2015年12月18日金曜日

パン作り(inedible)

今朝は今シーズン一番の冷え込みかな?の、いよいよ氷点下の7℃で寒かった。

運動不足で体が硬くなって、あちこち痛みがあったりの老化現象を食い止める為、昨日は家でトレッドミルをしたり、今日はスイミングに行ったり。

やっぱり水泳は膝への負担も掛からないし、浮遊感が気持ちいいし、適度な運動にもなるし、おまけに北欧式サウナにも入れるから嬉しい。



さてさて世間はもうスター・ウォーズの話題で持ち切りな印象。

映画館のタダ券が4枚あるけど、スター・ウォーズは前売りで完売してしまうくらいだから当然使えず。

取り敢えず Davidと Kaitoと私の3人分、日曜の午前中に行く予定でチケット予約。

IMAXと3Dと2Dとの選択肢があって、どうやら人気はIMAXと3Dに集中らしい。

上映時間的には午後から夕方に掛けてのチケットが完売、余裕があるのは夜の10時過ぎとか11時過ぎとか、或は夜中の12時過ぎから上映の分のチケットで、驚きなのは、夜中の2時とか3時とかからの上映もあり、おまけに早朝の5時とか6時とか7時とかの上映もあって、じゃあ早起きして朝一番で、学校や仕事の前に
「スター・ウォーズ観てから行く?」
みたいなのも凄いなぁ〜〜〜と。

一体どんな人達がどれくらいの人数で、どんな時間帯に映画館に足を運んでるのか?興味津々なところ。

ひょっとしてこの辺りでも公開前に並んだ人たちとかいるのかな?

興味半分に夜中過ぎの上映とか早朝からの上映とか行って見たいような気もするけれど、基本的に、夜間の外出はしないことに決めてる。

陽が落ちてからの一人歩きとか、暗くなってからの外出とか、カナダではそれほど意識したことは無かったけれど、ここはさすがにアメリカなので。

フツーに拳銃や猟銃が流通している土地柄では、自然と慎重にさせられる。

と、この件について書くと長くなるので、もし別の機会があれば書くかも。

銃社会とかテロリズムとか宗教とか、短くまとめて書くのは難しいし、私なりに個人的に直面する事、感じること、考えさせられる事は多々あるものの、このブログは飽くまでも軽く楽しい事柄を共有する場所にしたいのを主旨としてるので。



かなり以前にフェルトで作った「箱」としての「パン屋」さん。

*因みサイズは:建物の正面の長さは約14㎝で奥行きが7㎝、
高さが10㎝ちょっと*


*建物横の窓からは中が見えるようになってる*


この間、何となく気が向いたので、ちょっとだけ中身を追加で制作。

入り口脇の黒板に書かれたメニューの前にカウンターを作って設置し、その上に、キャッシュ・レジスターを置いてみた。

そしてガラス張りのショーケースの中には「デコレーション・ケーキ」とか「ドーナツ」を並べ、上には「クロワッサン」のトレーとか。


パンの棚にはスライスしてない「食パン」のローフとか、フランス風のバゲットとか、田舎風の丸くて素朴なパンも並べた。


床に広げて並べて見たらこんな感じ。。。


ミニチュアの制作は肩が凝りますなぁ〜。ふぅ〜。と、歳を感じてる。。。






2015年12月16日水曜日

Paku, Paku, Paku.

