2011年12月7日水曜日

Hugo

*IMDbよりの画像*


先週の金曜日は子供たちの学校がお休み(また!)だったので、家族4人揃って映画『Hugo』を観て来た。

入場券は「Air Canada」社のマイレージで送られて来たので無料だったンだけど、この映画は「3D」なので特別料金(3D眼鏡代含む)の為、一人$3ずつの追加料金で。

この映画の中で「3D」が(私にとって)一番効果的だったのは、1930年代のパリが舞台の冬の黄昏時の場面で大気の中にチラチラと舞い降りる小雪が、まるで目の前をかすめるような近さの臨場感でとても綺麗だった。

監督がMartin Scorseseってのが意外性の作品。

主人公「Hugo」を演じるAsa Butterfieldのインパクトのある青く澄んだ瞳が印象的。

Ben KingsleyとかChristopher Leeとか圧倒的な存在感で、古い時代での映画製作の背景や昔の映像が楽しめるのは、映画好きの人にとってのボーナスって感じかも。

何だか恐ろしく「ジョニー・デップ似」の役者が、駅の構内で連日、楽し気なパリの雰囲気を奏でる音楽を演奏するバンドのギタリストを演じてるなぁ〜と思ったら、プロデューサー名簿の中に「Johnny Depp」の名が連ねてあるので、多分やっぱりアレは彼本人が「カメオ」的に出演してるのかも?ってのは今のところ謎。
(結果→Emil Lagerと言う名の俳優でDeppとは別人らしい)

ファンタジーではないけれど、ちょっとした冒険もあって、実在する映像作家のドキュメンタリー的要素も含む人間ドラマって感じかな。

LEGOのAdvent Calendar

私としたことが!

しっかりクリスマス・ツリーは出したものの、大好きな『Advent Calendar』の存在をうっかり忘れていたことに気付いた。

気を取り直して、12月の2日からスタート!

*我が家でお馴染みのやつ@2000年制作*


あとは、うちと同様『LEGO』好きな息子を持つ私の古い友達@日本とのメールのやり取りの中で思い出させて貰った。。。もう一つのアドヴェント・カレンダー「そう言えば買ってあったハズ!」って、$50で結構、高かったンだけど。

*『LEGO』の「スター・ウォーズ」版*


「12月になるまでKaitoに内緒で隠しておこう〜」と、他の内緒のクリスマス・プレゼントたちと一緒にクローゼットの奥にしまって、すっかりその存在を忘れかけていた。

*"Exclusive"って言葉に弱い:サンタ姿のヨーダ入り*


数字の書かれた扉を日付に合わせて1から24まで開けて行くと、毎日、日替わりで『LEGO: STAR WARS』の(映画に出て来る)宇宙船の数々が小さな可愛いサイズに仕上がるレゴ・パーツや、ミニフィギュアなんかが出て来て嬉しく面白い。

クリスマス前日まで続く「おたのしみ」って感じで。

あ、サンタクロース姿のヨーダのミニフィギュアだけ私のものになるらしい。。。


英語脳の休息

さすがに師走だけあって気忙しいだけでなく、実際に労力を伴うイベントやらボランティアやら、社交行事やら私的プランやらが目白押しで慌ただしい。

そんな中、今日(水曜日)は意識して予定を入れず、独り家で静かに過ごす時間を満喫中。


考えて見ると私は子供の頃から家で大人しく遊ぶのが好きだった。

大人になって色々と出掛けて行く楽しさを知って、スケジュールで一杯に埋まったオーガナイザーがまるで自分の社会的人気度のバロメーターみたいな錯覚の自己満足的に酔ってた頃も遠い昔。

最近はちょっと歳取った面倒臭さもあるのか、幼少からの本来の性質に戻りつつあるのか、何かしらの予定が連日入ることに対する不安感みたいなものがあって、何とか合間にしっかり「何の予定もない静かに家で過ごせる日」を死守しようとする本能が働いてる感じ。

