2016年6月13日月曜日

女流画家の家

日常に追われていると直ぐに1週間くらい、あっと言う間に過ぎてしまう。

先週はついに高校生の Erikaも夏休みに突入。

カレッジが夏休みの Kaitoと合わせて家中すっかり怠惰な長期休暇ムード満載。

毎日仕事へ行く Davidでさえ規則正しい勤務時間がある訳じゃないから、、、日本で典型的な会社員みたいに9時から5時まで働いた後に残業して、更に上司と接待で飲みに行って帰宅するのは毎日午前様、、、みたいな事も全くなく、完全なフレックスで出勤時間もまちまちだから朝ものんびりしてるのが常だし。


ぐーたらな気分の波に押し流されないよう生活に変化を付けないと。


ってので、取り敢えず Erikaはこの週末から単独でのカナダへの帰省旅行の冒険に出掛けるし、Kaitoは明日から地元の図書館でのヴォランティアに出掛ける。

私も思うところがあって久し振りに家の中の(気合いを入れた)片付けを始めた。


アメリカに越して来て以来、近くに身内や親しい友達が無く、家を訪ねて来る人もいないから、普段から意識して家の中を片付けておく習慣を忘れかけてた。

折しも季節の変わり目で「衣替え」の時期でもあることだし。


あとは先週の火曜日に Textile Centerでの「火曜日のグループ」で「遠足」と称してディーニーさんが企画してくれたイベントがあり、ミネアポリスにある彼女の友人の家を訪問してランチを楽しんだのだけれども、そのお宅にかなり触発されたと言うものあり。


イタリア系アメリカ人のサラさんは中年のお洒落なマダムであり、個性的な存在感のあるエキセントリックな画家なのだけど、そんな彼女の自宅は勿論、彼女そのものを映し出す鏡のような空間で、、、例えば金子国義にも通じるところではあるけれど、、、芸術が溢れる魅力的な住居だった。

*サラさんのサンルームは無数の植物と鳥籠があって
オアシス的で隠れ家風な雰囲気を醸し出してる*



物が溢れているのに雑多な感じがしない、目に愉しくて心地良い環境。

*ダイニングの壁の一部に飾られた陶器*





私がすっかり忘れかけて努力を怠っていた、日々の整理整頓と掃除。

家族以外の訪ねて来る人に見せることの出来る居住空間作り。

以前は結構、楽しんでやってた作業の記憶が蘇った感じ。


参加出来たのは私を含めて8人で、私はエレノアさんと共にロクサーヌさんが運転する車に同乗させて貰った。

サラさんが用意してくれたキッシュのランチに、私たちがそれぞれ持参したサラダやデザートなどのポットラックでの昼食は、長テーブルを9人で囲んでお喋りしたりワインを飲んだり美味しいパンのスライスもあったり、愉しくて美味しい時間だった。

新しい土地で特別に親しい友達はいない私ではあるけれど、こうして素晴らしく素敵な仲間が沢山いるのは本当に幸せな事だな〜というのを実感した。






4 件のコメント:

Mutsuko さんのコメント...

わはー、私もお邪魔したいっ
何だか素敵なお家のデコレーション
いいなー。

持ち主のセンスが光るお部屋ですね。
ランチタイムも楽しそう(^^♪

yana さんのコメント...

なんだか楽しいお店みたいですね。
こまめにお掃除されるのでしょうね。

わたしにはむりだわ~すぐ埃がたまっちゃいそう。

紫陽花も薔薇もまだまだこれからという感じですね。
横浜はもう紫陽花も黒くなってきておわりそうです。
代わりに、ハイビスカスが咲き始めました。

Mayumi さんのコメント...

Mutsukoさん♪

自分が住む家に対して色々と認識を新たにしたんですが、サラさんは今の家の暮らして30年とか40年とからしく。
いずれにしろライフスタイルが反映される空間なのは確かですよね。
同じ家に長く暮らす危険性と言うのもありますが。
心地良過ぎて物が増え過ぎてしまう、とか。(笑

大人数で持ち寄りで食べる夏のランチは最高ですね♪
来週は別のグループでのランチョンがあり、それも楽しみです。
食いしん坊万歳!ってなノリで。(笑

Mayumi さんのコメント...

yanaさん♪

私も同感ですが、こまめなお掃除、大変ですよねぇ〜。
埃ってあっと言う間だし、細々した物が飾ってある隙間のお掃除は面倒だし。
ふぅ〜。

ハイビスカスの季節ですね〜。
この辺りでも鉢物のハイビスカスを売ってるんですが、花壇に植えて大丈夫なのかどうか?謎です。
多分、冬の間は万全な養生をしたりするのでしょうが。
先週は暑い日があって、植物が焼けこげてるような状態で驚きました。
それでも夜になると気温が落ちるし、夕立があって大量の雨が降ったり、暑さが続かないので助かります。