2015年3月3日火曜日

雑記

ブログをさぼってたら、あっと言う間に1週間以上が過ぎて、そのまま3月に突入してしまった。

桃の節句お雛祭りではあるけれど何も特別な事はせず。

どんどんと日本の文化や習慣から遠離って行く自分を感じる。


とは言え、たまたま United Noodlesへ寄ったので「お赤飯の素」とか買ってみたのではあるけれど、、、フツーの白米で炊いても美味しいとパッケージに書いてあったので、、、でも実際に試して見るのは少し先延ばしで、果たして何を祝う日に食べようか?なんて。

お赤飯だなんて、もう随分と長いこと食べてない事に気付く。


今朝は予報通りに朝から結構な勢いで雪が降ってたのではあるけれど、Davidを仕事に送った足で Textile Centerの手仕事の会に向かった。

こんな悪天候だから、ひょっとして私以外、誰も来なかったりして?なんて思いながら到着してみると、スコティさんが既に彼女の作り掛けプロジェクトのラグを広げてフッキングしてた。

まぁ結局、彼女と私の二人だけだったんだけど、最終的に。

いつもは長いテーブルを囲んで10人前後でのグループだからお喋りも賑やかな反面、なかなか個人的な話を落ち着いてする機会が無いんだけど、だから今日は初めて二人だけでの静かな会話で、それはそれで楽しかった。


アジア食材の United Noodlesへ食材の買出しに寄ったついでにお昼はそこの簡易食堂にての「味噌ラーメン」で。

*しっかり「NARUTO」も入ってる♪*


勿論、日本で食べる味噌ラーメンとは違った味わいだったりするのではあるけれど、麺はかなりホンモノに近い食感で満足度は高く、とにかくラーメンらしいラーメンが日本っぽいプレゼンテーションでそれらしく食べられるってだけで嬉しい。


と、日本の食べ物繋がりで、この週末の外食は Davidと私の二人だけで、近所のショッピングモール内にある寿司レストラン:Kyoto Sushiを初めて試してみた。

子供たちは余り興味を示さず、家でハムとチーズのサンドウィッチか何か自分たちで作って食べてたらしいケド。。。

いつも割りと客足が絶えず賑わってる印象のレストランだったので、近いうちに試して見たいとは思ってたんだけど、実際、行って見たらメニューがかなり充実して、食べ放題の選択肢もあり、昼は15ドル、夜は25ドルで、食べ放題メニューの中から何でも好きなものを何度でも注文することが出来るので嬉しくなってしまった。

とは言え、前日の晩は Larryさん宅にて彼の自慢料理(主に彼が釣った魚メニュー)がふるまわれた食事会で、顔馴染みのナンシーさん夫妻やピートさんとお腹一杯あれこれ食べ過ぎて、ワインも飲んだし、翌日までその余韻が残ってる感じで余り食欲が湧かなかったのが無念な食べ放題ではあったんだけど。

それでも一応、取り敢えず握りや巻きの寿司と一緒に刺身や天麩羅なども注文し。

これまた日本で食べる日本の寿司のよう、、、とは行かないまでも、シャリもいい感じに美味しく満足度はかなり高く、今後はランチに利用したいと思ってる。


楽しみにしてたアカデミー賞は、お陰さまでピザを食べながらTVの前に釘付けで4〜5時間、生放送を満喫することが出来て満足。

受賞作品の多くを観てないので、まぁそのうち機会があれば図書館の DVDでも借りて観るつもりではあるけれど、何より授賞式で楽しみなのはハリウッドの女優さん達の綺麗な衣装を見る事は勿論、受賞者のスピーチを聴くのが最大の楽しみ、かも。

賛否に拘わらず、インパクトのあるメッセージを聴くのが好き。

ある意味、ほとんど「演説」に近いって部分もあるけれど。

アカデミー最高責任者である女性のスピーチには特に共感を覚えて印象に残ったし、あとは受賞者(何の賞だったか、名前とか、まるで覚えてナイんだけど!)の女性が息子さんを自殺で亡くしたこと、別の受賞者の若い男性が、十代の頃に自殺未遂したことなど、それぞれ、自身のスピーチに織り交ぜたメッセージは強く、心を打たれたのは、メッセージ性は異なるけれど、去年の Jared Letoのスピーチに共通している。

純粋で熱いメッセージに弱い私は、何て言うか、日々の生活が単調で平凡過ぎるからなのかも知れないけど。


そして(高級)シニア施設内のギフトショップでのヴォランティアも数を重ねて少しずつ慣れて来てはいるんだけど、一応「モノを売る」職種であり、「客商売」であるからして、ほんっとーに色んな人たちが足を運んでくれて興味深い。