多分それは一般の社会人にとって最高の贅沢だったりするのかも知れないけれど、本当に何のプランもない、時間的な制約もない、誰からの束縛もない、自由で解放的で非生産的(怠惰とも言える)な一日を独りで静かに満喫することが、最近の自分にとって、自分の精神と心にとって必須に思えるのは、暗に潜在意識的な自己防衛なのかも。


今週は大勢の人々と接したり、家族以外の誰かしらと一緒に過ごすイベントが6つもあって、楽しくて刺激のある時間を過ごすのはいいとして、自分にとっての第二母国語(英語)で絶えず思考し続ける行為ならではの疲弊ってのもある気がする。

何しろ、英語での思考とコミュニケーションは、日本語でのそれと比べると数段ダイナミックなので、エネルギーの消耗が激しい。


日本語での思考は比較的穏やかに慎ましく曖昧で、コミュニケーションも「何となく」って感じに遠慮がちに控え目な「微妙」な表現が許される分、「まぁいいや」ってなノリで手を抜ける感じ。

でも、北米での英語社会の中での私が「自分のありたい立ち位置」として、「まぁいいや」的な脱力はあり得ないので、ピンポイント的に自己主張し続けるエネルギーとか、英語の会話的表現に伴う発音の大袈裟過ぎるくらいの抑揚を持った発声をし続けるエネルギーとか、全ての表現に於いて「自分」を前面に押し出し続けるようなエネルギー(誤解を招かないように、とか自分を不利な立場に導かないように、とかの配慮と共に)とか、あ、あとは当然、会話を演出する割りと大袈裟とも思える身振り手振りを交えたジェスチャーのパフォーマンスとか、やっぱり色んな意味で英語は日本語よりもエネルギーを消耗する会話法な気がする。


まぁとにかく、今日はそんな師走の合間の贅沢な一日。

*何でも「新発売!」を試してみるのは日本人の血かも?*


風邪気味の時に飲んで美味しいレギュラー版のChaiよりも更にアロマがアップグレードした新しい種類の「Chai French Vanilla」は、"Fine black tea perfectly balanced with the flavours of vanilla and savoury spices of cinnamon, cardamom, cloves and ginger."の表記の通り、甘くてスパイシーな香り♪

2011年12月5日月曜日

クリスマス切手

12月も2週目に突入。

そろそろクリスマス・カードを発送しないと。


いつも「早めに」・・・と心掛けてはいるんだけれど、
でも、
なかなか切羽詰まらないと出来ないのは何故だろう?


取り敢えず、
今年も切手だけは早めに購入してあるんだけど。

クリスマス時期に発行される記念切手。

*Holly/柊のデザインの国内用切手*


あとは左から
- カナダ国内用  Permanent
- アメリカへの郵便用  $1.03
- 海外への郵便用  $1.75



どの切手も素敵なデザインと印刷が施されて、
ちょっとした芸術作品って感じで素敵。


2011年12月2日金曜日

The Descendants

*IMDbよりの画像*

火曜日の晩はNewcomers Clubの映画の会で、 George Clooney主演の映画『The Descendants』を、何と今回は15人くらいの参加者で一緒に観て来た。

映画の後はいつも通り、近くの『Tim Hortons』に寄って珈琲を飲みながらお喋りして。


何だか意外と多くのメンバーが口にしてた映画の感想は、割りと「掴みどころが無い」ので「好きとも嫌いとも言えない」そんな感じで、ちょっとビックリした。

だって、私的にはもの凄く気に入って、好きなタイプの作品だと感じたから。

まぁ舞台がハワイってのもあって、6時間程度で行ける日本人にとっては身近なリゾートも、欧米人には馴染みが薄い場所なのかも?ってのを改めて感じさせられた。


頻繁に海外のリゾートに出掛けてる印象のメンバーの中で、特に Julieとの会話の中で、興味深そうにハワイについて聞かれたのがちょっと意外な気がしたけれど、考えて見ると、やっぱり多くの北米人(特に東海岸在住)にとってのリゾートと言うと、短時間で気軽に行けるフロリダやメキシコ、カリブ海の国々なんかが主流で、わざわざハワイまで遠出する人は少ないのかも。

