2014年3月30日日曜日

再び『Ghost Town』コンサート

うちの娘 Erika(14歳)が大好きなバンド『Ghost Town』(カリフォルニア拠点)が、他のもっと人気のあるバンドのオープニングをつとめるライヴで街にやって来ると言うので、少し前から大喜びでチケットをゲットして待機してた彼女。

一昨日、金曜日の晩はついにそのライブ決行の日で、学校が終わったら直接向かう予定で、だから朝からバッチリの身支度をして。

Tシャツは、前回、彼等がカナダのモントリオールにやって来てライヴをした際に購入した、ゴースト・タウンおりじなるデザインTシャツで、勿論♪


Tシャツのデザインに合わせて、爪も前の晩にバッチリ仕上げたし。


*気合い入ってる。。。*


ライヴのコンサートに出掛けるのは、これが3回目の Erika。

記念すべき1回目のコンサートもゴースト・タウンで、その際は私も念の為、保護者として同行したんだけど。

さすがにいつまでも心配性の母親がストーカーみたいに娘の後を追う訳にも行かず。

なので今回は、Erikaの学校の学年一つ上の女友達 Hailey/ヘイリーが一緒に同行。

でもって、何と!

今回、私たちにとって初めてなのは、「Haileyが運転する」「Haileyの車」で、学校から直接コンサートに行くってこと。

うぉ〜〜〜、さすがアメリカ、、、って感じ。


そう言えば、カナダからアメリカに引っ越して来て最初の頃、子供たちのスクールバス送迎の申込みをする迄の間、私が毎日、朝と午後に子供たちを学校まで車で送り迎えしてたんだけど、その時間帯はいつも学校の駐車場が混雑してて。

学校の敷地内にある幾つかの駐車場のうち、一つは「学生専用」に割り当てられ、そこには車を運転して「登校」する生徒たちが専用に車を停める事が出来るようになってるので、下校時間にそこから出て来る車を見ると、どの車もまるで「子供」が運転してるような感じに見え、おまけに、怖いのは助手席にも同じ年代の「子供」たち(同級生だと思うけど)を乗せてたりする図は、本当に私にとって見慣れない光景。

うわー、まさにハリウッド映画の世界だわぁ〜って感じに、昔のジョン・トラボルタが高校生役をしてた映画だとか、マイケル・J・フォックスが冴えない高校生役だった映画だとか、トム・クルーズやマット・ディロンやリヴァー・フェニックスなんかが高校生役だった映画だとかで、、、そして最近だと映画「トワイライト」の中でのベラが中古のトラックを父親に買って貰うのが印象的だったんだけど、とにかく、それらの映画の中で彼等が「自分の車を運転してハイスクールへ通学する」って場面は、日本人の私、、、制服を着てチャリンコを漕いで化粧っ気なんかもまるでない日本の高校生、、、の私の日常とは本当にかけ離れた別世界のような気がしてたのが、懐かしく蘇って新鮮。


コンサート会場はうちから車で30分くらいの町のコミュニティセンターで。

ライヴ・コンサートを楽しんだ Erikaと Haileyの二人は夜11時前にここに帰って来て、そのまま Haileyは2晩、うちに泊まって行ったのは、彼女の両親が週末でラス・ヴェガスへ旅行に出掛け家を留守にしてるから。

今日、日曜の朝、Haileyは教会へ行くから、と彼女の車を運転して帰って行った。


とにかく、コンサートではゴースト・タウンのメンバーが Erikaの顔を覚えていてくれたらしく、「何でここ(ミネソタ)にいるの!?」と驚いてくれた(らしい)のを Erikaはもの凄く喜んでた。

まだ人気が出る前の小さなバンドなだけに、割りと気軽に身近な感じでお喋りなんかも気さくに出来るみたいで、ライヴの終了後には、結構な時間で会話が出来たらしいし、一緒の写真も何枚も撮ったり、会場で買ったCDにメンバー全員のサインをして貰ったりで、とても楽しいコンサートだったらしく、家に帰ってからも Haileyと二人、興奮気味に幸せそうに話してるのは、何とも十代の女の子たちならでは、、、って雰囲気の明るく楽しいオーラ全開で家の中が華やぐ感じ。


本日は快晴、現在の気温は一気に9℃、最高気温は何と16℃の予報!

