2011年3月16日水曜日

プロは飽くまでも冷静に仕事を遂行すべし

なんでも、計画停電を発表した電力会社の記者会見場に集まった記者たちの中には、とても「ジャーナリスト」とは思えない発言&態度の人々がいたそうで。

感情的になったり、興奮したり、激高したり、攻撃的になったり?



折しも、素晴らしくプロフェッショナルな仕事をする英語記者@NHKの報道ぶりに感銘を受けていたところ。


日本からの情報が激しく限定される環境にあって、有り難い存在の「You Tube」で見つけた日本発信のニュース映像の中から、私が最も「洗練された報道」として感動したビデオ。


うーん。まさにプロフェッショナル!



何しろ、あくまでも冷静沈着で表現が簡潔でいて的確。

その状況での言葉選びにそつが無く発音が明確。

合間に「Ahhh」だとか「Ummm」だとか無用な発声が無い。

しかも滞ることなく始終、有益な情報を継続的に伝え続ける。

↑これって本当に凄いことだと思う。

(私なんて、映像を見ながら独りで興奮して「Oh my god!」とか「Geez!」とか「Oh no!」とかを連発してました)←パニックし易い


因に、同じ状況のビデオで日本語の記者は、必要以上に興奮して鼻息が粗く、ムダな音声(「あぁ〜」とか「おぉ〜」とか)も多く耳障りで聴き難かったです。


なので余計に、この英語記者はただ者では無いっ!と思う。

1 件のコメント:

LM さんのコメント...

> 折しも、素晴らしくプロフェッショナルな仕事をする英語記者@NHKの報道ぶりに感銘を受けていたところ。

この人のコメント、今聞いてみると、日本にいても傍観者に過ぎない人なのかなぁ、という感じがします。
コメントによれば東京在住で、渋谷のNHK放送センターから放送していたんでしょうけど、この人にとっては東北の地震も、スマトラの地震並みに他人事だったのでしょう。
声が若いみたいだから、日本生まれだとしても阪神大震災も知らない世代かもしれない。
日本の地理もあまり分かっていないみたいですし。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110501/dst11050113320014-n1.htm

この記事のように、日本では今も大震災は現在進行形です。
GWなので、たくさんのボランティアが被災地に入っており、現在も続く想像を遥かに超えた惨状に、日々打ちのめされているようです。

私のような高齢者は実体験がないまでも、日航機墜落事故や阪神大震災、奥尻津波の惨状を見聞きしていますが、特に経験も想像力も乏しい若い人たちは言葉を失い、非常に大きなショックを受けているようです。
あの津波の映像を見、死者・行方不明者3万人と聞いていても、あの場所で何が起こったか想像もできなかったのかもしれません。

> 因に、同じ状況のビデオで日本語の記者は、必要以上に興奮して鼻息が粗く、ムダな音声(「あぁ〜」とか「おぉ〜」とか)も多く耳障りで聴き難かったです。

ちなみに、日本人記者(キャスター?)の場合は次々と入ってくる新しい情報に対応していたと思われますが、英語を喋っていた人は、予め書いた原稿の文章のみを読んでいたものと思われます。
(5:25付近に日本人ディレクターの「これ読みましょうよ」というコメントが聞こえます。)
だから、映像と併せて聞いていると、かなり違和感を感じるような気がします。
(9:45の女性スタッフの笑い声は論外としても…。)

日本人キャスターでも、民放の女性キャスターなど、優秀な人は何人かいましたよ。

> 計画停電を発表した電力会社の記者会見場に集まった記者たちの中には、とても「ジャーナリスト」とは思えない発言&態度の人々がいたそうで。

何処からの情報か分かりませんが、当時は政府も東電も保安院も非常に混乱していて、マスコミはみんなイライラしていましたね。

もっとも、大半の日本人も怒っていたし、今も怒っている人は少なくないですけど。
この震災が収束期に入るまでは、このストレスもまだまだ続くのでしょうね。
現在のアクション・プランでは少なくとも、お盆以前に収束期に入ることはないようです。