2014年7月17日木曜日

夏休み映画まつり

七月も中旬と言うのに、かなり涼しい最近のミネソタ。

義理の両親が滞在中は、暑がりな義母に合わせ稼働させていたエアコンではあるけれど、あの人工的な寒さが苦手な私にとって、それ無しで暮らせる心地良さが嬉しい。

彼等がカナダへ帰ってしまって、再びいつも通りの静かな日常に戻り。

かれこれ10年以上越しで作業を継続している「あいうえお表」を、いい加減なんとか完成させたく再び引っ張り出してコルクボードにピンで留めて見た。


作業の度、丸めてポイっ!と片付けて忘れ去られてしまった状態のカタマリを引っ張り出して来てはチマチマとした作業を再開するパターンにも疲れたので、今度は目に付く場所で、完成させずにはおけないように。

でもって、手始めに「た」は何が良い?と Erikaに訊いたら、思い掛けず
「た、、、たなばた?」
と答えが返って来た。

なので早速、「七夕」に決定。

*和風柄のフェルトを短冊に使って見た*


先月あたりに彼女に付き合わされて一緒に観ていた日本のアニメ『Nana』の中に登場する、外国育ちの男の子が日本で新しい友人と交流する中で初めて「七夕」と言うものを知る、と言う場面があり。

Erika自身の状況とかぶって、ちょっとした共感を抱いたかも?なんて。


そんな Erikaは昨日の午後から徒歩で近所のショッピングモールへ出掛け、最近仲良くしている友達 Elijahを連れて帰り、うちで一緒に簡単な夕食した後、彼のお母さんが車で迎えに来てくれた。


私は夕食のあと Davidと二人で Trixieを連れて近所の散歩に。

最近は夜の9時を過ぎてもまだ明るいくらいなので。


そして、黄昏時になると野うさぎが活動的になるから、コンパクト・カメラを片手に持って出掛けたら、案の定、道端にその姿を発見。


まだ若いウサギらしくこじんまりとしたサイズが可愛い。


まるでヌイグルミみたいだったら!のカワイさに思わず漏れる溜息。

何て平和なの。。。

おまけに子供たちの夏休みも継続中で、特別バカンスに出掛けるような素敵な予定も無い退屈な私たち一家なので、このまま毎日ぐーたら変化の無い体たらくな日々で夏休みを終わらせてはイケナイ気がして、なので取り敢えず安上がりなレジャーとして、割りと頻繁に通っているのが近所の映画館『AMC』。

何しろ平日の昼間は新しい映画でも5ドルで観られるから嬉しいったら。

で、お約束で買うポップコーンの方が映画代よりも高いという皮肉。

Kaitoと Erikaと私の3人で観に行ったのが『How to train your Dragon 2』。

*IMDbよりの画像*


これを観に行く前に復習として、オリジナル版 『How to train your Dragon 1』を家で DVDで観て登場人物の関係やエピソードのあらすじを思い出したり。

Erikaはすっごく感動した様子で、その後、義理の両親を誘って一緒に劇場に足を運び、もう一度観て来たというくらいのお気に入り。


その後、Kaitoと私は二人で『トランスフォーマー4』を観て盛り上がった。

*IMDbよりの画像*


何だか解らないけど、私、トランスフォーマーの映画って嫌いじゃないのよね。

「忠誠」とか、割りと日本の時代劇に通じるところがある気がする。

ま、あとは単に映像的な迫力があるところが魅力なんだけど。

これ IMAXでもやってたけど、それで観てもいいと思うくらい。


そして今日は Kaitoがこの映画を観たいンだそうで↓ 私は送迎係。

*IMDbよりの画像*


映画好きな彼なので、今月末、地元のカレッジで行われる「映画制作キャンプ」に1週間、体験入学として送り込む予定になってる。

ま、それも私が送迎係な訳だけど。




4 件のコメント:

yana さんのコメント...

和風なフエルトってあるんですか。びっくり!!七夕の感じ、よくでていてかわいいわ~

冬はあんな枯れ木の風景が、緑いっぱいで、自然てすごいですね。動物たちもあの厳冬はどのように過ごしているんでしょうね。土の中で冬眠するリスはいると聞きましたが、ウサギはそんなことしませんよね。

主人が週3日の勤務になってからなかなか映画を見に行きにくくなり、しばらく行ってないな~。主人と私は趣味が全然違うので見たい映画も違うんです。映画って見だすと予告を見てまた見たくなっちゃうのよね。行かなくなると、ま~いいかななんて思って億劫になっちゃいます。
映画ではないけど先週久しぶりに(主人とは初めて)歌舞伎を見に行ってきました。友達の友達が市川海老蔵の熱烈なフアンで講演会に入っていて、その方がいいお席をとってくださるというので頼んだら、1列目の真ん中のお席ですごい迫力でした。たまには歌舞伎もいいな~と思って帰ってきました。

まゆみ さんのコメント...

お嬢さんには、「七夕」が強烈なイメージとして残っていたんでしょうね。それにしても、素敵な「た」が完成しましたね~。
七夕飾りの細工が細かいこと!!ホント、最高です(*^-^*)

コンパクトカメラを持ってる時って、ちゃんと「私を撮って!」とでも言うかのように対象物と出くわしたりしますよね~。小ぶりなウサギちゃん、可愛いわ~♪

映画がお手軽に観られるって最高ですね。

息子さんの映画製作キャンプって言うのも
アメリカならではって感じ。きっと、目をキラキラさせて色んな事を習得して帰ってくるんでしょうね。また、そのお話も聞かせて下さいね!

Mayumi さんのコメント...

yanaさん♪

あら意外ですね。
ちょっと素材感はいかにもポリエステル?っぽいんですが、綺麗な着物柄のフェルトが日本で手芸店で売られてるのを見て、まとめて買って来ました。
いつも通り、使い道は特に決まってないんですが。(苦笑
今回、ようやく少しだけ使う機会が出来て嬉しかったです。(笑

本当にそう思いますね〜、自然が見せる極端に違う季節の表情。
野生動物の生命力の強さと共に。
一体どこで暮らしてるんだろう?と謎です。(笑

実際、一緒に映画を観に行くとなると、ジャンルの好みが似てる必要がありそうですよね〜。
ま、たまに映画館へ一緒に行って、別の映画を観てあとで再び集合→帰宅、って場合もありますが。(笑

歌舞伎! 私、未体験なんです。
落語や相撲などもそうですが、日本の伝統芸能的なもの、いつか一度くらいは体験したい気がしています。
でも、一度体験するとハマる人が多そうですよね。(笑

Mayumi さんのコメント...

まゆみさん♪

いや〜お恥ずかしながら、七夕って行事をなかなかした記憶がなく。
多分、むかーし、カナダに住み始めて直ぐの頃には色々と日本の季節行事を大切にしてた気はするんですが。
実際のところ、どんどんと日本文化から離れてる日常なのが現実で。(汗

七夕って、ロマンを感じさせる行事でもあるし、ロマンチックでもありますよね。
なので15歳の少女ウケしたのかも?(笑

迫力ズーム付きのコンパクトカメラは、便利過ぎて手放せない感じですよね〜。
被写体があって、落ち着いて撮る際には一眼レフが活躍ですが。

ほんと、フラっと映画を観に行けるって感覚の距離や値段が、本当に嬉しいです。

映画制作キャンプでは、『ウオーキング・デッド』みたいなゾンビものに挑戦したいらしい息子ですが、それは多分ナイだろうなぁ〜と。(笑