2012年7月22日日曜日

意外と好きな時差ボケ



空港でようやく出て来た荷物を2台のカートに積み分けて駐車場に向かうと、トランクにスーツケースを4つ、ダッフルバッグを一つ、車内に機内持ち込みの手荷物(小型スーツケース)を3つと、それぞれのバックパックやらショルダーバッグやらの荷物と共に私たち3人+運転手(David)を乗せて家に向かった。

久し振りに乗るアメリカ車のデカさが新鮮。しかも当然の事ながら左ハンドル(+道路の右側走行:勿論!)だし。


日本で滞在中は姉の車をはじめ、場合によって父の車、母の車と借りて三種三様の自動車を運転した。

日本ならではのコンパクトな車体は勿論、オートマだったりマニュアルだったり、本当に小型な軽だったり。

右ハンドルには意外と簡単に慣れたけれど、でも方向指示器とワイパーが逆だから、慌てると結構間違えたな。

だから帰って来てうちの車で出掛けた時、曲がる際に何度かワイパー作動させた、既に。てへっ。


Davidから予めメールで、空港に着いた際の出迎えは到着口の建物内か、それとも建物の外でのピックアップか、どちらが良いか訊かれて、到着口まで出迎えてくれるよう頼んだのは、異文化圏での滞在と長い旅の後に、現実の生活圏に戻る為の儀式みたいな精神面での「シフト」と、心の準備を調えるような時間を要する気がしたから。

それは単に乗り付けて貰った車に大急ぎで荷物を積み込んでさっさと走り出すのではなく、きちんと面と向かって3週間振りの再会を果たし、落ち着いて言葉を交わし、ゆっくりとカートを押しながら一緒に車に向かうような行為。そんなプロセスが必要な気がして。





家に向かってハイウェイを走る車の中で、見慣れた路面や風景が少しずつ現実味を帯びて来て、この場所に私が不在だった日々が完全に過去のものとして消化されて行く感じ。


家に着くと待っていたのは Trixie(ワンコ)の大歓迎。

みんなが皆、久々の再会に大興奮したついでに勢いでスーツケースのお土産を出し始め、エピソードと共にプレゼンテーションする様はまるでクリスマス当日の朝のプレゼント交換みたいな盛り上がりで。そんなこんなで延々と夜中過ぎまで。

子供たちがそれぞれの寝室へと2階に行ってしまった後も、私の話に付き合ってリビングのソファーの上で2時半頃まで耳を傾けてくれた David。

スイッチの入ってしまった私はまるで眠くもなく、せっせとスーツケースの中身を整理して朝の4時半頃ベッドに向かう頃には空が白んでた。そして肌寒かった!


3週間振りに眠る自分のベッドはちょうどいい高さと硬さがそのまま、洗い立ての清潔なシーツも心地良く(←Davidが洗っといてくれた@当日)蒸し暑かった日本の夏と打って変わっての寒い朝にふかふかの羽毛掛け布団がちょうど良かった。


現地時間に素早く順応する術はあるものの、怠け者の私にとって状況が許すなら「時差ボケ」でいる期間ってのも捨て難く。(だってほら、悪びれずに堂々と昼寝出来たりするし!)週末ってこともあり時間に任せて寝たり起きたり、そして合間に泳いだり。

裏庭のプールは水温が28℃まで上がってまるで温水プール。


帰国の翌日(木曜日)は Kaitoの15歳の誕生日だったこともあり、夕食は彼の希望により"KFC"と言う手軽さ。

その翌日(金曜日)は Davidの実家にての誕生会の夕食。

そして土曜日は「元ご近所さん」の Doug+GraceさんちでのBBQによばれ、帰国後3日間連続で料理するのを免れてラッキー♪

お陰で溜まった新聞にゆっくりと目を通すことが出来た。


さて今週からは時差ボケを解消して心機一転、規則正しい生活に戻ろうっ!かとは思いつつ、あと1ヶ月も夏休みがあるし、子供たちが毎日うちにいるし、おまけに Davidものんびりしてるし。。。はぁ〜。家族揃って時差ボケみたいにボケボケした7月で終わりそうな予感。


2012年7月21日土曜日

ただいまカナダ

*トロント空港で見掛けた黒板の書き込み*
(カナダが大好きな理由:色んなのがあって楽しい♪)