つい2〜3日前まで氷点下の世界だったのが嘘のように。


Davidの「自転車通勤」もシーズン再開かっ!?

・・・と思ったら、明日、月曜日は生憎の雨マーク。












2014年3月28日金曜日

初めての e.l.f./エルフ

3月も末、残すとこあと数日ですが?
ってのに、昨日は性懲りも無く
「これでもかっ」てな具合に雨が大粒の雪に変わり。

かなりな時間で雪が降り続け、どんよりと暗い冬景色の一日。

どよぉ〜ん。

*「梅干し」ではなく、庭先に配された「オブジェ」が白い雪に映え
こうして見ると何だかやっぱり梅干しに見える。。。
積もった雪の下にあと2つくらい隠れてるらしい梅干し



雪の日に届いた Erika宛ての郵便小包に心が躍った。

どんよりと薄暗い一日に滅入った気分が救われた感じに。

*綺麗な色が揃った e.l.f.のアイシャドー・パレット*


Erikaがネットで注文していたコスメのセット。

『e.l.f./エルフ』は、"eyes, lips, face"の略なんだそうで。

今から10年くらい前にニューヨークで生まれたブランドらしく
私にはこれまで縁が無かったンだけど、
お洒落なマーケティングや手頃な値段で買えるプロモーションで
若い世代にはウケてるらしい?

最近この手の情報はいつも14歳の Erikaが入手経路だったり現実に
私も落ちぶれたもんだわ、、、と哀愁感いっぱいに。

*Erikaはブラシもセットで買った@驚くほど安価*


化粧品は目や唇に直接つけるものなので安全性には懸念もあるが
取り敢えず、
そういう品質や生産地や原材料などの話はひと通り済ませ。


そもそも化粧品って
どんな高級ブランドにも拘わらず原価は驚くほど低いらしいし、
だから必ずしも品質や安全性を市場価格で判断できるのかどうか。


Erikaを説得するつもりで始める話が
割りと自分自身への問題提起になるって事も多く、
なんだ、長く生きてる割りには意外と物事を知らないじゃん、みたいな。


人生には謎がいっぱい。。。




2014年3月27日木曜日

加と米の医療くらべ


少し前、Kaitoをアレルギーの専門医に連れて行った際、待合室の壁にとても綺麗な「モザイク」が飾られていて感心してしまった。

どうやらクリニックのスタッフの共同作業をパッチワーク・キルトのように配置して一つの大きな作品を構成してるんだけど。

以前から認識してるのは、どうやらこの地域では芸術とか工芸とか音楽が盛んな様子で、中でもガラスを用いたモザイクの工法は人気があるらしい。

街を歩くとビルの壁などにも大きな作品のモザイクが施行されてたり。

素材がガラスなだけに陽の光を浴びるとキラキラと透明感があって美しく、溜め息。

実は私も以前から、ガラスのモザイクには興味があって、、、てのはいつもの事で。

それでなくとも既にあれやこれやの手工芸に手を出して収拾がつかなくなってるから、これ以上、新しい手法に手を出して本やら材料やら出来損ないの作品やらを増やすつもりは「今のところ」無く、自主的に自分にブレーキをかけてる現状。


いずれにしろ、この専門医のクリニックには、他にも眼科医などが入っていて、明るく清潔な印象の施設の1階にはカフェも入っていて便利。

そして兎にも角にも、日本とは大きく異なる医療制度の中で、カナダでも、アメリカでも、ちゃんと医療サービスを受けられるのは有り難い。

日本もカナダもアメリカも、それぞれに特色があり、それぞれ異なる利点と難点がある訳だけど、カナダもアメリカも広大な国だけに、州毎がそれぞれ一つの国のように医療の現場にも大きな違いがあるように思える。

私自身の経験で言えば、オンタリオ州に比べ、ケベック州での医療はお世辞にも満足と言えるものでは無く、それは慢性的な医師不足に起因するところながら、言語の問題も大きく関わっているように思える。

