2014年11月5日水曜日

ラーメン見つけました

夜になっても小雨模様なんですが、下手すると夜遅くに雪に変わるかも?な予報で、うわ”っ!いよいよですかぁ〜!?みたいな心境。


昨日は Textile Centerへ出掛け、今では顔馴染みとなった手芸家集団の皆さんに会って作品の見せ合いとか色々。

ギャラリーの責任者、クレイグさんにも初めて会ったり。

最近2〜3週間ほどモントリオールに出掛けていて留守だったメアリーさんにも、ようやく対面することが出来、お互いの自己紹介やらお喋りが楽しかった。

何しろ彼女が創作中(Hooking中)のラグのデザインが3色の花々なのだけれど、元になった花は、私にも懐かしいモントリオールにある Atwater/アットウォーターと言う名のマーケットで売られてたものだそうで、親しみが湧いてしまった。

物を書くのを生業としているらしい彼女は昔フランスにも暮らした事があるとの事で、フランス語にも長けているのだとか。

アメリカで英語以外の言葉を第二言語として話す人は貴重な存在かと思う。

なので、私にとってはちょっと興味津々。


Textile Centerで集まるメンバーは皆、個性的で、世界的に有名な芸術家の Karenさんをはじめ、洋服作りの経験が豊富で、今シーズンは Textile Centerの一画にあるギフトショップに並べて販売している手作りのジャケットが既に11枚も売れたと言う Roxanneさん、有名な写真家だったステファニーさんは精巧なビーズアートのシリーズを作り終えたばかり。

未だに代用教員をしている Deanieさんはアンティークのボタン・コレクションを持参して披露してくれたり、牧場経営者の Julieさんは自宅の羊から穫れた羊毛を持って来て説明してくれたり、ジュエリーの制作をする Sandyさんの作品はあちこちのギャラリーで展示されているとか、どの人の話も本当に興味深く、延々と経歴などを聞いてみたいと思うくらい。

他にもラグ・フッキングに熱心なスコティさんや、いつも自作のファンキーなファッションに身を包んで現れるエレナさんや、彫刻家のご主人を持つメアリーさんの話はいつもウィットが利いていて面白く。

あとは編み物に熱心なナンシーさんとかキルトをされるメリリーさんとか。

毎週火曜日の9時から12時まで、任意参加で集まっては、そのあとに近くのレストランに場所を移し、一緒に昼食とお喋りを楽しんでお開きになるパターン。

とは言え、昨日も一緒のランチに誘われたものの、私は珍しく辞退して別の場所へ。


私が向かった先は、アジア食材店 『United Noodles』だったりして、食材の買出しは勿論なんだけど、最近、密かに気に入ってるのが、この店内の一画にある「食堂」みたいな簡易レストラン。

何とここでは「本格的なラーメン」を食べることが出来るから驚き。

少し前、いつものように食材の買出しに寄ったのがたまたまお昼時で、何やら人だかりが出来てるのが気になって見てみると、そこには注文する人の列が出来ていて。

並べられた簡易テーブルでは、殆どの席が食事をする人々で埋まっていて、何やら美味しそうに彼等(白人を主とした多人種の顧客層)が食べているものを注意深く見ると、器用そうに箸を使いこなして口に運んでいるのが、何とまさかの「ラーメン」だったのでビックリ。

え”えっ!? 皆、ここでラーメン食べてるのっ!?

余りの衝撃に、私は買物カゴをレジ係の女性に預け
「スイマセン! ちょっと買物の途中なんですが、ラーメン食べて来るまで待ってて下さいっ!」
と意気込んで、いざラーメンを食べる為、列に並んで待った。


本格的なラーメンなんて久しく食べてないから、醤油にするか味噌にするか、それとも豚骨にするか悩んだ挙げ句、この店のオリジナルらしい「ドラーメン」なるものを注文。

これが予想外に美味しくてカンドーしたのよっ!

何しろ前回の帰省でも、前々回の帰省でも、日本で美味しいラーメンを食べる機会が無かったし、カナダでは勿論、郊外で食べられる店も無く、アメリカの、ミネソタでラーメンを食べるって言う発想が無かったから、だから「ラーメン屋検索@ミネアポリス」なんかも全然してなかった。

なのでいきなり目の前に「本格的ラーメン」が出現したって衝撃は大きく。

*肉厚の焼豚が美味しい「ドラーメン」*


初めて食べた「ドラーメン」は濃い目の味付けで、分厚い焼豚が乗ってたんだけど、これが本当に柔らかくて感動的な美味しさ。

どんぶりの端に「海苔」が張り付いて登場する姿もツボ。

スープがかなり脂っこいので、これはひょっとするとお腹を壊すかも?とビビった割りに何ともなく、意外と素材がいいのかも?なんてのも驚きで。


余りに感動したので、Davidと Erikaも伴って再来。

その際には「担々麺」を試した。

*日本でも食べた経験のない「担々麺」なるもの*


*Davidの気に入りは「豚骨ラーメン」*


そして今回、 初めて試したのが「塩ゆず胡椒ラーメン」


ほのかに柚子の香りがしたような気がするのと、他では食べる機会もない「春菊」のトッピング、そして酢漬けの玉ねぎの薄切りが乗ってるのも面白い。

値段はどれも13ドル前後と日常で食べるランチとしては高級感アリ。

それでも今後、突然無性にラーメンが恋しくなった際、行ける場所があるってのが嬉しい。



6 件のコメント:

yana さんのコメント...