日本を18日(水)に発って、モントリオールの現地時間で同日18日(水)の夜に帰宅。ちょっとした「時間旅行」的な面白い感覚。

日本での出発日は朝から蒸し暑くて、車に幾つものスーツケースを積み込む時点で汗だくって感じ。

高速バスに乗って3時間程度で成田空港に到着した時には既に、シャワーでも浴びたい気分だった。

*成田へ向かう高速バスの中から見えたスカイツリー*


私は昔から忘れ物も多いぼんやりした子供だったから、未だに海外旅行の際には緊張しまくりで、チェックインとかセキュリティとか出国審査とか税関とか、そういった一連のプロセスにいちいちハラハラとして、パスポートやボーディングパスや申請書やらを扱うのにあたふたとしてしまう。

何しろエリートのビジネス人みたいに年がら年中、空を飛び回ってるって訳でもないし、今回の日本往きだって3年振りの長距離旅行だったし。まるで旅慣れてないンだな。

とにかく成田からトロントに向けスムーズに飛び立ち、約12時間程度の飛行で到着。




モントリオールへの乗り継ぎ前に、荷物を取ってチェックインし直す訳だけど、トロント空港では何故かカートの使用が有料で、いつも納得が行かない。

乗り継ぎ客がわざわざカナダドルの2ドル硬貨を持ってる可能性って疑問だし(クレジットカードを使うことは可能だけど)、使った後のカートを戻すと25セント返金されるらしいんだけど、その辺りは抜け目の無いポーターとか、カナダ硬貨を持たない異国の旅行者たちが、餌を探して低空飛行するカモメみたいに寄って来て
「あ、そのカート、空きました!?」とか
「あ、それちょっと使ってイイですか!?」とか
「カート、返しといてあげますよ」
みたいな感じで、割りと有無も言わせず満面の笑顔で引ったくって行く、、、みたいな状況。

しっかりした人ならばそこで25セントを要求したり、意地でもマシーンに返却して25セントを受け取ったりするのかも知れないけれど。たった25セントだし、ま、いいか、、、とカートを譲ってしまうのはやっぱりお人好しっぽい傾向の、押しに弱い国民性なのかどうか。ちょっと苦笑してしまう場面でもあったり。



トロント発の便は飛行機に不備があり、別の飛行機を使うことになり遅延。待ち合いゲートが2度も移動になって、その度に「えぇ〜!」とか「やれやれ」みたいな声が湧いて、一緒に待ち合う乗客たちのゲート間での大移動。

ようやくモントリオールに向けて出発出来たのは、当初の予定から2時間近く遅れてだった。

機長のアナウンス「出来るだけ早い到着を試みます」の通り、トロント〜モントリオール間はあっと言う間の飛行で、ほんの45分程度だったかも。

18日(水)の夜10時過ぎ無事モントリオールに到着。

なかなか荷物が出て来ないので、到着ロビーを抜けて3週間振りに見る懐かしい『Tim Hortons』で珈琲とドーナツを買うべく列に並んで待っていたら、背後から何やら見覚えのある顔が近付いて来て、、、うわっ!(←私の反応)とニコニコ顔の Davidだった。



2012年7月16日月曜日

さよならニホン

*"Manga"顔のマネキンたちが新鮮!*


3週間の予定での日本滞在は、後半慌ただしく。

懐かしい友達たちと約束をして食事に出掛けたり
日本でしか楽しめないような買物をしたり。

3年振りの日本はやっぱり3年分の変化をしていて
色んな事が目新しかったり。
それに伴ってのカルチャー・ショックみたいなのがあったり。

「帰省」とは言え、そこは既に私にとっての「外国」であって
それは異文化を体験して楽しむ"Vacation"って感じ。

自分が既にこの土地には属さない事を再認識して
自分があるべき場所へ帰って行く。

明日はいよいよ「日本での休暇」も終わり
また日常の生活に戻るべくカナダ行きの飛行機に乗る予定。



2012年7月10日火曜日

パッチワーク・キルト店

私の血が特別に美味しいから?かどうか
蚊に血を吸われまくってる。。。

と言うのも、
「日本の蚊は小さい!」
ので、気付かないうちに刺されてしまう。

そして、
「日本の蚊は機敏ですばしっこい!」
ので、いとも簡単に逃げられてしまう。

「日本の蚊はまるで"Ninja"みたい!」

蚊に刺されまくった私の脚は
まるで「田舎の小学生の脚」みたいになってる。



Day8:

最近パッチワーク・キルトにはまっている姉と二人で
プリントのコットン生地や道具を扱っていて
キルティングのお教室も開催しているお店
『歩布里/ポプリ』へ出掛けて見た。


デザインの提案やキットの販売もしていて
雑誌などでも頻繁に紹介されているらしい。

店内には優しいオルゴールの曲が流れていて
棚には色んな種類のプリント柄の生地が並び
壁にはサンプルの作品集が飾られていて
創作意欲を掻き立てられる感じ。

やりかけのキルトを放置したままの私ではあるけれど
久し振りに再開し、仕上げて見たい欲求に駆られたり。

身近にいる「キルター友達」とも分け合う予定で
日本製の可愛いプリントのコットン生地を購入。


日本ならではの可愛いデザインのプリント柄とか
着物みたいな和柄とか。




2012年7月8日日曜日

芸術家の世界

私が日本で滞在中なのをいいことに
Davidはカナダから日本のAmazonに自分の欲しいモノを注文し
私の実家に配達リクエスト。

順次、届いたアイテムを
最終的に私がスーツケースに詰め込んで持ち帰る予定で。

「へぇ〜、こんなの注文したんだ・・・」
みたいな。

脈略のない「ヘンなモノたち」が次々配達されて面白い。


衝撃的に感心させられるのは日本の宅配サービス!

Amazonで注文した商品たちは
ヤマト便とか佐川便とかで配達されるんだけど
それらは
土曜日だったり
日曜日だったり
しかも
夜の8時過ぎだったり。

ニホンジンはいつ休むの?
ってくらいに
北米ではぜったいにあり得ないフレキシビリティ。

因に、
私の知ってる北米での「時間指定」宅配サービスは

「明日(平日)の9時から17時の間でお届けします」

ってのが精一杯だったような気が。。。

土日なんて勿論お休みだし。



Davidが注文した数々のうち「付録付き雑誌(?)」3点。




なんかちょっとかさばるなぁ〜。(ブツブツ・・・)



私は私で、自分の為の本を注文♪


かなり前から欲しかった「金子國義の世界」と言う本。

彼の作品集でありエッセイも入ってる。
(文章は本人:金子氏のものではないみたいだけど)

彼について余り詳しくはなかったのではあるけれど
この本で、ちょっと理解を深めたい。

私はこういう種類の本
(芸術家のエッセイと作品群を集めてまとめたもの)
が割りと好きで、
ずっと昔にはペーター佐藤の「ニューヨークの仕事場から」
(だったかな、タイトル?)
なんかも買って持っていて
芸術家として海外で活躍したり
世界中で有名な各界で活躍する異業種の人々と交流したり
(当時のペーター佐藤の場合は、
アンディ・ウォホールだったり
トーキング・ヘッズのデイヴィッド・バーンだったり
今野雄二だったり多数)
そういう私とはまるで別世界に生きる人々の生活を
覗き見するような感覚が好きだったり。


夢のような世界に憧れるような気持ち、かな。




矛盾と日本人の血

3年振りの帰省で日本に滞在していると、それなりに目の当たりにする「逆カルチャー・ショック」が結構あったりして、自分は既にもう「純粋な日本人」ではないことを今更ながら、改めて認識させられる。

正直、自分自身カナダで暮らしている日常の生活では、余り自分を日本人だと認識する場面が特にこれと言って無いし。

それなりに葛藤し、紆余曲折もあって、それでも気付いて見ればカナダでの生活もかれこれ15年目になり、地元民に紛れて何とか現地人よろしく暮らしているし。

現地では日本人の友達もほとんど居ないし、敢えて日本語を喋る機会も少ないから日本語での思考をする場面も少なく、だから自然と日本の文化にも疎くなり、和食が無くても生きて行けるようになってしまった。

だからこうしてたまに日本に来ると混乱するんだろうと思う。

夢と現実との区別がつかなくなったような感じで。

日本での過去が夢だったのか?カナダでの生活が夢だったのか?今、現在の日本での滞在が夢なのか?

