2016年10月29日土曜日

魔女のイヤリング

雨が降っている土曜日の午後。

でもそんなに寒くはない。

驚きなのは、10月も末だと言うのに花壇の薔薇がまだ咲こうとしてるってこと。

*今年植えた、その名もずばり「アメリカン」と言う品種の薔薇*



紫陽花も既に活気は無いものの、その花色を保ったまま持ち堪えてるし。





昨日は久し振りにギフトショップ(@老人施設内)のヴォランティアが入ってたので、この間ハロウィン昼食会の際にテキスタイル・センター仲間のクララさんがくれた、「魔女のイヤリング」をして行った♪

*満月みたいな黄色の背景に空を飛ぶ魔女のデザイン
台紙に "Bewitched"と印字されていて、
私は思わずTV番組『奥様は魔女』を連想してしまった
(すっかりその存在を忘れてたんだけど!ハロウィンにも拘わらず)*


スカート+素足にサンダルが定番の夏が終わると、ジーンズばかりの日々になるパターンなんだけど、去年あたりに『Forever 21』で買ったお洒落っぽい黒いパンツを初めて履いて出掛けたら、これがとっても良かった。

その昔、山本燿司氏がデザインする彼のブランド『Y's』(ワイズ)とかで売ってたパンツが、私の体型(オシリが大きくて太腿が太い)でも綺麗に履きこなすことが出来て大好きだったんだけど、それを彷彿する感じのデザイン。

安価なのにも拘わらず、ワイズ風を再現してくれてありがとうっ!

そんな感じの感激。

これで、ブルー・ジーンズ一辺倒の冬場のファッションから逃れられる。うれち♪



そして我が家でのハロウィン昼食会も終了したので、玄関ホールに設置してあった「自家製の魔女」を窓際に移動した。


ハロウィン当日、再び玄関ドアに移動するまでの期間で、家の前を通る人たちを少しでも「ギョッ!」とさせたりとか、魅了してくれることを願いつつ。



自分の中ではフランスのかぎ針編み作家 "Sophie Digard"風と勝手に納得しつつ大満足で編んでいるスカーフの途中から色違いの糸にして見たんだけど、茶色と緑色が入ったそれは予想以上にマスキュランな雰囲気で、ちょっとイメージと合わず取り止め。


当初の「グレーを基調にピンク系」の糸で編み続けることにして完成♪


色んな色のボコボコが、散りばめたビーズみたいな感覚で本当に大好き。

背景のグレーに濃淡があるところも気に入ってる。

気温が下がったら、早速これを首に巻いて出掛けようと思う。楽しみ♪



ヴォランティア先では単独で働くことがほとんどなんだけど、昨日は珍しく私の後を引き継ぐシフトの人がいたので、レジや店を閉める手順がなく楽チンだった。

プリーティさんと言う名のインド系アメリカ人で、彼女とは一度だけ過去に面識があったのだけど、昨日は初めて少しだけお喋りする時間があり、互いの事情や背景を話すうち、話題が趣味に広がり。

近いうち、彼女の仕事(プロのテクニカル・ライターなのだそう)が再び忙しくなる前に、私が彼女に折り紙を教えてあげることになり、彼女が私に不要になったインディアン・シルクのサリを素材としてくれることになった。

新しい縁に導かれそうな可能性にちょっと心が弾む感じの楽しさ。



あとは先週、印象に残った言葉の覚え書きとして。

テキスタイル・センター仲間のサンディさんは、マクラメの巨匠みたいな人で、彼女の素晴らしい作品は、カリフォルニア・サンディエゴの美術館をはじめとして、アメリカ国内の美術館で展示されたり、販売されたりしてるらしいから、多分、その世界に於いて名の知れた、実績のある人なんだろうとは認識してるんだけど。

彼女との会話で、他にも色々と趣味の手仕事なんかをするのか?訪ねたら

「そうね、編物なんかも過去に少しやって、だから編んだりする事は出来るのよ。でもね、あれもこれもに手を出して少しずつやっていたら、どの世界でもプロにはなれないと思って。だから、マクラメを始めた際に、これを、これだけに集中して、この世界を極めようって決めたの。」

