2016年8月8日月曜日

陸の人魚



ミネアポリスの郊外に、高速道路を下りた出口近くの敷地に割りと広い駐車場と商業施設のビルがあって、その屋根の上に何やら神々しく空に向かってそびえ立ってる物体を見掛ける度、それがいったい何なのか?気になってた。

暗闇の中で見るとその大きさも手伝って迫力があるし。

ちょっと怖いもの見たさと言うか少しだけ興味津々だったり。

何と、それが人魚だってことが解り直ぐに検索してみたら、何のことはなくフツーにレストラン、、、と思いきや、宿泊施設(つまりホテル)を備えた娯楽施設(ボウリング場)兼のスポーツ・バー+グリルだった。

私的に「何でこんなところに!?」なのではあるけれど、このところ人魚や海に関連する作品を継続的に創作していた兼ね合いもあって、縁のようなものを感じたり。

大体、内陸の僻地で店の名前が『The Mermaid』ってのも謎で、しかもあんなにデカデカとそびえてる人魚の銅像がいかにも地元の名物 "Paul Bunyan"の像に通じるところがあって、典型的な田舎のドライヴイン風に "tacky"な雰囲気もあり。

好奇心を刺激する要素がいっぱい。

それで昨日、日曜日の午後にようやく家族4人揃って探索に出掛けた。


近くで見るとそれが人魚ってのが一目瞭然なのではあるけれど。

でも、まるでカワイイ系の人魚ではなくて、やっぱりちょっと迫力があって怖い。

建物内に入って見ると、外から見るよりも断然に広くて大きくてびっくりした。

割りと立派な規模でのアーケード(ゲーム機のあるコーナー)もあったり、パーティ会場もあったり、奥手にはホテルへの連絡口があったり、ボウリング場も本当にしっかりと「ボウリング場」としてだけ運営されてもおかしくない規模の施設(32レーンもある)で、これまた驚き。

なので取り敢えずボウリング靴を借りてレーンをゲットしてボールを選び、4人で交互に2ゲームを楽しんだ。

*別のレーンでは誕生日会をやって盛り上がってた*


結果は予想通りに散々なものだったけど。

だって5〜6年に一度プレイするかしないかの頻度でのゲームだから。

実はたまたま義姉に薦められて去年、公開になったらしい Simon Peggの映画『Man Up』を DVDで観たばかりで、彼等がブラインド・デートでボウリングをする場面が楽しそうで、ボウリングと言うゲームの存在を懐かしく思ってた矢先だった。

映画の場面でボウリングと言うと真っ先に思い出すのはやっぱり『The Big Lebowski』だったりするけれど、ってのは余談で。

ボウリングでお腹を空かせた後はバーの方に移ってブースを確保。

手で食べられるタイプの前菜を幾つか分け合って、私はメインに「フランス風ニューヨーク・ステーキ」なる(一見、何だそりゃ?みたいな)ものを注文。

ニューヨーク・ステーキにフランス風のソースが掛かったもの。


アメリカと言う国で新参者の私にとって、色んなモノや場面を評価するこの国での基準が出来上がってないから、実はこのレストランにも少しだけ「場末風」な空気感が漂ってるのを感じて、だから一体どんなレベルでの料理が出されるか?怖かった。

差別的な発言は極力控えるよう日頃から心掛けてはいるんだけど、それでもこの店の客層は余り素晴らしいとは言えない場面もあり。

過去にカナダで体験したのとはまるで別の種類の人々の傾向と言うか社会性と言うか、人種や文化の違いが複雑に混じり合った奥深さを感じさせられる、まだまだ未知で不思議なアメリカと言う国。

それでも多分ミネソタは、アメリカの最北に位置して国境をカナダと共有していることもあり、アメリカ全土の中では最もカナダに近い、、、地理的だけでなく文化的にも、、、州だと認識しているし、芸術や教育だけでなく食文化もかなり充実して水準が高いことを印象付けられる。

と言うのも、おっかなびっくり注文したこの怪し気なレストランでの食事も、実は驚くくらいに洗練されていて美味しかったから。

勿論、量も多くて食べ切れない分は、通例の如く箱を貰って持ち帰ったけれど。

久し振りに家族揃っての外出は新鮮味があって楽しかった。

その流れで、家に帰った後は Davidと裏庭でバドミントンしたり。。。

箸が転げても面白い、、、ってな歳でも無いのに、何故か「夫婦でバドミントン」ってのが余りにも非日常で、羽根を追って不格好に走り回る自分達の姿を客観視すると可笑しくて、一つ一つの動作に笑い転げたから余計に疲れた。

そしてちょっとだけ筋肉痛。






2 件のコメント:

keiko ミランダ さんのコメント...








フランス風ニューヨークステーキ 美味しくて良かったですね
写真で見ると 何だかフレンチフライなど 放り投げ入れているように見えます(;^ω^)
量が多いから そうなるのでしょうね
ご夫婦仲良く楽しめて いいですね  \(´∀`)/













Mayumi さんのコメント...

keiko ミランダさん♪

ありがとうございます。
うふふ♪実際、アメリカでの食事は、フランスは勿論、日本と比べても多分、量も多くて雑な盛り付けかと思います。(笑
慣れって怖いですよね。
それが基準になってしまっていて。
かなりハードルが低く設定されてる感のある私基準なこの頃です。(笑