるんだけど、それでもやっぱり長い間で培われた自分ならではの個性は簡単に変える事が出来ないみたいで、無駄に真面目に必要以上に一生懸命やってしまうってのが多い。

ギフトショップも例外でなく。

無駄に真面目に必要以上の事をしてしまっても、結果として売り上げに反映したり、気付いて認めてくれる人がいるってのは予想外のボーナスって感じに嬉しい。

*ギフトショップ前のホール*


野球のイチロー選手が引退した際、シアトルのチームメイトが出した感謝の広告の中で彼を讃える言葉の中にあった
「あなたは自分に忠実で、(省略)何より自分の文化に忠実でしたね」
って部分に特に感動してしまったのは、共感する部分があったからだと思う。

北米で暮らし始めて "Be Yourself"ってのを意識したけれど、"Myself"ってのがいったい何なのか?それまでの日本での暮らしでは自覚した事がなかったから、いきなり「自分」を探すのは難しかった。

でも "(Stay) True to Yourself"は、すとんと腑に落ちると言うか、もっと身近で分かりやすく説得力があるし、私にとっても可能な気がした。



引き続きアメリカで就労する事が出来ないので専業主婦の肩書に甘んじてるんだけど、作品を発表する場(8月オハイオ州、ミネソタ州、12月ミズーリ州)もあるし、作品を販売する機会もあるから、飽きずに作品づくりに励もうと思う。

その後の最新作:

*「不思議の国のアリス」の背景*

*ラグフッキングでの「不思議の国のアリス」3D*


*白兎のポケット時計にはアンティークブロンズ色のチェーンも付けた*



*ポップアートの模写をフッキングで*



*イースターのテーマをフッキングで*


イースターのひよこ作りが楽しくて
ニードルフェルティングと
フッキングと
それぞれの手法で複数のひよこ作り。





何だか作品の写真が多くなるので、取り敢えずここで休憩♪







2019年3月3日日曜日

3月

いよいよブログの更新が月に一度のペースになってタイトルが付け易いったら。

その後もミネソタの冬は引き続き、雪が降ったり気温が氷点下だったり。

因みに今朝の気温もまだ−20℃前後だったし、だからガスストーブを点けて天井付けのファンを(暖められた空気が一箇所に停滞しないよう)低速で回して。

積雪10㎝程度の雪も何度か降った先週、水曜日は独りでせっせとドライヴウェイの雪掻きをシャベルでちまちまとしてたら、近所のおじさんがガソリンのパワフルな除雪機を押しながらやって来て、ついでにやってくれて助かったし、土曜日は近所の十代の男の子がピンポーン♪とやって来て、お小遣い稼ぎ($25也)に雪掻きしてくれた。

雪国の生活はそれなりに苦労はあるものの、地域の人々と係わり合いながら何とか凌げるものだなぁ〜、なんて。

ギックリ腰の危険性のあるシャベルでの雪掻きでも、意識的に膝の屈伸をしながらリズムに乗ってする作業はちょっとした冬ならではのエクササイズ的でもあって、実は意外と嫌いではなかったりもするし。

4人家族だから勿論、作業もそれぞれ分担=軽減出来るし。



今日は3月3日でお雛祭りの日曜日でも、Erikaは留守。

昨日から友人(J+Dさんが留守の為)宅に泊まり掛けでのドッグシッターをしてる。

特別にこれと言ったお祝いをする訳でもなく、普通の週末、かな。



この家に引っ越して来てから、今月末でちょうど1年を迎える。

ようやく Erikaが下の階のバスルームの壁のペイントを終了。

パウダーピンク?って感じの優しい色合いのピンク色のペイントは彼女の選択で。
(元は余り魅力の無いベージュっぽい黄色だった)

*タオル掛けやスイッチ盤などを全て取り外して
マスキングテープで保護し、
プライマーでまずは全体を白く塗って、
角や周辺からブラシで塗り始め、
広い箇所はローラーで塗る作業*



