2017年3月18日土曜日

ラーメン休暇

*開店したばかりの "Tori Ramen"*


北米の社会では家族揃って長期のヴァケーションに出掛けるって事も多いかと思うんだけど、我が家の場合は Davidも私も割りと家に居るのが好きみたいで。

特に私は家に籠って自分の好きな作業を黙々と愉しむ時間が至福だと思ってるし。

だから1週間とか2週間とか家を留守にするのはちょっとした拷問みたいな。

ハワイとかカリブのドミニカ共和国とかトロピカルな南の島に想いを馳せて、厳寒の冬のミネソタから逃避したい欲求が無い訳ではないのだけど。

とにかく出不精な夫婦なので Davidには未使用の有給休暇が溜まってしまった。

使わないと破棄されてしまうので、新しい年度に新しい分の有給休暇が出る前に、古い分を無理矢理に使ってしまう目的で、Davidは暫くの間で毎週、金曜日の休みを取って3連休とする週末が何度か続く予定。

だったら近場で1泊か2泊程度での小旅行に出掛ける、と言う選択肢もあるんだけど、そんなことにさえも重い腰がなかなか上がらず。

私からの提案は、地元での「ランチ・デート」に留まり。

最近、セントポール市に出来たばかりで話題になってるラーメン屋さんに行って見たいと思ってた。

炭水化物抜きのダイエットで減量に大成功の Davidなので、ラーメンはちょっと駄目かなぁ〜とも思ったんだけど、意外とあっさり乗り気で賛成してくれた。

なので金曜日の昼食に二人揃って出掛けて来た。

*メタル製の箸でも結構使い易かった♪*



*Davidが注文した "Torikotsu"ラーメン*



*私が注文した "Miso"ラーメン*


私のラーメンには「海藻」とか「ごぼう」とか「もやし」入りで。

半熟のゆで卵がいい感じ♪

味は甘い味噌?を使ってるみたいな甘塩っぱい味覚で、一般的に日本人がラーメンに求める塩辛い味とか塩っぱい味とは一線を画する感じ。

無難に美味しいのではあるけれど、食べても食べても辿り着かないゴールと言うか、塩辛い目的地には辿り着かない無念さが残る、不完全燃焼な後味が残らないと言ったら嘘になる、そんな正直な感想。

それでもアメリカで食べるラーメンとしては、かなり美味しいと言える。

検索してみたら、この辺り予想外にラーメン屋さんが多くて驚いた。

食の世界は既に多国籍と言うかフュージョンした無国籍と言うか。

オリジナルの国を越えての国際料理風に進化してる。

Tori Ramenの背景も韓国色の強い中華と和風のミックスな雰囲気だし。

時代は2017年で、かつて想像もつかなった「近未来」を現実のものとして生きている私たちにとって、人々の間でのボーダー=国境の壁はどんどんと低くなっているのを身近に感じる。

時代の流れに沿って柔軟で寛容でありたいと思うし、国や社会も、宗教や人種や言葉や性別と言った諸々の枠組みに制限される事なく、自由で平等に心の平和と安定を得る権利を誰でも平等に手にする事が出来るような傾向であって欲しいと思う。

アメリカ在住のカナダ永住権を持つ日本国籍の私がミネソタでラーメンを食べながら現在のトランプ政権を憂いつつ感じたこと。

ペルーの指人形


テキスタイル・センターの図書館でヴォランティアをしてるアヴィヴァさんは、アメリカに引っ越して来て1年未満。

この国で働くことの出来るヴィザを持ってはいるけれど、取り敢えず働く必要にも迫られてないし、特定の仕事に就く予定は無いらしく。

空いた時間を積極的に活動的に過ごしてはいるけれど、更にもっと新しいヴォランティアも始めたく、『10000 Villages』(フェア・トレードのギフトショップ)なんてどうかしら?と言うので、私もちょっとだけ興味があり、二人揃って出掛けて見た。

たまたま店にいたヴォランティア・コーディネイターさんに自己紹介したら、とても歓迎されて、説明会やトレーニングのパンフレットをくれた。

私は既に高級シニア施設内にある別のギフトショップでヴォランティアをしてはいるけれど、10000 Villagesには別の魅力もあり、季節ヴォランティアとして働くのも悪くないかも知れないような気もしてる。

