2013年3月14日木曜日

Eccles Cake

何故かこの辺りでは
Hudson にある『IGA』でしか見掛けないンだけど。

(私にとって)不思議な存在の "Eccle Cake"。


「ケーキ」と言うよりは菓子パンな感じのカテゴリーで、
結構以前からのお気に入り♪


林檎とレーズンが入ってて、
くちの中で砂糖がジャリジャリする食感がたまらない。。。

4個入りパックで4〜5ドルくらいだったかな。←曖昧



今、初めて検索してみたら予想通り、英国が発祥らしい。

地名なので、正式には "Eccles"らしいけれど、
そこはさすがに仏語圏のケベック州って感じで。

英語表記が付いてるだけでもラッキー♪みたいな。



英語表記を取り締まって全て仏語に変えさせようとする
「ランゲージ・ポリス」の動きが最近特に盛んでイヤになる。

いっその事、ケベック州を脱出したいくらい。。。

(この件について書くと長くなるので別の機会がもしあれば)





2013年3月13日水曜日

波のような人間関係

昨日は仲良しの女友達 Halehと待ち合わせ、彼女の車に乗って Cote Vertuのショッピング・モールへ連れて行って貰った。

特別に何かを買う予定も無いから、単に目的は女同士で一緒に歩きながらお喋りしたり、昼食をはさんで更にお互いの近況報告やら他愛の無いあれこれについて意見や情報の交換をしたり、とにかく話すことが主って感じで。

取り敢えず、ランチの写真をアップ。

*Halehは健康志向の野菜ラップ*

*私はがっつり中近東スタイルの肉食プレート*


特に今現在は、彼女も私もたまたまお互いの配偶者が遠く離れて暮らしている為、ちょっとしたシングル・マザー状態って共通点もあり。

何かと精神的に不安定だったりする成長過程にある十代の子供たちの、責任ある保護者として家庭生活は勿論、学校で起こる行事や出来事や成績などなど全部ひっくるめて一人で対処しなければならず、特に彼女も私も国外からの移民として暮らしている前提もあり、それとなく必要以上のストレスを感じたり、戸惑う場面もあったり。

彼女の話に依ると、少し前に息子さんが学校でちょっとした誤解を招く場面に巻き込まれたらしく、予期せず校長からの電話を受けて、しかも警察沙汰にまで発展したとの連絡で、思わず本気で卒倒しそうになったんだそうで。

結局は、誤解から生じた学校側の過剰反応だったことが明白になったらしいけれど、その途中過程で連絡を受けた Halehは、不必要な衝撃でかなり動揺して神経的な打撃を被ったらしい。

話しながら未だもって感情的になる彼女を不憫に思った。

と同時に、「話を聴いてくれてありがとう」と何度も繰り返す彼女に対するちょっとした連帯感みたいなものを感じて、これこそがやっぱり本当に女同士が必要とする一種のセラピーであり、ストレス解消の方法なんだろうと改めて実感。

勿論、この関係は一方通行でなく、時としては反対の立場で「お互い様」の、対等でフェアな関係だからこそ友情というカタチでの人間関係と言うか、信頼関係を続けて行くことが出来るんだろうな。

とは言え、どんな友人関係も時と共に密になったり疎遠になったり、周期的なものもあったりするんだろうし、あとは環境や興味の対象が変わって、お互いに人間として違う速度や方向での成長を遂げる過程で、距離を置いてしまうってことがあるのも事実で、それは自然なことなのだろうと思う。

この間の電話でもたまたま、Davidから聞いたんだけど、何らかの理由で最近、偶然にも音信不通になっていた古い同僚や趣味の仲間との連絡が復活したんだそうで。

一人はオンタリオ州時代で同僚だった女性で、もう一人は趣味を通じて知り合ったとても気の合う、一時期は頻繁に連絡に取り合っていた男性で、二人とも、かれこれ10年近く振りくらいにメールを貰ったり、公共のサイト上で再会したり、らしい。