今年のヴァレンタインデーに Davidが「サプライズ」でくれたプレゼント。


鉢植えの観葉植物。。。は、まさに「サプラーイズっ!」(驚き!)だった。

本来はこんな感じのハズだったんだそう。。。↓


Amazonで注文したらしいんだけど、フロリダから直送だったお花は、配送の過程でミネソタの氷点下で「霜にあたった」状態になってしまったみたい。

でも、植木鉢が可愛くて気に入りました♪

たまたま TARGETで買ったマグカップのデザインと似ていて、ぷっくりとしたハートの形の可愛さがポイント。

*2月ならではの赤とかピンクとかハート型とか*



そんな流れで無性に何かしらハート型の物を作りたい欲求に駆られ、取り敢えず沢山のハートをラグフッキングの手法で作り。



どんなカタチに仕上げるか?は未定だけど。



時々忘れた頃に食べたくなるものの一つが「ソフト・プレッツェル」。


嬉しい発見は『Trader Joe's』の冷凍もの。

食べたい時にオーブンで焼き上げて、添付の塩をまぶして仕上げ。

Trader Joe'sには独自ブランドで開発された画期的な商品が多くて、カナダで馴染みの "President's Choice"ブランドとの共通性を感じる。



美味しいパンの国:日本の、パン好きな私がミネソタで最も気に入ってるベーカリーは今でも『Turtle Bread』なのだけど、新たに発見した美味しいパンは意外にもステーキ・レストランで出してる手作りパンだった。

*店内でひっきりなしに焼き上げる甘めのパン*

『Texas Roadhouse』と言う名前の、如何にもカウボーイ+カウガール風を連想させるステーキレストランを少し前に試して、店内の溢れる活気に圧倒されつつ、料理が美味しいのは勿論、焼きたてパンが日本で馴染みのパンに似てふんわり甘くて感激してしまった。

ホイップしたバターは、甘いシナモン味も選べて、それも美味しいし。

美味しいものの発見は心が弾む♪って感じ。



発見では無いけれど、引き続き安定の美味しいものはヴォランティア先のランチ。


職員は$4ドル払って食べるらしいけど、調理されて時間が経ってしまった感じのパスタや温野菜はとにかく、煮込まれて味が濃くなったミートソースなんかに「チープな給食」感があって、普通のレストランでは食べられない特別感とか、レトロ感とか、何とも言えない美味しさを感じてしまうのよね。変なの。



最近の作業のテーマは「顔」とか「3D」とか、かな。

ラグフッキングの手法で。

*ちょっと怖い顔、、、は、
ちょっとキャメロン・ディアスっぽい?なんて
個人的には思ってる*

パーツ毎にフッキングしたのを切り取って、裏布をつけて詰め物をして、アレンジして縫い付けたもの。

そして、メキシコ人の女流画家:Frida Kahlo/フリーダ・カーロ。


私がフッキングする顔は何故かマスキュランで男っぽい雰囲気になってしまうのが謎。

立体的に仕上げる事もあって、見る方向によって表情が違って見えるのも面白い。

いずれにしろ、伝統的なフォークアートのラグフッキング界において、典型的なラグに仕立てない私の作品なので、最近は勝手に「フリーフォーム・フッキング」と呼んでる。

編物の世界でも、棒編みにしろかぎ針編みにしろ、パターンに従って編むのは余り好きでは無いので、所謂「フリーフォーム」のスタイルで好き勝手に編むことが多いから自然の流れなのだけど。

自分のやりたいように好きにやらせて、って方向性。

とにかく、ラグフッキングの楽しさに改めて目覚めた、かのように楽しく没頭。

他の作業(編物やフェルティングなど)は放置気味。

夢中で作業出来るって、これを「パッション」と呼ぶのかな〜なんて。

そして次の作業は「不思議の国のアリス」。

*ちょっとゴスでコミカルな路線*

どんなカタチの「立体」にするか?試行錯誤中。

この「試行錯誤」のもがきが楽しくて堪らないんだけど。変?

そして、今年55歳になる自分が驚きなのと、それにも反して可愛いものが好きだったり、何故かヌイグルミを自分の為に買ってしまうのが不思議だったり。

*今年になって買ったばかりのフラミンゴとユニコーン*

あとは脈略なく、どうして?なのか説明出来ないんだけど、何故か衝動的に買ってしまう安価なゼンマイのオモチャとか。

*青い木馬にまたがるブーちゃん*

ほんと、人生には不思議がいっぱい。

そして、そんな人生を謳歌できる毎日に感謝。

2019年2月10日日曜日

2月

あわわわぁ〜〜〜と思いながら気付いて見ると2月も既に10日。

前回のブログポストから1ヶ月以上も経ってしまった。

合間には、−30℃以下の日が連続して数日間あり日本でもニュースになったらしく、日本に住む友達から「だ、大丈夫か!?」と心配のメールを貰ったりもして、「大丈夫だよー」「なんとか生きてるよー」みたいな返信。

