彼女の滞在中、気温がぐっと下がって日中も割と安定して、30℃を越える事なく快適な日々のまま終了する事が出来てほっとした。
期間限定で米国テネシー州のナッシュビルで仕事をしている義姉の旦那さんを訪ねた後のついでに、ミネソタの私たちの所に寄って2年振りの再会を果たし、私たちの新しい住居も見てもらい、ついでに Kaitoの21歳の誕生日も一緒に祝って貰った。
何しろナッシュビルは蒸し暑かったらしいし、政治や文化的にも保守的(トランプを支持派の層)で息苦しかったらしいから、ミネソタのクール(気温的にもリベラル的にも)な気候風土は特別、爽やかに感じたらしい。
この辺りの家屋では、セントラルヒーティングとエアコンを兼ね備えてるのが一般的で、家中どこの部屋も同時に暖房や冷房が効いて、割と温度が一定してるんだけど。
大きな住居でサーモスタットが一箇所の場合、家の隅々を同じ温度にするってのは容易でなく、だから私たちの前回の家みたいに、西日の当たる1階の部屋はちょっと暑くて、地下は冷えすぎて寒い、って例も多い。
だから多分、部屋ごとに温度設定を調整できたら理想。
カナダで最後に住んだ家には冷房が一切無かった(代わりにプールがあったけど)のが信じられないンだけど、暖房は電力で、各部屋にヒーターとサーモスタットがあったので、それぞれ部屋ごとで好きな快適温度に設定できるのは良かった。
そして今回の家も、割と珍しくセントラルの冷暖房のシステムでは無く、ガスのストーブがあったり、電力で各部屋を暖めるシステムだったり、そして日本でお馴染みの形式の電気エアコンが4機備え付けられてる。
主寝室とリビングルーム、ダイニングルームとファミリールーム。
ゲストルームは暖房の調節が可能でも、専用の冷房機が無いのが残念。
なので猛暑の最中でのゲストの滞在はちょっと辛いかも。
まぁ日本の蒸し暑さや熱帯夜に比べたら、どうって事ないのかも知れないけど。
とにかく、先週月曜の夜遅くに到着し、金曜の朝のフライトで帰って行った。
Davidは彼女の滞在に合わせて仕事を1週間お休みしたんだけど、日本の会社に勤務してたら多分、そんな事も難しい(日頃から残業なんてものも一切ないし!)かも知れないなんて思いながら。
Lizの滞在中で終日過ごせるのが正味3日間。
彼女の希望も聞きながらアクティビティをリストアップ。
湖の多いミネソタなのでビーチで水浴び、とか、カナダに出店してない『Trader Joe's』での買物とか、世界中で大きな屋内型のショッピングモールのベスト3に入る『The Mall of America』に買物に行って、これまたカナダには出店してない『L.L.Bean』の大規模な路面店を覗いたりとか。
あとはコンテンポラリーな美術館『WALKER』に出掛けて、リニューアルした屋外の彫刻庭園を散策した後、ギフトショップを覗いて、カフェレストランで昼食を済ませ、『American Swedish Institute』に移動した後は、ミネソタで唯一のお城?と名高い豪邸の見学も楽しんだ。
夕食には私たちが贔屓にしているお薦めのメキシコ料理の店や、鉄板焼きグリル(有名どころの紅花風?)の店で舌鼓を打ったりの連続だったから、私が敢えて腕まくりをして料理する機会もほとんど無く楽チン♪だった。
引っ越しから3ヶ月、、、Lizの到着前、ゲストルームは「取り敢えずの物置き部屋」と化してたんだけど、彼女のお陰で片付ける動機に拍車が掛かり、一気に片付けと掃除、ベッド作りが捗ったし、新たに IKEAで手配した安価なベッドサイド・ランプもセット。
この勢いで家中のあちこちが片付くといいんだけど。。。
彼女が帰ってしまった後は一気に脱力。
とにかく1週間が無事に過ごせたから良かった。
*ミネアポリスの名物:スプーン橋とサクランボ*
カラッと晴天でも汗ばむ程でも無く快適で最適な外出日だった