2011年4月19日火曜日

私は珍獣になりつつあるかも

何て言うことの無い週末を過ごしたものの、先週金曜日はErikaの小学校がPed Day(教育委員会全体でのTeachers' Professional DayとかTeachers' Conventionとか、つまり勉強会みたいな?)で学校がお休みだし、今週月曜日はKaitoのハイスクールがPed Dayで休みだった。

今週末はイースターで、それぞれ学校は5連休だし。

どんだけ休みが多いの?カナダの学校は!?

そうこうしてるうちに、あと2ヶ月もすれば夏休みに突入だし。


週末に発熱して嘔吐したErikaは月曜日に大事をとって学校を休んだので、図らずも4連休だった。

遊びに来る予定だったKaitoのクラスメイトTonyのお母さんは、再婚相手との間に赤ちゃんが産まれたばかりだと言うので、念の為、電話して「Erikaが風邪気味で学校を休んでる」と知らせたら、案の定ビビって、生後7週間の新生児の健康リスクを危惧し、TonyとKaitoとの"Play Date"は敢えなく延期ってことで、がっかりしたKaito。

なのでTim Hortonsのドーナツを買ってあげた。


何て言うか、Tonyのお母さんの出産は私にとってちょっとした衝撃だった。出逢った頃は、まだ夫婦が別居中で、二人の間には3人の子供たちがいたから。

別居とか離婚とか再婚とか、新しいパートナーとの間の4人目の子供を出産とか、私にはまるで想像のつかない未知の世界の話で。

勿論、自分には直接、関係の無い話ではあるんだけれど、それでも同じ女性として、感情的に影響を受ける部分は大いにあるみたいで。


折しも、ちょうど今モントリオールで始まったばかりの裁判が地元新聞に大きく取り上げられていて、子供を巻き込んだ離婚劇(男女共に医師のカップル)が引き起こした殺人事件(妻の浮気により別居中の夫が2人の幼児を殺害し自殺を図った)の周辺状況が、証人喚問で述べられた証言から記事となって明らかになる度、何ともやりきれない気持ちになる。


ほんと、あちこちに余りにも多く日常的な「夫婦の別れ」があり過ぎて混乱する。


結婚生活を維持し続け、フツーにお父さんとお母さんが同じ家に暮らし、昔の「サザエさん」とか「ちびまるこちゃん」みたいな世代での、平凡で極一般的な家族としての生活を継続して行くことが、何となく時代遅れでトレンドから外れてるみたいな。
(実際、私たち夫婦、色んな意味でドンクサイ。。。のは確か)

まるで「生きる化石」みたいに希少性のある存在になりつつある気さえするこの頃の不思議な現象に戸惑う感じ。

3 件のコメント:

まゆみ さんのコメント...

お嬢さんはもう良くなられましたか?

なんか複雑な気持ちになるような周辺の家庭状況
ですねぇ・・。

でもこんな風だから敢えて「化石のような」希少価値のある家族や対人関係が‘キラリと光る’んじゃないでしょうかね。

日本の忙しい子どもたちに、お休みを分けてあげて欲しいような気分のわたしです。(笑)

楽しくお過ごし下さいね。

Mayumi さんのコメント...

まゆみさん♪

お陰さまで火曜日から元気に学校へ復帰しました。
ありがとうございます。

その後も引き続き、もう本当に多くの別居、離婚劇が身近にあり過ぎて、それが一般化しつつあるというか、感覚が麻痺する感じです。
自分たちがあたかも"Old Fashion"にさえ思えて来る。(笑

日本での「ゆとり教育」の試みは良い傾向かと思ってたんですけどねぇ、個人的には。

LM さんのコメント...

今年は毎月海外に出ており、各国の夫婦関係なども話題に上ったりするのですが、例えばインドでは既婚女性の数割が配偶者以外の男性とのセックスを謳歌している、とか。

さらにインドでは若い人はFacebookをセフレ探しの便利なツールとして活用中だそうで、ヒンドゥー教のイメージとは異なり非常に興味深く感じました。

また、中東では既婚女性が親族以外の男性と言葉を交わしただけでも顰蹙を買い、親族以外の男性と1対1で密室にいるような状況になっただけで、名誉殺人の対象になったりする程イスラムの教義は厳密に運用されていたりする反面、その抜け道として親族内での不倫(配偶者の兄弟など)が非常に多いそうです。

離婚しても、しなくても、世界中でやっていることは同じなのですね…。 笑。