地域一帯での学校閉鎖が3〜4日間であったけど。

実際、この気候帯での暮らしも長いとは言え、それでもやっぱり−30℃はちょっとキツいなぁ〜ってのが正直なところ。

−10℃は「へっ」って事も無く凌げるとして、−20℃は特別な用事が無ければちょっと外出を控えたいなぁ〜と思う。

−30℃は「外出禁止令」ってくらいな認識。

だって外に居るだけで生死に関わる危険性があるから。

−20℃くらいでも Trixieとの日課の散歩は欠かせない Davidでも、−30℃の際には、さすがに Trixieを説得して散歩を諦めさせてた。

この家の暖房は電力が主なので、冬場の電気代がべらぼうに高くなって痛いんだけど、経費を少しでも補うよう、天然ガスのストーブを焚いてる。

この辺りでは電気よりもガスの方が経済的だし、ストーブで実際に揺れる炎を目にしたり、手や足をかざして火にあたったりして温まるのは、機能だけでなく、精神的にもほっとした安心感があって癒される利点も大いにあると実感してる。

火には野生の神々しい強さと言うかエネルギーを感じるから、かな。

*半地下のファミリールームのガスストーヴ*

*ドライヴウェイの除雪をする David*

*裏庭を臨むキッチンの窓の外には見事な氷柱*

*外の寒さに関係なく鉢植えの球根が開花
Trader Joe'sでほんの9ドルだった!*



ブログを頻繁にアップしない理由の一つが引き続きのインスタグラムで、スマートフォンで撮った写真に短い説明文を添えて手軽にアップ出来るし、内輪の人々とのやり取りもリアルタイム的に出来たりするのが本当に便利で身近な感じ。

なので、ラップトップのパソコンを開く頻度も減少気味かも。

インスタグラムでは不特定多数の人々が随時フォローしたりフォローを止めたりするので、特に気に留める事も無いんだけど。

日本人の人同士の間でのやり取りに「フォローさせてください」とか「フォローさせて頂きます」とか言うのを偶然目にすると、やっぱり日本人って礼儀正しい人々なんだなぁ〜と感心するのと同時に、ルールに縛られて煩わしい息苦しさみたいなのも感じて、ま、私は自分流でやらせて貰いますわ♪と改めて開き直ってるのはいいとして、だから何処のどんな人とフォローしあってるか?の認識も低かったりする事実。

日本在住の私よりも若い年代らしい男性のポストに初めてコメントさせて貰ったのは、単純に写真が素敵だったり、内容に共感したり、そんな感じで、特別な期待感も何も無かったんだけど、その彼の辺コメに「多分、君は僕の小学校の同級生じゃない?」ってのを見て、驚いた、と言うよりは「まっさかーっ!」ってのが実感。

余り生活感を感じさせない彼のインスタグラムページに、30代くらい?のイメージを感じてたし、私の田舎(出身地)を感じさせるようなポストも無かったから。

東京とか横浜辺りにお住いの若いお洒落なDINKSを想像してた。

インスタグラムの公共でオープンな場で余り個人的な情報の交換をするのもマズいかと思い、何か私が知り得るようなキーワードでもある?と振ってみた。

彼の返事にあった小学校の名前が、ズバリ私が卒業した小学校名だった。

ま、まさか!

本当にガツンと驚いたものの、彼が誰なのか?まるで見当が付かなかった。

小学6年生の時の同級生って、、、覚えてないじゃん?

だって、、、かれこれ30年!以上も前の話、、、って現実に愕然。

その後、プライベートでのメッセージのやり取りで彼のフルネームを聞いて、小学6年生時の彼の顔がはっきり思い出せた。

ひょっとして、彼がやり取りしてる私も小学6年生の時の私のままだったりして?

