サンルーム脇の砂地に生えてきた見知らぬ植物は、朝顔に似た形の白くて大きな花を咲かせた後、緑色でトゲトゲの実をつけてる。
怖いほど純白で清廉な佇まいの花姿が何とも高貴な雰囲気で、ちょっと非現実的な空間と言うか、お釈迦さまの世界を連想してしまうのが不思議。
観賞用の花なのか雑草なのか分からない(←単に調べてないだけなんだけど)まま、引き抜くことも躊躇われて、自然に任せたまま放置しつつ、朝になると花開く清々しい光景を有り難く楽しませて貰ってる。
全米でテキサス州と規模の大きさと来場者数を争うらしいミネソタの『Minnesota State Fair』(年に一度の州祭)も無事に終了し、その来場者数は再び新しい記録を作り、200万人超えだったとニュースでやっていた。
いったい何処からそんなに沢山の人々がやって来るのか?謎ではあるんだけど、そんな中での作品展で多くの人々の目に触れる機会に参加するのは、やっぱりそれなりの自己満足を満たすだけの意義があるような気はしてる。
3つの作品が入選(1等が2つと3等が1つ)で合計の賞金が$20だった、ってのは余談で。
少し前に女友達と出掛けたミネアポリスのアートショーにて、十代の学生さん達が各々の作品(絵画だったり手工芸だったり)を展示販売している広場があり、父兄に付き添われてのプロモーション活動をしている作品を見て回るのが楽しかった。
家庭農場の一角で孔雀を飼っていると言う少女が油絵で描いた孔雀の作品は迫力があって綺麗な大作だったけれど、$300と高価だったから買えなかったのではあるけれど、モデルとなった孔雀から抜け落ちたと言う綺麗な羽根を売ってたので、ひとしきりお喋りした後で3つだけ買って来た。
別のテーブルで眼鏡を掛けた女の子が売ってたのが手製のポーチ。
色んな人や団体から寄付された素材を使って、祖母から習った趣味のミシン掛けの技術を駆使して作った小さな小銭入れや小物入れが沢山。
材料費はほとんど掛かってないらしいけれど、それでもファスナーはしっかりYKK製だし、学校の勉強とクラブの運動と友達と遊ぶ時間なんかの合間の時間にせっせと作業するらしい。
スクラップの半端布を使ってるから、色柄がマチマチで楽しく、選ぶのに迷ったのではあるけれど、最終的に購入したのは↓コレ。
*十代の女の子の手作りで$5だった*
麻素材に何やら凝った図柄の刺繍が施されてる生地が使われてるんだけど、見れば見るほど、そのデザインが妙に洗練されてる気がして。
とっても気になったので検索して見た。
キーワードは「麻素材」「刺繍」そして、図柄のテーマと思われる「サーカス」。
難無く探し当てる事が出来たウェブサイトは『Coral and Tusk』(コーラル・アンド・タスク)と言う、ニューヨークに拠点を置くインテリア装飾の専門店。
オリジナルデザインの生地も販売してるのを発見してコーフン!
とっても素敵な生地だから、少しだけ購入してクッションカバーとかの小物を自作したい欲求に駆られてたから。
でも、、、お値段を見てびっくり仰天!
