2018年7月11日水曜日

ガーデン日誌

今年もあっと言う前に半分が終わってしまったと言う現実の衝撃。。。

後半もきっと、あれよあれよと言う間に経過して再びの年末年始を迎えることになりそうな予感いっぱいなんだけど、少なくとも目一杯充実させて後悔の無い1年として締め括る事が出来るよう心掛けたいとは思ってる。

引き続きインスタグラムをやってるので、手短かで気軽な写真のアップをそちらにして、新旧のInstagram友達たちとのやり取りも即座にあったりで、それが何となくブログの代替えになってるような。

全くの余談ではあるけれど、Instagramで垣間見る日本人同士間のやり取りとか会話が新鮮で、例えば「フォローありがとうございます」とか「フォローさせて下さい」とか「勝手にフォローしてすみません」とか「よろしくお願いします」とか、、、いちいち「挨拶」しないとイケナイみたいな雰囲気が何だかとっても面倒臭そうで。

そう言うのも目にすると「ハッ!」として自分を省みる機会になる訳だけど、ひょっとして自分は随分と礼儀知らずで失礼な事をしてるのかも?などと思わされる。

かと言って、今更、敢えて日本人のように振る舞うつもりも無い(国籍は未だ日本人なんだけど!)から、飽くまでも自分の好き勝手にフォローしたりフォローするのを止めたりして、それは国際的なスタンダードであって何ら問題ないと確信してるので自己完結してはいるんだけど。

国民性とか文化について考えるのは興味深く飽きる事が無い。

なので引き続き日常的な「人間観察」を継続して行くけれど。

昨日の外出でもユダヤ系、ソマリア人、アメリカ原住民、アフリカ系アメリカ人の人々との交流が特に印象に残り、私の中での個人的なリサーチとして記録。

何の役に立つと言う訳でも無いけど。

密かな愉しみと言うか、人生勉強的な趣味って感じ。





借家暮らしから持ち家になったので何かと家の周りの雑用が多く忙しい。

庭仕事も顕著な代表。

何しろ自分の庭があるって現実が手放しで嬉しくて、腰に蚊取り線香をぶら下げて、L.L.Beanのインディゴ・コットンシャツを制服の作業着に、Lee Valleyのツールを入れた腰ベルトをカチッと締めて、ゴム製のガーデニング靴を履いて、汗びっしょりの作業をするのが何とも満足感いっぱい。

何事も形から入るって傾向が未だに強い自分にとって、良い道具があるってのは重要なポイントでもあり、作業を楽しくする「小道具」でもあったりする事実。

敷地が広くて私一人では手が回らないので、芝刈りは Kaitoに発注。

南向きの裏庭にはどんな花壇を作るか?楽しみにしてたんだけど、季節が変わり春になって大きな樹々に葉がついて、何だ日影ばっかりじゃん〜ってのに気付いた。

そして、日影を好む多年草が既に沢山植えられてるって現実。

なので私は自分の裏庭に居ながらにして森林浴を愉しんだり。

叶わない贅沢を言えば、蚊がいなければ最高なんだけど。。。

嬉しい驚きは、私が植えたいと考えていた「自分の好きな花々」の多くが既に、前の家主:Bettyさんに依って植えられていたって言う発見の連続。

同じ物件を(時期を違えて)所有するって言うことは、家屋(外観や間取りのデザインなど)の好みが似てるってことも多少なりともある気がするんだけど、それを裏付けするかのように、内装の色とか備え付けの家具や備品(大きな鏡とか取手とか)なんかも、割と私が自分で選びそうなものだったり。

なので、植木の好みまで似た路線だったりするらしいのも面白い。

絶対に植えたいと思っていたライラックの樹が既に2つあったのをはじめに、大きなツツジも玄関先に植えてあって春先の色の無い時期に綺麗な花を沢山付け、目を楽しませてくれたし、ハミングバードを惹きつける花を咲かせる低木があったり。