人生の波みたいなものが、時々交差するみたいに。不思議。

私も来月の帰国に合わせ、普段はまるで音信不通の古い友人たちに連絡を入れてみたり。

電話は勿論、年賀状もクリスマスカードも、誕生日のお祝いも、普段は何も無しだから、ひょっとしてコンタクト不能になってる可能性もあるってリスクを覚悟しつつ。

それでも即座の返信で「うん、うん。会おう、会おう!」とか「嬉しい」とか「興奮する」とか「楽しみに待ってるね」とか「予定空けておくね」とか言われると、何だか本当に感動してしまう。

3年とか4年とか、、、まるで何の音沙汰も無い日々の時間や空間を超越する再会に想いを馳せると、何だかじわじわと感謝の念でいっぱいになる。


2013年3月12日火曜日

Le Coin Artisanal

昨日は何だか朝から一日中、不思議な幸福感に包まれた日だった。

バイオリズム的には最悪だったにも拘らず。

何だろう?朝起きた時からとってお穏やかな気持ちで、フワフワと柔らかなオーラに見守られてるような錯覚の。

宝くじでも買うにふさわしい日だったのかも?



取り敢えずラグ・フッキングのギルド・ミーティングに出席して、メンバーのクレアさんと少し前に約束してあった通りお互いの手芸作品(Amigurumi DollsとかFelted Scarfとか)をそれぞれ持ち寄って、テーブル越しに「Show and Tell」って感じに見せ合ったり。

他のメンバーさん達も興味を示して会話に加わったり、少人数だったこともあり和やかな雰囲気でお喋りが盛り上がったのは楽しかった。

普段は余り個人的に話す機会が少ないメンバーさん達の制作中の作品も見せて貰って、それぞれに個性を反映してるデザインや手法が面白く刺激になったし、やっぱりたまにはミーティングに顔を出して交流する事の意義を実感した。

特に新しいメンバーの Tiさんや Rittaさんには、割りと最近オープンしたらしい『Le Coin Artisanal』と言うお店(手芸店)を紹介して貰ったので、帰りに寄って見たら、本当に素敵な毛糸をたくさん扱ってるし、オーナーである女性二人もとてもフレンドリーで感じが良かったので、早速 Tiさんに嬉しかった旨メールで報告しておいた。

店内では、ちょっとした面白い編み方でのスカーフがあったので簡単にテクニックを見せて貰っていたら、ギルドのメンバー Lindaさんも偶然やって来て、そこでもちょっと話が弾んだり。

「手芸店」でありながら、店内の入り口近くに置いた座り心地の良さそうな大きなソファーが2つ向かい合う空間では、無料での "Knit and Chat" の時間が提供されてたり、店内の奥には長机や椅子が幾つも置かれた部屋があって、そこではテーマに合わせた講師によるワークショップや講習も頻繁に行われるらしく、中でも "Nuno Felting"(シルク素材にウールの原毛を"Wet Felting"の技法で部分的にフェルト化させて薄手のスカーフなどに仕上げる) の講座はちょっと興味あり。

8時間程度の講習(材料込み)で200ドル前後らしいので、安いのか高いのか?良く分からないけれど。

『Etsy』で必要材料(シルク素材と原毛ウール+制作メソッドや手順の説明付き)のキットが30ドル前後で売られてるのを見たので、テクニックは YouTubeで検索して見ればかなり安上がりかも?

ボナベンチャーのアートショーで地元のアーティストが創作の "Nuno Felt Scarf" が売られてるブースがあって、少しだけ気に入った作品があったんだけど、お値段は220ドルだった。

