2013年6月24日月曜日

遅延のちキャンセル

暑っ!

モントリオール郊外ただ今の気温、摂氏29度なり。

今日はケベック州の祝日で多くの人々がお休み。

子供たちは皆、夏休みに突入。

私は今朝、早朝に Davidを空港まで送って来た。


本来は昨日、日曜日の夕方7時頃に出発の便で単身赴任中のミネアポリス(米国)へ帰る予定だったんだけど、ミネアポリス発モントリオール往きの便が3時間くらい遅れ、折り返し便のモントリオール発も当然、その影響で大幅に遅延。

ミネアポリスからの飛行機が出発したのを確認してからモントリオール空港へ向かった時、出発予定時刻は午後10時半前後の見込み。

出発2時間前である8時半頃には無事、空港へ到着し、たまたま Davidが搭乗予定のデルタ便のクルー(パイロットをはじめ複数のフライト・アテンダント達←制服で直ぐに見分けが付く)も到着。

空港ビルに入って行く彼等を見送り安心して自宅へと車を走らせた。

ところが、ほどなく携帯に Davidから電話があって、フライトがキャンセルになったんだそうで。

へぇ〜、まぁ、そんな事もあるよね、とは思ったものの。

理由を聞いてビックリ。。。

モントリオール空港のセキュリティが定時で閉まったらしく?職員がみな帰って無人の為、通過することが出来ず、当然、デルタのクルー達がゲートをパス出来ない事には飛行機を飛ばす事も不可能な訳で。

なんてお気楽なの?

遅延の便があるって知らされてなかったみたいなのはともかく、もっと夜遅くに発着の便もあるだろうし?それに対応して職員もシフト勤務じゃないの?

てか空港って、早朝から深夜まで機能してると思ってたケド。


いずれにしろ、"compensation"として翌朝の便で出発するまでの宿泊が出来るよう、ヒルトン・ガーデン・ホテルで1泊の "hotel voucher"と、空港での朝食が無料で出来る "meal voucher"が航空会社から支給された。

ケチで貧乏臭い私には、せっかく無料でのホテル宿泊券を無駄にするのは惜しい気もしたんだけど、せっかく近くにいながら独りぼっちで味気ないホテルに一泊させるのは可哀想な気がして、予期せずあと一泊追加で自分のベッドで心地良く眠れるように、夕べ、送り届けたばかりの空港へ再び車を走らせ Davidを迎えに行って来た。


しっかし単身赴任って微妙よね。

勿論、多くの人々がしてることではあるんだけど。

夫婦が離れて暮らすって、うちの場合は経済的な理由であり、生活の為であるから選択の余地は無いンだけど、夫婦としての色んな意味での「絆」?を試される文字通り「試練」のような気もする。

最初は寂しかったり心細かったりするんだけど、変化のステージ(度合い?)があって、いずれにどんな状況にも慣れてしまえる順応性がある分、感覚が麻痺すると言うか。

不在を寂しく思う気持ちが、いつの間にか、自分一人でいる方がラク、な感覚へと傾倒して行く感じが自分でも怖い。

距離が離れてしまっても、別々の生活になってしまっても、日々の暮らしの中で共有するものが少なくなってしまっても、相変わらずにお互いを想い合う秘訣ってあるんだろうか?

時々、夫婦でいることの意義とか意味とかを考えさせられる。

まぁある意味、とても実験的で興味深い期間ではある。



2 件のコメント:

まゆみ さんのコメント...

そんな事情があったんですか~。ホント、空港って、24時間眠らないってイメージがありますよね。でも、ご主人と少しでも長く居られたのは良かったですね。

日本は、特に単身赴任が多い国だとは思うのですが、こういう場合の「夫婦の絆」や「夫婦間の距離」って、努力と忍耐で鍛えられ、築かれるって気がしますね。

まゆみさん家は、今回のご主人の出張はかなり長いので、色々考えることも多いでしょうね。

離れてなくても、長く夫婦やってると「お!今日は居ないの?ちょっとラッキー!」とか思っちゃったりしますもん(笑)

ま、一生こういう気持ちが見え隠れしながら、
二人で老いていくんでしょうけど。

子どもさんたちも夏休みに入り、忙しくなりましたね。また、プールで泳いだり、読書したり。まったりした夏休みも楽しんで下さいね。

Mayumi さんのコメント...

まゆみさん♪

飛行機には何度も乗ってるハズなんですが、でも割りと航空事情と言うか、空港の有効な活用法とか、実は良く知らないと言うか(笑)、システムやサービスを良く把握して活用してる訳じゃないんだなぁ〜ってのを実感します。

遅延やキャンセルの場合の対処とか、自分が乗り遅れた場合にどうすればいいのか?とか、割りと知らないことが多くて、いつまで経っても素人感覚。(笑

確かに日本にいた頃は頻繁に単身赴任の話を耳にした気がします。
カナダではそれほど身近では無かったんですが、でも最近になって周辺で増えてる気はしますね。
ビジネスもグローバル化してると言うか。

うふふ。
何でしょうね?あの「ラッキー感」って。(笑
微妙な解放感ありますよね。夫の不在って。
いるからと言って、息苦しい訳でも無いのに不思議ですよね。
ま、自分独りならば、手を抜く部分ってのはありますものね。

最近は夫婦の離婚率も高いですが、色んな状況を一緒に経験しながら仲良く老いて行く選択肢もいずれ希少性があって、その分、価値があるかも知れませんしね!(笑

何だかまだ余り夏らしく気候ですが、何とか充実した毎日を過ごしたいと思います。
ありがとうございます♪
まゆみさんも暑さを凌ぎながら、楽しい夏でありますように!