*割と大きな低木ツツジ
遠く左手に見えるのがライラックの低木*


*ハミングバードを惹きつける
Weigela Florida Sonic Bloom Red
Reblooming Weigela (多分?)*



花壇で一際映える芍薬も既に植えられていて、日影なので開花が遅く、それが果たして何色なのか?未だ分からないから、楽しみに待ってるとこなんだけど。

*なかなか咲かない芍薬(左)*


うっかり雑草と一緒に引き抜きそうになった蔓の先に綺麗なクレマチスが花を付けていて、一瞬、息を呑んだ先週。

*気づかずに引っこ抜きそうになった
(巻き付かせる棒を添える予定)*


大好きなスズランの花を自分の花壇に欲しくて、探し回って入手した鉢を2つ丁寧に念入りに植え付けた後、割とかなりの時間が経ってから裏庭で伸び放題だった草取りをしてる最中に「おやっ?」と気づいてみると、何やら見慣れた葉っぱが下に隠れていて、「えぇ、これはもしや?」と半信半疑で覆っていた草を無我夢中で抜き取ってみると、何とそこには、ひっそりと控えめにスズランの群生があった(開花は既に終わってた!)と言う、何とも拍子抜けと言うか、嬉しい驚きで、私が仰々しく植えたあの2鉢は何だったんだ!?って感じと同時に、春先、誰にも知られずに密やかに花を付けていた形跡に、気付いてあげられなかった自分が申し訳なくて悔やんだ。

*私が2株だけ植えたスズラン(左下)*

*発見したスズランの群生*

*花が終わってしまった形跡*


あとは何と言っても紫陽花。

私がこの上なく大好きな紫陽花が、この家には複数の種類で沢山あちこちに植えられているってのが本当に嬉しくて感謝の気持ち。

背の高い、ほとんど樹って感じの紫陽花がガレージ脇に植えられてるのを筆頭に、裏庭のあちこちに紫陽花がまとまって植えてあるのが迫力。

白い紫陽花ばっかりなのは寂しいから、やっぱり青や青紫色をした紫陽花も複数植えて増やして行きたいと計画していて。

*露草の群生に押され気味の紫陽花*

*裏庭の紫陽花*

*サンルームのデッキには別の種類の白い紫陽花が咲きそう*


そんな折、先週、裏庭の隅っこにピンク色系の紫陽花が咲いてるのを思い掛けずに発見して、思わず飛び上がるほど嬉しくなった。

*裏庭フェンスの角に植えられた紫陽花*


とにかくそれ程に複雑に入り組んで多種多様の植物が植わっている敷地だから、季節を通じて見ない事には、いったい何処にどんな発見があるのやら?って状況。

チャイブとイタリアンパセリが植わってるハーブ花壇には、小さなトマトが育ってるのも発見したばかり。

*サンルーム脇の花壇は多分ハーブ花壇?*

*ハーブに混じって小さなトマトが育ってる*

*追記*
ミニトマトかと思ってぬか喜びしてた上記の植物は
その後、「黒い実」にしかならない事が判明。
つまり単なる雑草だったのでした、と言うオチで。
とほほ。。。



あぁ〜〜〜っと、嬉しい溜息が漏れるばかり。


8 件のコメント:

ミリンダ さんのコメント...

まゆみさんの分身の方がお住まいだったようなお庭の風景ですね
自分で一から作る庭も素敵ですが この様に季節を巡るごとに嬉しい発見に驚かされるのも こうしてみると素敵な事だな~と感じました その様なお家に巡り合う不思議
とても広いお庭のご様子 羨ましいですね
森の中の別荘のようですね
アジサイはこちらでは既に立ち枯れアジサイですが 今が盛りなのですね
スズランはドンドン増えますよね 広いからこそいいですね 我が家などは狭いので多種植えるとどれかが負けてしまいますので鉢で育てた方が元気ですが 其の鉢の置き場に困る 状態です💦
腰に付ける蚊取り線香 ってそちらにもあるのですねー (我が家では主人の庭仕事スタイル) ちょっと\(◎o◎)/! とても便利ですよね 蚊取り線香って日本だけと思っていました

Mayumi さんのコメント...