ケベック州は仏語と英語との間で、不幸にも多くの場面で人々が二分割され折り合うことなく対峙している場合が多く、それは非生産的でネガティブな効果をもたらし、時に人々を不毛に不必要に感情的にさせてる。

医師にも看護師にも、資格の取得に仏語での受験を強いられるので、英語圏から移民した医師や看護師がケベック州でのキャリアを諦めざるを得ないケースも多く、私の身近な友人たちの中にも、本国で医師や歯科医師だった人たちが、ケベック州ではタクシーの運転手だとか、ピザの宅配だとか、内装工事の助手だとかをして生活を凌いでいるのは、医師不足の土壌にあって、何ともナンセンスで納得が行かない。

制度として、医療費はほとんどの部分を税金で賄われてるカナダでは、所得税や消費税が非情、もとい、非常に高く、医師に診て貰った際の支払いは無い。

処方箋が出されれば、その薬を買う費用が掛かる程度。

それでも、日本のように医院を自主的に選んで気軽に行くことは出来ない。

専門医に診て貰うには、ファミリードクターからの紹介が必要だし。

ファミリードクターを持てない人も多く(医師の数が圧倒的に少な過ぎて、多くの医師は既に制限いっぱいの患者数を抱えているから)、その場合、ウォークインのクリニック(飛び込みの救急医療施設とか)へ行くしか無く、そこでは大抵、2時間とか6時間とか、時には12時間とかで待たされる場合も多いらしい。

オンタリオ州からケベック州に引っ越した際、義理の両親のファミリードクター: Dr. W.が私たち一家4人を「追加」で受け入れてくれたのではあるけれど、それでも何だか私たちはあくまでも「おまけ」みたいな待遇で、常に多忙な Dr. W.に予約を入れるのにも気が引ける感じで、なので余程の理由が無い限りは、滅多に医者にもかからないって日常だった@ケベック州。

珍しく予約を入れてクリニックに行っても、最低1時間は待合室で待たされるし、ようやく順番が来てオフィスに通されても、ドクターは何だかせわしなく、はやし立てられるような感じなので、こちらも椅子に座る間もなく立ったまま早口で症状の説明をすると、診断はほんの2分で終しまい〜、みたいな。

専門医に掛かりたくても紹介して貰えない事もあったり。

最低、2年に一度くらいは健康診断して欲しくて、血液のサンプルだとか検便のサンプルだとかを採取された後も、特に異常が見られなければ結果の報告さえも来ず、まさに「知らせが無いのは善い知らせ」みたいに、血液やコレステロール値や諸々の「数値」を見ながらの健康指導を受けるような場面は一切なく@ケベック州。

なので!

アメリカに引っ越してまだ数回しか受けてない医療サービスではあるけれど、ケベック州での体験とは大違いで、とても快適で満足している。

民間の医療保険に加入している限り、私たち患者側は「顧客」なので「お客様待遇」が受けられる。

ケベック州で、健康診断の予約を入れると半年とか9ヶ月とか先でしか予約が取れなかったのが、ここではまず「予約のお電話ありがとうございます」って応対で、しかも予約が同じ週に取れるって事に感動!(←最初は信じられなかった)

待合室での待ち時間もせいぜい15分とか。

オフィスに通された後は椅子にゆったりと座って、医師がこちらの話を落ち着いてゆっくりと聞いてくれるし。(とは言え、最初はクセで、つい早口にあせって説明してしまってる自分に気付き唖然としたんだけど)

問題があれば即座に専門医を紹介して貰えるし。

"Obamacare"の名称で何かと話題の米国での健康保険制度ではあるけれど、取り敢えず、保険さえあれば医療環境も受けられる医療サービスも、カナダのケベック州よりも数段、素早く快適。

個人の経済力によって紙一重に、天と地ほどの差がある米国の医療制度らしいので、ある意味、それはそれでストレスではあるんだけど。

Jon Stewartの 『The Daily Show』の中でも、(誇張されてるとは思うけれど!)アメリカ本土の中でさえも、国境なき医師団みたいなボランティでの医療サービスが行われる地域があり、医療保険に加入してない病気を抱えた人々に医療行為が施されてるのだとか、ってのも、まんざら冗談ではない説得力があるし。

