2017年10月17日火曜日

ドタキャン火曜日

今日は火曜日で、本来ならばラグ・フッキングのグループに参加する予定だったけれど、何となく気分的に Textile Centerの方に顔を出したい気がして。

隔週で参加してる2つのグループは随分とその特徴が異なるので。

出掛ける準備をしたものの、間際になって気が変わった。

ここ数日、気分が滅入っていて、その延長で今日もやっぱり家に蘢ることに決定。

こんな時こそ外に出て仲間と交流したり、不特定多数の人々とのやり取りで刺激を受けたりエネルギーを貰ったりする事も大切だとは思うのだけど。

まぁ色んな日があるわよね、生きてると。

Kaitoには「それってミッドライフ・クライシスじゃない!?」って言われた昨日。

20歳の息子と珍しく長い時間で会話して、不思議な気がした。

普段は折り入って話し合うような事もないし、私は余り典型的に素晴らしく理想的な母親と言う訳でもないので、子供たちの関わりも世間一般と違うかも知れず。

成長の過程で、既にもう子供でもなく、かといって完全に自立してる訳でもないから社会人としての大人でもない「成人」した息子と、あとは高校を卒業した18歳の娘と、4人家族としての共同生活の形態は昔とは違って、同居人としてのお互いの立場や役割りも変化してる。

ただ、その変化の現実に自分の意識が追いついて行かない部分があって、時折、随分と大人びた子供たちに面喰らって「あんた誰!?」みたいな衝撃だったり。

私は母親業を上手くやりこなしたとは思ってないけれど、それでも子供たちはいつの間にか無事に成長を遂げていて驚き。

親子の関係って、本当に少しずつ変化するものなんだってのを実感。

いつの間にか同じ目線でものを見るようになってた。

なんてこったい。

しっかり歳をとる訳だよなぁ〜自分。

遠い将来、子供たちにおむつを替えて貰うことだけは拒否したいと思うケド。





この間のイベントで販売する為の名札を複数作ってる作業中、ふと、その光景に目が留って、可笑しくて笑ってしまった。

*沢山の "HELL"に気付いてプッ!となった*


イベントに参加する際、会場の受付で手渡される自己紹介用のステッカーを元にデザインしたフェルトのバッヂで、"HELLO"ってのを作る過程。

"HELL""HELL""HELL"...って、まるで「地獄に墜ちろ!」の呪いみたいな。

そして頭の中では "Hello..."と来るともう連鎖的に浮かんで来るのが "My name is"で、その後に来るのは自然と "Inigo Montoya"な訳で、"You killed my father, prepare to die!"となってしまうのにはいつも失笑してしまう。

映画に由来する台詞って脳裏に焼き付けられるものらしい。

でもって、映画関連で話が逸れると、、、

『The Princess Bride』でお姫様役を演じてた Robin Wrightは最近、話題の映画に出演して、その昔のお姫様とは随分と極端に違う役を演じてる。

『Blade Runner 2049』を日曜日に Davidと Kaitoと3人で劇場へ観に行って、ドルビー効果の座席はまるでマッサージ椅子に座ってるみたいだった印象。

そして件の Robin Wrightがここにも出演してた。

『Wonder Woman』の中での "Antiope"役と同様の路線で強いオンナ。

映画を観ながらふと思ったのは、「なんか私ってば両手に花でラッキーじゃん!?」って事で、夫と息子に挟まれて3人で同じ映画を一緒に楽しめるなんて、かなり幸せな事なのかも?なんて改めて思っちった。




自己紹介用のハロー・スティッカー・バッヂに話を戻し。

バッヂと合わせて使えるピン/ブローチとして色んな顔も作った。

*ランダムな顔をニードル・フェルティングと刺繍で*




フッキングのイベントで販売する予定だったから、自己紹介欄には予め冗談っぽく
「はい、私もフッカーですよん♪」
(英語で "Hooker"は娼婦の意味もアリ、微妙な冗談だったりする)
みたいなノリで刺繍を施し。

