2016年8月28日日曜日

Minnesota State Fair: Fine Arts



州の祭典としては全米でも最大規模らしいミネソタ州の『State Fair』がいよいよ25日から開催されて、勤労感謝の日でもある9月5日の月曜日までの期間で。

たまたま近くに住んでるから、開催中は家の前や周辺の道路は駐車された車でいっぱいになるし、日が暮れると毎晩、屋外コンサートでライヴの音楽が聞こえて来るし、10時頃には連発での花火の音も盛大に聞こえるという、ある意味、夏の風物詩。

私も初日の木曜日に、一人で気ままに歩いて出掛けて来た。

*会場へ向かう近所の道(片側は駐車禁止)には
既に駐車された車が並び始めてた@午前10時*


*会場へは正面ゲートの他、複数のゲートがあって私は脇のゲートから*
(入場券を売る窓口には列が出来てて「ディズニーランド」を彷彿、え”?)


*勿論、拳銃の持ち込みはお控え下さい、的なのもアメリカならでは?*
(ちょっとした手荷物検査もあったけど、余り真剣ではなく)


*さすがに「Uber」の待ち合い場所もあったりするのは新しい感じ*



通常13ドルの入場料が、初日は11ドルだった。

平日だし初日だし、それほどの混雑は無かったけれど、それでも来場者の数は何と「111,900」人もあったそうで驚きの数。

因に翌金曜日は「140,000」人だそう。

期間全体では 1,500,000人の来場を予測してるとか。

*広い会場内をこれ↑に乗って移動することも出来る*

*とにかく広大な敷地だから歩行距離もいっぱい*


もう本当に桁違いな数の人達が「いったい何処から?」ってな感じに、短期間にこの地域に押し寄せる訳で、本当に凄いなぁ〜と思う。

そんな訳で、State Fairの Fine Artsや Creative Activitiesのコンテストに作品を出展する意義の一つの "exposure"(不特定多数の視線にさらされる)と言う点を考えると、仮に来場者全体のたった1%の人々が作品展を閲覧したとしても、その数は 15,000人にもなる訳で、でも多分、1%ってことはないかと思うので、きっと3万人とか5万人とかでの規模で閲覧して貰えるかと思う。

だからカナダで経験した、私も参加した公民館や地元の図書館での作品展とは全く比べ物にならない規模であることは一目瞭然。

過去の作品展たちに意義が無かった、と言うことでは勿論ないけれど。

とにかく、自分が色んな想いを込めて制作した作品群が、そんなに大規模な人々の目の前に飾られるのかと考えると、それだけでも創作意欲が湧くと言う訳で、それが年間を通しての創作活動での動機とか目標とかやり甲斐になるという現実。

そしてまずは Fine Artsの建物から。


レンガ造りの古い建物で、中はちょっとしたギャラリーと言うか美術館な雰囲気。

Fine Arts部門での出展には一次と二次の審査をパスする必要があり。

今回のコンペティション結果の表がフロントのデスクに掲示されてた。


私の作品「鹿の頭」は#7のテキスタイル/繊維作品の部門で。

合格者は全体の応募作品数(78)の20%弱(15)らしい。

15人のうちの一人として選ばれることが出来て光栄。


私の作品は正面から奥に入った右手の壁で、建物内のほぼ中央。

結果として何の賞も受賞しませんでした。


それでも、公の場に閲覧されて一般の人々に閲覧して貰える歓びを体験。


もうそれだけで十分に幸せな、私にとっての初挑戦であり初体験であり。

来年も頑張るぞーっ、みたいな決意を新たにする感じで。



余談で備忘録的に書き留めると。

今回、私の出展作が特殊な形状なこともあり、自身での作品設置をさせて頂く機会を得たのだけれども、その特別なチャンスを有効に活かすことが出来なかった後悔が少しだけ残った。