ミランダkeikoさん♪

本当に縁って不思議なものですよね。
巡り合わせと言うか、目には見えない磁力のようなものがあるような気がします。

自分の庭を作るって、楽しみではありますが、本当に莫大なお金と労力が掛かるのを実感します。
多分、経済的に余裕のある人ならば、プロのランドスケープ会社などに任せるのかなぁ、なんて思うのですが。

ミネソタの人々はキャビンだとかコテージだとかを所有する場合も多々あるのですが、
私は幸い、今度の家はまるで軽井沢のよう、、、などと勝手に妄想してますので(笑)セカンドハウスは必要ないです。
樹々に囲まれて、渓流も裏庭の外にありますし。
まさに別荘というか、毎日がリゾートのようで本当に楽しんでます。

やはり日本は花の開花時期もひと足早いですね〜。
紫陽花は、ようやく咲き始めた、、、って感じです。
ミネソタやカナダの花の時期は本当に遅くて。(笑)
スズラン、どんどん増えてくれると嬉しいです!
今まで余り成功しなかったのですが。

蚊取り線香は、多分、余り人気が無いとは思うんですが、普通に安価で購入できます。
北米では柑橘系の匂いのするキャンドルタイプのものが人気があって普及してるようです。
蚊取り線香の方が効果的な先入観があるので私は愛用してますが、家の中では流石に使いたく無いって感じですね。(笑)
まぁ家の中で蚊を見かけることもほとんど無いのは不思議ですが。気密性かな???

Mutsuko さんのコメント...

わーいお庭写真だー(*゚∀゚人゚∀゚*)♪
しかし類友とか言いますがやはり好みが似てるって色々重なるもんですねー。

話はかわり、クレマチスが鮮やかで綺麗ですね、すずらん、紫陽花とか好きな花の名前が出て来てワクワクです。

お寺のバイトでは毎週応接室各部屋とお堂から眺めるお庭を見るのが楽しみだったのでこれからはまゆみさんの庭を楽しみに写真アップ待ってます��

しかし緑ある所には蚊は勿論蛇やカエルやゲジゲジもいて悩ましいところですよね。
お寺では毎回友人と悲鳴をあげながら掃除してました(笑)

庭仕事、虫刺されと熱中症には気をつけて下さいね。

そうそう、インスタのフォローの一言分かるー、日本人は本当に丁寧と言うか私も「えっ?」いちいち書かなきゃフォローしてはいけないの?とか思ったら面倒で(笑)
自分の好きにやらせてよって思いますが十人十色の考えに添うのは難しいのでインスタは姪の様子が見れればいーかと姪のネットストーカー用になってます。(笑)

なにはともあれ新しい生活を楽しんでいるご様子に私も嬉しくなりましたー。




yana さんのコメント...

日が長く、お花も咲いて良い季節を迎えているのですね。
ま~、お花の趣味まで似ているなんて本当にラッキーでしたね。

それにしてもお家でハミングバードが見られるなんてうらやましいわ~
旅先でしか見たことがありません。小さくって飛び方が愛らしくって、もう一度見たいな~と思いますよ。

義母が好きだったのか家にもスズランが毎年咲きますが、すぐ暑くなるのでからからになって
可哀そうです。横浜には合わないようなきがします。

私も、いろんな紫陽花をブーケにして飾るのが好きで6種類ぐらい植えています。
そして気にいった紫陽花はさし木をして増やしているのですが、一昨年さし木をして
やっと成功した木を昨年、草刈りのカマでチョンと切っちゃって・・・・すごくショックでした。
でも生き残ったもう一本の方が今年可憐な(薄ピンクでふちが赤い)花を付けてホッとしました。

ミネソタの蚊は有名ですものね。湖が多いのでしょうがないんでしょうね。

日本の生活がいやだというわけではありませんが、アメリカの生活は今でも楽しかったなと思います。
あの気楽さは何なんでしょうね。
 
では、ミネソタの素敵な夏を存分に楽しんでね!!





ミネソタの蚊は有名ですものね。湖が多いからしょうがないのでしょうね。


Mayumi さんのコメント...

Mutsukoさん♪

この家の前回の所有者、Bettyさん、には一度だけ対面したんですが、
性格的には私とは全く気が合わなそうな人だわー、なんて印象だったんですが(笑)
内装や庭の趣味が似通っているのが本当に意外で驚かされています。
人って、外見や雰囲気だけでは判らないものですよねー。

余談で、大好きな忘れな草の種も蒔いてみたのですが、ひょっとして結果が出るのは来季かも?