まずは顧客として、探してもいないのにやっぱり欲しくなるようなちょっとした可愛いものを見つけるってのはいつものパターンで、手編みの指人形を買った。

*手編みの小さな指人形ナース♪*


南米ペルーのチチカカ湖近くに暮らす人々が手作りしてる指人形らしいんだけど、小さいのにも拘わらず丁寧に作られていて、特に顔の表情なんかも上手に仕上げられてるところに感動してしまった。

これまでの私の固定観念だと、こういう商品はいつも顔がちょっと歪だったりして、特に安価な中国製(ゴメン中国!)の人形はいつも左右の目の大きさやカタチが揃ってないからあんまり可愛く見えないってのが多い気がするんだけど。

このペルー製の指人形たちは本当に綺麗に作られてて、特にお目々も均整がとれていて凄く可愛い表情をしてる。

*左から(多分)カンガルー、ウサギ、トナカイ、プードル♪*


これらを買って独りで遊ぶ、、、って訳ではないけれど。

何だか佇まいが余りにも可愛いので、場面を設定して木の箱に入れて見た。

*赤頭巾ちゃんとオオカミ♪*


自分でも「何でだろう〜」とは思いつつ、私は作品を「箱」に入れるのが好き。

本当に何故だか解らないのではあるけれど、作品を作っていて「取り敢えず『箱』に入れて見よう〜♪」って場面が多く、なので最終的な作品として自然とシャドーボックスとか箱庭(ジオラマ)とかの形状で完成することが多いのは、自分でも常々、不思議に思っていることではあるんだけど、特に最近。

「箱」に入れるのが好きなのは、、、私がその昔、独身だった時分にずっと実家に暮らして「箱入り娘だったから」から?なんて自虐的に一人ツッコミして苦笑。

いずれにしろ、余りに可愛い指人形たちなので、場面としての背景を作ってあげたくなったので、新たなプロジェクトはやっぱりシャドーボックス風かな。


2017年3月17日金曜日

プリンスのキルト展@Textile Center

先週の木曜日は予定通り Textile Centerにて、プリンスを偲ぶキルト展のオープニング・イベントがあり、ちょっとしたパーティーと言った感じの盛り上がりだった。

普段は余りお洒落して出掛ける機会も無いので、特別な洋服やジュエリーを引っ張り出して身に付けるのは新鮮な気がして楽しかった。

いつもより早く帰宅して貰った Davidと二人で一緒に参加。

州外から作品を出展してる作家さん達もかなりな数で、この日の為に遥々やって来ていて、直接対面して交流する事が出来たのは思い掛けない収穫だった。

せっかくの機会なので、と落ち合う約束をしていた<ステファニーさん+ビルさん>と、<アヴィヴァさん+デイヴィッドさん>とも合流して、それぞれのパートナー達を紹介し合ったり。

あとはとにかく沢山のお洒落で面白そうな人々が会場に溢れてたから、次々に初対面の挨拶を交わして、共通の話題の延長で何らかの接点がありそうな可能性の人たちとは連絡先の交換をしたり。

気付いたのは、こうした機会の為に名刺を作った方が良いかもって事。

随分と長らく専業主婦をしてたので、そういう発想からも遠離ってたけど。

ミネソタで手芸家としてちょっとしたプロを目指すのであれば尚更。

大それた野望がある訳ではないけれど、それでも少しずつ何らかの形で作品なり名前なり、自分の存在が小さな世界で知られて行くのは新たな展開な気がする。

作品展のオープニングだったので、当然、会場には素晴らしいキルト作品たちが展示されて初公開だったのだけど、人々との交流に忙しく、作品を見る余裕がまるで無かったというオチで。

展示期間が4月いっぱいあるから後で落ち着いて見ればいいや、ってのもあり、早速、今週の月曜に Avivaと待ち合わせて出直したのではあるけれど。

一転して静かな月曜の朝、時間を掛けて一点一点眺めて愉しむ事が出来た。





---- 個人的に私の好きな作品群 ----

Carolyn Crump (Houston, TX)



Misty M. Cole (Bowie, MD)