100%自分の責任ではあるんだけど、作品の設置箇所が低過ぎた。

あとは必死に角の部分である木の枝を思いっ切り頭部の脇に空いた穴にギューっと差し込んだ後、鹿の顔を十分に整えなかった。

なので結果として、作品を見るアングルから、「デブの鹿」に見えてしまい、鹿と言うよりも「なにこれ、牛?」ってな感じになってしまい。

それだけが心残り。

とは言え、"It is what it is..."のフレーズを自分に言い聞かせつつ。

何事もレッスンであり、失敗は成功のもの、みたいな。


*「う、牛っ!? 」 「いいえ、鹿です、一応」*




『Hi-Lo Diner』

ミネアポリス郊外に引っ越して来てから2年半。

まだまだ未開拓のエリアやお店、レストランなどがいっぱいあって。

だから時々、重たい腰をあげてエイヤっと新しいレストラン開拓などに出掛けてみるのは、ちょっとした週末の楽しみでもあったりする。

今回行ったのは『Hi-Lo Diner』と言う名前のダイナー。

*携帯のカメラで撮ったら何だか素敵な写真になった♪*


名前の通りに食堂車を移設した簡易食堂の雰囲気がカジュアルでレトロな空気を醸し出してる。

*メニューの表紙にプリントされた店の由来*


存在感のある外観だから、前を何度か通った際に目に付いたし、ペンシルバニア州から移設されて開店した際には新聞の記事に取り上げられて話題になってたし、おまけにこの夏コンサート・ツアーの幕開けでセント・ポールにやって来た Adeleが音楽関係者たちと一緒にココで食事をしたらしく、彼女のインスタグラムだかツイッターだかに写真がアップされてたらしいから、余計に気になってた。

まぁ今更ココへ行っても Adeleに会える訳じゃないンだけど。。。勿論。

とにかく店内も(新しいけれど)レトロな内装で、古い映画で見るような典型的なカウンターに、座る部分が赤くて丸いスツールが並んでるの。

音楽がちょっとうるさいかも?と思ったので外のテラス席をリクエスト。

夏の夜風を楽しみながらビールを飲む人とか、楽しそうにお喋りしながら食事を楽しむ人達のグループとかで、かなり賑わっていい雰囲気。

メニューはかなり数が絞られていて料理は全体的に大味(南部風な味付けのバリエーションが多いかも)な印象だったけれど、値段的にもサービス的にも満足。

*まずスープは魚介のチャウダーから*
(大きい白身の魚も入って少しスパイシーな味付け)


*蟹とトウモロコシのフリッターも南部風なメニュー?*
(何となく懐かしいコロッケってな感じ)


*ビスケットの上にリブステーキ+グレーヴィー+サワークリーム*
(ポテトも付いて食べ切れないから殆どの分をお持ち帰りで)


子供たちが同行しない夫婦二人だけでの食事だと「安上がり感」があって、その分、前菜だとかサイドオーダーだとかを余分に楽しめる感じ、、、ってのは単に私がケチで貧乏性だから、なんだろうけれど。

ま、そんな意味でも時々は家族揃って4人で、でもたまには夫婦ふたりだけで、ってな風に変化があるのは悪くないと思う。



『KUBO』




昨日は家族4人揃って映画『Kubo and the Two Strings』を観て来た。

週末の土曜日とは言え午前中だったし、雨模様で寒かったし、映画館はガラ空き。

この映画自体メインストリームのブロックバスターじゃないから、映画館の中でも一番奥まった場所にある小さな許容の客席数の部屋で上映されていて、私たち以外は人影もまばら、だから余計にひっそり静かに集中して楽しめた気もする。

制作は『Coraline』と一緒の 『Laika』なので、同様の暗さみたいなものを感じさせる部分もあるんだけど、まるで日本人チームが作ったかのような日本的な背景や文化が前面に出てるけど、そうじゃないってのも面白い。

公開されたのが夏のお盆の時期ってのもピッタリだし。

ちょっと "emotional"にさせられるようなインパクトの強い場面もあり。

映像がとっても綺麗でストーリーにも飽きることなく凄く楽しめた。

映画が終わった後も、最後のエンドロールが全て終了するまで席に座ったままだったのは珍しいかと思うけど、継続的にアニメーションが展開して目を引いたのと、途中、制作風景の場面が流れて興味を引いたから。

それにしても、19歳の息子と17歳の娘と、家族が連れ立って一緒に外出するって機会も滅多にない最近だから、ちょっと新鮮な感じ。

肩を並べて同じスクリーンを観ながら同じ映画が楽しめるって何だか嬉しい。

この先、子供たちが自立したら彼等がいったい何処で暮らすことになるのか、まるで想像も付かないけれど、一緒にいられる今のうち、「今」ならでは恩恵を大切に、今しか出来ない沢山の事たちを満喫したいと思う。