と話す彼女、実は臨床の心理学者でありドクターでもあるらしいんだけど。


私なんて、まさにそれ、、、色んな事に少しずつ手を出して片っ端から中途半端に自己満足の範囲で楽しんでる手芸家だから、これだけは誰にも負けない、ってのがある訳でもなく、この道で極めるぞ、みたいな貪欲な将来の目標がある訳でもなく、取り敢えず Etsyにも出店して数えるくらいのアイテムを販売してはみたものの、継続するだけの動機がないからそのまま放置状態みたいな感じだし、、、あぁ〜、なんて駄目なの、あたしってば、とちょっとだけ自己嫌悪に陥ったり。

でも真剣には落ち込まないケド、そんな事では。

それでも、まぁ色々と考えさせられてしまう、人生について。

特にこれから先の、先の見えない将来性について、自分自身の。

まぁ多分、このまま名も無い専業主婦の人生で終わるんだろう、とは思いつつ。

それも何だか詰まらない気がして。

何かしらこの世に残せる証となるような作品を生み出したいような欲求。

さて、それがどんなモノなのか謎、ってこと自体が問題なのだけど。

ふぅ〜。

芸術の秋を迎え、秋の夜長に悶々とミッドライフを悩んでしまうわ〜。



2 件のコメント:

Mutsuko さんのコメント...

マクラメに反応してお邪魔します~~。

わー、身近にそんなお知り合い居て羨ましいです。
マクラメ初心者ほぼ独学の私、本の編み方とは何故か違う物が出来あがり家には小人が居ていたずらしてるのかな~~なんて思いながらあみあみしてます。

海外のマクラメアーティスト作品(日本の作家さん)もですが繊細かつ大胆な編み込みにうっとりしてます。


マクラメで興奮してしまいましたが、ニットのマフラー素敵ですね~~
さざれのビーズをちりばめた感じ好みです(^^♪
魔女ピアスも可愛い♪

そうそう21フォーエバーとかH&Mって安価ですが侮れない形の良さだったりしますよね。
気軽にトレンドアイテム買えるのでマメにチェックしてます。

話は飛びますが、先日観た映画日本語タイトルは「アリスのまま」でと言う作品なんですが主人公の旦那様がミネソタの最新医療チームに引き抜かれ転勤と言う内容に

ま、ミネソタ。

今話題のボブディランもま、ミネソタ。

ミネソタってとても文化的な街でまゆみさんの日記からもアーテストが多い印象です、訪れたい気持ちがムクムク、先ずは期限切れたパスポート復活させねば。

ドラマファーゴの舞台もみたいとミーハー根性もある私です。

では、ハッピーハロウィン♪

Mayumi さんのコメント...

Mutsukoさん♪

マクラメって、実は私、やってみた事も無いんです〜。
何だか細かそうだし、ややこしそうだし。(笑
編物の際に毛糸が絡まったりするのをほぐす作業だけでもう十分にマクラメ風を体験してるような錯覚で。(爆

マクラメの彼女は Sandra S.さんと言うのですが、検索したら作品が沢山ヒットするかと思います。
豪華なジュエリー、特にペンダントやネックレスは圧巻です。
まさに芸術の世界ですよね〜。

それらに加え、ZARAなんかも人気ですよね。
とにかく商品数がハンパなく大量で、何かしら自分好みに出逢える確立は高いですよね。

映画 "Still Alice"、ジュリアン・ムーアは好きな女優さんなので気になってたんですが、観るのを忘れてました!
とっても興味深い内容で、、、なので、近日中に DVDで観ようと思います。
ありがとうございます。

ミネソタって、卵売りだけじゃないんですよねー、ほんと。(笑

ファーゴは、かなり遠いですが。(笑
ほとんど州境と言うか、州のあちら側?と言うか?ノースダコタだかサウスダコタだか?←曖昧←あとでチェックします。

菊地凛子が雪の下に隠された埋蔵金を発掘しにファーゴへ行くと言う設定の映画もなかなか面白かったですよん♪
冬には行きたくない土地ですが。(笑