プロトタイプの自分用には、会場で見本として着用するつもりで自分の名前も刺繍して仕上げた。


私のキャラクターには、勿論、"Red Devil"の角付きなのは、Erikaのせい。

彼女にとっての母親像の私には、いつも赤い角がもれなく付いて来る。

最近、彼女が私用に作ってくれた携帯電話用のキャラクターにも勿論。



状況に応じて使えるイメージが沢山あってどれも面白いの。

Erikaが友達と出掛けるから「晩ご飯はいらない」のメッセージには↓こんなのも。

*いかにもガッカリ〜ってな風を強調♪*


とにかく、大量に手早く作る技として、裏に粘着剤が付いたスティッカー式のフェルトを使ってもみたのだけど、余りにもベタベタとし過ぎて小さなパーツを切り貼りするには向いてないと言う結論。

結局は普通のフェルトを用いて小さく切ってシンプルな縫い付け作業で仕上げ。

イベントでは多くのラグ・フッカーさん達にウケ、特に Textile Center仲間の数人も気に入って購入してくれたのは予想外で、ちょっとした感激だった。

仲間のサポート(応援)を受けられるって、有り難いこと。







2017年10月10日火曜日

秋の細道、、、ん?

昨日は、ミネソタに暮らして初めて "Minnehaha Falls"(ミネハハ滝)に行った。


この辺りでは割りと有名な観光スポットの一つらしいんだけど。


普段、月曜日は私にとって洗濯日であって掃除日でもあるんだけど。

Davidが不在の1週間で車を自由に使えることもあり、たまたま女友達 Avivaに誘われから昼食を兼ねて紅葉を愉しむ散策に出掛けた。

*川に落ちないよう注意深く歩いて疲れた細い道*


川べりの細い道を歩いてミシシッピ川までの往復は2kmくらいの距離?


川を流れる水の音を聞きながら樹々の下を散歩。


独りで歩くには寂しそうな場所も女二人でお喋りしつつ歩くのは楽しい。


秋の色合いがとっても綺麗で。


苔の緑色が対照的に。


昼食は園内のパビリオン一角に入って季節限定で営業して人気らしいシーフードのファストフード店『Sea Salt』にて。
 
週末には長蛇の列が出来るそうな。

メニューに見つけて即座に選んだ「カキフライ」は持ち帰り用で。

クラブケーキ・サンドウィッチと蟹のチャウダー・スープをランチに。

家に持ち帰ったカキフライは、今夜、カキフライ定食として頂きました♪

一緒に付いて来たのはタルタルソースとカクテルソース(トマトベース)だけど、日本人の私にとってのカキフライはやっぱり、ブルドッグとかカゴメとかが作ってる茶色のとんかつソース系(ウスターソース)がぴったり来る。

久々の味噌汁と一緒に。。。

コールスロー・サラダ(←これも一緒に付いて来た)は、定食的にはまさにキャベツの千切りサラダそのものな感じの付け合わせで。

俗に言う"comfort food"というか、懐かしの味に満足♪


イベント終了+Davidの不在

つくづく自分って、典型的で絵に描いたようなパターンじゃん!と思いつつ。

かねてから準備を進めてた自分にとっての大きなイベントが土曜日、無事に終わり、その後は完全に「燃え尽き症候群」よろしく気力を消失してた。

小さなことを重大に捉え過ぎっ!ってのは重々承知してるのだけど。

何かしら目新しくて未体験の挑戦がある度、過度に反応してしまう。

無駄に一生懸命、とか、頑張り過ぎ、とか、気合い入れ過ぎぃ〜、とか、冷めた目で見たら解ることなんだけど。

「必死に取り組む」姿勢から、「過程を楽しもう〜♪」ってスタンスで向き合えるよう、自分なりに意識してはいるんだけど。

長年の日本生活で培われた素養を北米向きに、完全に方向転換させるのには引き続き悪戦苦闘中。。。


とにかく、数百人の来場者で賑わうラグ・フッキングのイベント会場にて、手作り作品を販売するブースを5人の仲間と担当する体験は、私なりに初めての経験として楽しみつつ、仲間と助け合ったり、多くの人と出逢って交流したり、商品を買って貰って嬉しかったり、ネガティブなコメント(「手間が掛かってるのは解るケド値段が高過ぎない?」とか)に傷付いたり、思い掛けない場面(仲間5人のうちの一人"MBさん"が定刻に2時間以上遅刻し、しかも店番担当を放棄の上、自分の商品が売れない不満をぶちまけた挙げ句、リーダーに返金の要求をする喧嘩腰のやり取り)にも直面したりで、本当に文字通り人生の勉強になった。


