2016年5月7日土曜日

ポーカーと麻雀と動物の親子

昨日は家で Davidが月に一度開催する "poker night"だった。

早めの夕ご飯を済ませて "poker room"(本来はリビングルームのはずなんだけど!)の準備をして、私はさっさと地下のファミリールームへ逃げ込む。

20人近くやって来る人たちは、単純にポーカーを愉しむのが目的なだけの Davidの仲間だから、私との接点は特に無いし、ホステス役を買って出て敢えて社交する欲求もないから、出来るだけ顔を会わせないよう、子供たちと一緒に(ってか、子供たちの部屋は最初から地下だから彼等はいつも通り過ごしてるんだけど)忍者のように地下に潜って隠れてる。

西に向いて全面に窓のあるポーカールームに20人近くの人達が集まってポーカーをするので、部屋全体が熱気に包まれるってのもあり、特に昨日は気温も上がったこともあり、今シーズン初めて冷房を入れたのはいいとして、地下に隠れてる身の私にとっては寒いことこの上なく。

ホットカーペットを敷いた上のカウチで毛布に包まって本を読んでたけど、冷えるからさっさと1時頃ベッドに行ったけれど、その時点でもまだ5〜6人残って楽しそうな音楽とお喋りとポーカーを楽しんでた。

今朝、起きて来た Davidに訊いたら解散は朝の3時半だったそうな。

うへぇ〜、、、と笑いつつ、私の子供時代の記憶が蘇る。


小さい頃、うちの両親の友達がやって来て時々、麻雀大会が開催されてた。

正確には覚えてないけれど、割りと夜遅くまで多分お酒を飲んだり、煙草を吸ったり、お喋りで盛り上がったりしながらテーブルの上でガチャガチャと麻雀のタイル?をかき回してぶつかり合う音がしてた。

子供だったからゲームには参加出来なかったけれど、合間の「かき回し作業」は楽しそうで、その時だけ両手を伸ばしてガチャガチャするのを楽しんでた。

遠い過去の事なので、これまた定かではないんだけど、両親の麻雀仲間の中に女性同士のカップルがいて、彼女たちと私の母は特に、長い間で親しくしていて私や私の姉も可愛がって貰った記憶があるんだけど、ふと今になって思うと、多分、彼女たちはゲイ、、、この場合はレズビアンだけど、、、のカップルだったんじゃないかなと。

2016年現在、すっかり大人になって中年のオバさんの私にとって、同性愛者だとかトランスジェンダーだとかは新しい事でもなく、取り分け抵抗や偏見も無いつもりだし、仮に自分の子供たちがそうであった場合にも、さほど驚くことはないであろう免疫は十分に持っていると自負する。

けれど、私が幼少の頃、昭和の40年代後半の時代の日本は、果たして同性愛のカップルにとってはどんな時代の環境だったのか?まるで想像もつかない。

なので余計に、多分、閉鎖的で封建的であっただろう時代背景を想像すると、母や母の友人たちに対する関心が深まると共に、彼女たちのファンキーさがカッコ良くも思えて、何とも言い難い、、、良い意味で複雑な気分が込み上げて来る。

いつの時代も誰にとっても母親の存在ってのは大きいンだろうと思いつつ。

そうか、明日は母の日だったな、なんて。


つい最近になって近所の子供のベビーシッターをするようになった Erikaから、彼女が経験している「子守り」の体験談と共に彼女の子供時代の記憶などの話を聞かされ、果たして自分は彼女の母として、どんなインパクトを以て彼女の記憶に残るのかな、なんて漠然と思った。


公開してるブログだから、個人的に深い内容を書くのは自制してるものの、それでも書き始めるとやっぱりつらつらと色んな事を、色々とどうでもいいような事を書いてしまったりする。


なので文章とはまるで関係ないけれど、写真。

玄関ポーチの鉢植え作業を終えた後、家の中にもちょっとした関連の飾り。


例え Davidのポーカー仲間たちが集まるとは言え、やっぱり家に人が来るって言うイベントに違いはなく、数名の女性たちも含む、って部分のインパクトもあり、多少、家の中の掃除とか飾り付けとかに気を配ってみたり。。。ほんの少しだけ。