ミネソタでラーメン・・・そう言えば食べたことなかったな~
時代ですね。ニューヨークにはありましたけど・・・・
トロントやヴァンクーバーにはたくさんあるみたいですよ。娘からしょっちゅう、新しいラーメン屋さんに行ってきたと映像が届きます。ここは美味しかったとか、まずかったとかコメント付きで。
先日バンクーバーでは私は日本にはあまりない香港麺(エッグヌードウル)のえびワンタン麺が食べたくてホテルの近くにいったらそれが本当に美味しくて、帰る前の夜ももう1度行っちゃいました。日本ではあのゴムのような触感あまり受けないみたいでなかなかないんですよ。そうそうジャパドッグという
屋台のホットドッグやさんも流行っていて、お肉とダイコンおろしや、焼きそばなどがはさんでありました。
ミネソタの方にもじんわりと日本(アジア)食が広まっているんですね。

それにしても火曜日は素敵な集いですね。
まゆみさんはなにをおもちになったのでしょうか?

para さんのコメント...

ウォ~ラーメンが食べれるなんてなんと羨ましい☆
それもなかなか完成度の高そうなラーメン!
さすがアメリカですね。
こちらでもラーメン屋ができてたけど、期待できる分けもないので入る勇気がなく・・・
自宅で一時帰国に買って来たラーメンを後何袋・・・と数えながら食べてます^^

1個前のビーズ達、素敵ですね!お花の形、ボンボンみたいで食べたくなっちゃいましsた。
また素敵な作品に使われるのを楽しみにしてますね。
色んな創作意欲を刺激して下さる方とお知り合いになられて良かったですね♪

そうそう!遅くなりましたが、ハローウィンの仮装、窓の切り絵、素敵でした~。
母&娘さん、姉妹みたいで本当に美しくって脱帽でした。

Mayumi さんのコメント...

yanaさん♪

ほんと、まさに「時代」なのでしょうね〜。
人々が海外を気軽に歩き回るようになり、ネットでどんな情報も入手できるようになり、海外で気に入ったものが地元でも入手可能になったり。
ラーメンは美味しいからきっと万人ウケするかと思いますし。

バンクーバーは中華系の人口密度も高そうですし、トロントも都市なので、ラーメンも人気そうですね。
モントリオールの市街にも、数店、美味しい店があるようでした。
私が体験したのは、「まぁこんなもんか」(←失礼)と言う、そこそこの合格点の店でしたが。

ニューヨークは何でもありそうですよね!
と言えば、高島屋@NYが閉店したのを最近ようやく知りましたが。

香港麺は、、、食べたことあるかなぁ〜。
香港には一度滞在してるので、食事も現地のレストランで何度もしてるんですが。
美味しい海老ワンタン麺に出逢えたのはラッキーでしたね!(笑

ジャパドッグ、、、大根おろしの存在が面白そう♪

食の世界はどんどんと国際化してますね〜。

火曜日はたまたま他の集いもあり、両方参加したいので困ってます。(苦笑
私は以前にフックしてあったラグとか、刺繍の仕上げの相談とか、編みほぐしの糸とか持参でした。(笑

Mayumi さんのコメント...

paraさん♪

やはりチェコはまだまだ微妙なとこでしょうか、和食とか中華。
アメリカは、人口が多い し、物流とかも充実して、恩恵があるのは嬉しいですね、実際。
日本からの食材を「数えながら食べる」って状況、良く解りますっ!(笑
残りの数が減って来ると、本当に心細く切ないですよね〜。
長期で保存できる食品は、ほんと有り難いですよね。
最近は乾麺でも生っぽい麺の食感が楽しめるラーメンもありますしね。

お花のカタチのビーズ、ほんとキャンディみたいですよね!
「佐久間ドロップ」を連想させるような。(笑
美味しそうなビーズです♪
英語でもビーズの形容に "yummy"とか使うので、まんま、って感じが面白く感じてます。

おぉ、ハロウィンの切り絵、ありがとうございます。
思い付きの作業だった割りに楽しめました。
次回も使えるように保管しましたし。(笑
あはっ、「姉妹」ってのは無理がありますケドね。(汗

yana さんのコメント...

作品で悩んでいる時、アドバイスをいただけるのはうれしいですね。

以前ニューヨークのラーメン事情を特集している番組があり、面白いと思って見ていたら、やはり大人気で、トマトスープとかちょっと信じられないようなものもありました。それにアメリカっぽいと思ったのはスープをドギーバックして持ち帰る人が沢山いるということでした。確かに手間暇かけてとったスープ、家ではなかなかできないからもったいないですものね。(笑い)

Mayumi さんのコメント...

yanaさん♪

そうなんですよ。
作品で行き詰まる時って結構ありますから。

やはりトマト系のスープは外せないって気もしますね。
キャンベルスープの代表でもありますしね、トマトスープは。(笑

なるほど!
残ったラーメンスープを持ち帰りとは。
良いアイデアですね。
一度に飲み切るには量が多いし、塩分も気になるし。
家でもう一度、お店と同じ味が楽しめたら文字通りまさに「一粒で二度美味しい」って感じで。(笑

余談で、、、一般家庭だと、サンクスギビングやクリスマスに七面鳥を焼いた後の骨や、買った時に一緒に付いて来る「首」や「肝」なども使って自家製のスープを作るようですが、私はそれらを見ただけで「ひぇ〜」って感じで再利用はムリです。(汗