ネガティブはコメントは、普段から顔見知りで私に対して「理解があってサポートしてくれる」存在の人だったので余計にショックだった。

MBさんは、以前フライト・アテンダントをしていた美人で頭も良く、気の強そうな人の印象はあったものの、今回、彼女の無責任さと利己的で身勝手さを嫌と言うほど見せつけられて、第三者に性格の悪さを躊躇うこと無くあからさまに披露することが出来る彼女の神経って凄い。。。と呆れつつも感心したり。


いい加減、中年のオバさんになって、じゅうぶんに大人な自分な気もしてるんだけど、いやはや、幾つになっても未熟な現実と言うか、他人との関わりで学ぶことには終わりのない事を知る、と言うか。

世の中には本当に色んな人がいて面白い、ってのと、面白いばっかりじゃないから他人と関わるのを控えたい欲求もフツフツと湧いたり。

普段は表に出さないけど、自分の中に未だ隠し持ってる繊細で世間知らずな一面を傷付けられるのが怖くなって、だからやっぱり引き蘢って孤独に生きようかなんて真剣に考えたり。

かと思えば、見ず知らずの他人と一瞬の奇跡のように心が通じたと感じられる瞬間の快感が嬉しくて、やっぱり私は人と社交するのが好きなのよ、と思ってみたり。

50年以上生きても、自分を完全には把握する事なく葛藤の連続。

って子供なのか。

死ぬまで発展途上のままなのが人間と言うものなのか。

人生の謎なぞは延々と続く。


とにかく、イベントは無事に終了したし、作品も多少売れて現金が手に入ったし、結果としては何の不満も無く、成功と言える。

*会場となった Stillwaterの教会には早朝7時に到着。
作品の搬入とテーブルのセッティングを仲間と一緒に済ませ、
他のブースを廻って開場前に買物を楽しんだり♪の特典*



そうして、ふと気付いて見れば、家の中がぐちゃぐちゃ。

イベントの準備に追われ過ぎて家事が疎かになっていたのが一目瞭然。

ふぅ〜。本当に不器用と言うか要領悪いじゃん〜、私ってば。

それで今週は家の中の片付けに専念することに。

とは言え、先週の土曜日から Davidは自転車に乗って単独ツアーに出発し、1週間家を留守にしてるので、私は毎日、車を自由に使えるし、掃除をする動機も薄れ、料理をする欲求も減退、、、で、思いっ切り「家事お休みモード」でスローなペース。