Latifah Shakir (Lawrenceville, VA)



Ife Felix (New York, NY)






 Textile Centerの後は Avivaと和食レストラン『Obento Ya』へ行き、イスラエル出身の彼女にとって初体験と言う箱入りのお弁当ランチを食べた。


*生姜焼き弁当とつくね弁当をそれぞれ注文*


いろんなものが少しずつ食べられるお弁当は、やっぱり日本人の私にとっての理想のご馳走でありソウルフード=魂の食べ物って感じの満足感いっぱいで幸せなランチ。


この後、二人ともミネソタでは初めて行く『Ten Thousand Villages』にも寄った。

そこでヴォランティアをしていたテキスタイル仲間のベッキーさんは引っ越して行ってしまったけれど、ひょっとして Avivaもヴォランティアをする可能性あり。


2017年3月9日木曜日

新聞の日曜版


Textile Center仲間のメアリー・Wさんからメンバーへのグループ・メールで送られて来たニュースのタイトルが "Mayumi's Prince"。

ん!? 私の王子様!?? もう旦那いるけど!?

と思ったら、「紫色のプリンス」の方で(まぁタイミング的にそっちでしょ!って)私の作品が日曜版の新聞記事になってたんだそう。

*Mary W.さんからメールで送られて来た写真*


プリントされた名前は正しかったけれど、"Falcon Heights, MN"であるべきところが、何故か "Bowie, MD"に間違ってたけど。。。

ミネアポリスのテキスタイル・センターにて、プリンス(地元ミネソタ出身)を偲ぶキルト展が今日から4月の末まで開催されるので、私の作品も他の23点のキルト作品たちに混ざって展示されてるはず。

本日、オープニングのイベントが夕方にある予定で、ちょっとしたパーティー?

どんな人々が参加するのか想像もつかないけど。

他の地元新聞でも記事になってたから、割りと盛況な催しになる予感。

意外だったのは、キルトの出展者たちの多くが州外在住の人々って事。

私はてっきりミネソタ在住の地元アーティスト達の作品が主で、何となく「内輪で祝う」って感じなのかと思ってたから。

そう考えるとやっぱりキルトの国アメリカと言うか、キルト大国と言うか、キルト作家が沢山いる国なんだなぁ〜という実感。

企画展の発表から公募の締め切りまで、あまり長い期間があった記憶も無いので、応募する人々は短期間での作品作りを迫られたと思うし。

大掛かりなキルトを手縫いでこだわりを持ってチクチクと仕上げる人もいるけれど、今回みたいな企画展に参加するにはやっぱり電動のミシンでチャーーーっ♪と仕上げるモダン・キルトならではの手法に限定されるかも。

そして改めてモダン・キルトならではの大胆なデザインとか、可能性を垣間見る気がしてる。

私もまたちょっと挑戦してみたい、、、と言うか。

既にもう少し手を出してはいるけれど。

あぁ〜、でもキリがないからウール素材での作品作りだけに枠を制限しておこうかな、なんても思いつつ。

最近、素材が増え過ぎて場所を取り過ぎてる傾向にあるし、私の作業場。

いずれにしろ、自分の作品や自分の名前が取り上げられるって照れ臭い。

昔は平凡過ぎる自分の名前が余り好きでは無かったけれど、北米でアルファベットでの活字になると、あら不思議♪何だかとってもユニークで特別な響き!?