顧客の多くは施設内に居住のシニアだったり、その家族だったり、或は施設内に勤務している従業員や医療関係者だったり。

そしてアメリカなだけに移民も多く、カナダよりも更にアフリカ系の人々、、、つまり俗に黒人と言われる人達もかなり多い印象。

私は自分自身が移民であるし、少数派であるから、人種差別的な偏見や言動は出来るだけ避けたいという意識はあるのではあるけれど、、、いやぁ、それでもやっぱり本当に色んなカルチャー・ショッキング的な事に出くわして、驚かされたり悩まされたりのイベントは、かなり衝撃的だったりする。

そういう場面で自分なりの結論に導く為に、アタマの中で情報処理を試みると、どうしてもやっぱり民族的な背景の違いとか、文化的な価値観の違いとか、人種の違いならではの要素に焦点(理由付け)が行ってしまったりする現実。


アメリカには、日本人の私にとって未知の、人種問題が根深く存在する事を実感させられる事が多々あり、そんな時はやっぱりカナダとは違うなぁ〜と漠然と再認識させられたり、(異文化の人と接する際)繊細な部分に気を付けないとイケナイな〜と感じさせられたり。

アカデミー賞で Oprahの映画や John Legendの歌うテーマ曲やスピーチの場面を垣間見るだけでは、到底、計り知る事の出来ない差別や軋轢の歴史。

そんなこんなで色々と考えさせられる事の多いヴォランティアであり、アメリカ暮らしであり、、、生きるって事は学ぶ事の連続だなぁ〜と漠然と、けれどしみじみと感じてる最近のワタシ。




6 件のコメント:

まゆみ さんのコメント...

しっかり「NARUTO」の入ってる味噌ラーメン。興味深いです。それに、お寿司が手軽に食べられるお店にも出くわし、今後利用されることも多いことでしょう。

アメリカとカナダ。近いけど多くの面で違いがあるんだな~とまゆみさんの日記を読みながら感じています。

こちらも違った意味で「生きるって一生学び続けることなんだな~。」って思うこの頃です。

南国高知は次々と早春の花が咲き、3月22日が全国に先駆けてソメイヨシノが開花する予報が出ています。春はもうそこまで来ている感じの高知です。

yana さんのコメント...

なると入りのラーメン懐かしい気がします。
最近日本のラーメンには入ってないことが多いですよ。

先月、バンクーバーの朝日という映画を見ました。去年の秋にバンクーバーに行った時、バンクーバー映画祭に出席する主役の妻夫木聡が同じ飛行機で荷物をとるとき隣にいたので、これは見なくては・・・・・と思って。
映画は戦前の日本移民お話で、本当にひどい差別を受けていたことがわかります。
人種の問題は今でもなかなか難しいですね。

Mutsuko さんのコメント...

お久しぶりです、ラーメン美味しそう♪

随分食べてないから食べたくなってしまった。

色々書きたかったのに昼ご飯の時間にてまたー。
明日からようやく自由の身です、笑。

Mayumi さんのコメント...

まゆみさん♪

アメリカは広し、、、な中にあって、意外とミネソタは食文化が充実してるようで、ラッキー♪って感じです。
割りとハズレのレストランが無いんです、驚いたことに。(笑

カナダではアフリカ系の黒人と接する機会が少なかったので、カルチャーショックが大きいです。
とは言え、繊細な話題なので、漠然としか書けず、何だか意味不明な雑記となっております。(苦笑

まゆみさんも、特にお母さまの介護では直面する新たな事柄も多い事と察します。
ようやく明るい季節に向かって、気分も一新する感じですね♪
桜ももう直ぐとは! ちょっとした驚きです、例年のことながら。。。(笑

Mayumi さんのコメント...

yanaさん♪

そうなのですね〜、なると。
やっぱりラーメンの古典、って感じかも知れませんね。
日本のラーメンは進化してますものね。

あら♪ 有名な俳優さんと隣り合わせるとは偶然な。
割りとフツーに一般の旅行者と混じってるのも意外な感じですね。

カナダの知識人の中には、日本人に対して申し訳なさ、みたいなものを感じてる人も少なくないようです。
カナダで最も著名な日系人に「David Suzuki」と言う人がいるのですが、彼も過酷な体験をしたようです。

人種とか宗教とか、未だ越えることの出来ない壁は高そうですね。

Mayumi さんのコメント...

Mutsukoさん♪

そもそも私がこの地でラーメンを発見したのは、Mutsukoさんのブログで見るラーメンが美味しそうで無性に食べたくなってた時期だったのです。
まさに願ったり叶ったり、、、のタイミングで。(笑

裏話はきっと多々あるんでしょうけれど、ブログで拝見する限りでは、「女子寮」とか「女子キャンプ」とか「女子合宿」って雰囲気で、本当に楽しそうでしたね♪(笑