パッチワークキルトなどに使う一般的なプリントのコットン生地の相場が1ヤードにつき$12程度だったりするんだけど、Coral&Tuskの豪華な刺繍の施されたオリジナル・デザインの麻素材の生地は1ヤードにつき$200とか$300とか。
と、とてもじゃないけど手が出ません。。。ガクっ。。。て感じ。
私が買えそうなのは、「見本」として売られてる小さな端切れくらい。
それでも$30弱するケド。。。
まぁとにかく、ブランドの存在を知ることが出来ただけでも私にとっては出逢いであり発見だったので、あの少女に感謝!なのではあるけれど。
興味深い謎は、果たして彼女が何処からあの端切れ布を入手したのか?ってとこ。
可能性を想像すると興味が尽きない。
『Coral&Tusk』のブランドが気に入ったのでインスタグラムでのフォローを始めたんだけど、日本の絵本雑誌で最近、紹介されたらしいニュースがあった。
素敵な商品が多いから人気なのも納得。
4 件のコメント:
大規模なフェア―だったのですね 200万人 流石大陸
3つもの作品の受賞おめでとうございます。 賞金は控えめですが これだけの方に見て頂ければ本望ですね。ましてや受賞作品となると 皆さんしっかり見てくださったと思います。
出来れば材料費分くらいの賞金だと嬉しいですね 次の制作費用に充てれますしね・・・
ブランドの麻素材への刺繍 手刺繍?機械刺繍?ですか 手刺繍なら高価なはずですが 売るほどの布に手刺繍というのも考えづらいし・・・
早速ホームページ見ましたが 確かに素敵ですね 刺繍をする者にはちょっと参考にしたくなるような( ´艸`)
ミネアポリスはアートに積極的な街なのですね 若い人たちにとっても良い刺激になりますね
一度訪ねてみたい いえ住んでみたい 街です 命があれば (笑
これからもまゆみさんのオリジナルな作品楽しみにしています
ミランダkeikoさん♪
200万人って、ちょっと想像が付きにくいですよね。
開催期間が10日間前後なので、1日当たりに平均しても20万人って。。。
20000人くらいでも凄いかな、って思う数なので、文字通り桁違いな迫力です。
何しろ参加してる出展数とか、部門数が多いので、全体での賞金総額は大金でも、結局一つの賞への割り当てだと5ドルとか10ドルとかで。(笑)
小学生の書道大会での入選とかの方が立派な賞金が出そうですよね〜。わはは。
コーラル・アンド・タスクで販売している生地は、大型の刺繍マシーンで時間を掛けて刺繍されてる様子なのですが、
どうしてそれ程に高価なのか?
多色使いでの細かい刺繍だから?
あとはやっぱりオリジナルでのデザイン性だから?
と、あれこれ推測しています。
ミネアポリスは本当に素晴らしい土地で、ツインシティーズと呼ばれるセント・ポール市と共に、文化、スポーツ、教育、多岐に渡り充実しています。
この土地で発祥の大型+優良企業が多いことにも由来していると思われますが、資産家や有識者も豊富にいる印象を受けます。
余談ですが、政治的に言うと、アンチ・ドナルド・トランプの人も多く、私自身、個人的にも救われる思いがします。
いつか機会があれば是非♪
ミネアポリスの国際空港には何故か日本語表記でのサインも豊富にあったりします。
ミネアポリス
「アンチ・ドナルド・トランプ の方達も多い」 良かった~ 毎日ニュース見ているとアメリカ合衆国はどこに行くのかな~ って まぁ よその事は言えませんね 我が国も安部ご夫妻 何を考えているんだか・・・わが地元出身ですが💦
日本語表記も豊富? ますます行きたくなりますね~ でもいまだにラジオ基礎英語まともにできません・・・💦
頑張っても 逆に年々理解しにくくなってるような・・・😢
刺繍マシーンにしては手刺しっぽい感じですね 実物を見ないとわかりませんが・・・見るだけでもワクワクしますよね
ミランダkeikoさん♪
政治家も大変な仕事ですよね。
全ての人々を満足させるのは不可能なので。
どんなに素晴らしい仕事をしても、否定的な攻撃を受けるのは必須のようですし。
私利私欲でなく、人間的に尊敬できるような人格の人に政治をやって欲しいと個人的に願ってますが。
政治をするような人の中には「オレ様」が多過ぎる気がします。
オバマ氏や、現在のカナダの首相は異例で、私の主観では理想の政治家かと思うので頑張って欲しいです。
トランプ氏は冗談の延長でうっかり大統領になってしまったって印象ですが(笑)
実際にそんな事が起こってしまうアメリカと言う国の不思議さ、残念さ、危うさ、などを日々感じさせられます。
彼を支持する女性がいると言う現実には、ただただ唖然とするばかりで、教育とかメディアの問題もあるのかな、と。
まぁ物事の全てが善と悪、黒と白、と言う訳では無いので、色んな立場で色んな考えの人がいるのは当然ですが。
そう言う前提を否定したり無視したりする人間性の主導者は器が小さ過ぎるし、
偏狭な思考能力しか無い人物が一国の舵取りだなんて、危険だなぁ〜と思います。
この件で書くとキリが無いので、この辺で。(笑)
日本での英語学習は何かと難しいかと思いますが、楽しみながら頑張って下さい♪
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