2016年6月4日土曜日

早朝のガレージセール

木曜日、Davidは午後2時頃のフライトでラス・ヴェガスへ出掛けた。

夏期に向かい旅行者が増え空港が混み合って、警備も厳しくセキュリティを通過する列が長く、待ち時間も長く掛かりそうなミネアポリスの新聞記事を連日目にしてるから、空港へは早めに到着するよう車で送る予定で。

それでも家を出るのは11半くらいで大丈夫だし、あ、そうそう途中『Trader Joe's』に寄って「おやつ」(正確にはトレイルミックスだけど)を買いたいから、じゃあ、家を出るのは11時頃ね、と余裕で遅めの朝食を済ませ、キャリーオンの小さなスーツケースに荷物を詰め始め、「あ、僕の海水パンツはどこ?」って。

出掛ける直前になって持って行くものを探すのはいつものパターン。

何しろ日本へ JETプログラムで一年間の滞在予定でカナダから出掛ける際にも、出発の前の晩から荷造りを始めたエピソードの持ち主なので。

それでも、家族旅行の休暇でドミニカン・リパブリックへ出掛けるって前の晩に Davidが彼のパスポートを探し始めた時はちょっとだけ凍ったわ。

結局、まるで想像も付かないような場所に見つけるんだけど、それは彼が無意識のうちにモノを「ちょっとだけ」のつもりで色んなところに置いてしまって、置いたまま移動すると何処に置いたかの記憶が一切ないから。

なので私たちは時々「はて、どうしてこんなモノがこんなところに?」って現場に出くわす訳だけど。

妙なモノを予想外の場所で発見して笑えるうちはいいんだけど。

そんな何事にも余裕の彼だから、これから「飛行機に乗って旅に出る」ってな朝でもフツーに起きてフツーに支度してフツーに犬と散歩に出掛けて。

そして、犬と散歩に出掛けた先から家に電話してくるの。

「あのね、今、たまたま通り掛った家でガレージセールやってて、レゴのセットを売ってるんだけど、Kaitoが興味あるかと思って」

文字通り「犬も歩けば棒に当たる」みたいな。(ちょっと違うケド)

その後もまた「別の家のガレージセール」で立ち止まって再び電話して来たり。

既に何だったか忘れたケド、そっちでの見つけモノは。

ようやく帰って来たと思ったら、2軒目のガレージセールで欲しい物があったけど財布を持ってなかったから、今からちょっと車で行って来る、、、ってので、興味がてら私も一緒に行って見た。

彼が立ち寄った2軒とも。

どちらもまぁ典型的な北米のガレージセールで、一般の日本人的に潔癖なほどの綺麗好きな感覚で見れば多分「こんな物まで売るの?信じられないっ!」って程に強烈なインパクトを持った場面であり、ほとんどゴミに近いような「誰も欲しがらない」使い古しのガラクタばかりにも見えるんだけど。

多分、日本で開催されるフリーマーケットとは大幅に異なるかな、と。

昔は拒絶反応を感じたけれど、今はもうすっかり免疫が出来たのを実感する。

それでもやっぱり着古した衣類や寝具、履き古した靴やブーツは敬遠するけど。

結局、手ぶらで冷やかし半分に行った私も3つのアイテムを買って貰ったオチで。


#1
*手の取れてしまった古いミニチュアの陶製人形*
1ドル也


#2
*部品として使えそうな小さな木で出来た飾りがジャラジャラ下がってる木*
2ドル也


 #3
*ガラスの "Millefiori/ミルフィオリ"の大きなビーズ*
2ドル也


見知らぬ人が所有している未知の物たちとの出逢いってのが醍醐味。

あとは見ず知らずの近所の人と交わす他愛のない会話の魅力かな。

私も何となく開催したくなってしまった、ガレージセール。





2 件のコメント:

yana さんのコメント...


旅の支度は、人それぞれですよね。
海外に行く時、主人は2.3週間前からして、私は、3.4日前からします。(普通かなと思いますが・・・)
現地に行くと主人は意外に気候に合わないものを持って来ていたりして、
早ければいいというものでもないのですよね。
ご主人にはせめて前日までにはしてほしいところですよね。

ガレージセール・・・年季の入ったお人形さんですね。沢山可愛がられたのでしょうね。
 うちもやりたいわ~
娘がいるときは時々フリーマーケットに持って行ってくれたんだけど、最近はたまる一方です。
 

Mayumi さんのコメント...

yanaさん♪

性別には関係がないのですね〜。
私は、旅の支度を始めるのはいつも早過ぎると自覚はしてるのですが。(笑
心配性と言うか、、、ムダな心労が多すぎるのは分かってるんです、、、不安を軽減する為に準備を早くからする、と言うか。
夫婦って、足りない部分を補い合ってると言う意味では、逆の性格だったりするのも納得ですよね。

フリマとかガレージセールとか、「お店屋さんごっこ遊び」的な感覚が楽しいんですよね。
物は本当にどんどんと際限なく増えて行きますよね、放っておくと。
しょっちゅうAmazonからの配達箱が届いてるので、それと同じ分量くらいの処分が出来れば良いのですが、なかなか。