そう考えると何だか可笑しくて笑えた。

その後、互いのメールアドレスを交換してメールでやり取りし近況を教えて貰ったり、地元での同窓会の話なんかを教えて貰った。

いつか参加する機会が果たしてあるのかどうか。

そう言えば、アメリカに引っ越して以来、日本へ帰省してない。

最後に行ったのはカナダから義母との二人旅で、観光バスツアーだった。

東京、京都は勿論、飛騨高山や金沢なども観光して廻れたのは楽しかった。

でも、カナダにもあんまり帰省してないし。



ブログを最近アップしてない理由の一つにイベントが無いって現実もある。

冬特有の悪天候で家に籠ってる状況はほぼ冬眠状態だから。

Davidでさえ会社へ行かず自宅から勤務の日ってのが何日もあったり。

曜日の感覚が狂って毎日が週末?って感じ。

家でトレッドミルをしながら Netflixの番組を観たり。

世間で話題の "KonMari" の新番組 "Tidying Up with Marie Kondo" が始まったので、初めて観てみた。

有名なのは知ってたけど、アメリカでテレビ番組にまでなるなんて本当に凄い人気だし、番組の内容も興味深く、とても魅力的に制作されてるので感心してしまった。

Textile Center仲間の間でも案の定、話題にのぼって話に花が咲いた。

何処の国にしろ個人差は大きいと思うけれど、文化の違う背景での価値観の違いと言うか、精神性の違いなんかもあるような気がする。

Marieが「家に挨拶をする」儀式はその象徴的なジェスチャーで。

Marie=マリエ、と言う彼女の名はそのまま「マリー」とフランス系?の英語名にもなり得るので、彼女自身、自己紹介の際に「I'm Marie」(私はマリエです、ではなく、私はマリーです)と言ってる?のも興味深く思う。

とにかくアメリカの人達は皆、彼女の事を「マリー」と呼んでるし、納得。



私も見習ってミニマリスト的な暮らしを目指そう、、、なんて。

思ってても実践出来ず、口に出して言うと息子に笑われたり。

おまけに、私の意思とは逆方向に、先週、思い掛けず新しい中古の家具が増えた。

以前のご近所さんだったケイトさんの元のご主人が亡くなったそうで、彼の部屋の後片付けをする事になったらしいケイトさんから、「家具の処分をするから何か欲しいものがあったら教えて」と家具の写真が数枚、メールで送られて来た際、ササッと目を通して「要らないよねー!?」と言ってた私に反して、Davidがこっそり手配したらしく。

久し振りに気温の上がった日曜日の午後、中古のラブシートと簡易デスクとオフィスチェアーが配達された。

要らないとは思ってたケド、何とかスペースを作って置いてみたら、何となくしっくりと収まり、思いの外いい感じでビックリ。

簡易デスクとオフィスチェアーは取り敢えず私のスタジオに置いてみた。

いずれ活躍する場面があるかも?



最近の作品集:


14" x 40"

フッキングしながらデザインして行くというランダムな手法で。

左手側から右手側に向かって、花いっぱいの花壇をイメージして。

花だけで物足りず、小動物も加える事にした。

花は、自分の好きなものを箇条書きして片っ端から用いた、って感じ。

目立たないよう "WELCOME"のメッセージも隠し入れたて、因みに "O"は紫陽花の葉っぱの上のカタツムリにしてみた。

黒い犬、は勿論 Trixie。

花の種類はざっと左から、パンジー、スズラン、コーンフラワー、チューリップ、デイジー、フォックスグローヴ、薔薇、ホリーホック、デイリリー、紫陽花、向日葵、ブリーディングハート。

どれも私の大好きな花たちで、実際の自分の花壇に既に植えてある、又は植えたいと思うものばかり。




Textile Centerでは多少の毛糸を売ってたりもして、在庫は一期一会的なんだけど、たまたまその日に目に留まったのが辛子色で撚りが均一でない細い太いのムラのある糸。

仲間のロクサンヌさんとメアリーさんが偶然にも私と同じ毛糸を買っていて、これは3人での「チャレンジ」をしなくては、と言う話で盛り上がり。

3人3様の作品を作って競う事になった。

最初に持参したのがメアリーさんで、彼女はこの毛糸を使って帽子を編んだ。

次がロクサンヌさんで、彼女は手提げと、お揃いの簡単なネックレスを作り、身に付けて来た。

私はいずれにしろ三番目なので「負け」た感はあるんだけど、何とか作品にして披露しないと!ってので、冗談半分、「チーズ」を作り、それを完全な作品にする為に別の毛糸で「ねずみ」も作り、ピンクッションって事にした。




*特に脈略も無く、
チェリーの乗ったカップケーキ
を試作してみた*



*追加:
イースターを意識してウサギなどを作ってみてる*

イースターのツリーは数年前に作ったものだけど
最近は歳のせいで目が老眼気味だったり
関節炎で指先の動きが鈍くなったり
小さくて細かい作業がし難くなってるのが何とも哀しい現実。

出来る限り手先を動かせる作業を楽しく継続できるよう
いつも願ってる、、、祈ってるような最近。