今朝、起きたら今季初めての霜が下りていて、本格的にセーターの季節到来を実感し、ワードローブを秋冬ものに入れ替えつつの掃除を完了。

*家の中を片付けた勢いで秋の造花も飾り付け*


*ついでに魔女の髪を新しくして唇のカタチも手直しした*



Davidはミネソタ州の南部を自転車でキャンプしながら廻ってるんだけど、夕べはさすがに冷え込む予定だったから、安いモーテルに泊まったらしく、ひと安心。

近い将来にはハワイ島を自転車で1周するツアーに出たいらしく、その際には私も同行し、レンタカーで補助走行を兼ねた観光をする予定。

いつ実現するかは分からないけれど、叶えたい夢があるって楽しい。

私の叶えたい夢は、、、幾つかあるにはあるけれど、なかなか行動に移せず後回しにしてるのは何故なのか、、、多分、それが一番簡単だから。

計画を立てていざ実行するって単純そうでも難しい。



2017年10月2日月曜日

黒猫マグ+絵本+手作り布ビーズのネックレス

2週間前くらいに Davidが咳をし始めて、ほんの翌日には私もゴホゴホっとなった。

何しろ同じ家に暮らして寝室も一緒だから、文字通り「寝食を共にする」関係の夫婦にとって風邪の菌を移さない対策は難しいかと思うんだけど。

取り敢えず Kaitoも Erikaも咳をしてないのは、やっぱり若さ故の抵抗力なのか。。。

とにかく今季の風邪?の咳はしつこいみたいで、長期で咳が続いたり、咳のし過ぎで肋骨にヒビが入ったらしい人の話を聞いたり。

咳き込んで苦しくて眠れない夜が2〜3日あったけれど、今は回復に向かってる。

眠れない、、、と言う苦労には無縁の日頃なので、改めてその辛さを再認識。

何と言っても健康が一番!

そして当たり前の日々が何と有り難く幸せなことかをも改めて実感。

季節の変わり目は体調管理にも留意しないと、ね。

寝具を秋冬用にしたり、ワードローブも同様に入れ替えたり、何かと忙しい。

勿論、ハロウィンの飾り付けは外せない、大切で大いに盛り上がるイベントだし。

まずは手始めに朝の珈琲を愉しむマグを変えてみた。

何しろマグカップのコレクションがあるので、季節やテーマや気分に合わせて選ぶのに苦労は無いのだけど、日々の手軽さから毎日、同じのを使ってしまう傾向を反省。

いや、反省する程のことでもないのだけど。。。でも、平凡で代わり映えのない毎日の暮らしの中では、ちょっとした変化を楽しむのも生活のエッセンスとして必要だったりするんじゃないかな、なんて思う。

でもって、数あるハロウィン・デザインのマグの中から選んだのがコレ。


前だけでなく、後ろから見たデザインもカワイイ。。。


使ってみて、でも何となく実用的でない現実に直面。

猫がおデコに当たるんですが。。。珈琲を飲み切る際に。だはっ。

まぁそんな事もご愛嬌、、、♪


そしてラグフッキング仲間のジェインさん宅に皆で集まった際に彼女の家で見掛けた本が気に入って、秋の本を2冊購入。


*手書きのスタイルとイラストが優しい雰囲気のシリーズ本*


*ピーターラビットに似て繊細なイラストの絵本シリーズ*


例え幾つになっても絵本の世界には惹かれるものがある。


そして最近の作業日誌として。

ラグフッキングに用いる手染めされたウール生地や、面白い模様のあるものを選んでビーズを幾つも作り。


デザインによってメタルやセラミック素材のビーズと組み合わせてネックレス作り。


いかにも手作り風の素朴な風合いのネックレスで、取り敢えず8個を仕上げ。








2017年10月1日日曜日

October 1st

今日から10月。

樹々の紅葉も始まり、気温もぐっと下がって本格的な秋らしさを増して。

明日の洗濯日にはベッドのシーツをフランネルに替える予定。

Davidは、雨が降ったり止んだりの寒そうな天気にも拘わらず、新しく買ったばかりの備品やウェアを試したくて、数時間のサイクリングに出掛けたんだけど、家でぬくぬくしてる私の目には何かの「罰ゲーム」にしか見えず。

一体どうして好き好んで寒い小雨模様の中を数時間も自転車に乗る為だけの目的で出掛けて行く気になるんだろう?

その心境はクレイジーにしか思えない。

なので当然、私は暖かい家の中に留まって珈琲など飲みながら自分の好きな事に没頭してたりするんだけど。

そういう意味では、同じ趣味を持って一緒に楽しめる夫婦の関係も良いンだろうけれど、全く別の趣味を持って互いに干渉することなく、存分に独りの時間を満喫し合える関係も、それはそれで悪くないと思う。


Davidが単独、自転車で遠出した際に立ち寄ったトレイル沿いのカフェやドライヴ・インが風変わりで面白かったりすると、そんな場所を私にも見せたかったりするみたいで、週末に車に Davidの自転車を積んで一緒に出掛けて行ってカフェでブランチを食べた後、彼と自転車を下ろして私だけ先に車で帰宅、とか。

