だから勿論クリスマスも一年で最後を〆るイベント的に、食卓を囲んでのご馳走を食べる目的の為に早くから集合して、分担毎に野菜を刻んだり、七面鳥の詰め物の準備をしたり、キッチンで忙しく働いて、合間にお茶を淹れて、或いはエッグノッグやワインと一緒にクリスマスのお菓子を食べ、ほっと一息つきながらリビングでの会話を楽しみつつ、プレゼントの交換をしたり。
その後、私たち一家はアメリカのミネソタ州に越してしまい、義理の妹は以前住んだ事のあるカルガリーへ引っ越してしまった。
全ての事柄には一長一短あるので、あの頃と今の生活とを比べて果たしてどちらが良かったか?なんて答えは出ないのだけど。
でも、今の生活は明らかに「4人ぽっち」で、静かにのんびりと自分たちのペース。
何をするのも家族4人次第だから、4人揃って家に引き篭もってるってのもアリ。
まぁそれはそれで何ら困る事がある訳では無いんだけど。
家族が4人揃って世捨て人みたいに生きてるのに多少の抵抗があって、だからクリスマス時期でもあるし、最小限で可能な「社交」して見た。
日本だと暮れのお歳暮なんだろうけれど、同じような感覚と目的で、お世話になった人々の為にちょっとしたクリスマスのプレゼントを用意して、Davidとふたりで配達して廻った。
この家に引っ越す前に出逢い、頻繁では無いけれど交流を続けている何人かの人達と、あとはこの家に引っ越してから出逢って交流のあるご近所さん達。
こんな機会でも無いと、なかなか会う口実がないんだけど、久し振りに再会すると何だか嬉しくて、気軽に家に招き入れてくれてお茶を淹れてくれ、互いの近況報告よろしくお喋りが弾んでしまうような関係。
Davidが単身赴任中の大家さん:ラリーさんと、斜向かいのご近所さんで私とErikaにヴォランティア先を紹介してくれたケイトさん、大きな犬を飼っていてErikaに時々シッターの依頼をしてくれるジェシカさん&ドリューさん、そして私のラグフッキング仲間でもありErikaに猫のシッターを依頼してくれたジェーンさん、の計4軒。
家に一旦帰り、今度は徒歩で廻ったのが、お隣のジョン&ジニーさん宅と、反対側のお隣ウッディーさん宅、その隣のブルースさん宅、の計3軒。
*クリスマスプレゼントに用意した品の数々をゲストルームの床に並べて
ギフト用のバッグにそれぞれ入れて準備。
大好きなカリフォルニアワインのロゼ、
これまたカリフォルニアの See's Candiesのチョコレート、
大好きな April Cornellのティータオル、
英国ウィタード社お詰めの紅茶、
クリスマス柄のペーパーナプキン、etc.。*
自己満足的な事でもあるし、乗り気の無さそうな Davidを付き合わせて廻った配達ではあるけれど、年の終わりの締め括りが出来たような達成感。
自発的にやろうとは決して思わないケド、僕の代わりに準備してくれて有り難いと思うし、やっぱりして良かった、、、みたいな感想も Davidから聞けたし!←コレ重要
面白いと思ったのは、クリスマスが明けた翌日に、待ってましたとばかり現在のお隣さん達がそれぞれご夫婦揃ってやって来て、クリスマスのお返しって感じに?プレゼントを持って来てくれて、「お茶でもどうです?」と誘ったら気軽に寄ってくれて、お茶を飲みながら楽しくお喋りして行ってくれたり、別のご近所さんはデザートと珈琲にうちの家族4人揃って招待してくれて、楽しい時間を共有し、何だか一気に距離が縮まり、コミュニティとしての延長家族的な意識が深まった感じがする事。
やっぱり人との交流って大切、、、そう思う。
新しいご近所の皆さんがそれぞれに知的で教養があって、芸術的な趣味を楽しまれてるって部分も大きく、今後、色んな場面で学んだり触発されたりするだろうである事も、今から楽しみでもあったりするし。
そしてクリスマスの前日は、私の女友達を夫婦で招き、(うちの子供たちは抜き)4人で一緒の昼食を我が家でのんびり楽しんだ。
イスラエル人の彼等(アヴィヴァ&デイヴィッド←うちの Davidと同名で紛らわしい)はユダヤ教だから、クリスマスじゃなく、祝うのはハヌカだし。
献立は、野菜のクリアスープ、地中海風サラダ、グリルした夏野菜のラザニア、クリームチーズのケーキ、その他、クリスマスならではのお菓子多数。
家に人を招くと、家の中を隅々案内して披露するので面倒なんだけど。
その風習にも流石に慣れたから、今は割と開き直ってありのままを披露してる。
家族4人でのクリスマスの朝は、恒例のプレゼント交換。
そうそう、今年のクリスマスツリーは、David製作。
*数学的で物理的なエンジニアリングなんだそう*
Erikaが菜食主義になって以来、家族中その影響でそっちの方向になりつつある傾向で、大袈裟な肉料理を作る機会も減り、なので七面鳥の丸焼きもパス。