2016年8月27日土曜日

黒レースなデザイン

まだ夏だと言うのに、8月の中旬くらいから一気に気温が下降した印象。

今日なんかは特に朝から雨模様だったこともあり肌寒さを通り越して寒いくらい。

夏が終わりを迎えつつある現実に直面するのが本当にイヤ。

いつまでも軽快に快適に過ごせる夏のままでいて欲しい。

そんな欲求とは裏腹に、作業は引き続きハロウィン関連なんだけど。

途中経過ではあるけれど、魔女の脇役のカラス。


今日は針金で脚の部分を試作。

割りと上手い具合に体を支えてくれて、立ちポーズを作らせる事が出来る。

体全体の部分をどんな表面で仕上げるか未定ながら、取り敢えず毛糸をかぎ針編みでレース状にランダムに編んで空間を埋めてる。

尾の部分には、本物の鳥の羽根を使うのもアリかも?なんて考えてるところ。

体の一部をガラスのビーズで飾り上げたいような気もしてるし。

まぁ行き当たりばったりな感じで。


あとは大きめのカボチャも一つ出来上がった。


カボチャの葉っぱは未だだけど。


ハロウィンな気分に拍車を掛けるように『Home Goods』で素敵なお皿に出逢った。


私が制作中の「黒い糸でのかぎ針レース編み」風なデザインに目が釘付け。


な、何ですかっ、この素敵なデザインはっ!? う”ぅぅぅ〜〜〜。

っと唸ってしまうくらいに今の私のハロウィン・デザインの傾向にピッタリ。

ディナー・プレートとサラダ・プレートを2枚ずつ(2人用のセット)購入。






私は買わなかったけれど、店頭には他にも2種類の絵柄があり。


季節行事の中でハロウィンが一番大好き♪と豪語する Erikaが速攻で買ってた。

いつか家を出て独立する際に持って行くんだそうで。

年中使いの食器が全てハロウィン模様になりそうな勢いの彼女のコレクション。



2016年8月25日木曜日

金魚の七宝ペンダント


時々、無性に気になるアイテムってのが頭の中に登場する。


今回は、アンティークとかヴィンテージとか

とにかく古いペンダントで、金魚の形をしたもの。


鮮やかな色の七宝焼を施してあって

目が飛び出てるタイプ。


そして、背びれや尾びれ、胴体の部分が動く。

*大きい方のは5cmくらいのサイズ*


普段、金色のアクセサリーは身に付けないんだけど、これは例外。


Etsyで検索すると本当に色んな価格帯に設定されていて、

遠目に見ただけでは殆ど同じように見えるんだけど。


私は当然、出来るだけ安価で綺麗そうなものを狙い。

ようやくゲットしたのは、どちらも$10程度で満足。


多分、二つの金魚を一緒のチェーンに下げて、

あとは何かしらガラスのビーズとか

淡水パールとかを追加して自分オリジナルに仕上げる予定。





かぼちゃとカラス


かぼちゃを編みました。

*葉っぱはこれから編んで追加する予定*



制作中の等身大の魔女のプロップとしてカラスも作り始めました。


針金で骨組みを作り、そこに毛糸をかぎ針編みし、

更に原毛をニードルフェルティングして形作る手法で。



カラスとかぼちゃを合わせた図は何だかすっかり秋って感じ。


心の中では、大好きな夏がいつまでも続いて欲しいんだけど。

でも実際の作業はすっかりハロウィンな方向で。



棒針編みで作るカボチャのデザイン参照はこちら↓


毛糸を色違い、素材感違いで色々作って見たら楽しそう♪





2016年8月24日水曜日

魔女の手袋

 Textile Centerでの手仕事の会ミーティングと、White Bearでのラグ・フッキングの会のミーティングと、どちらも火曜日の午前中にあるので、どちらも参加したい私は妥協策としてそれぞれの会に隔週で参加してるんだけど。

ということは、どちらの会も隔週で不参加してるってことで、だからどちらの会にも顔を出す度にちょっとだけ「お久し振りぃ〜」ってな気分で、前の週に欠席した間に発生した出来事だとか、進展した話題だとかに100%付いて行ってない事も多く、「え”、それって何の話?」みたいに置いてきぼり状態だったりするのが残念。

