2012年5月8日火曜日

クイジナート受難

*I tend to buy kitchen items by their designs 
over their functions and prices, it seems.
I really like "Cuisinart" because they always make 
cool, sleek looking designed products.
But I'm getting to be more and more skeptical
about their quality and reliabilities these days.*


モノを買う時の選択基準は、「デザイン」「性能」「値段」の3つの要素のバランスかと思うんだけど。

実際問題として、3つの条件が全て理想的に揃うって現実は余りなく、だからどれかしら妥協しなくてはならないって事は多くて。

私の失敗はいつも「デザイン」、、、つまり「見た目の良さ」を優先してしまう傾向にあるってこと。

それで私のキッチン周りには『Cuisinart』社製のモダンでスタイリッシュな、ステンレス仕上げの家電が多かったりするんだけど。

それらの「デザイン」には勿論、満足しているものの、「品質」に対してはちょっと懐疑的、そして「値段」は他のメーカーの同機種の製品と比べてもやっぱり少し高いなぁ〜と思う。

そして先週、買って1年ちょっとの電気ケトルが突然、機能しなくなってしまった。

メーカーの3年保証がついてたので、カスタマー・サービス・センターに連絡して修理して貰えるのを確認した後、ケトルを郵送した。

1週間くらいして届いた荷物を開けると、私が送ったケトルは修理不可能だったらしく、同じ機種の真新しいものが「交換」品として入ってた。

*The "brand-new" electric kettle worked only for seconds,
and then stopped working.*


「ちょっと壊れ易いケド、保証サービスがあって良かった♪」
と喜びつつ、送られて来たばかりの新品の電気ケトルでお湯を沸かし、早速お茶でも飲もうとしたんだけど、電源を入れて途中までお湯を沸かし始めた時点で何故か機能が停止してしまった。

どうやら欠陥品だったらしい。。。とほほ。

それでまたまたカスタマー・サービスに電話をして、「代替えで送られて来た新品のケトルが故障で機能しません」と話したら、「うーん。それは変ですね」と。

結局、またまたケトルを郵便で送ることになって(但し、今回は先方の着払いで)、今日、雨の中、郵便局まで箱を抱えて発送に行った。

さて、次回はちゃんとした(不良品じゃない)ケトルが送られて来るのかどうか?

思うに、温度設定とかのプログラミング出来る(余計な)機能がある分、製品として複雑化して微妙に繊細で壊れ易くなってるんじゃないかな?なんて。

そんな訳で、電気ケトルの不在の間、原始的なホーローケトルをストーブ(キッチンコンロ?)で使う気分はまるでキャンプ。

沸騰した後も勝手に止まってくれないのが不便ったら。

いずれにしろ、現在愛用中の『Cuisinart』のブレッド・マシーン(パン焼き機)も、パンの材料を混ぜたり捏ねたり機能が最近かなり怪しく、時々モーターが空回りしてる感じだし。

なもんで、Davidからも「これを教訓に、デザイン志向で"Cuisinart"製品を選ぶのはもう止めた方がいいかもね?」なんて釘を刺される始末。

と、取り敢えず、気を取り直して珈琲でも飲もう。。。

と思ったら、何故か突然コーヒーメーカー(勿論、クイジナート社製なわけよ、これが)がご臨終の模様で、まさかこのタイミングで!?のタイミングの良さに「おーまいごぉーっ!!!」とビックリな私。

*Now it's time for my coffee maker to go (/die).
It stopped working suddenly, it's still relatively new though.
I should learn lessons, 
it might be time to start looking for something more durable.*




2012年5月5日土曜日

本日の庭


ようやくモントリオール周辺にも本格的な春の訪れ。

うちの花壇にも色とりどりのチューリップが咲いて嬉しい♪


Ottawaのチューリップ・フェスティバルも今週末から。
(5月4日から21日まで)

そして
暦の上での公式なガーデニング再開日まであと2週間。




JasperとAgate

*Jasper stone beads I got at "De Serres",
each one has their own unique design of colors and stripes.
Very fascinating.*


今でも日本で流行ってるのかどうか、「不思議な効力がある」とか「願い事が叶う」とか一時期もてはやされていた「パワー・ストーン」としての位置づけでの天然石には正直、余り興味は無かったんだけれど。

それでも最近、"Jasper"(特に"Ocean Jasper")だとか、"Agate"だとかの種類の石たちに魅力を感じてる。

これまで大きな天然石のアクセサリーって、どちらかと言うと「年配の女性が身に付ける」イメージが私の中にあって、だから若い頃の私にとって、まるで興味の対象外だった。

突然、最近になって気になり出した、、、って事は要するに、私もそういう歳になった、、、ってことなのかどうか。

自然の創りだすデザインに価値を見出すことが出来るだけの、成熟したオトナになった証拠だったりするのかも?なんて、自分なりに嗜好の変化を分析して、意味もなく理由付けを試みたりして。

