2015年3月26日木曜日

五十の手習い

再び寒気が戻り、まだまだ編物も楽しめそうな気候。

とは言え、テキスタイル・センターで顔を合わせる編物家のナンシーさんみたいに、熱心に編物を楽しむ人にとって季節は関係ないんだろうけれど。

春夏にはコットン素材の糸とか麻素材の糸とかも登場するし。


この間、ちょっと面白い糸があったので買った。

「網/あみ」みたいなの。


勿論、これを編んで作品に仕上げることも出来るんだろうけれど。

チューブ状の糸なので、腕を突っ込み、中表に引っくり返すと、柔らかい素材感の網(←結局は「あみ」のままなんだけど)で、ふんわりと空気感のある状態に変身し、そのまま何もせず(編まず)に「スカーフ」として使える、、、との説明書きで。


因みに糸は「ライオン」ブランドの "Imagine"と言うシリーズ。


トム・ハンクス主演の映画『Cloud Atlas』を DVDで時々、家族の誰かしらと一緒に観る機会があるんだけど、、、と言うのも、ストーリーが複雑だから、一度観ただけでは理解するのが難しく、、、とは言え、特別、私にとって大好きなカテゴリーの映画と言う訳ではなく、暴力的なシーンもあるから、その部分では苦手だったりするんだけど、、、とにかく、映画の中の一部の時期でトム・ハンクスが着ているケープ状のものが、ロープを編み込んだ素材感で、色合いも碧から藍の間の綺麗な範囲の色彩で、つい「そこ」にばかり目が行ってしまう。

*Googleで拾って来ましたわ*


まぁ私自身は、それほど編物が得意と言う訳でもなく、自己流に気ままに楽しんでるってだけのレベルなんだけど。

それでもやっぱり気になるアイテムとかは編んでみたい欲求に駆られる。

特に割りと簡単そうに作れそうな気がする可愛いモノとかには特に弱く。

Amazonで見掛けて一目惚れした編物本を幾つか注文、、、今日、届いた!


日本で普及してる「あみぐるみ」は、かぎ針編みで仕上げるのが一般的かと思うんだけど、これは棒針編みで作るお人形たち、、、しかも、ゴス・ガールズ人形たち(男子も含むけど)ってのがツボで。


同様のノリで、コレも購入↓


25種類の犬種の中から選ぶか、うちの Trixieみたいに雑種の場合は、それぞれの特徴をミックスしてオリジナルに作成。

彼女(Trixie)はボーダー・コリーとブラック・ラブとジャーマン・シェパードの混血なので、取り敢えずボーダー・コリーの頁をチェック。


そして編み方の頁はこんな感じ↓


日本の編物本のように親切丁寧な「図解説」とか「編み図」が一切ないので、延々とアルファベットでの「省略記号」との戦い。


日本で編物を始めたのは小学生の低学年の頃で、母や姉が編むのを見よう見まねの自己流で「なんちゃって編み」に近く、それでも結構、自分のセーターは意外と手の混んだデザインの物も何枚か編んで、実際に着てたりしたのを懐かしく思い出す。

でも、独学の自己流だから基本的な技術がある訳でなく。

北米で売られてる編物の本は、更に私にとっての新しい世界で。

編物記号を覚えながら You Tubeの動画で編み方を確認したり、とか。

便利な時代で本当に有り難いと思う。


これまで生きて来て、それなりに「編物が出来る能力」がある気がしてたんだけど、実際に蓋を開けてみると、見た事も聞いたことも無かった編み方テクニックの世界が無限に広がっていて、まさに目から鱗状態で、初めて編物を学ぶ初心者の、まっさらな気持ちで一から学び直す機会って感じ。

文字通り「50の手習い」とかそういうノリで。


2 件のコメント:

yana さんのコメント...

私も、まゆみさんみたいに小学校のころころから編み針を持っていました。そのころレース編みが流行っていてレース編みが始めてだったような気がします。放課後やお休みの日は手芸屋さんに行くのが楽しみでした。
高校生の時の写真を見ると私も結構手の込んだセーター着ているのよ。
矢吹先生と知り合って編み込のパターンをいただき結構作りましたがノルデイックセーターはひたすら輪針でぐるぐる首まで編んで袖のところをジグザグミシンをかけてちょきちょき切る・・・・というのもちょっと驚きでした。
編み物って奥が深いですね。
日本でも(詳しくは見ていませんでしたが)テレビで自分のペットそっくりのお人形を作っている人がいましたよ。編みぐるみではなかったみたいです。

Mayumi さんのコメント...

yanaさん♪

やはりそうなんですね〜。環境の影響って大きいですよね。
もし身近に手芸をする人がいない環境で育ってたら、どうだったのか?興味深いけど、怖くもあります。(笑

私は小学校の時に「手芸クラブ」に入ってましたよ。

手芸屋さん、、、本当に楽しみな場所ですよね♪
今でも本当にわくわく出来る貴重な場所です。

高校生の頃、輪張りで柄を編み込んだノルディックセーター着てました!(笑
へぇ〜!
ミシンかけてチョキチョキ、、、ですか!?
そういう大胆な手法もアリなんですね〜。
本当に可能性は無限で、未知の世界が広がってる気がします。

ひょっとしてニードルフェルティングかしら?
私もうちの犬をその手法で作りました♪