2016年2月21日日曜日

Pixel Hooking

*遠くから見るとようやく顔に見えてきたところ*


自分は本格的なラグ・フッカーではないと認識してはいるんだけど。

フッキングをするのは、自分にとっては絵を描くことであり、あとは同時に立体的な作品に挑戦してみたり、単に床に敷くラグとしてのみでなく、何かしら別の要素や機能を持った作品を作って見たいと考えている。

モットーは "Freeform" "Free Spirit" "Fearless"と3つの「F」で。

伝統的な形式に縛られることなく、型にはまる事無く、自分独自の冒険的で挑戦的な試行錯誤を繰り返したいと願ってる。

なので今回は既存のイメージを画素でフッキングする挑戦。

私的な呼称で "Pixel Hooking"。

取り敢えずラグ・フッキングのコミュニティでは新しい試みかも?

Monks Clothに小さな四角を線引きして、そこに色を埋めていく手法。

ひとコマは、ほぼ 1.3cm角の升目。

このプロジェクトでは、色に対する認識が深まった気がする。

素材のウールとして、自分が既に持っているパレットがいかに制限されているか唖然とさせられた感じで、単に「肌色」と言っても、1ダース程度で濃度の違う肌色を持っていたものの、ピクセルで表現しようとすると、実に50種類くらいの肌色を要するのを実感。

ピンク系の肌色、オレンジ系の肌色は勿論、そこに光と影と反射が加わって白っぽい肌色、灰色っぽい肌色、紫色がかった肌色、緑色がかった肌色、茶色っぽい肌色、そして更に紫色と灰色の混じった肌色とか、茶色と緑色が混じった肌色とか。

とても興味深い挑戦。



余談で。

水曜日の夕方、思い掛けずラグ・フッキング仲間のジェインさんから電話があって、木曜日に、ケイトさん宅であるフッキングの集まりに誘って貰った。

朝、迎えに来てもらい、10時から午後2時の予定の会で。

パストラミとスイス・チーズのサンドウィッチを作ってお昼用に持参。

あとは小さな袋入りのポテト・チップスも、手土産用のクッキーと一緒に。

私を含めて9人くらいのグループ。

初対面の人も一人いたり、思い掛けずテキスタイル・センターで顔馴染みの人も一人いたり、一緒にフッキングするのが目的ではあるけれど、それよりも社交としてのお喋りの方が興味深かったりする。

あとはホストの「お宅拝見」みたいな要素も楽しみ。

古くて趣のあるお家はとても温かな雰囲気に包まれて、ヴィンテージやアンティークの調度品とかコレクションとか飾られてるのが素敵だった。



2 件のコメント:

まゆみ さんのコメント...

去年から引き続き素敵な新しい出逢いがあり、その絆を紡いでおられるようで、読んでいて「うん!いい感じ!」
な~んてこちらまで嬉しくなったりしています♪

前回の日記の緑のマーメイドちゃんにメロメロです(*^-^*)

この作品も仕上がったのを想像すると楽しみですね~。
皆さんの刺激を受けながら、素敵な作品を作り続けてくださいね!

Mayumi さんのコメント...

まゆみさん♪

ありがとうございます。
「新境地」とか「開拓」とか、アメリカのミネソタで体感してる単語だったりします。
良い人々との出逢いは、良いエネルギーになりますよね、ほんとに。

マーメイドたち、髪や瞳の色によって印象が全く違うので本当に面白く、作るのが楽しみです。

この実験的な作品も、学ぶところが大いにあって楽しんでますが、仲間うちでも評価され興味を示されたり応援されるのは嬉しく思ってます。
ま、一体いつ頃に完成するのか?は謎ですが。(笑