2010年5月9日日曜日

土曜日の展覧会と市場

昨日は予定通り、時間より少し遅れて(これも予定の一部)Carolがうちにやって来て、車を乗り換え私の運転で土砂降りの雨の中を高速に乗って市街へ向かった。

最初の目的地は『Maison de la Culture Frontenac』で、そこに展示中の特別な”Quilt”を閲覧すること。

正午の開場には、少し時間が早かったので、通りのPatisserie/Caféの小さな店に寄って珈琲と一緒にそれぞれ小さなケーキを食べた。
(互いのケーキを”味見交換”しつつ)

<義理の母と嫁>の関係ではあるけれど、典型的なソレとはちょっと違う微妙な心地良さがある私たちは、時々、こうして一緒にふたりで出掛ける事があって、知らない人が見たらフツーに母娘に見えるんじゃないかと思う。
北米では実際、人種の異なる親子は珍しくなく、アジア(主に中国)からの養女を持つ北米人家庭も多いので。

目的のQuiltは”Quilt of Belonging”と言う名のプロジェクトで創作された壮大な作品。
多民族国家であるカナダに暮らす異国&異文化の背景を持つ人々のアイデンティティを集結させた大きなQuiltとして仕上がっている。

Carolが購入した本のページをめくりながら、一つ一つのピースと照らし合わせ、その背景を理解しながらじっくり見ていたら、あっと言う間に時間が過ぎてしまった。

慌てて駆け付けた2つ目の目的地はSt. Henri。

私の作品も3点出展しているRug Hookingの作品展の最終日なので、自分の作品を回収する前にCarolに展覧会を見て貰うのが目的。

2つの目的を予定通り楽しみ帰路につく途中、人々で賑わう『Marché Atwater』(マルシェ・アットウォーター:Atwaterは地名)に通り掛り、誘惑に負け車を駐車場に入れる私たち。

雨が上がって街に出て来た人々で混雑するAtwater Marketは、地元で名高い人気のファーマーズ・マーケットで、色とりどりの新鮮や野菜や花々、その他の食料品を売っている場所。

エキゾチックな商品が所狭しと並んだ食材店や精肉店などを通り抜け、小腹の空いた私たちは途中で見つけた目新しくて美味しそうなモノ(名前、忘れた)を買って食べたり。

魚屋では、うちの近くのスーパーでは手に入らない「いくら」を見つけて買った。 
因みにお値段は、100gで$13也。
今朝(日曜日)、起きたら雪が舞っていた。
花壇に植える花を思いとどまって、未だ買わなかったのは正解。

2 件のコメント:

マーチン さんのコメント...

花とかと一緒に
食料品を売っているお店って
日本では無いと思いますがどうでしょうか。

え?まだ雪が降るの?とかちょっと驚いたり。

Mayumi さんのコメント...

マーチン君

うーん、どうだろう?
ファーマーズ・マーケット的なのって無いかな?
「朝市」、、、みたいなのはありそうだけど?

母の日に雪が降るのって40年振りくらいの記録らしい。
今日はフツーに五月晴れっぽい。。。やれやれ。