*自転車と歩行者だけが通行できるトレイル脇の簡易カフェ*
(私たちがブランチの後、次々サイクリストのお客さんがやって来てた)


ある週末には、かなり遠くのドライヴ・インがレトロな様式で面白いから、と言うので、夕食の為にわざわざ高速道路を30分くらい車を走らせて出向いてみたり。

こんな遠くまで本当に自転車で来るのっ!?みたいな距離感。

せっかく夜間の長距離運転の機会だから、ってので、仮免で自動車の運転免許取得に向けて運転を練習中の Erikaにハンドルを譲って、Davidは助手席、私は後部座席に座り、不慣れな彼女の運転にヒヤヒヤとハラハラ、ドキドキしながら余りのストレスで気絶しそうになったり。

暗くなって、しかも雨の降り出した高速道路を Erikaの運転で辿り着いた先は、『Minnetonka Drive In/ミネトンカ・ドライヴ・イン』と言う名前のレストラン。
http://www.minnetonkadrivein.com/our-story.html

車で乗り付けてマイクで注文すると、料理をトレーに乗せて車まで持って来てくれるので、それを車に乗ったまま車内で食べる、というレトロな様式。

私は欲張って(せっかく遠くまで来たし、最初で最後の機会かもしれないし!ってので)あれもこれも注文したんだけど、驚いたことにどれもこれも美味しかった♪

食べ切れなかった分は翌日の Kaitoの昼食になったので無駄も無し。

白身魚のフライのサンドウィッチも、ステーキのサンドウィッチも、どちらも美味しいと言って喜んで食べてた Kaito。


合間のヴォランティア先では、時期外れとも思える紫陽花が見事な花色で咲いてるのが夢のように綺麗で思わず写真に撮ったり。




ふと見ると、池の噴水に虹が出来ていてラッキー♪ってのでこれも写真に撮ったり。




Textile Centerには二度目の「納品」としてハロウィン関連の作品を中心に届けた。


残念なニュースとしては、Textile Center仲間と行くランチの店として気に入りだった和食レストラン『Obento-Ya』が閉店になってしまったこと。

何処か別の「美味しい弁当を出す店」を探さないと!ってのが目下の合言葉。


そして目先の目標としては、次の土曜日に迫ったイベントで販売する為の作品作り。

引き続きあれこれと売る為の作品を作ることに没頭してる。

それが終われば次は Textile Centerで販売する為のクリスマス商品作り。

自分の手作り作品を販売する意図なんて無かったのが嘘のように。

背中をポンっ♪と押された弾みに始めた事が、どんどんと本格化してるような。

嬉々として手仕事に集中する時間が長いのも苦にならないから、きっとこれは自分にとっての天職みたいなものなのかも、と思う。

経済的に生活を支える足しにもならないとしても、飽きずに愉しみを見出すことの出来る作業であり、日々のその日暮らしの私の人生を満たし。

おまけに誰か、不特定多数の顧客となる第三者の心に何かしら作用するような、微々たる効力を持つモノを創り出す事が出来るかも知れないと言う自己満足も満たし。

自分の作品を気に入ってお金を払ってくれる奇特な人がこの世に存在するかも知れないという、ほとんど奇跡的な現実に感動してしまう。


父も母も器用な人だったから、その血を受け継いだのかな〜?なんて。

手仕事の作業は私にとって、ある意味、瞑想みたいな部分もあり。

針を持つ手を忙しく動かしつつも頭の中ではあちこち色んな所を旅してる。

脈略の無い過去の風景を懐かしく思い出したり、無作為な登場人物として過去に知り合った人々の事が次々と思い出されたり、本当に取り留めも無く。

とにかく、割りと頻繁に思い出す父と母には感謝の気持ちもあり、その割りには音信も途絶え気味なので、久し振りに懐かしくなって電話を掛けてみたり。