Davidに言われて「確かに!」と納得したのは、せっかくのバカンスにわざわざ時間を掛けて遠出してハワイまで出掛けても、勿論トロピカルで素敵な場所には違いないけれど、そこは結局「アメリカ」なんだってこと。

南国としての異国情緒は確かにあるにしても、言語や食事や文化には余り目新しい刺激が無い分、その程度の「外国旅行」気分しか味わえないのであれば、ちょっと南下し国境を越えてニューヨークやボストン、リゾートならフロリダで充分、お手軽に楽しめるって訳なんだろうな。


まぁ、そういう私も一度しか行ったことのないハワイではあるけれど、オアフ島だけに留まらず、まるでtaxiみたいに気軽に飛んでる国内路線の小型飛行機に乗って、"Big Island"ハワイ島や他の島にも滞在(ホテルではなくコーヒー農園とか)して現地での生活を味わった分、旅の想い出は印象深く、特別な愛着のようなものを未だに感じてる。

なので全編ハワイが舞台のこの映画、色んな場面で懐かしい親しみをもって楽しんだって部分は確かにある。


いずれにしろ、映画の話しに戻ると、地元新聞 Montreal Gazetteで T'CHA DUNLEVYと言う記者が『The Descendants』について書いた映画評論をたまたま読んで、凄く共感した、と言うか謎が解けた部分は、

"Alexander Payne is a master of understatement.  The director likes to creep up on you, as he did with his unlikely 2004 hit Sideways.  …the opaquely titled,…"

なるほど、この監督の作品って典型的な単刀直入で解り易いハリウッド映画とは違う感じ?

控え目で間接的で。

特にこれはカーチェイスもアクションも、表立ったロマンスも無いし、静かに淡々と進む"Family Drama"のカテゴリーでありながらも、それなりに笑いや泣かせるツボは押さえてる、みたいな部分ではちょっと邦画的。

そして地味で慎ましい作品のくせにしっかりアカデミーにはアピールするって辺りも含め、やっぱり『おくりびと』に似て、「日本人ウケ」する映画だろうと思う。

派手さは無いけれど、人間の感情とか葛藤とかの目に見えない部分の人間模様を少しのコミカルな笑いと涙で丁寧に仕上げてある、そんな感じ。


何しろキャスティングが上手くて、でも、映画監督として、同様に監督業をこなす役者(この場合George Clooney)を使うのって、演出とか多少の演技指導みたいなことをするのって、やり難いんじゃないかなぁ〜?なんて素人的に思っちゃうんだけど。

とにかくGeorge Clooneyと、彼の二人の娘役(Shailene WoodleyとAmara Miller)3人での絡みを見る限り、子育てに悩みつつ真摯に向き合うClooneyの父親像ってのは「凄くあり得る!」ってくらい自然で微笑ましく、説得力があった。
(勿論、彼はプライベートで独身を貫く主義らしいケド)

この女の子2人の姉妹がどちらもハマり役で、Woodley(長女役)は最近人気のEmma Stone系の顔?って一瞬思ったけれど、Miller(次女役)は年相応の子供らしさを上手く演じていて、時々ちょっとふてぶてしい感じとか、食べ方が汚いところとかも演出だとしたら凄い。

あとは何と言ってもWoodley(長女)が家に連れて来たBF"dopey surfer boyfriend", Sid役のNick Krauseの存在がサイコーで、最初は何て冴えない役だろうって印象で、なんで彼をわざわざ登場させるのか?まるで予測出来なかった。

鈍くて無遠慮で気の利かない典型的な今どきの男の子だと思った Sid(Krause)が、実はそれなりに繊細で素直で配慮のある若者に見えて来るプロセスは醍醐味。

結局、どんな人間も単純に善いとか悪いとか好きとか嫌いとかではなく、自分との利害関係とか状況や視点の変化によって、その人物評価に影響を与える現実は、特に私にとって永遠の課題であり興味深い。