今週はもう、いよいよ12月も3週目に入りホリデー気分全開。

Kaitoはカレッジの授業が無いので事実上の冬休みに突入。

高校生の Erikaは23日まで授業はあるものの、今日は半日だったので、学校まで車で迎えに行って一緒に買物に出掛けた。

冬支度の一環として、新しいジャケットとブーツを探す目的で。

残念ながら気に入ったジャケットが無かったものの、ブーツは購入。

彼女の買物に付き合いつつ、私はクリスマスのオーナメントに目が留ってしまい、中でも気に入ったものを厳選して幾つか買ってしまった。

*自分で手作りするのが馬鹿らしく思えるくらい
安価で可愛い「手作り風」オーナメントたち*


可愛いチェック柄の生地で作られた犬とか、インドで作られたらしい厚手のフェルト生地で出来た犬とかのデザインのオーナメントは、一つが3ドルとか4ドルとかの値段で売られていて、一体これらを手作りする人たちの手元には、どれほどの収入となるのか?心配になるくらい安価で。

こういった商品が市場に出回っている現実を知ると、益々、ビジネスとしてモノを売るということの厳しさを想像させられる感じで萎える。

取り敢えず Etsyに出店してる(現時点での扱い商品はゼロだけど!)ので、過去には自分で作ったアイテムをほんの数点だけ販売した経験はあるものの、熱心さと勤勉さに欠けるので継続するのが難しく。

例え「もの作り」が大好きだとはしても、売ることを目的として作るのは本当に大変な事だと思うし、自分には向いてない事も実感している。

「商いとは即ち飽きないこと」とは本当に良く言ったものであると感心する。

そんなあれやこれやを考えながら店内を歩いていると、意外な商品がどかーん!と店頭に置かれていて、ちょっとした新鮮な驚きだったのは↓これ。

*じゃ〜〜〜ん♪*


な、な、なんと! 昔懐かしい『パックマン』ではありませんかっ。

『ナムコ』社製だから、ひょっとして日本からの輸入もの???

自宅にゲームセンターみたいな本格的なゲーム機があるって面白そう?

一瞬、Davidへのクリスマス・プレゼントに買ってあげようかと思っちゃった。

今、借りてる一軒家のリビングは彼のポーカー・ルームになってることだし。

なんて冗談半分に考えつつ、一応、念の為チェックしたらお値段2000ドル也。

わはははは〜、そりゃそうよね〜、そういうお値段よね〜と空しく笑って終了。



2015年12月15日火曜日

ミニ雪だるま

12月も半ばと言うのに、昨日は朝から雨が降ってました。

ひょっとしてひょっとすると、雪の無いクリスマスなんて事もあり得るかも?

まぁ生活するにはラクで有り難いンですが。

今月支払い分の暖房費も去年の同じ時期と比べてみたら格段に低くて驚いたり。


そんな状況に関係なく、冬景色のシャドーボックス他を作成。



フェルトのボックスは8cm角くらいのサイズ。

小さなスノーマンはニードル・フェルティングで5cm弱。


今日はテキスタイル・センターにて、通称 "Textile Artists on Tuesday"のいつものメンバーで「ホリデー・ランチョン」のポットラックだった。

私は簡単に焼けるチーズケーキのデザートを持参して好評だった。

前回に持参したダコワーズも好評で、それはレシピをリクエストされてたので、そのコピーも持って行って配った。

オリジナルは日本で購入したデザートの料理本だったから、日本語から英語に翻訳するのは私にとってのちょっとした「宿題」って感じだった。

会話で気軽に説明するのと違って、やっぱりきちんとした文章で表現するとなると、翻訳作業は本当に面倒で煩わしくて、あれこれと頭を捻って悩む作業。

そんな作業を本業とする人は本当に大変だろうと思うし、尊敬してしまう。

だって、同じ意味合いでも、表現の仕方は無数にある訳で、どんな言葉を選んでどんな説明にするかは、飽くまでも個人的な世界だから。

おまけに、分量の「g」だとか「ml」だとかのメトリック式を、アメリカではインペリアル式の「oz」や「lb」に置き換えないといけないし。

オーブンの温度は勿論「℃」じゃなくて「°F」だしね。あ”ぁ〜!