日本で売られてた小さな動物たちのガーデン・アクセサリーには可愛いものが多く、背中に赤いキノコが乗ったハリネズミ?の親子も、そのシリーズの一つ。

他にもウサギやブタ、ヒツジにリスなどなど、持ってるのを思い出した。

背中に青い鳥が乗ったカバの親子はそれぞれに2つずつ持ってることに気付いたので、ひと組は誰かにプレゼントしようと思い箱に入れて見た。


やだぁー、やっぱり可愛いじゃ〜ん♪っと自画自賛。

さて、果たして誰の手に渡ることになるのか?まだ未定。






4 件のコメント:

まゆみ さんのコメント...

お~~!!箱は箱でもカバの親子が入って生き生きするような箱。流石、まゆみさんですね~♪

それにしても可愛すぎだわ(*^-^*)

Mayumi さんのコメント...

まゆみさん♪

このシリーズ、小さくてカワイイんですよね〜。
北米でも似たようなものを売ってますが、日本で売られてるもの程には可愛くなくて。(笑

おぉ〜、ありがとうございます。褒め過ぎですよぉ〜。(笑

Mutsuko さんのコメント...

可愛い置物に癒されつつ私の興味は麻雀大会・・・・

のゲイカップルですっ、(なんか失礼な書き方でしたらごめんなさい)
奥さんっ昭和40年代にしかも日本でっアメリカ
でもまだまだ差別があった時代に日本でっ、

お二人に会ってお話しを聞きたいぐらい色々困難
もあったかもしれませんが麻雀大会で関係を隠す事
なく参加出来たのは楽しい時間だったでしょうね。

子供の頃に居た環境ってのちの自分が形成される貴重
な時間だったと改めて思いますが親が差別や偏見を嫌い
間違った見方を正してくれたのは今本当に感謝してます。
(これ以外はちゃらんぽらんなところも多々ありましたが)

人と同じじゃなくて良い。

こう教えられ自分が親の思う様生きてるかは謎ですが
考えの幅が出来たのはありがたいなーと思います。
私は子供が居ませんが甥や姪達にもジジ、ババ、の
教えは伝えて行きたいと思う今日この頃です。


何が言いたいか分からなくなりましたが、まゆみさんの
ご両親と家の親会わせてみたかったななんてぼんやり思い
ました。麻雀大会我が家でも開催されていたし
何となくですが共通点色々ありそうな気が益々しました。

そして、まゆみさんとお茶っこしたい欲求が強くなりました。

ストーカーしないよう気をつけます。Σ(゚∀゚ノ)ノキャー




Mayumi さんのコメント...

Mutsukoさん♪

ですよね〜。(笑
多分、昔のことなので、勿論ゲイと言う呼ばれ方も無かったでしょうし。
うちの両親の場合は、田舎な事もあり、多分、余り意識してなかったと言うか、はっきりとした認識も無かったんじゃないかな〜というような気もしてます。
無知と言うか素朴と言うか。
いずれにしろ、昔は親子の関係も今とは大幅に違いますし、色々と考える部分は大きいです。
性の話なんて、一切、カジュアルに出来る雰囲気も無かったですし。
世間とか時代の風潮とか、家庭内での価値観に影響するとも思いますし。
今の時代、子供たちが入手する情報量は多く、良いのか悪いのか分かりませんが。
でもまぁ、基本的な部分(人間として、とか親子での信頼関係とか)は不変なのかなぁ〜と言う気もしますし。
自分が人格形成された歴史の中で親からの影響は多大ですが、果たしてどの程度、軌道修正出来るのか?とか、いったい幾つになったら「ちゃんとした大人」になれるのか?とか(笑)、いまだに模索してるので、やっぱり人間って面白いな、とか思いますね。
多分、死ぬ迄、一生「不完全」で「未完成」なんだろう、とか思いつつ。

と、私も何が言いたいか解らなくなりましたので、この辺で。(笑

天国で麻雀大会してくれると良いですね!いつか。