2012年5月4日金曜日

入り口はすぐ溶ける


先週末、久し振りに作ったKey Lime Pieは、フィリングが予想外のボリュームで、予め焼いておいたパイ皿の他、既製のクラッカーケース(Ready Crust)も使って、結局3つのパイが仕上がった。

ので、そのうちの2つは即座に地下の冷凍庫へ直行。

日本にいる頃は必要に応じてデザートを1つずつ作って、作りたてのデザートはいつも食べきり、、、と言うパターンだったけれど。

北米の生活では、オーブンも冷蔵庫も大きく、その上、予備の独立型冷凍庫まであったりするので、デザートを作る際には合理的に複数を一度に作って置き、冷凍庫に保管し、必要に応じて取り出して使うって具合なのは、実に理にかなって手間が省けるのは勿論、経済的でもあったり?(まぁ、独立冷凍庫分の電力は余計に掛かるかも知れないけれど、多少)

そんな訳で、余分に作って置いたパイは図らずも、水曜日にMirianの家で集まることになったミーティングに持って行くことが出来たし、木曜日は急遽、訪ねることになったCarolynさん家へのちょっとした手土産として(日本みたいに持って行くことが必要不可欠な訳ではないんだけど)持って行くことが出来て便利だった。

甘党のCarolynさん家にはちょうど、彼女の成人した息子さんたちが二人遊びに来ていたから、3人でお茶の時間や食後のデザートに食べきって貰えたんじゃないかな?なんて勝手に想像。

Mirianの家には午前中の2時間くらいで行く予定が、ミーティングの後に残ったWilmaraも加え3人でのお喋りが尽きず、結局そのまま3人で軽いランチまで食べることになり、Mirianが『Costco』で買って来たという冷凍パックで売っていたらしい珍しい「海老入りのかき揚げ天麩羅」をご馳走してくれた。

思わず「ほかほかの炊きたてご飯」が欲しくなる私はさすがに日本人!とか思いつつ、ブラジル出身のMirianとWilmaraには特にそういう発想は無いらしいのは当然だけど。

Carolynさん家は市街近くにあり、せっかく足を伸ばしたついでに、彼女の家から近い大型アジア系スーパー・マーケット『Marche Hawaii』に寄って、うちの近所では手に入らない食材類を仕入れたり。

と、その前に、お昼どきでお腹が空いたのでレバノン風料理のファスト・フードの店にて"Chicken Shish Taouk"のサンドウィッチをコンボで、"Fries"と飲み物を注文したら、このポテトが他の店のとはちょっと違って辛味が効いていて滅茶苦茶おいしかった。


"Hit the Spot"(五臓六腑に染み渡る、みたいな?)ってのもあったんだろうけれど(最近、随分と長い間でファスト・フードのポテトとか油っぽいものを食べてなかったので?)、上に乗せてくれたガーリック・マヨネーズもとても美味しく。

何だかポテトがメインでお腹がいっぱいになったところで、気を取り直してようやく食材の買物へ。

『マルシェ・ハワイ』の店内はとても広くて整然としてる。


でもって、うちの近所の店では絶対にお目に掛かることの無いような、アジア風の怪しい食品をいっぱい売ってる。


一瞬「あ!日本のお菓子?」と思わせるような、でも「あ、違った。。。」みたいな、やっぱり怪しいお菓子もいっぱいで混乱する。

「ポッキー各種」や「コアラのマーチ」、「タケノコの里」や「きのこの山」なんかは勿論すぐに日本の製品だってこと分かるけれど。

台湾製のお菓子のパッケージには英語、仏語と並んで台湾漢字の他、何故か日本語での表記があって面白い。


読んでみると更に面白くて1人でウケてしまった怪しい私。

「粒のゴマを精選す
るのはおいしいです」

何故にソコで改行???とか。

美味しいゴマを厳選してくれた気持ちは解る気がするケド。


「綿密なアズキのあんの
入り口はすぐ溶けます」

ひとくち口にすると溶けるような口溶けの良さを表現ですね。

でも、綿密なアズキ???

綿密なアズキのあん、、、滑らかなこしあん、を意図かな?


「特色のとてもすばらし
い健康はおいしいです」

だからどーしてソコで改行?

そして、私が買ったのはコレ。

地元の銘菓にあるような、きなこ餅に黒蜜を掛けて食べるお菓子を彷彿させる味で、私的には満足のお値段も$1.99だったり。(6個入り)

さすがにKaitoは箱を見ただけで「食欲をそそらない」と興味を示さず、Erikaは懐疑的ながらも興味津々みたいに取り敢えず一つ箱から取り出して食べてみたのは予想外の行動。

でも、ひとくち食べてみただけで敗退。

さすがに餅の食感とか、きなこの粉っぽさとか、北米育ちの子供にとっては違和感が大き過ぎるみたいで。



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