とにかく、英語の文章ではいつも Davidに校正して貰えるから助かる。

「赤ペンして!」と頼めば、いつでも快く引き受けてくれるから。

ま、個人的な手紙だとか、友人や仲間同士でのメールなんかであれば、私にとって第二言語である英語で多少の間違い(スペルミスとかでなく)があったとしても、それが私の個性であり、私らしさであるから、まるで問題とは思わないんだけど。

言語に対する認識とか価値観みたいなものには個人差が大きいかと思うんだけど、テキスタイル・センターでの仲間の多くは皆アカデミックで、テキスタイル・アートの傍らに教壇に立って英語や文学や芸術を教えてたりするので、彼女たちと言語や文化関連の会話をするのは興味深く、刺激的で、私にとって勉強になる事も多い。


もうすぐ年末年始を迎えることもあり、気分的に何となく和食材を買っておきたい気がして、テキスタイル・センターの後、『United Noodles』に寄り道。

真空パックで冷凍された「鰻の蒲焼き」をはじめ、冷凍の「ほっけ」だとか「ししゃも」だとか(これらは飽くまでも自分用だけど!)も購入。

おまけに奮発してキューピーの和風ドレッシングだとか、インスタントのしじみやあさりの味噌汁だとか、たらこのふりかけやパスタソース、ひょっとして巻き寿司なんかも作るかも?ってので焼き海苔なんかも購入。

あとはクリスマス・ストッキングに入れる子供たち用の「ちょっとしたプレゼント」のおまけに、日本のお菓子「ハイチュウ」とか「チョコベビー」とかも買ったり♪
(日本へ行った際に食べて好きになった特別な想い出のお菓子って感じ)

そして自分用には醤油味の胡麻煎餅とかうに風味の揚げ煎餅とか。

そんなあれこれを物色してたら、近くに若いアジア系の女性が二人やって来た。

見た目では余り日本人っぽく無かったから特別、気にも留めなかったのではあるけれど、ふと耳に入って来た彼女たちの会話が日本語でビックリ!

思わずタイミングを見計らって「に、ニホンジンですか!?」と訊いてしまった。

何しろ、ミネソタに越して来て以来2年間でのニホンジン遭遇率はとても低く。

多分これは私の年代とか行動範囲の狭さによるところも大きいとは思いつつ。

とにかく、彼女たちは日本からミネソタの大学に留学している学生さんと言うことで、寮生活をしながら心理学などの専門分野で勉強しながら、アメリカ生活を楽しんでるらしく、私は本当に久し振りに他人と日本語での会話をして妙な気がした。

それで気付いて見ると、本当に自然な成り行きで、彼女たちとの会話が英語になっていた訳なんだけど。

なんかそういうのも面白いな、と思う。

例え日本人同士ではあっても、生活語はやっぱりお互いに英語なんだな〜って。

言葉は生活であり、日常であり、環境であり、とても流動的なもの。

だから面白いものであり、大切に扱いものだと思う。




2015年12月11日金曜日

角、見つけました

少し前にラグ・フッキングの手法でフッキングしたパーツを

パッチワークのように継ぎ接ぎして3Dとして作り上げた鹿の頭。


この間、郊外の駐車場脇に植えられた大きな木の下に落ちてた枝が

「あ、、、鹿の角(アントラー)にぴったりかも♪」

と思い、拾って来たものの、ガレージの中に放置されてたのを

思い出したように、小型の鋸を手に2つに切り分けて

あとは細部をトリムしてみたら、やっぱり!