全て手染めでの素材が使われていたので、材料費やデザイン、創作の工程を考慮すれば、決して高価な値段ではないと思うのだけど。

それでも、自分の手で作れば、色もデザインもサイズも質感も、全て思い通りに仕上げることが出来る。

しかも、材料を吟味して揃えるところから始まって、創作する過程での全てが自分自身の愉しみや悦びやスリルや満足感だったりするのであるから。

そういう意味での価値を考えるとやっぱり、「Handmade=Priceless」って結論。

だから止められない「手作りする」と言う趣味。

でもって、現在創作中の「クリムト風」ラグに煌びやかな金箔効果の代替え使用として、Le Coin Artisanalでピカピカ金色の糸を購入。


あとは近未来のプロジェクト用の糸を一つ。


イタリア製の色が混じり合った毛糸。


ターコイズブルーだとか緑だとかが混じり合った糸って、本当に私の弱点だと思う。

ユニークなかぎ針編みでの手法のPDFを、これまた Etsyにて(比較的、安価で!送料ナシだし、当然♪)購入したので、ちょっと独創的なかぎ針編み作品に挑戦する予定で。


2013年3月11日月曜日

Jack the Giant Slayer


この間の週末、DavidとErikaと私の3人で映画を観に行った。

今回は『Jack the Giant Slayer』。

誰もが子供の頃から知っている『ジャックと豆の木』の話を連想はするものの、でも意外と、実際にしっかり思い出そうとすると、勿論大まかなあらすじは思い出せるものの、途中のディテールとか結末とかはあやふやだったりして。

いずれにしろ、この映画は発想こそ『ジャックと豆の木』ではあるけれど、話の展開はもっとそこから発展して、ジャックが単独での冒険をするのでなく、、、巨大な大男もたった一人ではなく、、、冒険とファンタジーな部分は残したまま、もっと壮大な戦いがあったり、ロマンスがあったり、子供騙しじゃない、子供も大人もどちらも一緒に楽しめる作品だと思う。

色んな要素を理由に、私は個人的に大好きな作品、うん。

すっごく凄く楽しめたもの。

ま、私とErikaに共通の、最大の興味の対象が「主役の Nicholas Houltを見ること」ってのは別にしても(実際、彼は本当に純粋でハンサムな好青年って印象で親しみを持って見てしまうのだけど!)、Ewan McGregorの騎士姿も、見ていて頬が緩んでしまうほど、そのヘアスタイルと言い喋りと言い、本当にチャーミングなんだもの。

彼等2人の演技を観るだけでも価値がある感じ@私基準で。

話の流れも無理がなく辻褄が合って説得力があるし、戦闘のシーンでは迫力も充分にあって見応えがあるし、策略家で腹黒い悪者や、正義感の強い武士道の騎士や、純粋で綺麗な心のジャックやプリンセスが皆それぞれにふさわしい結末を迎えるあたり、単純と言えば単純なんだけど、見終わった後に頭がすっきりと明快に気分も爽快で、何だかいい気持ちの余韻で劇場を後に出来るのって悪く無いと思う。

スリルやサスペンスや重い人間ドラマも勿論いいけれど、たまには難しい事を考えずに安心して楽しめる娯楽作ってのも必要よね。

DVDが出たら絶対コレクションに追加して、繰り返し観たい作品。



・・・と言えば、

映画『Beginners』も欲しいのよね。

今、思い出したけど。




2013年3月10日日曜日

新・食生活

短期限定での単身赴任中の Davidなので、当然のことながら生活基盤が別になったついでに食生活にも変化があったみたいで。

これまでの
- 朝:レーズンブランやグラノーラなどのシリアル+牛乳
- 昼:野菜のパテやトマトやアボカドを挟んだサンドウィッチ
- 夕:その日によって肉や魚、ピザやパスタなどの家庭料理

と言うパターンの食生活から、今後は出来る限り「炭水化物」を減らし、蛋白質と野菜を中心のダイエットを心掛けるらしい。


私も最近、薄々とは気付いてはいたんだけど、やっぱり歳と共に体質も変わって、要らない部分に脂肪が付き易かったりする傾向は、まんま「中年太り」に向かってるんだろうなぁ、みたいな諦めと言うか。

エネルギーをたくさん消費するような新陳代謝が活発な若い頃とは違い、エネルギー源に成り易い炭水化物はもうそれほど必要としない世代なんだとは知りつつ、それでもやっぱりバターたっぷりの美味しいクロワッサンやら、デニッシュやら、どんな種類でも焼きたてのパンなんかは大好きだし、ピザやパスタも絶対に諦められないと自信を持って宣言出来るくらい好きだし。


