昨日は何だか朝から一日中、不思議な幸福感に包まれた日だった。
バイオリズム的には最悪だったにも拘らず。
何だろう?朝起きた時からとってお穏やかな気持ちで、フワフワと柔らかなオーラに見守られてるような錯覚の。
宝くじでも買うにふさわしい日だったのかも?
取り敢えずラグ・フッキングのギルド・ミーティングに出席して、メンバーのクレアさんと少し前に約束してあった通りお互いの手芸作品(Amigurumi DollsとかFelted Scarfとか)をそれぞれ持ち寄って、テーブル越しに「Show and Tell」って感じに見せ合ったり。
他のメンバーさん達も興味を示して会話に加わったり、少人数だったこともあり和やかな雰囲気でお喋りが盛り上がったのは楽しかった。
普段は余り個人的に話す機会が少ないメンバーさん達の制作中の作品も見せて貰って、それぞれに個性を反映してるデザインや手法が面白く刺激になったし、やっぱりたまにはミーティングに顔を出して交流する事の意義を実感した。
特に新しいメンバーの Tiさんや Rittaさんには、割りと最近オープンしたらしい『Le Coin Artisanal』と言うお店(手芸店)を紹介して貰ったので、帰りに寄って見たら、本当に素敵な毛糸をたくさん扱ってるし、オーナーである女性二人もとてもフレンドリーで感じが良かったので、早速 Tiさんに嬉しかった旨メールで報告しておいた。
店内では、ちょっとした面白い編み方でのスカーフがあったので簡単にテクニックを見せて貰っていたら、ギルドのメンバー Lindaさんも偶然やって来て、そこでもちょっと話が弾んだり。
「手芸店」でありながら、店内の入り口近くに置いた座り心地の良さそうな大きなソファーが2つ向かい合う空間では、無料での "Knit and Chat" の時間が提供されてたり、店内の奥には長机や椅子が幾つも置かれた部屋があって、そこではテーマに合わせた講師によるワークショップや講習も頻繁に行われるらしく、中でも "Nuno Felting"(シルク素材にウールの原毛を"Wet Felting"の技法で部分的にフェルト化させて薄手のスカーフなどに仕上げる) の講座はちょっと興味あり。
8時間程度の講習(材料込み)で200ドル前後らしいので、安いのか高いのか?良く分からないけれど。
『Etsy』で必要材料(シルク素材と原毛ウール+制作メソッドや手順の説明付き)のキットが30ドル前後で売られてるのを見たので、テクニックは YouTubeで検索して見ればかなり安上がりかも?
ボナベンチャーのアートショーで地元のアーティストが創作の "Nuno Felt Scarf" が売られてるブースがあって、少しだけ気に入った作品があったんだけど、お値段は220ドルだった。
全て手染めでの素材が使われていたので、材料費やデザイン、創作の工程を考慮すれば、決して高価な値段ではないと思うのだけど。
それでも、自分の手で作れば、色もデザインもサイズも質感も、全て思い通りに仕上げることが出来る。
しかも、材料を吟味して揃えるところから始まって、創作する過程での全てが自分自身の愉しみや悦びやスリルや満足感だったりするのであるから。
そういう意味での価値を考えるとやっぱり、「Handmade=Priceless」って結論。
だから止められない「手作りする」と言う趣味。
でもって、現在創作中の「クリムト風」ラグに煌びやかな金箔効果の代替え使用として、Le Coin Artisanalでピカピカ金色の糸を購入。
あとは近未来のプロジェクト用の糸を一つ。
イタリア製の色が混じり合った毛糸。
ターコイズブルーだとか緑だとかが混じり合った糸って、本当に私の弱点だと思う。
ユニークなかぎ針編みでの手法のPDFを、これまた Etsyにて(比較的、安価で!送料ナシだし、当然♪)購入したので、ちょっと独創的なかぎ針編み作品に挑戦する予定で。