2011年5月2日月曜日

選挙と中華と日本語

今日、カナダは全国的に選挙で、Erikaの通う小学校などの施設が投票会場として使われる為、子供たちは休みだった。

Davidは仕事でオンタリオ州のKitchener-Waterlooエリアへ出張していて留守なので、妙な解放感と言うか、私は料理する欲求が急下降し、何だか怠惰な食生活になりそうな予感。


普段、余り頻繁に"Take out"とか外食をしないので、この時とばかり、平日のランチを狙って(多分、混雑してないだろう、と)子供たちと3人で中華の"Buffet"へ出掛けて、遅い朝食兼の昼食を食べた。

"Chicken Wings"とか"Spring Rolls"とか"Sweet&Sour Soup"とか"Chow Mein"とか、中華と北米とのコラボレーションが面白い。

"Buffet"なので勿論「食べ放題」な訳だけど、そういう場所で必ず見掛けるのが、もの凄くデカイ体格の人が何度も何度も大盛りのお皿をテーブルに持って来ては、もの凄い勢いで脂っぽい料理を大量に食べてる図で、料金一律なのに「少食チーム」の私たちとしては何か負けてる感じの気迫で、更に食欲がゲンナリする感じ。
(とは言え、シッカリ食べるんだけどね)だはっ。

北米ってば、過食でデカイ人多過ぎ。肥満は深刻な社会問題だし。


レストランの向かいの席に座った3人家族の息子さんが私たちに背を向けて座ってたんだけど、彼の着ていたTシャツのデザインが、何やらいっぱい文字が書かれた日本語で、「一体どんな内容が書かれてるのか?」気になってしかたなかった。

「我々は、、、」で始まる文節が縦書きに並んでるの。

多分、着ている本人は、それが日本語かどうか?なんてまるで気にもしてないんだろうけど。

時としてデタラメな英語が書かれたTシャツを着る日本人みたいに。


この間、友達のHalehと初めて寄ったブティックでも、大胆な日本語プリントのドレスを見掛けて興味深かった。

*タンクトップ型のワンピース*

*「水車場の職人たち」って響きは雰囲気あるかも?*

どうやら明らかに日本の新聞に掲載されたコラムをそのままデザインとしてプリントされたらしい内容で、コラムニストの自己紹介みたいなのまで載ってるのが面白かった。

少なくともこの場合、デザインの日本語はデタラメな創作ではないってことでセーフ。
(でも、この新聞記事の著作権みたいなのはどーなんだろう?)謎。


うちの子供たちが小さい時には、日本から色々と衣料品を送ってくれる身内や親戚、友達が沢山いて、本当に有り難かったんだけど、でも、やたら英語で「ナンセンス」(良く"engrish.com"で掲載されてるような)がいっぱいプリントされてるようなのは、さすがに着せて外に出掛けられず残念だったTシャツなんかが結構あったり。

そういうのに比べれば、いかにも「ニッポン!」って感じのエキゾチックなデザインで、英語の代わりに漢字がプリントされてるようなTシャツの方が、数段カッコいいし、貰って嬉しかったな。

*ニッポン男児!的なデザインは北米でもカッコいい*

2 件のコメント:

まゆみ さんのコメント...

思わず、「小食チーム」という表現にパソコンの前で
ククッって笑ってしまいましたよ。
やっぱりサイズが違う分、食の太さも違うんでしょうね。(笑)

日本語や日本色の濃い衣類には、自然と目がゆくんでしょうね。

下の‘古き良き日本の伝統’みたいな香りがする
Tシャツ、カッコイイですね。私も好きです。

Mayumi さんのコメント...

まゆみさん♪

最近の欧米化した日本の食生活では、若い年代の日本人の体型も随分と変って来てるとは思うんですが。
でも、北米のデカイ人の迫力はハンパないですよねぇ。
とは言え、カナダはまだまだアメリカの比では無いですが。
アメリカのレストランでの一人前って、絶対に食べきれる量では無いし。(笑
食の太さもさることながら、飲む水の量も凄いンですよねー。

何やら和風のモノには反応してしまいますね、やっぱり。(笑

ほんと、日本ならでは伝統的なデザインとか色合いは、いつの時代でも個性があって魅力的ですよね♪