2015年6月14日日曜日

フェルト:青い鳥の木

1週間ぶりのブログ。

日々のイベントが無くても書けないけれど、逆にあれこれと出来事があり過ぎても書けないのがブログ。

いずれにしろ、私的にはハッピーな気分じゃないと書けない気がする。

あとは最近、ミネソタ周辺に於いてリアルにお付き合い頂いてる方々(主にラグ・フッキング関連)に、このブログの存在を知らせる経緯があり、時々、覗いて目を通して貰ってるとすると余り込み入った個人的な事も書けず、それもまた微妙。

時には掘り下げて感情的な想いを吐露したい欲求もありつつ、でもやっぱりここは公共の場でもあるから、当初の目的通り手作業の記録を綴ることを第一の目的にしようかな、なんて思ってるところ。

息子:Kaitoの高校卒業式に合わせて訪問滞在していた義理の両親は、水曜日に無事、カナダに向け帰って行った。

日本で良く言われる「嫁と姑の確執」みたいなものとは無縁に、割りと仲良くやって来た感のある義母との関係ではあるんだけど、それでも今回はちょっとだけ彼女の「置き土産」的な最後のコメントにカチンと来る部分があり、それを巡って Davidとの夫婦喧嘩に発展(←久し振りのこと)、そこから冷戦状態に陥ったり。

何気なく発せられる言葉でも、言われるタイミングとか、言われるニュアンスとか、その時の受け止め側の心理状態によっても影響は大きく異なると思う。

自分の1週間を奉仕して、観光案内やら家政婦やら運転手やらに徹した最後の最後でストレスがピークに達して、あと30分でようやく開放される〜、って時に要らぬ助言を貰ったものだから、もの凄く癇に障ってしまったのだと思うけれど。

そういう時って、息子であり夫である Davidが「サスペンション」役をするべきなんだろうって思うンだけど、これが今一つクッションにならなくて。

結局、世の中の全ての男は差こそあれ概ねマザコン傾向の要素を持っているのかも、と今回、割りと新しい認識を持たされた気がしてる。

嫁は所詮、他人だし、親(特に母親)と子の血の繋がりの方が最強なのかも。

いずれにしろ、1週間の間で本気の手作業が出来なかったのは私にとって、かなりのストレスになったらしい事は事実。

義理の母は、持参したパッチワーク・キルトのアップリケ作業をしてたけど、私の作業はいつも咄嗟の思い付きとかランダムなアイデアに頼るところが大きいので、予めデザインされた通りに従うのと違って、いつでも何処でも出来る訳でもなく、特に誰かが傍にいたり、自分独りで自分だけの世界に思い切り没頭出来ない状況では、なかなか難しい、、、ってのを痛感する。

だーーーって、義理の両親にしょっちゅう「お茶出し」とかしてたし。

「身内なのだから、お客さんみたいに構う必要はない」とか言われても、そこはやっぱり日本人の血みたいなものが私自身の中に未だ根強く残っているし、特に自分よりもかなり年配のシニアな義理の両親に対して、

「あ、勝手に珈琲でも紅茶でも好きな時に飲んで下さいね〜」

とか放置できない。

この辺、日本人ならではのジレンマ。

合理的な北米人の目には自業自得なストレス、と映るかも知れないけれど。

とにかく。

ようやく自分だけの時間が復活したので嬉しい。

そして再び、何の役にも立たないオブジェを作ったり。

*フェルティングではなく、フェルトを縫って作成*


*大きさが分かるよう眼鏡、置いてみた*


ニードルフェルティングなどで作ったリスとかキツネとかを配置する可能性もある、机の上のミニチュア風景って感じの作品。





4 件のコメント:

まゆみ さんのコメント...

おお~~!やっとこさ自分だけの時間に没頭することができて本当に良かったですね。
日本人の嫁っていうのは、やっぱり染みついてますよね。だから、こっちが勝手に気を使ってしまったり、
深読みしてしまったりするし。

ともあれ、無事に帰っていかれたんですから、しばし好きな事に没頭して心身を休めて下さいね。

青い鳥は、幸せの色。まゆみさんにこれからも幸せな事がいっぱいありますように(*^-^*)

yana さんのコメント...

おもてなし・・・お疲れ様でした。
そして、息子さんのご卒業おめでとうございます。
もう大人の仲間入りですね。・・・・ご感想は?

早速手仕事再開ですね。とても小さいのに綺麗にできてますね。
私は、主人が口の中にでき物ができ、痛くないのであまり気にしていなかったら、癌になっていて
先月25日に手術をし、病院通いのためしばらく織物をしていません。それが今は全然やりたいとお思わないんです。年のせいでしょうか。このまま何もしなくなるとも思えませんが。
明日急に退院が決まり、癌の場合は再発しないように大きくえぐるので歯も4本も抜いてその下の骨まで削るという大事になってしまい、まだ上手に噛めないので刻んだり、ほぐしたりの食事を作らなくてはいけないので
当分外食もできないし、とても気が重いわ~
主人はまた海外行けるようリハビリを頑張るというので、私も頑張るしかないのですが。

Mayumi さんのコメント...

まゆみさん♪

ありがとうございます。
また普段通りの生活に戻れてほっとしてます。
あ、、、とは言え、子供たちが夏休みに突入して毎日うちにいるので、それはそれでちょっと邪魔(!)ですが。(笑

日本で培った価値観とか生活習慣とか、やはりそうやすやすとは抜けないものみたいです。
気を配ったり、気を遣ったり、「深読み」、、、まさにソレですが、相手がどう感じるか?考えるか?を先回りして想像し過ぎたりする傾向が強いみたいで、無駄にエネルギーの消耗する感じです。(笑
それでもまぁ、随分とアメリカナイズしつつある最近かとは思うんですが。

Mayumi さんのコメント...

yanaさん♪

ありがとうございます。
息子の高校卒業は、今ひとつ実感が無いです。
アメリカで体験出来た式典は、とても興味深かったですが。
ミネソタでの暮らしが、「仮住まい」的な感覚のせいもあるのでしょうが、とにかく色んな事に対して実感が少ないみたいです。

ご主人のお話にとても驚いてしまいました。
口の中の手術は、直接、食べる事に影響する分、療養も大変な事と想像します。
私自身、食べる事は生きる歓びでもあるので、食事が制限されたりするのは本当に辛いだろうという恐怖心がありますし。
数年前に俳優のマイケル・ダグラス氏もカナダで口の中の癌(多分、舌ガン?)の手術を受けて、一時期はかなり体重も落としたみたいな記憶がありますが、現在ではすっかり以前のように回復した印象です。(先日、TVにご夫婦揃って映ってるのを見ました)
介護などのサポートを考えると、まさに二人三脚的な努力を要するのでしょう。
そう考えると、趣味の手作業などにも、精神面での状態が大きく影響するのかも知れませんね。
楽しめる事は幸せな事だとつくづく感じさせられます。

治療やその他、経過がスムーズに行くことを願っています。
ブログ外でもアクセス出来る個人的なメールアドレスを添付しておきます。
万が一、込み入ったお喋りで気分転換したくなった際にはいつでもどうぞ♪
mayumi713@gmail.com