そして今、取り組んでる次の作品は。。。



「手」を作ってるところ。

相変わらず自分の作品作りの脈略の無さに苦笑い。

人に「今なにやってるー?」と訊かれる場面を想像しつつ、自分がいつも

「指を詰めてる」

とか

「冬の空を編んでる」「海の底を編んでる」

とか

「蛸の足を作ってる」

とか

訊いた相手を「はぁ!??」と煙に巻くような返事が出来る事この上なしで。



今、制作中の手の素材は、Textile Center仲間のウェンディさんから譲られたもので、彼女のお母さま+お祖母さまが愛用されたと言う白い革の手袋。

針金に毛糸をかぎ針編みして、顔をニードル・フェルティングした私の「彫刻」作品のマネキンみたいなボディに取り付ける目的で両腕を作っている訳なんだけど。

何となく同じ路線での芸術作品を作っている作家さんが日本にいるのを知った。

これまた Textile Center仲間であるステファニーさんが偶然に見つけて、私にリンクを送ってくれたんだけど。


群馬出身の片山まり/Mari Katayamaさんと言う若い女性アーティスト。

ちょうど今、「群馬の森」にある磯崎新氏が設計された近代的建築の施設「県立近代美術館」にて、彼女の作品展が開催されてるらしい。

子供の頃から良く行ってる馴染みのある場所で、妙な親近感もあり。

ステファニーさんに「私の地元よ!」と言ったら彼女も驚いてた。

片山まりさんは、皮革素材をパッチワークして「カラダ」を創作したりもするらしく、、、私の場合はたまたま譲られた素材で、しかも手の部分のみの制作ではあるけれど、それでも、全体像としては立体的なカラダを彫刻作品として作ってる共通性もあり。

ちょっと面白いなぁ〜と思った。











2017年3月4日土曜日

春の作品とキルト展


3月になって陽射しも春めいて来た。

朝起きる時に部屋の中が真っ暗じゃないのが嬉しい。

去年あたりにラグ・フッキングのピースとしてフッキングだけしてあった作品に裏を付け、縁取りをかぎ針編みで仕上げた。


春とかイースターとかを連想させるデザインだから、かな。

イースターの時にも飾れるよう小物も作って見た。

ヒヨコとかデコレーションを施されたタマゴとか。


ニンジンもウール素材で作って見た。


どんな風に最終的な仕上げをするかはまだ未定だけど。

追加でイースターとか春のバナーも作るかも知れない。




木曜には Textile Centerで知り合った Avivaさんが遊びに来た。

彼女がお土産に持って来てくれたラッパ水仙が開いて良い香りで春の気分♪


イスラエル出身の彼女は私より3つ年上で、毎週火曜日に Textile Centerの図書館で3時間だけヴォランティアをしてるので時々、顔を合わせてたんだけど、お互いに何となく趣味とか気が合いそうな雰囲気を感じてた。

そして実際に話してみるとやっぱり!って感じに色んな共通する話題があって。

新しい人との出逢いって楽しい。




私も作品を出展して参加している Textile Centerでの展覧会(3月9日から4月29日)が地元紙に取り上げられ記事になってた。






ミネアポリス出身で音楽の奇才:プリンスの業績を讃えるキルトショー。

アメリカ国内のアーティストによるキルト作品が24点展示される予定。


2017年2月26日日曜日

Live Laugh Love の♡リース


参加する思惑の作品展にはまるで関係なく、またまた脱線してると言うか、横道に逸れてると言うか、脈略なく純粋に自分にとっての単純な楽しみの為だけの作品。


*見え難いけど書かれてる文字は
"Live Laugh Love"*


Valentine's Dayのリースを作った流れで同じハート型の枠を利用して。




今回のはラグ・フッキングしたものを真ん中に縫ってはめ込み。




前回と同様、かぎ針編みした薔薇で飾ろうかとも思ったけれど、せっかくフッキングした作品なので、飾りの花の部分もフッキングに使うウール生地で作った。




かぎ針編みと、フッキングと、棒針編みと、あとはちょっとだけミシンでのソーイングもありのミックスメディアと言うかコラボレーションなのは相変わらずで。



そして今夜はアカデミー賞の授賞式があるので、普段まるでTVを見ないけど年に一度の例外って感じで、カウチポテトと化してTVに釘付けになる計画。

TVのあるファミリールームは地下にあるので、地下の部屋と言うコンセプトに馴染みなく育った日本人の私にとって、何となく寒そうな気がして、特に冬場は余り時間を過ごす機会も無いんだけど、今夜は特別。

ホットカーペット(←日本から持って来た)に加え、ターゲットで買った安価で手軽なフリースの電気毛布にくるまってカウチに座ると、気分は何だか「コタツに肩まですっぽり入ってる」みたいな錯覚の極楽感いっぱいで。

TVを見ながらうとうとと眠り落ちないといいんだけど、と呑気な心配。

あ、あと必要なのはお茶にみかんに煎餅ってとこよね。

多分、電子レンジで弾けたポップコーンか何かだけど、現実のスナックとしては。

それかコーンチップスにサルサとか。

週末カナダに帰省中の Davidが、隣に居ないのが例年と違うとこで妙かも。

そしてTV前の晩ご飯は、昨日フィッシュ&チップスの店からテイクアウトした残りがあるので、それを各自が温めて食べるという手はずになってるし。

何とも手抜きで極楽な週末で、バチが当たらないといいんだけど!