とにかく、二つとして同じ色柄のものが存在しない独特の色合いや縞模様が本当に綺麗で、そのランダムにして完璧なデザインの一つ一つを見比べていると、一体全体どんなプロセスを経たらこんな複雑な模様になるのか?ぼんやりと思いを巡らせてしまう。

そんな訳で、私にとって初めての素材になる天然石 AgateとJasperを用いて、ネックレスとイヤリング(ピアス)を作って見た。

思った以上に、落ち着いて趣のあるデザインの存在感は、ちょうど私くらいの年代にはしっくりと来る感じ。


*I'm very fascinated by these unique colors of agate beads as well.*


ただ、素材が「石」なだけにちょっとした重量があって、重さを感じるのは肩凝り症の人には辛いかも?(まぁ私も、どちらかと言えばそんなうちの一人ではあるけれど)

それでネックレス部分のビーズ(アガット)の量を減らし、ペンダント部分の石(ジャスパー)は極力小さめのものを選んで、母の為のネックレスも作った。

*I hope my mother would like it.*


こちらにも勿論、お揃いのイヤリング(ピアス式)を作って添えて、航空便で「母の日」に間に合うよう発送済み。




2012年5月4日金曜日

十代のお洒落セット


"Nail Art"が趣味のErikaは
13歳になったのを記念して
誕生日デザインの爪をしていた先週末。

- 数字の13
- 風船
- カップケーキ
- 誕生日プレゼント
- ハート
(一部:日光に当たると色が変わるエナメル使用)

13歳は"Thirteen"でティーンの仲間入り。

日本だと中学1年生。

北米では小学校の高学年くらいから
メイクをして登校する女の子も多い。

余談で、
耳にピアスをあけてるのは
赤ちゃんの時からだったりする子もいるし。

その辺りの感覚の日本との違いは、
最早、文化的相違としか言えないンだろうけれど。

そんな訳で、
13歳の彼女への誕生日プレゼントは、
本人のリクエストも反映して


『Quo』のカラー・パレット。
(アイシャドーが中心)

そして
同じく『Quo』のリップ・グロスminiセット。


母親としては何だかとっても感慨深い。



入り口はすぐ溶ける


先週末、久し振りに作ったKey Lime Pieは、フィリングが予想外のボリュームで、予め焼いておいたパイ皿の他、既製のクラッカーケース(Ready Crust)も使って、結局3つのパイが仕上がった。

ので、そのうちの2つは即座に地下の冷凍庫へ直行。

日本にいる頃は必要に応じてデザートを1つずつ作って、作りたてのデザートはいつも食べきり、、、と言うパターンだったけれど。

北米の生活では、オーブンも冷蔵庫も大きく、その上、予備の独立型冷凍庫まであったりするので、デザートを作る際には合理的に複数を一度に作って置き、冷凍庫に保管し、必要に応じて取り出して使うって具合なのは、実に理にかなって手間が省けるのは勿論、経済的でもあったり?(まぁ、独立冷凍庫分の電力は余計に掛かるかも知れないけれど、多少)

そんな訳で、余分に作って置いたパイは図らずも、水曜日にMirianの家で集まることになったミーティングに持って行くことが出来たし、木曜日は急遽、訪ねることになったCarolynさん家へのちょっとした手土産として(日本みたいに持って行くことが必要不可欠な訳ではないんだけど)持って行くことが出来て便利だった。

甘党のCarolynさん家にはちょうど、彼女の成人した息子さんたちが二人遊びに来ていたから、3人でお茶の時間や食後のデザートに食べきって貰えたんじゃないかな?なんて勝手に想像。

Mirianの家には午前中の2時間くらいで行く予定が、ミーティングの後に残ったWilmaraも加え3人でのお喋りが尽きず、結局そのまま3人で軽いランチまで食べることになり、Mirianが『Costco』で買って来たという冷凍パックで売っていたらしい珍しい「海老入りのかき揚げ天麩羅」をご馳走してくれた。

思わず「ほかほかの炊きたてご飯」が欲しくなる私はさすがに日本人!とか思いつつ、ブラジル出身のMirianとWilmaraには特にそういう発想は無いらしいのは当然だけど。

Carolynさん家は市街近くにあり、せっかく足を伸ばしたついでに、彼女の家から近い大型アジア系スーパー・マーケット『Marche Hawaii』に寄って、うちの近所では手に入らない食材類を仕入れたり。

と、その前に、お昼どきでお腹が空いたのでレバノン風料理のファスト・フードの店にて"Chicken Shish Taouk"のサンドウィッチをコンボで、"Fries"と飲み物を注文したら、このポテトが他の店のとはちょっと違って辛味が効いていて滅茶苦茶おいしかった。