とは言え、どちらの会もそれぞれに特徴が異なるので捨て難い現状。

最近は余り熱心にラグ・フッキングをしてないので、Textile Centerの会のみ参加しようか、、、とも思うんだけど、顔馴染みの仲間と会えなくなるのも淋しいような気がするし。

私自身、ラグ・フッキングは継続するつもりではいるんだけど、最近その世界にちょっとした閉塞感のようなものを感じてるのは事実で、ウェブサイト上でのコミュニティにも参加しているけれど、主流はやはり正統派でプリミティブなスタイルの床敷き=ラグとして仕上げるフッキングな印象。

私は、と言えば、床に敷く為のラグをそんなに何枚も仕上げる欲望は毛頭無いし、平面的な作品作りにも制約感があって、だから敢えてそれをぶち壊す意味でも何かしら3Dで立体的な作品に仕上げたい欲求がある。

素材も、ウールだけに制限することなく、手法も、フッキングするだけにこだわることなく、色んな素材を取り混ぜて、色んな手法を組み合わせて、ファンキーでクレイジーな作品作りに挑戦したいと思う。

だからひょっとして、正統派で年配で保守的なラグ・フッキングの道の大御所たちから好ましく思われないって事もあるかも知れない、とは自負している。

「和」を重んじる価値観が根強く残る日本人の背景を持つ自分にとって、本流に逆らって泳ぐ鮭のような行為に多少の躊躇いもあったり、あぁ、でもそれはひょっとして「鮭」なだけにカナダ暮らしの影響もあるかも、なんてまるで説得力ないけど勝手に自分の中では冗談的に納得したり。

いずれにしろ、社会に出て、不特定多数の人達と交流する中において、全ての人と賛同したり、全ての人たちから好意も持たれたり、なんて夢のような状況は無いんだろうから仕方ない。

理想主義の自分に向かって「目を覚ませっ!」と喝を入れるような瞬間アリ。

皆と仲良く、皆に好かれたい自分って、いったい何者なんだろう?

私は本当に第三者からの批判とか疎外感とかに弱いなぁ〜と思う。

それでも決して「羊」って訳でなく、時々、爪や牙を出して戦うこともあるから、カナダの一部の人々の間では通称:タイガー(虎、ですか)と呼ばれたりもして。

とにかく色んな人々の間で未だに葛藤を繰り返し、自分探しの旅を探索中〜。

そして前回の Textile Centerでは、、、


Wendy W.さんから、彼女のお母さまやお祖母さまが愛用されたという、古い革の手袋を数点「何かのプロジェクトに使って貰えるかしら」と言って譲り受けた。

どれも(元は)白い色で、幾つかは肘まである長いスタイルの手袋で、パーティなどでの外出の際に身につけられたと言う話。

何だかまるで皇族や貴族、上流階級の女性たちが装うような。。。?

その時点では、まったく当てもなく「有り難く頂戴します」(←いつもの)な場面だったのだけど、家に帰ってその後、魔女作りが進展すると

「魔女の手が必要」

って事に気付き、

「魔女の手を作るのに手袋を使ったら手っ取り早いんじゃない?」

ってな発想で、

謀らずして、この時期にこのアイテムが見事に手元にある妙、に驚き。


頂いたばかりの革の手袋に、針金で成形した腕を取り付け、指の部分にもパイプクリーナーを入れて自在に曲げられる仕様に。


リアルサイズの魔女の肩から取り付けた際、ポーズを作ったり、箒とかカボチャとかネズミとか、何かしらを手に持たせることも可能なのが嬉しい。

魔女の顔の色に合わせて、両手も緑色のペイントで着色。


この後、プラスチック製の黒くて長い付け爪を加える予定。

Wendy W.さん曰く

「どんな風に使ってくれても(切ったり)構わない」

の反面、

「できれば手袋の形のままで使って貰えたら嬉しいけど」

ってな本心の部分もある印象だったので、彼女にとって想い出のある形見としての手袋が切り裂かれることなく原型を留め、作品の一部として使われたのはひょっとして本望だったかも?なんて私的な解釈。

完成したら彼女に写真を見て貰おうと思う。

いずれにしろ今回も、仲間の協力や善意に感謝の気持ちでいっぱい。