2017年2月25日土曜日

Klimtシリーズ:Mäda/メーダ

5月のグループ展に参加する作品として幾つかの試作品を制作中。

それでも今のところ出展する可能性が一番高いのがクリムト・シリーズ。

大好きな画家 Gustav Klimtが描いた人物像を3Dのファイバーアートで表現する試みで、人物はニードル・フェルティングで作り、背景をラグ・フッキングなどの手法で作り、シャドーボックスなどの形に仕上げる予定。

幾つか複数をシリーズとして作り、一連の場面として展示する思惑で。

彼(クリムト)の代表作であるアデール像も未だ仕上げ中なのではあるけれど、クリムト本人を作った後、次なる作品はメーダに決めた。

昔から気に入ってる中の一点で、彼の作品には珍しい?若い女性の肖像画。




まずは背景。

ピンク色の壁に、敷き詰められた小花模様の絨毯の上に置かれた白いエリアラグ。




壁に小花を散し、白いラグの上に無数に散らばる小物を追加。




床の上にとっ散らかってる印象の小さいオブジェの数々がいったい何であるか?

細かく描かれてないのでさっぱり解らないんだけど。

検索した後で、実はメーダが9歳の少女だったという事実を知った。

ぬぉーっ。

そういう情報は作品作りに取り掛かる前に調べておくべきだわねぇ〜、を実感。

若そうな印象なのは確かなので、勝手な解釈で十代(12〜16歳くらい?)の女の子とは思ってたから、人形を作る際に彼女の身長をクリムトよりも少しだけ低めに設定したんだけど。

考えて見たら、彼女の着てる服(お花がいっぱい付いてる)や髪に付けた大袈裟で大きなリボンが、やっぱり子供っぽさを現してる。

なので、床にいっぱいオモチャやなんかが散らばってるのも今更、納得。

それでも、白いラグの上に描かれた「草が生えてるみたいな」のは意味不明だし、ボウルの中の餌を食べてるみたいな「得体の知れない」動物も、果たしてそれが鳥なんだかネズミ系なんだか、ホンモノなのかぬいぐるみなのか、まるで見当もつかないから、もう諦めて、私の目に映る絵をそのままのカタチで再現してみた。


そしてメーダ本人。


絵画の中でのメーダは八頭身の美人さんなんだけど、ニードルフェルティングの手法で作った私のメーダ人形は頭でっかちでバランスが悪いの。

そして、やっぱり顔。顔を似せて作るのは難しい。

顔そのものを作るのは好きだし、難しいとも思わないんだけど、似顔絵みたいに作り上げるのはやっぱりとっても難しい。

やり過ぎてしまう傾向で、つい「濃い顔」に仕上がってしまうので、後から少しずつ目の周りの線を引き抜いて行って、シンプルさを出すって感じの繰り返し。



*これは "Before"の顔で
9歳の女の子にしてはアイラインが濃過ぎ*




*これが "After"で
目元のメイクをすっきりさせて少女っぽさを出した*


いずれにしろニードル・フェルティングでの人形作りでは、本当に沢山の発見があって、特に髪の色やメイクによって顔の印象が大幅に変わる現実は凄まじく、これはそのまんまホンモノの人間にも勿論、通じるところであり、だからこそヘアメイクってのが疎かに出来ない事を改めて実感させられる。

本当に、ほんのちょっとした線や微妙な色の違いだけで、顔の印象がガラッと変わったりするんだもの。驚き。

あとはニードルをブスっと一刺しするだけで、その方向によって顔のラインが変わって、シャープな表情になったり、優しそうになったり。

リアルな人間界では、だから笑顔を保つよう心掛けよう、なんても思ったり。

ちょっと口角を上げる事を意識して。