2013年1月27日日曜日

まるで遠距離恋愛

今日は日曜日にも拘らず朝の4時起き。

とは言え、実は余り良く眠れなかったので、目覚まし時計は4時にセットしたものの、夜中じゅうずっと頻繁に目が覚めてた感じで。

目が覚める度、西の窓から煌々と青白い月の光が差し込んで、かなり幻想的。

目覚ましが鳴って起きた後は簡単な身支度を済ませて、車で Davidを空港へ送った。

彼のフライトは何と早朝6時半の予定で。

直前にクライアントが手配してくれた安価なミネアポリス迄の航空券は、早朝発に加え、直行便じゃないシカゴでの乗り継ぎ便で。

いずれにしろ、Davidは今週から単独ミネアポリス入りして、米国の医療機器メーカーの新製品開発に伴うソフトウェアの仕事に従事すべく、世間で一般に言われる所謂「出稼ぎ」「単身赴任」体験を期間限定でスタートさせる。

単身赴任とか、別居夫婦とか、まるで珍しい事では無いんだろうけれど、それでもやっぱり自分たちにとっては特別で目新しく、非日常的な状況に突入する不安感とか寂しさみたいなものは大きくて、特に彼が不在の間、Trixie(愛犬)は随分と哀しい想いをするんじゃないかと想像すると、彼女が不憫で更に辛さが増す、、、みたいな。

ちょっと大袈裟にドラマチックな空虚感があったり。

どうやってシングルマザー生活を乗り越えよう?

いや多分きっとどんな状況でも何とかなるんだろうと頭では解ってはいるんだけど。

ただ、物理的な距離感はどうする事も出来ないし、ちょっとした問題が起こっても頼る相手が不在な心細さとか、馬鹿げたジョークで一緒に笑う相棒が不在の物足りなさとか、食事の時間に家族揃って食卓を囲む椅子に一つ空席がある静けさとか、夜寝る時も朝起きた時も「おやすみ」と「おはよう」を言う相手がいないベッドの大きさとか。

まぁそういう取るに足りない小さなひとつ一つに慣れるしかない。



そんなこんなで米国で働く為の査証を取得する為、先週の木曜日は Davidに付き添って、ついでに彼の両親も一緒に同乗して買物がてら、国境を越えてアメリカのニューヨーク州へちょっくら遠出して来た。

オンタリオ州の Cornwall/コーンウォールから、原住民自治区を通過して国境を越えて米国 Massena/マシーナのショッピングモールへ。

かつてはカナダからの買い物客たちがこぞって訪れ、人気のショッピング・スポットだったらしいけれど、今となっては駐車場も閑散として、屋内には人影もまばらで、とっても廃れた感じが痛々しい程に寂しいモールで、こちらまで気分が滅入ってしまった。

フードコートで食べたピザは美味しかったケド。



それでもまぁ、せっかく「アメリカ」まで来たことだしっ!てので、地元のスーパーマーケットに寄ってシリアルを買ったものの、意外に「ジャンボな大箱」って訳でもなくちょっとがっかり。(アメリカでは何でもデカくて安い!って固定観念があるから)

大したモノは買わなかったんだけど、何故ココで?みたいなフランス産のバルサミコ酢の 'Glaze'なんかを買ったりして。


使用感はまるでチョコレート・シロップみたいな濃厚さの、サラダに掛けたり、料理を盛り付けた後のお皿へのデコレーションに効果的な、ちょっとお洒落な存在。



早速、夕べは義理の母が不在の為、夕食に招待しておいた義理の父と、義理の妹がやって来たので、この時とばかりサラダの上に装飾的に掛けて使って見た。

プレゼンテーション効果に満足♪



4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ご無沙汰しておりました。

 何やら色々変化が訪れているようですね、何事も慣れる?(慣れと言っていいのかわかりませんが)までは戸惑いやら色んな感情が降り注いだりしますが過ぎてみるとそれらが自信になったり知らない自分に出会えたりとか・・・・


 上手く言えませんが新たな自分にこんにちは期間になるかもしれませんね。

なんて呑気な事書いてすいません。


とはいえ変化は心身疲れたりもしますからガス抜きしながら進めてくださいませね~。


 しかしご近所感覚な感じで国境を越えるってなんだか素敵凄いですね。

私北海道人なので未だに陸続きで県を日帰りでまたぐ感覚に感動してます(笑

本州上陸して何年か過ぎてもこればかりはなかなか慣れないと言うか世が世なら何枚通行手形必要だったのかな?と日本で外国旅行気分です・・・・・。


 スケールがかなりミニサイズな私でした。


 あ、遠距離は久々に会う感動はなんとも言えませんよね、ウフ。
我が家は遠距離恋愛、遠距離結婚でお互い強くなった気がします。

鍛える時間が多くあったからかな? ん?何か違うか?




 Mutsuko

まゆみ さんのコメント...

季節柄、この凍てつく寒さの中でのご主人の遠出で、よけいにポカンと家の中にも、心の中にも穴があいた感じになるのかもしれませんね。

「何かあったら・・」って事、最近は私もよく頭をかすめますよ。そういう時に頼りになるパートナーの存在は多きいですもんね。
でも、案外、女性の方が肝が据わってて、テキパキ指示が出来て問題解決できたりって言うのもあるのかも。やはり、男女、双方のバランスのいい力の出し方って大事ですよね。

しばし、淋しいでしょうが、電話やメールで
遠距離恋愛のような気分をいい意味で味わって乗り切って下さいね!

Mayumi さんのコメント...

Mutsukoさん♪

お宅も遠距離恋愛、遠距離結婚を体験されたご夫婦だったんですねー!
何だか心強いわ。(笑)
いつも近くにいると当たり前のような存在感ですが、離れて見ると新たな視点で見直すことが出来たりする感じで。
まぁ、何事も経験して見ないと解らないものですね。

通行手形ー!
ほんと、江戸時代だったら(?)面倒な旅だったでしょうねぇ。
でも、色んな「関所」近くの「旅籠/はたご」に泊まったりするのも楽しそう♪(笑)

普段は余り意識してないですが、近いんですよね、アメリカって。
車で数時間のアメリカなので、気軽に頻繁に往復してる人は多いみたいですね。
そういう意味では、ヨーロッパ在住の人々はもっと頻繁に外国(複数の隣国)へ行き来出来るのが羨ましかったりもしますね。

Mayumi さんのコメント...

まゆみさん♪

ありがとうございます。

因に、今日の気温は何故か(+)8℃もあったりして。
調子狂うったらありませんわ。(笑

先週、−25℃とかの極寒時期に単身赴任が決まり、気分的にはまさに、日本の東北地方の農家の方々が都心へ行かれるように、まるで「季節労働者」として「出稼ぎ」に都会へ行く夫を見送るって心情でした。
なんか、切なくて侘しくて辛く寂しい感じの。(笑

ほんと、普段いかに精神的に頼り合ってるか、が分かる気がしますね。
そして、おっしゃるように、気持ちの切り替えは、女性の方が速くて、逞しい部分あったりしますよね。

そのうち、淋しさが→「(亭主)居ない方がラクでいいわ〜♪」みたいになりそうな予感もアリ怖いです。(笑