とは言え、いつもの事ながら大した会話にもならなくて、まぁ元気な声が聞けたらいいやね、みたいな短いやり取りで終わるんだけど。


秋は何だか切なくて物悲しい気分に浸ってしまうような魔力があるような。

だから夏が好きなんだけどなぁーーーっ。

と言っても仕方ないので、まぁハロウィンを楽しみに気分を盛り上げて、充実した10月を過ごす事が出来るよう前向きに。


近所のジェシカさんに貰った小さな緑色のトマトの袋の中には、同じく緑色をした幾つかのバナナ・ペッパーも入っていて、、、あぁ!これはひょっとして、このままピクルスを作ることが出来るキットなんだわ!って事に気付いたのは、たまたま夕食に招待して貰った元ご近所さんのケイトさん宅で、彼女の自家製のピクルスが偶然にも「小さな緑色のトマトとバナナ・ペッパーのピクルス」だったから。

それで初めてピクルス作りに挑戦。


*砂糖と塩を加えた酢液に紫玉ねぎとハーブ各種も追加*


周囲の人によってもたらされる偶然の出逢いとか知識とか機会とか縁とかタイミングとか、「新しい入り口の扉」を開くことが出来るのは本当に有り難いと思う。



2017年9月7日木曜日

停電とオーロラ

昨日の晩は、ミネソタ州の辺り(多分、特に北部)でも運が良ければオーロラを観ることが出来る可能性がある、と聞いて気分が浮き足立った。

ニュースの記事:
http://www.pulseheadlines.com/northern-states-aurora-borealis-wednesday/66806/

政府関連の宇宙天気予報:
http://www.swpc.noaa.gov/phenomena/aurora


Davidは、「今夜は曇り空だからきっと無理だよ」と言って11時頃(彼にしては随分と早い!)にさっさと寝てしまった。

ミネアポリス市街のカレッジに就学中で、日によっては夜間の授業もある息子は、市バスと路面電車を使って遅くに帰宅するんだけど、昨日は普段よりも遅くて携帯電話に連絡を試みても通じず、何だか不安になって玄関の近くでやきもきと待ってた。

ようやく11時半くらいになって帰って来たんだけど。

カナダと違い「アメリカは銃社会」と刷り込まれたイメージが脳裏に付いて回り、やっぱり夜間での単独行動とか、どの程度「安全」なのか?私には判断不能。

良くも悪くもアメリカは地域差が激しい現実があり、経済状況や人種によって裏付けされる傾向は、どんなに否定したい気持ちがあっても残酷に顕著だったりする。

だからそう言った諸々の兼ね合いを総合した結果、私たちが暮らす地域は「とても安全」なカテゴリーに属するので、そんなに心配する必要が無いってのは理解してるのだけど。

子供が無事に帰宅するまで待つ親の心境って、こんな風だったのか、と、昔、実家で暮らし門限を破る事も多々あった自分の罪を改めて知る、そんな感じ。




とにかく、オーロラが見えるかどうか気になって、何度も裏庭へ出たり入ったり繰り返してた。

何しろほぼ満月?の丸い月が煌々と夜空を照らし、月明かりが幻想的に眩しくて、雲は何処へ行った?ってな風に澄み渡ってたから、ひょっとしてチャンスがあるかも?と気が気でなく。

結局、夜中の2時頃まで「裏庭に出ては天を仰ぐ」を繰り返してた。

さすがにもう9月も初旬で、夜中過ぎの外気は肌に冷えるから長い間でのオーロラ待ちをするのは無理なんだけど。

いっそのこと、Davidのキャンプ用の寝袋を引っ張り出して、裏庭に寝転んだらいいんじゃないか?なんても思いながら。

結果、オーロラらしいオーロラは観られなかった。

でも、何となく碧掛かったような大気がゆっくりと移動するような形跡は見た。

いずれにしろ、秋の初めの妖艶な月光はまさに Starry Nightな世界で、星月夜が綺麗で、おまけに流れ星が落ちる瞬間を目撃して、何とも神秘的で厳かな気持ちになった。