"Hit the Spot"(五臓六腑に染み渡る、みたいな?)ってのもあったんだろうけれど(最近、随分と長い間でファスト・フードのポテトとか油っぽいものを食べてなかったので?)、上に乗せてくれたガーリック・マヨネーズもとても美味しく。

何だかポテトがメインでお腹がいっぱいになったところで、気を取り直してようやく食材の買物へ。

『マルシェ・ハワイ』の店内はとても広くて整然としてる。


でもって、うちの近所の店では絶対にお目に掛かることの無いような、アジア風の怪しい食品をいっぱい売ってる。


一瞬「あ!日本のお菓子?」と思わせるような、でも「あ、違った。。。」みたいな、やっぱり怪しいお菓子もいっぱいで混乱する。

「ポッキー各種」や「コアラのマーチ」、「タケノコの里」や「きのこの山」なんかは勿論すぐに日本の製品だってこと分かるけれど。

台湾製のお菓子のパッケージには英語、仏語と並んで台湾漢字の他、何故か日本語での表記があって面白い。


読んでみると更に面白くて1人でウケてしまった怪しい私。

「粒のゴマを精選す
るのはおいしいです」

何故にソコで改行???とか。

美味しいゴマを厳選してくれた気持ちは解る気がするケド。


「綿密なアズキのあんの
入り口はすぐ溶けます」

ひとくち口にすると溶けるような口溶けの良さを表現ですね。

でも、綿密なアズキ???

綿密なアズキのあん、、、滑らかなこしあん、を意図かな?


「特色のとてもすばらし
い健康はおいしいです」

だからどーしてソコで改行?

そして、私が買ったのはコレ。

地元の銘菓にあるような、きなこ餅に黒蜜を掛けて食べるお菓子を彷彿させる味で、私的には満足のお値段も$1.99だったり。(6個入り)

さすがにKaitoは箱を見ただけで「食欲をそそらない」と興味を示さず、Erikaは懐疑的ながらも興味津々みたいに取り敢えず一つ箱から取り出して食べてみたのは予想外の行動。

でも、ひとくち食べてみただけで敗退。

さすがに餅の食感とか、きなこの粉っぽさとか、北米育ちの子供にとっては違和感が大き過ぎるみたいで。



AvengersとDQ

*IMDbよりの画像*


今日、金曜日はまたまた子供たちの学校が休みで。

Kaitoは今日から公開の映画『The Avengers』/ジ・アヴェンジャーズ("The"を「ザ」と読まないとこに注意)が観たくて、Davidと一緒に観に出掛ける予定を取り付けてたんだけど。

私だって映画館で『Iron Man』や『Captain America』をKaitoと一緒に観てるから、それらの続編みたいな、「Marvel's Heroes」大結集〜!みたいなコノ映画も観たい気がして。

なので、まるで興味ナイErikaを除く3人で観て来た。
(ErikaはTrixieと家で仲良く留守番♪)

とにかくヒーローが大集合!なだけに大物俳優が勢揃いでの共演は迫力があったし、そこにBlack Widow役のScarlett Johanssonが華を添える感じで、彼女のアクションも迫力あって様になってた。

勿論、最初からヒーロー達が皆、打ち解けて仲良く助け合って戦う、、、って訳もなく、序盤の紆余曲折がこれまでの過去の経緯のおさらいって感じで、『Thor』はまるで観てなくて縁の無かった私にとってはちょっとしたキャラクター紹介的なプロセスになって良かった。

Pepper Potts役に相変わらずちゃんとGwyneth Paltrowが出てたりもして、鍵になる重要人物を同じ俳優が演じてるのも良かったし。

とは言え、『Hulk』はオリジナルのEdward Nortonではなく、Mark Ruffaloだったりするのは、Nortonの俳優としてのストイックさみたいなもの(プライベートでも"activist"的な印象が強いし)が、チーム・プレイヤーとして働く能力を要する場面では欠けていたりするのかも?なんて思わせる記事の一節に納得したり。
("They needed an actor who embodies the creativity and collaborative spirit of our other talented cast members"だそうで)

Jeremy Rennerは最近、『The Hurt Locker』以来よく見掛ける顔で、最新の『Mission Impossible』でもインパクトのある存在感の役柄がぴったりとハマってたし、頭の切れるアクの強い肉体系路線のイメージかな。

まぁストーリーは「水戸黄門」的な起承転結ハッピー・エンディングで良かった良かった〜!って軽いノリではあるんだけど、視覚的な映像の迫力とかスピード感とか、ヒーローものならではの正義とかパワーとか戦いを単純に楽しむ為の映画よね。

公開初日だけに、映画館に12あるスクリーンのうちの3つで上映してたんだけど、「一般2D」と「3D」と、そして「ULTRAAVX」って言う豪華な音響で予約席で観る3Dとあって、私たちはフツーの2Dで(安いから)楽しみました。

