雪の世界で密やかにBaileysで祝う桃の節句

何だか予想通り、March Breakの４日間は「毎日が日曜日」みたいな感じであっと言う間に過ぎて行った。

気が付けば木曜日の夜、って感じで。うぎゃ。

今日は３月３日、桃の節句なので夕食に寿司を巻いてみたり。

海老フライとアボカドと厚焼き卵とキュウリのコンビネーションを一緒に巻いたもの。

これでも少しは日本の伝統とか文化とか食生活を取り入れようと、毎日の北米的な我が家の食卓に変化をつけてみる試みの私の（本当に）小さな努力の一環で。

「今夜はお寿司ね。ほら、日本は女の子の節句だから。」
と話したら、意外にも Kaitoが
「あぁ、知ってる知ってる！」
と言うので驚きつつも感心したら、
それは彼の、来週３月８日火曜日の『International Women's Day』との勘違いだったので、あぁ〜やっぱりね。

そんなことだと思ったよ。とほほ。って感じのオチで。


日本に住んでたらきっと、爺ちゃん婆ちゃんに買って貰ったであろう（←飽くまでも予想だけど）立派な？お雛様だってちゃんと飾って、ちらし寿司に貝のお吸い物なんか頂きながら、焼き物の花瓶に挿した桃の花を愛でながら白酒もちょっとだけ舐めるように嗜んだり（殆ど下戸だから）して祝うんだろうけど。

現実は、キッチンで寿司の準備をしながら独りで静かにBaileysを飲んで密やかにお祝い。


とにかく、ようやく３月になったとは言え、Erikaと外出する予定だった水曜日は朝から吹雪で。

＊裏庭の物置の屋根越しに見る白い世界＊

まるで『真冬』って感じの風景に説得され外出は延期。

＊これじゃ出掛ける気分も萎えるわねぇ＊

いつまで経っても真冬のモントリオールでの「冬鬱」、若しくは「Winter Blue」、または「Winter Blur」、とにかくそんな感じの「冬の魔物」に呑まれないようカリブ海で１週間のVacationに逃避予定。