それだけでも私にとっては非日常であり、貴重な体験だったし。



話は変わり、一昨日の晩は予期せず、久々の停電があった。

夕食が済んで暫く経った頃だったので、余り影響は無かったのだけど。

取り敢えずラップトップも使えて WiFiもバックアップの電源で機能したし。

とは言え暗闇の中を手探り状態で移動するのもおぼつかないから、懐中電灯をはじめ、乾電池式で点灯するLEDのライト、キャンドルに火を灯すランタン等々を引っ張り出して来て、この時とばかりに活躍。

中でも思い掛けなかったのはハロウィン用の飾りのLEDライト付きツリー。

*まさかこんなカタチで役に立つとは!思ってもみなかった*


あとは「こんなの一体どこに下げていつ使うのよ?」なんて思いつつも、デザインのカワイさに負けてつい買ってしまうような安価なガーランド式のライトも。

*仕事場の棚に下がってるフラミンゴたちの出番♪*


*これまた普段は私の仕事場に放置してある
毛糸玉のカタチがデザインのガーランド・ライトをキッチン脇の棚に移動*


毛糸玉のデザインは私の仕事場にピッタリ♪と思い、ターゲットで安く買ったものの、特に使う機会もこれまで無かった。

キッチン脇の棚に下げたら天井に反射する影が優しい雰囲気を醸し出してた。

あとは昔 IKEAで買ったキャンドル用のランタンをキッチンの流し台の上に。


電気の無い生活は勿論、不便だから停電は無いに越した事はないのだけど、それでも何かと新しい発見があったり、価値観をリセットする機会になったり。

Kaitoは「せっかくだから暗がりで家族揃ってボードゲームでもする?」なんて提案もしてたけど、割りと早くに電力が戻って再び日常のフツーの生活になった。

各々それぞれの部屋に戻って個別のラップトップで見る映画や YouTube、デスクトップ・コンピューターでするロールプレイ・ゲーム、TVに接続された任天堂かプレイステーションかXboxだかのゲーム、って感じに。。。



2017年9月4日月曜日

Pontoon Ride + Luncheon

普段の生活はほぼ英語を使うことが主で、だから当然、思考も英語。

日本語を使う機会が滅多に無いので、脳内の日本語機能の劣化中。

時々、忘れた頃に母に手書きの手紙を郵便で送るのだけど、最近のパソコン+携帯の生活ではペンを持つ場面がほとんど無いのに加え、更に日本語での文章、しかも漢字を駆使して、、、となると本当にこれが大変な作業で。

日本語でのメールのやり取りも、時として億劫に感じてしまい。

ブログを書くのもサボり気味の日々が続いていて自己反省。

そもそも意義として日本語脳に刺激を与える事ってのもあったかと思うのに。

文章を書く行為が苦痛にならないよう、気張らず、日々の出来事や思い付いた事などサラっと書き残していけたらいいな、のスタンスで続けたいなと思う。



毎年、7月頃になるとヴォランティア先から「ガーデン・パーティ」と称する昼食会の誘いがあって、要は労いの会、みたいな行事があるんだけど、今年も去年に続いて参加したい意思で、とは言え、一人で出席するのは心地悪い気がして、時々ヴォランティアしてる Erikaを説得して二人で出掛ける魂胆だった。

なのに、RSVP/出欠の返答の締め切りをうっかり逃してしまった!と言うオチで。

ぬぁ〜んだ残念〜、昼食会を逃した。

去年は見事に手入れされた花壇の散策もあって、帰り際に鉢植えの花を頂いたり、抽選のゲームではレストランの食事券20ドル相当(だったかな?)も獲得したり、何だかとっても充実したイベントの記憶だったのに。

まぁ、次回は来年の夏だな。。。ってことで。

と思ってたら、再度、別の招待状が来た。

去年は無かったけれど、今年は、ギフトショップのヴォランティア限定での "Pontoon Ride+Lunch"(浮きボートに乗って昼食会)を追加で開催するとのことで。

再び Erikaの合意を得て今度は即座に「喜んで参加します!」のメール返信。

7月のとある金曜日の昼頃、ヴォランティア先の高級老人住居施設に集合。

施設内のギフトショップで働く人たちばかり、ほとんどは初めて顔を会わせる人たちが3人と、あとは顔見知りの人が1人、コーディネイターのダイアンさんとスーパーバイザーのリズさん、Erikaと私、そして船を操縦する若い男性が一名。