それでも既に最近、確実に体型が変わって来たらしい Davidを見ると、やっぱりそれなりに説得力もあり感化される。

彼が置いて行ったプロテインドリンクを興味津々に試してみたり。


*2種類の味のボトルと、シェーカー*

*大きさの比較に約2ℓ入り林檎ドリンク・ボトル置いてみた*
何だか無駄に大きなプラスチック・ボトル入りプロテイン。


牛乳を加えてシェーカーで良く振ると空気を含んでアワアワと2倍量くらいのミルクシェークになって、かなり美味しく飲める。

蛋白質は、炭水化物よりもエネルギーに変わるのに時間が掛かる分、腹持ちがいいらしいので、朝食か昼食かの一食をプロテインドリンクに置き換えたら、それなりの結果は早い時期に期待出来るかも?


いずれにしろ、Davidも私もそんなにストリクトに拘るつもりは無いから、ま、気長に気ままなペースで。


取り敢えず彼の場合は、6月のスパルタン・レースに備える切羽詰まった必要性はある分、真剣なのかも知れないけど。


2013年3月9日土曜日

焦燥感

ようやくの週末。

今週は子供たちが "March Break"(イースター休暇とは別の1週間の春休み。北米の子供たち本当に休暇ばっかで羨ましくなる。ってか、北米で子供時代を過ごしたかったわ、、、なんて無茶なことを思うオバちゃん)と言うこともあり、「毎日が日曜日」状態で子供たちに連られてだらだらと過ごしてしまった。

とは言え、子供たちもいい加減 'Teen'に成長して以来、自分たちの面倒は自分たちで見られる年頃だし、私は「賄いのおばちゃん」って以外には特に彼等の世話を焼く訳でもないし。

そういう意味では、私自身の「役割を果たしてしまった」感もあり。



長い冬の日照不足に影響を受けて「冬鬱」気味だったり、更年期障害に関連してのホルモンバランスからの「鬱」気味だったり、ミッドライフ・クライシス的な精神的な「鬱」も加え、何となく 'depressing' 傾向なお年頃みたいで、ちょっと無気力に、人生についてあれこれと取り留めも無く考えさせられる時期なのかも。



勿論これまで与えられた人生には感謝しているし、息子を日本で出産した後、北米に渡って以来の長い間でずっと専業主婦の肩書きに甘んじて、時間に追われることのない自由な生活をさせて貰っている環境にも感謝しているけれど。

漠然とした人生の折り返し地点みたいなものに近付いて、ふと現実に振り返って見ると、これからの半生にはさて、どんな夢や目標を以て生きたらいいのか?視界がぼやけて見えない。



大それた野望も無く平凡な人生ながらも、これまで欲したモノや能力や状況や、大抵のものは殆ど全て手に入れることが出来た、、、と言う意味では、若い頃に抱いていた夢や希望の数々は、幸運にも殆ど全て叶えてしまった満足感があって。

「もういいや」「もう充分」みたいな今現在での(悪い意味での)欲の無さは、何だかもう「抜け殻」みたいに。

年老いた自分の図ってのも余り現実味が無く想像し難いし、だから長生きすること自体に対しても執着心は無い(と思う)。

これからの5年間とか10年間とか、毎日、朝起きる度に空しく「何の為に生きてるんだろう?」と自問自答しなくてもいいように、何かしら自分に課す意義のある夢とか目標とか挑戦が必要な焦燥感を抱いてる最近の私はどうしたらいいでしょうか?なんつって。



これって、誰でも皆がそれぞれの人生を生き抜く間で、50歳の節目(?)を迎える頃に通り過ぎるピーク(あとは「下り坂」だけ!)みたいな通過点なのかどうか?



赤いWii mini

これまで活躍してくれていた我が家の『Wii』がご臨終。

後任がやって来ました。


今度の『Wii』は赤いんだ。。。


ちょっと斬新で意外な赤が目に新鮮な感じ。