まぁこればっかりは、それぞれの制度にそれぞれの欠陥があるみたいで、何処の国に住んだから完璧ってことは無いような。



2014年3月26日水曜日

美味しいターゲット

カナダでの暮らしが長かったし、特に後半の10年近くをケベック州のモントリオール郊外で暮らしたので、公用語であるフランス語をはじめとして、事ある毎に割りとフランス系の文化に影響を受け、特にファッションやアートの面ではかなり刺激があったし、そして何よりも食文化が充実していて、所謂フレンチ・グルメ的にワインだとかチーズだとか、ベーカリーのデザートなんかにも美味しいものが豊富に揃ってて、それらの恩恵に感謝する日々を送ってた。

なので、家族揃ってアメリカへの引越しが決まった時、正直、それらのもの全てに別れを告げなくてはならないって思って、残念無念の覚悟をしてた。

だって、アメリカでの生活を知らない私にとって、いったい何をどれだけ期待する事が出来るのか?まるで想像もつかなかったから。

過去の昔、サンフランシスコには3週間ほど滞在した経験はあるけれど、それは飽くまでも「観光客」の延長であり、期間限定だったし。

短期で滞在するのと、腰を据えて生活するのとでは随分と心の準備に要求されるものが違うし、特にミネソタ州だなんて、余り話に聞いた事も無ければ、アメリカの地図の何処にあるのかさえ予備知識が無かったから。

解ったのは、ミネソタが『Target』発祥の地であること。

うちの近所にある『Target』が、歴史を飾る第一号店であるってこと。

そして、『Target』はかなり「使えるっ!」って事実。

だって、だって、まさか米国のミネソタで、「フレンチ・マカロン」が売られてるだなんて、正直、期待してなかったもの。

*6種類のフレーバー入りで4ドルくらいだった、かな*


かと思えば、いかにもホームメイド風(正統派のシェル型)の「マドレーヌ」まで売られてて。


しかもこれが、カナダのスーパーマーケットで買って食べたどの種類のマドレーヌ(本場おフランスからの直輸入品含む)よりも風味も食感も優れていて美味しいの!

おまけに、カナダで散々、あちこちのベーカリーで買っては頻繁に食べていた「チョコレート・クロワッサン」まで売ってるし。


し、しかも! これが他聞に漏れず美味しい。。。

まぁ本格的なフランス系のクロワッサンと比べるとフツーの「パン」って感じに近いかも知れないし、中に巻かれてるチョコレートは普通のミルクチョコレートとしても、上に掛けられてるのはちょっと溶かしたチョコレート・ファッジ("fudge")っぽい感じで甘過ぎなくもないんだけど。

いずれにしろ、もうお目に掛かることもないかも(←大袈裟だけど!)と半ば諦めていたものに再会することが出来、しかも以前よりもアップ・グレードしての再登場なのは予想外で、嬉しさ倍増って感じ。

とにかく『ターゲット』のストア・ブランドの商品には優れものが多い印象。

余談で、私と入れ違いくらいにカナダへ進出+出店している『ターゲット』ではあるけれど、経営的には苦戦を強いられてる様子で、企業としては誤算だったのかどうか?本土への痛手にならないと良いのだけど。



2014年3月25日火曜日

かぎ針編みネックレス


家の中はまだまだ「最近、引っ越しましたね?」ってのが一目瞭然な感じに、空けてない段ボール箱が積まれたままの状態だったりするんだけど。

それでもようやく引越し後3ヶ月近く経って、何となく気持ちにも余裕が出て来た節もあり。

日曜日には何となく持て余す感じの時間があって、引き出しを開けると、まるで開いた玉手箱よろしく手付かずで押し込んであった手芸材料の諸々がわんさか飛び出して、懐かしさに気分が高揚。

