北米に暮らして「家を持つ」と言う事は、ある意味、ある程度の「大工道具」だとか「電動工具」だとかを所持する必要に迫られる。
と言うのも、持ち家がある以上はその"maintenance/メインテナンス"(維持)をしなければならないから。
まずは初級編:IKEAで購入した家具の組み立て
そして中級編:Home Depotで購入した照明器具の取り付け
上級編では:水回りの工事、、、例えばトイレの便器交換とか。
日本だったらまず「プロの職人さん」以外では絶対にしないような作業を、いとも簡単にへーきな顔でやってのけてしまう一般人が恐ろしく多い北米。
ま、だから『Home Depot』とか『Building Box』とかの店が充実してる訳ではあるけれど。
ほんっとに多くの人が皆、自分で自分の家の内装工事してる。
とにかく、うちの一般人:Davidも家具の組み立ては勿論、電気工事、給排水工事、大工工事、左官工事、タイル貼り、、、と何でもこなす。
彼の凄いところは、施行する作業について真剣に「勉強する」って部分で、仕上げはいつも完全をめざす完璧主義。
とにかくあれこれ読みまくり。
使用説明書、取り付け説明書、文字通り「隅から隅まで」片っ端から読む。
なのでまぁ、ほとんどの場合は失敗ナシ。
でもって今回のチャレンジは"Dishwasher"(食器洗い機)。
この家を買った際、既に設置されていた食洗機は機能が今ひとつで、数年前に壊れかけたのを何とかだましだまし使って来たけれど、洗った後コップやカトラリーの仕上がりが曇ってたり、洗い後、完全に排水しなかったりで、我慢しながら「そのうち買い替えなくちゃ」と思いながら、そのうち、そのうち〜、で8年近くも経ってしまった。
*まずは床に寝そべって、既存の食洗機の取り外しから*
*食洗機のなくなったスペースを眺めるTrixie*
*新しく買った食洗機の「底」部分を覗くTrixie*
新しい食洗機はアメリカ系のデパート『Sears』で購入。
車のトランクに積んで難無くお持ち帰り。
選んだのは、シアーズのストアブランド"Kenmore"の表示でありながら、作ったのは信頼のおける家電メーカー"Whirlpool"社製。
有名な"Bosch"社が作った食洗機でも、"Kenmore"の名前を付けて売られてるのがあるってこと、今回、初めて知った。
(Boschの食洗機の特色は、中のバスケットがひと回り小さいヨーロッパ規格らしく、選ばなかったケド見た目のデザインは洗練されてカッコいいのは確か)
選択のポイントは、
- 音が静か
- 内部がステンレス
- バスケット内の区画が厚手の皿に対応すること
あとはまぁ、値段が高過ぎないことかな、やっぱり。
今どきの家電のトレンドはステンレス仕上げのデザインではあるんだけど、でも、うちの場合、キッチン扉が全て白だし、冷蔵庫もオーブンも白なので、食洗機も白いのを選択。
給排水と電気(接続)工事を要するけれど、以前の食洗機の取り付けが不完全だった為、キッチンカウンターの下の収納部の壁に穴を開け、給排水パイプの位置を移動させたり、大抵の場合、追加作業を要することが多いから、思い掛けない部品や道具が必要になったりするのは必至。
まぁ、そんなこんなで無事に取り付けを完了!
とにかく音が静かなのが嬉しい。
だって以前のはもの凄くうるさくて、電話の際には作業を停止しなくちゃいけなかったくらいだから。
*内部はこんな感じの2段式
カトラリーは下段右側の専用ラックを使用*
これで10人、12人分の食事会の食器(スープボウル、サラダ皿、メイン皿、デザート皿、+ワイングラス、カトラリーその他)が一度に洗える予定。
そして、不要になった古い方の食洗機は?と言うと、うちの庭の前に出して置いただけで、翌日の朝には無くなってたからびっくり。
多分、地元のスクラップ/リサイクル業者がピックアップ・トラックで巡回していて、あちこちの家庭で出された不要な家電を持って行ってくれるんだそう。
モーターや各種の部品など、素人の私たちには使い道も分からずどうする事も出来ないものだけど、その道のプロにとっては多少、価値の残された資源になり得るのかも。
いずれにしろ、単にゴミとして処分されるよりは救われる。