家族として機能しながら夫婦の信頼関係を維持するってのも、なかなか現実の世界でも単純では無いけれど、だからこそ、映画の中で最後にClooneyが妻にかけた言葉に泣けた。

"It would be dark if it weren't funny.  Payne keeps the tone light…"

題材としては暗くなり得たかも知れないストーリーを敢えて軽めに。

Clooneyならではのオトナで嫌味の無い、時々、必死で切羽詰まった感じの場面での余りにも人間臭い言動に思わず「くすっ」となるような、まさしく"Charming feel-good film"で間違いない。うん。

ファミリー・ドラマ好きの日本人には特におススメ。

2011年12月1日木曜日

LEGOの目覚まし時計Figure

この間、Kaitoが珍しく朝寝坊したので理由を訊くと、普段は目覚ましが鳴る前に自然に目が覚めるからいいんだけど、その日は例外的に疲れていたか何かで睡眠が足りなかったらしく、目覚ましが鳴る前にいつものように自然に目が覚めなかったそうで。

だから目覚ましが鳴って起こされてもつい、スイッチをオフにして再び眠ってしまったんだそうな。

何しろ、彼が使ってる目覚まし時計は『IKEA』で$2くらいで売ってたズバリ安物の単純機能なシロモノだし。

だから当然"Snooze"機能(目覚ましが鳴った際、「あともう少し」だけ寝たい時にボタンを押すと、5分か10分くらい猶予をくれて、再び鳴ってくれる機能で、何度か繰り返せる)なんて付いてない。


次回は Snooze機能付きの、リーズナブルでちゃんとした目覚まし時計を買ってあげよう。。。


なんて思ってた矢先、思い掛けず『Walmart』で目に留ったのが何と!『LEGO』の目覚まし時計。

何しろ『LEGO』が大大大好きなKaitoに、これ以上ピッタリなのは見つけられないだろう、、、ってくらい完璧!

*It's so hard to pick ONLY one from these guys.*
It's an Alarm Clock w/snooze made by LEGO.


問題は、「一体どれにしたらいいんですか?」ってこと。


うーん。うーーん。うーーーん。どれも素敵過ぎっ!

いっそのこと3つとも欲しいくらい。。。
(David=Darth Vader、私=Stormtrooper、Kaito=忍者って感じ?)

何しろ、赤い忍者に付けられた名前が見事に『Kai』だし!


悩んだ挙げ句、結局、当初の目的通りKaitoの為の「忍者」のみ購入。
(因みにお値段は$25くらい@一体)

クリスマスの「おまけサプライズ」プレゼントにする予定で。

近いうち、こっそり包装してツリーの下に置くつもり。

ほんとは直ぐにでも見せたい欲求に駆られながら。。。


Walmartで野菜

火曜日、外出のついでに『Walmart』に寄ってビックリ!

*Now, fresh fruits and vegetables are available at Walmart.*


生鮮食品売り場が出来て、
まるでフツーに「スーパーマーケットみたい」に変貌してた。

まぁ新聞で記事になってたから読んではいたけど。

これまでの「ホームセンター」的なイメージから大変貌。

これで文字通り「One-Stop Shopping」が実現。

『Walmart』に寄るだけで、
今まで通り生活に必要なモノが何でも揃うし、
今度は晩ご飯の材料まで調達出来ちゃう。


恐るべし『Walmart』パワー。



値段を下げる為のメーカーに対するゴリ押しプレッシャーとか、
それに反発する企業の商品を排除するとか、
その理由で一時、
『Lego』の商品を一切扱わない時期もあって、
そういった企業形態はまるで"Bullying"って感じで、
だから個人的に、
手放しで好きって訳では無いンだけど。

でも、
消費者にとってそれなりに魅力ある存在だったりする事実。


近々、いよいよ『TARGET』も進出して来るって言うし。


どんな事になるのやら。。。