思った以上にぴったりな雰囲気でフィットして嬉しくなった。


木の枝ならではの、独自の自然なカタチで。

不規則にボコボコとした突起とか、枝の曲がりくねった感じが好き。


まぁ、クリスマスが来る時期的なこともあり、

ちょっと鮮やかな色味を付けて華やかな感じに飾りたいと思い、

カラフルな羽根が撚り込まれたウール素材をからませた。


クレイジーでポップな仕上がり(かな?)。。。に自己満足♪

作業場の一角のソファの横の壁に設置。



2015年12月8日火曜日

ケーキみたいなクッション

私の仕事場の一角に置いたソファには

デザイン違いの布に包まれたボタンが

ランダムにいっぱい付いているのが気に入ってる。


なので、それに触発されたクッションを作った。


 "Cute as a Button"を合言葉に。


いろんな色合いのウールをフックして

ところどころランダムにボタンを縫い付け

フリンジ部分には毛糸をループ状にフッキング。


クッションとして仕上げたら

何となく「デコレーション・ケーキ」みたいに仕上がった。


当初の予定としては、

綺麗で個性的な年代物のボタンたちを飾るつもりだったけれど

余りにも個性的過ぎるボタンを配してみたら

視覚的に焦点の定まらないデザインになってしまい。

敢えて妥協してトーンの同じボタンたちで落ち着いた。


クッション・カバーとして仕上げなかった理由は、

どっちにしろ洗う機会は無いだろうから。

なので直接にポリエステルの綿を詰め込んで仕上げ。


ラグ・フッキングのコミュニティでは、思いの外にウケたみたいで

好意的なコメントを幾つも頂いた。






2015年12月3日木曜日

犬柄のお皿にダコワーズ

例年よりも長く暖かい秋が続いたミネソタも、

今週、月曜日の朝にはいよいよ冬の様相に。


そして火曜日は Textile Centerでの集まりに

Dacquoise/ダコワーズを大量に作って持って行った。


カナダで作って以来なので、2年振り以上。


すっかり要領を忘れて、手順にあたふたしながら

カタチも不揃いになってしまったけれど。


まぁ味は一緒だからいーや、って感じで。


今回のお皿はコレ。

*Pier 1 Imports の新柄*

ちょっとクリスマスの雰囲気で♪


ダコワーズは好評でレシピをリクエストされたから

日本語のレシピを英語に直してプリントして持って行く予定。


グルテン・フリーなのでグルテンを避けている人にもピッタリ。


ステファニーさんもそんなうちの一人で

「これまで食べたグルテン・フリーのクッキーの中で一番美味しい♪」

とか言って、大喜びだった。


因に、日本のレシピでは主に使う卵白の量が

「140g (卵4個分)」

とかだったりするんだけど。


その少なさに戸惑う。


北米では牛乳パックみたいなのに入って1ℓとかで卵白が買えるので

取り敢えず、その半分くらいを使った分量で作った。


これに限らず、日本と北米での料理のスケールの違いは顕著。

まぁ、料理だけではないけれど。

日本に比べると北米では何でもかんでもが「ドカーン」って感じ。









フェルトのおせち:覚書

カレンダーもいよいよ最後の1枚になり「師走」。

日本では「おせち」の注文をする頃なのだろうか。

時期的に、フェルトでもお節料理を手作りしたくなる人は少なくないみたいで
「フェルトのおせち」で検索して、このブログに辿り着く人もいるらしく。

せっかくの機会なので、自分版のフェルトのおせちを
改めて一つの頁にまとめておこうと思う。



漆塗りに金箔で描かれた松竹梅の重箱(のつもり)を重ねて。





参考にしたのは、おせちの注文を取る為のデパートの広告。
(どこのだったか?は忘れたけれど)


まずは壱の重から。


紅白のかまぼこや伊達巻き、昆布巻き、栗きんとんなど。






続いて、弐の重。


数の子、蓮根、蛸などの酢の物が沢山入ってる。






最後は、参の重。


こちらは煮物が中心で、がんもどき、椎茸、蒟蒻など。






大きさの参考に百円玉を置いてみました。。。





中身が解るよう、重箱から出して分解してみました。




材料は主にフェルト。

部分的にガラスビーズ、極細の針金など。

基本的に接着剤で貼り付けるのは嫌いなので
飽くまでも針と糸でチクチク縫い付けてます。

あとは所々、必要に応じての刺繍を施して。

重箱の1辺は6cm弱(ほぼ2インチ)ってとこで。

細々と楽しい作業でした♪