はじめてのレシピ

水曜日は久し振りに Annと待ち合わせ、Blvd. St-Charlesに新しく出来たケベック発祥の人気”朝食レストラン”『Chez Cora』へ。

夏休みの間、ご主人の実家オランダへ家族で帰省したついでにスイスやイタリアやフランスも廻ったらしく、長い留守の間ずっと会えなかったので、久し振りにお喋りが弾んだ。

それにしても！　ヨーロッパでは色んな国を気軽に？廻ることが出来て何だかちょっと羨ましい感じ。

フランスでは憧れのルーブル美術館へも立ち寄ったそうで、ヨーロッパ未踏の私もいつかルーブルの周辺とベルサイユ宮殿、そしてロンドン辺りは訪れてみたいなぁ〜、なんて思いつつ。

いずれにしろ、『Chez Cora』は朝食とランチのみ営業している、卵料理やフルーツをたっぷり使ったメニューが多い気軽なレストラン。

＊ランチメニューには各種サンドウィッチ類も＊

私は大好きな卵料理メニューで定番のEggs Benedictを注文。

＊Hollandaiseソースがたっぷり〜！＊

大好きなので、外で朝食やブランチを食べる機会がある度に食べるEggs Benedictではあるけれど、このメニュー、これまで私の中では飽くまでも「外で食べる限定」メニューであって、わざわざ自分で作って家で食べたい欲求ってのがまるで無かった。

そこには多分「２つの壁」があったから。

相変わらずいつもの漠然とした先入観から、「なんだか作るのが面倒で難しそう」な一つ目の壁が黄色い「Hollandaise/オランデーズ・ソース」と、二つ目の壁が「Poached Egg/ポーチド・エッグ」。

特別な理由もなく、これまで一度も作ったことの無かったこれらを何故か急に作ってみることにした。

とは言え、オランデーズ・ソースはKnorr/クノール社から出てる"Mix"を作ったので、手抜きではあるんだけど。

用意するもの：

バターと牛乳だけの手軽さとは言え、バター1/2カップ!!!ってハンパない量に驚き。（北米の１カップは250ml）

ここで初めてオランデーズ・ソースのカロリーの高さに直面した感じで、だからこれまで食べる機会を何となく自己制限する本能的機能が働いてたのかも？なんて。

まずは、オランデーズ・ソースがピッタリ合うサーモンと、パスタを添えた夕食でソースのでびゅー。

＊アトランティックではなく、スティールヘッド・サーモン＊

そして、ポーチド・エッグにも初挑戦して、家で初めてEggs Benedictを作って見た。

＊グリーンアスパラガスもお約束、って感じの付け合わせ＊

小鍋に少量の酢と塩を加えたお湯を沸騰させて、ぐるぐると菜箸でかき回した「渦潮」状態に卵を静かに落として２分半程度、、、という方法（←ネットで見つけた）で。

おうちで作る初エッグス・ベネディクトは割りと好評だった。

でも一人分作る訳ではないから、ポーチド・エッグ、一度に８個くらい作れる道具が必要だわね、次回からは。