2013年6月9日日曜日

アップリケのキルト

先週水曜日は、私が所属しているパッチワーク・キルトのギルドで今年度最後のミーティングがあって出席した。

6月は卒業のシーズンでもあり、色んな行事が9月に始まり6月で終わりを迎える周期で、7月と8月は多くの人々にとってのバカンスの機会であり、長いお休みの時期。

なので、ラグ・フッキングのギルドも、昨日の土曜日が今年度の終了を祝う最後のミーティングであり、「ピクニック」だったんだけど。

とにかく、「二足のわらじ」的に会員登録してる二つのギルドは、「キルト」と「フッキング」で異なる二つのハンドクラフトなのは勿論、ギルド自体の規模や会員の構成、雰囲気なんかも違うので、今の私にとっては、そのどちらも体験出来る事が楽しくて興味深い。

年度末のミーティングということで参加者も多く、かなり賑わって色んな人のキルト作品を見せて貰うことが出来たし、あとはコットンプリント生地の端切れセールもあったりして、外のポーチのテーブルの上に広げられた生地の山の中から気に入った素材を見つけ出すのは、ちょっとした「宝探しゲーム」のように盛り上がり活気があったし。

私は控え目に6種類を選び、何とたったの1ドル也。

*人のいる風景描写をアップリケする為のプリント選び*


4月の日本旅行の際に買って帰った本たちの中から、幾つかのキルト本を持参して、「ギルド友達」でもある Halehや Karenにも見せた。
(ついでに帰りに一緒にランチもしたんだけど、例の如く!)

日本のキルト作家:高原ゆかりさんのアップリケを中心にしたキルトのシリーズ本で『Story Quilt/季節とともに』と『Story Quilt 2/月日とともに』の2冊。


日本人ならではの神経の細やかさと言うか感性と言うか、細部まで詳細に捉えることの出来るシャープな眼とか、繊細な描写力と言うか、細部までこだわったディテールの仕上げをこなせる手先の器用さと言うか、とにかく "delicate"とか "intricate"、"painstaking"、そして"detailed"、そんな形容詞が幾つも浮かぶような、そんな作品集。

*頁を開くとストーリーが始まる、そんな感じ*


*"2月 バレンタインデイ 珍しくパリの雪"
と言うタイトルが付けられた
雪の街並を背景に犬と散歩する人の図がとても印象的*




10年以上も前に「絵日記」的に作った私の作品は
当時の義父母のキッチンでの風景。

*犬用クッキーをかじる Kaito(1歳か2歳?)*


久し振りにまた日常の風景を切り取ったようなアップリケの作品を、ちまちまと細かくチクチク針を動かしたい欲求に駆られてる。

問題は、このところ老眼気味の視力ではあるんだけど!





2 件のコメント:

まゆみ さんのコメント...

わぁ~!昔作ったこの息子さんがキッチンにいる作品、素敵ですね~♪表情が豊かで、まるで上で紹介してくれた本の中の1ページみたい!!

日常を切りとった作品、凄く楽しみにしてますね。

そっか~。そちらでは、ヴァカンスのため、6月が一つの締めくくりになるんですよね~。
いよいよなが~い夏休みの到来ですね。
楽しい時間をお過ごしくださいね。

Mayumi さんのコメント...

まゆみさん♪

お恥ずかしいですが、お褒め頂きありがとうございます。
かなり昔の作品で。。。

まぁいつものことながら気紛れですので、どんな時にどんなペースでどんな作品が仕上がるのやら、、、って感じですけどね。

この夏は長期での旅行の計画も無い分、2ヶ月の間で時間を有効に使えば、かなりまとまった作品を仕上げることが出来るはず、、、ハズ、、、なんて思ってます。
が、結局、暑いと泳いだり、アイスクリーム食べたり、散歩したり、、、と典型的な「夏休み」で終わってしまう予感も。(笑