お寺の庭は多分、和風なのだろうと想像するのですが、
日本式の庭園でわび+さびの世界も良いですよね〜。
和洋折衷の庭造りが出来たら理想かも、ですが、まとまりが無くなってしまいそうな恐れもあり、、、素人なので。

ミミズには流石に慣れましたが、見慣れない虫や大量の虫には未だギョッとします。
先週は巣から落ちたらしい鳥の赤ちゃんの対処に動揺しましたが、野生に戻せたようでホッとしてます。
自然界との関わりって感じですよね〜まさに。

ソーシャルネット系は、義務や義理で重たく感じたら余り楽しく無いですよね〜。
本人の目的に沿って本人のペースで楽しめるのが一番かな、なんて思います。

いつもありがとうございます〜♪
引越し、大変ですが頑張って下さいねーーー!!!


Mayumi さんのコメント...

yanaさん♪

すっかり遅くなってしまったお返事ですみません。
カナダからの来客がようやく帰りました。(笑)

このところのミネソタは本当に良い季節、良い気候で、快適で過ごし易く嬉しいです。

私もこれまでハミングバードにはほとんど縁が無く、前回の家でも見た記憶が無いのですが。
車でほんの20〜30分離れた距離のこの家で見ることが出来るのは、やはり周辺の環境や植えられてる樹木に依るところが大きいのかも知れません。
デッキに出た際、目の高さで羽ばたくハミングバードと目が合ったまま数秒で見つめ合ってた瞬間は、何だか奇跡的な気がしました。
今後、ハミングバード関連のデザインのものなどが気になりそうです。(笑)

スズランって、見た目も可憐で、控えめでデリケートな印象ですが、やはり暑さにも弱いのですね〜。
大好きなので増やしたいのですが、これまで成功したことが無いんです。
だからこそ、今回の家の裏庭には期待感いっぱいで。
来春が今から楽しみです。

紫陽花、特に最近は色々と新しい品種も多いみたいですね。
どんな種類も素敵ですが、紫陽花の花色を青味がかったものにする為の商品(土の酸度を調整する)を買いました。
まだ実際に使ってみる場面が無いですが。
挿し木で増やすのは素晴らしいですね!
手間が掛かりそうですし、熱意を要しそうです。

大小の湖が多いミネソタですが、蚊でも有名だったのは知りませんでした!
実際に結構な蚊の量かも?と納得です。
個人差は大きそうですが、私は蚊に刺され易く、痒さが長時間でシツコイので本当に憂鬱です。
日本製の薬(キンカンとかムヒとか)にお世話になってます。
使い慣れてる分、効くような先入観があって。(笑)

同じ北米でも、アメリカはカナダよりも更に開放感いっぱいなのですよねー。
私はミネソタと西海岸しか知りませんが、カナダの時よりもリラックスして快適に暮らせてます。
選択肢があれば、アメリカでの生活を選ぶかも?なんて思うこの頃です。
住めば都、、、ってのもあるかも、ですが。

日本は蒸し暑さが厳しそうですが、どうぞお気を付けて、夏期ならではの楽しみが満喫できますように!


























yana さんのコメント...

昔だけど、パロデイーでミネソタステートバードと蚊の絵がかかれたTシャツありましたよ。

こちらは朝から30度以上、10時ころ車に乗ったら外気温がすでに37度。本当にこの暑さどうにかしてもらいたいです。
気温が35度を超すと蝉も鳴かなければ、蚊も飛ばないんですって。どおりで日中静かですもの。

そうそう、カナダのお客様・・・お疲れ様でした。

Mayumi さんのコメント...

yanaさん♪

ありがとうございます。

パロディTシャツとかお土産用のTシャツには面白いデザインのものが多いですよね。(笑

朝から30℃もあるのは辛いですねぇ。
熱帯夜の寝苦しさも、熟睡出来ないと疲れが取れない気がします。
幸いミネソタは朝晩涼しく肌寒いくらいで、日中もエアコン無しで過ごせる日が結構あるので(経済的にも!)助かります。

どうぞご自愛下さいね♪