自分のキッチンで肉料理を作るのは抵抗があっても、完全な菜食になった訳ではないので、クリスマスの昼食はファミリーレストランに出掛け、ターキーディナーのプレートを注文し、クリスマスのご馳走として堪能。
美味しいパイも2種類ホールで買って持ち帰り。
結局、季節のイベントって食べる楽しみが中心って感じよね。
そして妙な体験は、クリスマスを祝って寝静まった後。
真っ暗闇が広がる丑三つ時を廻った頃、正確には午前3時半頃、激しくドアを叩く音とピンポーンピンポン♪と繰り返すドアベルの音を夢心地に聞きながら、「これは夢なの?」と思いつつ、夢では無いって事にびっくり起こされた。
Davidも飛び起きて玄関に下りたけど既に人影は無く、遠巻きに男の人の叫び声が「助けてー!助けてぇーっ!」と聞こえた。
即座に911にダイヤルして、ものの数分で警察の車が2台やって来た。
辺りをパトロールしたけれど、怪しそうなものは雪の上の足跡以外、何も見つけなかったらしく、調書を取って帰って行った。
多分ドラッグか、精神異常の絡みかと思うけれど、「どうしてウチに?」ってのが謎なのと、その男性が求めた必要な助けが得られた事を願うのみ。
あとは年末なのでフツーに家の中を片付けたり。
日本のような暮れの大掃除、って訳じゃ無いけど。
仕事場を片付けながら、クリスマスセールに向けた作業を頑張った達成感みたいなものを感じて、何だかスッキリとしたやり遂げた満足感に包まれた。
連休で Davidも家に居るし、子供たちも学校が長期の冬休みでずっと家に居るし、私も取り敢えず追われる作業も無いし、で何だか家でのんびりしている。
まさに素晴らしい "Staycation"を満喫中〜♪
そして明日はいよいよの大晦日!
さて、どんな美味しいものを食べて年を越そうか?考えるのはやっぱり食べ物の事ばっかりなのよね〜、イベントの際には。
そして最近の作品集:
*太い毛糸で割と早く作れてしまう編みぐるみの人形たち*
side A |
side B |
*携帯電話を入れるケースを編んで作ってみた*
2019年は、どんなプロジェクトに挑戦することになるのか?今から楽しみ♪
現在の米国大統領を選出した人々の功罪はじめ憂慮する事が多くあり過ぎる世の中で、とにかく世界の平和と秩序、人々の健康と幸せを願う2018年の終わり。
以前にも増して気紛れな頻度で、細く長く続いてる感のあるこのブログにてお付き合い頂いてる皆さまに感謝しつつ、2019年が皆さまにとっても引き続き素晴らしい一年となりますように!
4 件のコメント:
可愛い編みぐるみ人形さんたちですね。
どのくらいの大きさですか?
手や足、細くって大変だお思いますが綺麗にできていますね。
携帯入れの白とミントは爽やかな色で、すでに新春を感じます。
素敵なクリスマスプレゼント、みなさん喜ばれたことでしょう!!
クリスマスのお話で思い出しましたが、ミネソタやニューヨークでは会社の方の家に呼んでいただいたけど、フィラではそんな予定もなかったので1度遊びに行った事のある(フィラから1時間半くらいの)ロングウッドガーデンのクリスマスイルミネーションが綺麗だというので午後から家族で出かけました。
最初はチラホラ見物客もいたのですが、夕食を食べにレストランに入ったら1組しかいなくその人たちも帰ってしまって私たちだけになり、ウエートレスの子も早く帰りたいような顔をしているねと、急いで食事を済ませて帰った覚えがあります。帰りの道もガラガラで、改めてイブは家で過ごすものなんだって知らされました。
この年末、私は久しぶりに働いています。
昨夕、娘が旦那さまをつれて帰ってきたので・・・
お正月はあまり外食もできないと思い、彼はシーフードは一切食べずとにかくお肉なので、
一昨日から、チキンカレー、スペアリブの下ごしらえ、朝ご飯用のミネストローネ、ラーメン用の焼き豚と煮卵
鶏のから揚げ、サラダ、私たちようのてんぷらそば、フルーツケーキに、フロランタン・・・・
明日は今朝、朝1でデパートで買ってきた中華おせちにお雑煮、ローストビーフを作れば・・・しばらくはゆっくりでくできるかな~
主人は主人で一生懸命、娘たちが使う隣(1月に亡くなった義母の家)でコンピューターが使えるよう使わないコンピューターを持っていったり、電波を飛ばしたりとうれしそうに働いていました。
娘1人だと何もしないんだけど。
昨日、今日はこの冬1番の寒波が来て、みんな寒い寒いと言っているのに、彼はふと気が付いたら半そででご飯を食べていました。やっぱりカナダ人だわ~
1年間楽しませていただき、ありがとうございました。
来年も充実した1年でありますよう!!