取り敢えず引っ張り出して来た銀メッキの針金をかぎ針で編み始めたら、面白くて止まらなくなって、あぁ、そうそうかぎ針編みってこんなに楽しかったよね〜ってので、針金をいじるのも楽しくて、その流れで開けたチェコ製の綺麗なガラスビーズが詰まった箱にもうっとりと眺めて、結局、何だか思い付きでネックレスが一つ出来上がってしまった。




春を待ち侘びてるネックレス。




少しずつまた色んな手仕事を再開したいなぁ〜なんて思いつつ。

カラダを動かしたい欲求にも駆られて。

多分、どこかの屋内プールで泳ぐのを皮切りに、スカッシュ出来るコートを物色中。

ミネソタのこの辺りは、どうやらコミュニティセンターが充実してる印象。

冬眠生活から目覚めてゆっくりと活動を開始する季節に移行しつつあるのを実感。





2014年3月22日土曜日

時に無知を知る

陽射しの眩しい晴天の土曜日。

が、しかし、気温は未だに−13℃の朝だったり。

いい加減、暖かくなったらどうだっ!と長過ぎる冬の寒さに苛立つ。


今夜は久々、サーモンのクリームソースのパスタを夕飯に作る予定で、それにはいつも缶入り『Sockeye Salmon』を使うんだけど、カナダからアメリカに引っ越して来たら、幾つかのスーパーマーケットへ行ってもソレがなかなか見つけられず。

サーモンに限らず、ツナや蟹や牡蠣の缶詰も店頭に並んではいるものの、アメリカで買い慣れてない私の目にはどれも馴染みが無く。

一体どのブランドのどの商品を買ったらいいのか???

と言うのも、どの商品も何だかラベルが時代遅れのデザインで怪し気な雰囲気。

『Geisha』ブランドの蟹缶↓なんて、ちょっと抵抗あるでしょ!?


ラベルを注意深く読んでみると、販売はアメリカの企業でも、製造は現地のベトナムだったりインドだったり韓国だったりで。

サーモン缶も "Sockeye"でなく「レッド・サーモン」だったり「ピンク・サーモン」だったりの表示で、それらには過去に縁が無く、買った経験もなく。


何かと Davidが御用達の『Trader Joe's』に行って、ようやく初めて「アメリカ製」の「パシフィック・サーモン:Sockeye Salmon」を見つけ、買うことが出来た。


『Trader Joe's』の扱い商品にはいつも特別な「こだわり」を感じて、それは時代のニーズを反映した流行に敏感な品揃えだったり、時にオーガニックだったり、時にエキゾチックでオーセンティックな現地(外国)ものだったり。

これまで色々試して見たけど、そのどれもが美味しくて外れた試しがない。

なので、今の時点での私にとって、かなり信頼のおけるブランドであり、物流業者って感じ。


そして今回、鮭の缶詰を探すに当たり、私がこれまで自分の頭の中でいつも「ソッケー・サーモン」と信じて疑わなかった名称が、実は「ソッカイ・サーモン」だと言う事実を初めて知って愕然とした。

いやはや。

『Sockeye』だから、確かに冷静に読んでみれば 「Sock-eye=Sokku-ai=Sokkai」なんだろうけど、私の中では何故か「Sokkei」だった。

そして、何故かこれまで自分の間違いに気付く機会が無かったって事実にも唖然。

10年も15年も、私の中ではずーっとずっと、「ソッケイ」だったサーモン。

そっかい、、、それは「ソッカイ」だったんかい。

なんて自分でも寒いぜ、、、と思うような駄洒落を吐きながら。


ついでに書くと、最近、もう一つ愕然とさせられた単語の読み間違いが発覚。

『Famous』は「フェイマス」だから、『Infamous』は「インフェイマス」だと信じて疑わず、これまた10年も20年も英語に囲まれて生活して来た訳だけど。

「Famous=féɪməs」が「Infamous= ɪ́nfəməs」の発音になるってこと知らずに生きて来た。

いやー、この単語をこれまで過去に会話で使う機会は何度かあっただろうとは思うんだけど、これまで敢えて誰にも指摘される事もなく、、、公の場でプレゼンテーションやスピーチする機会がある訳じゃないから、勿論、専属でプロのスピーチ・セラピストが付いてる訳でもなく、、、だから、これまで間違いに気付かなかった。