現実を実感するのはきっと、カナダへ帰って再び日常の生活に戻った時なんだろう、、、そんな気がしてる。


昨日、近所に住む親戚のおじさんを見掛けたので、気軽な気持ちでお土産として、カナダで買って来た「ちょっとした」メープル風味のクッキーやら紅茶やらを持って行ってあげようとしたんだけど。

サンダルをつっかけて玄関を出ようとして姉に止められた。

「お土産、そのまま持って行くの?」

「うん、そうだけど」

姉が半ば呆れたように、

「ちゃんと袋に入れて持って行きなさいよ」

「へ???」

まるで腑に落ちない私。

「人にモノをあげるのに、そのまま(裸で現物のまま剥き出し)は良くないから」

そう言われても、まるでピンと来ない。


私にとって、日本人の感覚はとても繊細で微妙で、時として無意味で無駄が多いとさえ感じる。

とは言え、勿論「郷に入っては郷に従え」なのではあるけれど。


そんな日本的文化の集大成とも言える代表格がトイレかも?


*実家の1階トイレ
シャワートイレが付いてるのは勿論、
トイレットペーパーは「お花柄」ですわよん〜。オホホ♪
(北米の一般家庭ではアリえんっ!)*


こんなハイテク・トイレが一般大衆化してるってのが凄いジャポン。


ほんでもって、こんなのもやっぱり
「さすがに日本だわぁ〜」@脱力って感じの


人気キャラクター瓶入りのマヨネーズ♪


おまけに
なんだかんだ言って結局買ってるし、アタシ!

あぁ〜やっぱり、私の中の日本人の血は健在だわ。

・・・と、しみじみ。




2012年7月7日土曜日

デパートと郊外モール

Day7:

実家は周辺を水田に囲まれている為
夜になるとカエルの大合唱がやかましい程にうるさい。

それでもまぁ、それを子守唄にして何とか眠る訳ではあるんだけど。



地元の市街地にあるデパートに出掛けた。

車を駐車場に入れて
かつての城跡を囲むお堀の辺りを歩くと
目の前にそびえる市庁舎が見えた。

数年前に見違えるほど立派なビルに変わって
最上階にはレストランや展望ロビーがあるらしい。



地元で老舗のデパートでは
取り敢えず上の方の階まで一気にエスカレーターで行って
家庭生活雑貨や寝具、タオルなどのコーナーへ。

服飾とかファッションとかには目もくれず。

靴もアクセサリーも見なかったわ。。。


雑貨のコーナーで
思わず「あぁ〜♪」と癒されるのは
この季節ならではの涼しげな風鈴たち。



あとは何やらレトロな感じの陶器の置物だとか
昔懐かしいブタの蚊取り線香だとか
いかにも日本の夏代表〜!って感じで癒される。


女性店員さん達が店の制服を着ていたり
「いらっしゃいませ」の掛け声を掛け合っていたり
テキパキとした接客対応だったりするのは
まさに「日本のデパート!」ならでは。

3年振りの私の目に新鮮なインパクトの光景。


せっかく日本でデパートに行ったからには、、、
・・・ってんで今度は一気に地階へ下り。

食品街を軽く一周した後
『ハゲ天』の天丼を自分用に。

簡単な昼食用として購入。



午後は『イオン』と言う大型ショッピング・モールへ。


夏のセールをしているお洒落な雑貨屋さんを覗いたり。


さすがに日本っ!
て感じのお洒落でコンパクトな家電に感嘆したり。


うわっ!
まるでコンバースの靴そのもの!
って筆箱を発見してコーフンしたり。


案の定、Erika(←常時コンバース靴愛用)が気に入って
黒地にスカル柄のが欲しいと言うので
Amazonで注文。
(多くの場合、
店頭価格よりもAmazonの方が安かったりするのが不思議)

そ、そして何と!


わざわざOld Montrealの『Maple Delights』へ行って
日本へのお土産にまとめ買いして来た
メープル紅茶を売ってて(@KALDI)ビックリした。。。

うーん。
やっぱり、さすがはニッポンだ。

そしてモール内の本屋さんでは、、、


『ハンガー・ゲーム』本が上・下巻で売られてるのを発見。

本も映画も英語で見慣れた『The Hunger Games』
改めて日本語で見る新鮮さ!

頁をめくって見たけれど、文章も日本語になってた。
(って当然だけど!)

妙な違和感が面白かった。