映画が終わった後の音楽がカッコ良かったから、曲名とかバンド名とかチェックしてから帰ろっかな、、、と席を立たずにいたんだけど、何故か周辺の席にも帰らない人が座ったままいることに気付いて、なんか不自然だなぁ?と一瞬思った後に気がついた。

あ! きっとエンドロールの後で何か「おまけ」があるんだ!ってことに。

待ってた甲斐あって、案の定、「おまけシーン」が最後に♪

残ってた人々で一緒に最後の笑いを共有して、拍手して終了。

いい気分で劇場を後にしたあとは、、、。


高速道路沿いの季節営業の『DQ』に寄り道。


私は"Hot Fudge"のサンデーで今シーズン初のDQでびゅー。



2012年5月1日火曜日

誕生日の週末

日曜日は Erika13歳の誕生日だった。

彼女の仲良しの友達2人 Samalaと Britneyと映画館で待ち合わせて、保護者代表の私を加え4人で一緒に映画『Mirror Mirror』を楽しんだ。

白雪姫を題材にした、ジュリア・ロバーツが継母クィーン役のこの映画、前評判は今一つだったから余り期待はしてなかったんだけど、意外に面白くて、ロマンチック・コメディとしては凄く良く出来た作品だと思うんだけど。

まぁ確かに映画評論家がこぞってうんちくを語るようなコムズカしい芸術作品じゃないってことは確かだし、最後に歌って踊る〆はまるで"Bollywood"(インド映画の特徴)ノリで笑えたけれど。

残念ながら、コスチューム・デザイナー Eiko Ishioka(石岡瑛子氏)の遺作になってしまった作品ではあるけれど、鮮やかな色合いで奇抜なデザインの衣装の数々は、見とれてしまうほど豪華で素晴らしく目にも楽しめた。

モントリオールで収録されたこともあり、衣装の制作には義妹も携わっていた(長い間での憧れ"Eiko Ishioka"に会えて喜んでいた)ので、映画の後のエンドロールに彼女の名前を見つけて嬉しかった。

*We were excited to find the name of my sister-in-law
at the end of the movie "Mirror Mirror".
She made some of those beautiful costumes in the movie.*


映画の後は3人の女の子たちを車に乗せて家に戻り(箸が転げても可笑しい年頃みたいでお喋りと笑いが絶えず、途中、唄い出したりとか、とにかく賑やか!)、夕食の準備が出来るまでの間、彼女たちは3人で一緒にTrixieの散歩に出掛けたり、裏庭で遊んだり、何やら楽しそうに過ごした後、早めの夕食に自家製のピザやサラダやケーキを食べた後、それぞれ彼女たちのお父さんやお母さんに迎えに来て貰って帰って行った。



前日の土曜日には、身内での誕生会で朝食形式での食事会。

7人分のフレンチトーストやハッシュブラウンやソーセージを一度に調理して温かいまま食卓に揃えるって技に不慣れで、ちょっとだけ苦労した。(オーブンを「保温」温度にセットして仕上がったものから順に入れておいたケド)

ガーデンサラダの他に「クスクスのサラダ」も作り、今回、初めて加えてみた缶詰のツナが、オリーヴ油とレモン果汁のさっぱりとしたドレッシングに合って、凄く美味しかった。

トマトと玉ねぎとキュウリとブラック・オリーヴが入ってたので、後からフェタチーズを加えて最強コンビネーション。(食事制限のある義父がいる際にはチーズ類は見合わせ、だけど)


*Cous Cous Salad with some Tuna (and Veggies)
I used the same amount of olive oil and lemon juice
mixed together and added a bit of vinegar.*


最近、気に入ってるソーセージ・パックは6種類の味が楽しめる。

「マイルド・イタリアン」とか「ベーコン+チェダー」とか「メープル風味」とか、あとはフランスの都市「トゥルーズ風」(どんなだ?)とか。

微妙過ぎて区別がつかないけど。

*You can enjoy 6 different flavors in a package
and they are all good.*


デザートはお約束の"Key Lime Pie"で Erikaは大喜び。

作るのは凄く簡単で、クリームチーズ(250g)とコンデンス・ミルク(300ml)とライム・ジュース(125ml)を混ぜたところに、ホイップしておいた生クリーム(250ml)を混ぜて、パイ皿に入れて冷蔵庫で3時間以上冷やすだけ、、、なんだけど。

これからの季節に最適な爽やかなデザート♪

*Erika loves my Key Lime Pie
and it's no-brainer to make.*


そして、Davidが Erikaの為に用意した秘密のプレゼント。

*This very special belt buckle was a one of the gifts
we secretly prepared for Erika's 13th birthday.*


解る人には解るらしい"Zelda"のベルト・バックル。