うわー、言葉って深いなぁ〜と改めて実感。

英語の本や新聞を読んだり、英語でメールのやり取りを日常的にしていても、発音に関しては矯正される機会も無いから、多分まだまだきっと多くの単語やフレーズで誤った読みや発音を身につけて、そしてそれを気付かず使ってるって場面は多いんだろうなぁ〜と思うと、ちょっと恥ずかしくもあり、そしてちょっとだけ怖いような気もする。

ふぅ〜。


今夜はまたまた我が家で "Poker Night"が催されるようで、10人前後の "Poker Buddies"(とは言え、時には珍しく希少な女性のポーカー・プレーヤーが参加する事もあるけど)がやって来るようだから、早めに夕食を済ませないと。

スナック(Chips + Dips)や飲み物(Soda Pops)だけ用意したら私は地下に潜って子供たちと一緒に映画でも観る予定で。



2014年3月20日木曜日

Where is Pancakes House?

今日も今日とて、せっかく子供たちは春休みで学校が休みだと言うのに家族旅行に出掛けるでも無し、特別な予定も何も無し、、、と淋しい木曜日。

家でぐーたらしてるだけでは変化がないので、子供たちを誘って3人で、以前から気になっていた「朝食レストラン」へブランチに出掛けて見た♪

以前、Davidがカンファレンスでオレゴン州のポートランドへ出掛けた際、何気に朝食を食べた「パンケーキのレストラン」がとってもいい感じだった、、、と言う話を聞いて、いつか二人でポートランドへ行く機会があれば連れてって貰おうと思ってたんだけど。

わざわざ Portland, Oregonまで出掛けて行かなくても、あった、ありましたっ!うちの近所に@Minnesota、、、『The Original Pancake House』。


David本人は、すっかりオレゴンでの話は忘れてるみたいだけど。。。

なので、ご当地「ファーゴ」の近くでもあり、わざとふざけて『Pancakes House』と呼んでいる。

*殺し屋はパンケーキがお好き♪*


今回は平日という事もあり、David抜きで行ったけど、あら意外!メニューには何故か「Low Carb Breakfast」(低炭水化物)もあって、じゃあ、現在 "Low Carb Diet"中の Davidも次回は一緒に行けるじゃない!?なんて。

*「パンケーキ屋」に行ってパンケーキ抜きってのも野暮な話だけど*


私が食べてみたかったパンケーキは、「オーブンで焼くので20〜30分掛かる」と言われ、じゃあソレはお土産用に持ち帰りで、、、とお願いして、店内でのブランチには 'Eggs Benedict'を注文。


カナダでは大抵のレストランで、一つのお皿にメインとポテトとフルーツなんかが一緒に乗って来るのに慣れてる私にとって、アメリカの幾つかのレストランでの特徴として気付いたのは、料理が単品毎に別々のお皿に乗って登場するってこと。

卵料理は卵料理だけ、ポテトはポテトだけ、パンケーキはパンケーキだけ、とそれぞれのお皿に分かれて運ばれて来るのが面白い。

合理的なのかも知れないけれど、見た目でのアピールは低い@個人的意見。

色合いのバランスとか、盛り付けの妙とか、まるで無視って感じで。

何とも「ぶっきらぼう」な配膳って気がするのも、単に私がまだ慣れてないからだけなのかどうか。

家に持ち帰った「オーブンで焼かれたレモン風味のパンケーキ」は、Kaitoと味見した後、夕方、Erikaと私の二人だけの夕食のデザートに。

*持ち帰り用に、レモンやシロップ、粉砂糖まで個別に入ってた*


Davidと Kaitoは今夜、夕方からの映画を観に出掛けた。

何でも、レストランと映画館が一緒になった施設で、食事を楽しみながら映画を観ることが出来るんだそうで。

次回は映画次第で、私も行って体験してみたいと思ってるところ。
(でも血なまぐさい種類の映画と食事を一緒に、、、ってムリよね)