全部で9人が小さな船に乗って、施設の広大な敷地に面している湖のクルーズを楽しみながら、用意された簡単なランチを取る、と言う段取りで。

まずは湖までの散歩道を徒歩か、又はゴルフカートに乗って移動。


何とこの新品のゴルフカートは、ギフトショップの収益によって購入されたのだそうで驚き。

この綺麗なゴルフカート(120万円相当らしい?)を買うことに私もほんの少しだけ貢献してるんだわ〜、ってのが信じられず、でも嬉しかった。

だって、私がギフトショップを担当する日は10時から午後1時までの3時間のみの営業時間で、特に忙しいとか商品が売れるとかって訳でもなく、多い売り上げの日でも200ドル程度だったり、少ない日はほんの10ドル程度って日だってあるから。


*湖畔の遊歩道脇にあったガーデン・アート*


ほとんどの人が歩いて湖に向かったけれど、私はせっかくだからゴルフカートの一番後ろの席に乗せて貰って乗り心地と景色を楽しませて貰ったわ。

静かで快適な乗り心地だった。



湖に着いたところで早速の乗船。


勿論、ライフヴェストも支給されて。安全第一。(とは言え、誰も着用せず、足元の手の届く場所に放置されてたケド)


生憎、お天気は今ひとつで灰色の曇り空から時折、雨が降ったり風が吹いたり。

それでも私にとっては目新しい機会であるから、まるで苦にならなかったけど!

大きな湖を周遊しながら湖畔の家々を眺めるのも楽しく。

所謂ウォーターフロントの家は人気が高く高価だから、多分、それなりに資産のある人々が所有してるのだろうけれど、だから当然、自家用のモーターボートも所有だったり、カヌーやカヤックがあったり、湖畔の家ならではの特典がありそう。

余談で、大小多くの湖が多いミネソタなので、湖に面した敷地に家を持つ友人/知人も少なからずいるのだけれど、そんな中にあって、顕著に素晴らしく大きな湖に面して大きな敷地の家を所有してたキャロルさんの例では、ご主人が他界された後、お子さんたちが不動産として受け継ぐには税金をはじめ、諸々の経費が高価過ぎ、相続することが出来なかったんだそう。

二世代に渡って半世紀以上で所有された土地と家は、惜しまれつつ売りに出され、割りと早くに新しい所有者に買われた。

遊びに行かせて貰った際、窓からの景色に息をのみ、何て夢のような住環境なのだろう、と感嘆しつつ、いいなぁ〜、こんな湖に面した豪邸に暮らせた素晴らしいなぁ〜、なんて思ったものの、反面、この庭の管理をするのは大変だろうなぁ〜、とか、冷暖房の費用がべらぼうに高いだろうなぁ〜、とか、夢の無い現実的な事ばかり心配する自分は余りに貧乏性過ぎて、なんだかなぁ〜と残念だったのを思い出した。



とにかく、船の上で配られたランチはハムかターキーかのサンドウィッチとフルーツと個包装のポテトチップス+飲み物、だった。

空の下で食べると何故か美味しく感じるのが不思議。

もっと頻繁にピクニックとか出掛けたらいいのに自分。。。とか思う。



船を下りた後に記念の撮影をして、再びほとんどの人は歩いて戻ったけれど、私はやっぱり多少なりとも自分が貢献して購入したゴルフカートを是非、楽しみたいわ♪の欲求があり(他の人はどうして関心が無いのか?不思議)またしても後部座席に鎮座して移動、、、に満悦。

*湖に面した敷地には噴水のある大きな池もあり*

キリスト教系のこの施設所有の Pontoon/ポントゥーンは2隻あるらしかったけれど、私たちが乗った1隻は、施設内在住の入居者のご家族から寄附されたものなのだそう。

クリスチャンでもなく資産家でもない私にとっては何だかそれも驚きで。

奉仕活動することで人生の勉強をさせて貰ってると実感する場面が多い。