yanaさん♪
早速のコメント、ありがとうございます。
日本は一足早くに新年を迎えられましたね〜。
ありがとうございます。
この編みぐるみ人形たち、かなり太い糸なので、短時間で作れてしまうんですが、
身長も大きめで、45㎝とか55㎝とかです。
目にボタンを使った人形が作って見たかったのが始まりです。
人のお付き合いにも地域性があるのでしょうね。
ミネソタはカナダと国境を接してる分、かなりカナダに近い風習な気がしてますが。
会社絡みのお付き合い、、、私はちょっと苦手だったりします。
日本との感覚が違いすぎて距離感が分からないのもあり。
まぁ基本、仕事と私生活がはっきりと分かれてるのはラクかな〜って感じですが。
クリスマスのエピソード、興味深いですね!
レストランでのその感じ、、、私もとっても苦手ですぅ〜。
チップを弾む代わり、嫌そうな顔や態度はしないで、とか思いますが、
でも、逆に良くされても結局、気を遣って慌てて食べてしまう、、、ってパターンですが。わはっ。
素敵なイルミネーションが多いので、見る価値がありますよね〜。
Wow wow wow!ってびっくりの忙しさですねっ!
お料理の量が凄そうです。
そして美味しそう。。。(笑
日本への里帰りが頻繁で楽しそうなのも納得です。
あ、あとは半袖の件!(爆
それ、本当にそんな感じですよねぇ。
皮膚の厚さが違うのかしら?と思うくらい。
やっぱり「慣れ」なのでしょうけれど。
暑さ+寒さに対する感覚にはかなりの違いがありますよね。
シーフード抜きだと、和食ではちょっと困難ですね!?
こちらこそ、いつもお付き合い頂いてありがとうございます!
来年もよろしくお願い致します。
まゆみさん!ひと足先に新年を迎えたまゆみです(笑)
やっぱり、人との適度な交流って大事ですよね~♪
素敵な真心のこもったプレゼントを頂けば、「わぁ~、素敵!どうぞ中へ入ってお茶でも!」って流れになること
間違いなしですもんね。その第一歩を踏み出すまでに、多少の揺れがあるものの、始めてしまえばなんのそのって
感じで。今後のお付き合いの発展が楽しみですね。
可愛い携帯ケース(*^-^*)色といい、可愛いワンポイントがどちらも違ってそれぞれ素敵!
でも、私が購入しても、汚したくないから飾って使うのがもったいなくなりそうです。
ご主人のクリスマスツリーも個性的でいいですね~。
プレゼント持参でご近所をまわった感想もとっても重要!
ところで、ご主人からまゆみさんへのクリスマスプレゼントは何だったのかしらん??興味津々です(笑)
去年は世界的に本当に危機的な状況が何度も生まれ、日本も清水寺の一年を表す漢字が「災」だったのには、
みんな頷きましたからね。
今年も変化の波は続くでしょうが、どうか平和で人間も自然も、もっと大事にされる社会であって欲しいと願う
日々です。
新しい年が、まゆみさんのご家族にとって豊かで幸多き年となりますように。
今年もよろしくお願いします♪
まゆみさん♪
新年早々のコメントありがとうございます!
毎年の事ではありますが、日本との年明け時間の差が本当に妙な感じです。(笑)
ほんと、人との交流では得るものも大きいですよね〜。
それを実感したのは、今日のランチですが、
お隣のご夫婦に教えて貰ったレストランへ早速足を運びひたすら感激し、教えて貰って良かったー!なんて。
情報をはじめ、学ぶとこも大きいですね。
ありがとうございます。
実用性を考えると、やはり白とか淡い色はタブーかな〜なんて思いながら作ったのですが、
やっぱり自分でも余り使う機会は無いかも?なんて。。。わはっ。
クリスマスツリーは未完成で、この上を布で覆うらしいんですが。
本物の木や、緑色のツリーよりも、白いのがマジカルな感じで好きなんですよね〜。
プレゼントは、、、この歳になると余りロマンチックでもなくて、実用的で無駄の無い、、、自分で選ぶ、方式なのです。
えーっ!何と、「災」だったのですかー。何ともネガティブな。ちょっと驚きです。
アメリカも、引き続き混乱の政治が継続中〜、ですが。
本当に、目先の有益だけでなく、広い視野での平和や環境に考慮した政策、ライフスタイルを考えるべき時代なのかと思います。
ありがとうございます。
こちらこそ、今年もよろしくお願いします♪
お互いに健康で充実した一年となりますように!
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