2013年3月9日土曜日

赤いWii mini

これまで活躍してくれていた我が家の『Wii』がご臨終。

後任がやって来ました。


今度の『Wii』は赤いんだ。。。


ちょっと斬新で意外な赤が目に新鮮な感じ。




2013年3月6日水曜日

ChinaでなくMilk Glass

昨日に引き続き Minneapolisに関するエピソード。

今年、結婚20周年記念を迎える私たち夫婦。

マーサ・スチュアート『Living』に掲載された記事(以前、購読していて関心のある頁だけスクラップして保存してある)によると、結婚50周年記念は日本でもほとんど大抵の人が知っている通り「金婚式」(Gold)なのであるけれど、それ以外にも毎年の結婚記念日を祝う象徴のアイテムがあるらしく。

例えば:

- 1st : Paper 
新婚の若い二人には、
まだ儚く脆い関係も象徴する「紙」の身近で安価な祝い

- 2nd: Cotton
- 3rd: Leather
- 4th: Linen

- 5th: Wood
「樹」の生命力を象徴してカップルとしての末永い共存と活力を祝う

- 6th: Iron
- 7th: Wool
- 8th: Bronze
- 9th: Pottery

- 10th: Tin
「ブリキ/錫(時として「缶」)」が象徴するのは、経済的な裕福さや楽観性、そして安定した確実性で、結婚10年目を迎える頃にはカップルとして共にそれなりの試練を経験し、それを乗り越えた達成感みたいなものを祝う

- 11th: Steel
- 12th: Silk
- 13th: Lace
- 14th: Ivory

- 15th: Crystal
お伽話の世界に頻繁に登場する「クリスタル」は結婚に於いては『対/つい』(pair)の象徴なんだそう

- 20th: China
結婚祝いに受け取る「(bone) チャイナ(陶磁器)」のセット類も、結婚20年目を迎える頃には(一人か二人程度いるであろう)子供たちの成長の過程で欠けたり割れたり壊れたりで損失するだろうから、新たな家族の歴史を刻む器類を食器棚に追加する好機

- 25th: Silver
誰もが知っている結婚25年目は「銀」婚式

- 30th: Pearl
古代ギリシャでは、「真珠」は愛と婚姻の象徴

- 35th: Coral
- 40th: Ruby



そんな訳で、今年、私たち夫婦は「陶磁器」のお祝い。

実際、今も日常使いしている食器類は結婚式のお祝いに友人から贈られたものだったりするし。

ただ、意外にも(?)食器を不意に壊してしまうことってほとんど無いので、用途としての目的買いで追加しなければならない必要性ってのは(残念ながら?)無く。

取り敢えず、今の段階ではまだ(アンティークの「Noritake」好きの義母みたいに)高価な投資をして "fancy"な食器類を揃える欲望も無いし、それより何より、うちには北米の一般家庭ならでは何処にでもあるようにれっきとした「食器飾り棚」と言う、お洒落な高級食器を陳列して披露する家具自体が無いし!

ま、そんな「高級チャイナ」に縁の無い私なので、安価でデザイン重視の陶器が時々買えればいいや♪って感じ。



だからと言って探していた訳では無いんだけど。。。ほんとに!

たまたま(と言うか、いつものように)覗いていた『Etsy』で、ヴィンテージの「Milk Glass/ミルクグラス」製品で、しかも何となくいつも好きな「葡萄柄」デザインの2客セットがとても安価で売られてるのに出くわした。

*ディナー・プレート2枚*


最近の日本でも人気があるみたいなアンティークのミルクグラスは「Fire King/ファイヤーキング」社製が有名みたいだけれども、私が気に入ったシリーズには社名が入ってない、別のメーカーのもの。

*シャーベット・ボウル2つ*

*珈琲カップ+ソーサー2セット*


昔、結婚する前にまだ実家で暮らしていた頃、ペパーミント・グリーン色のミルクグラス製っぽい珈琲カップを2客持ってた記憶があるんだけど、はて、あれは一体どうなったことやら。

なんて思いつつその独特の風合いに懐かしさを感じて。

Etsyでの出店者の多くが米国人だから、「お隣さん」であるカナダまで郵便で発送して貰うことには何ら問題は無いのであるけれど、手芸材料やアクセサリーなどと違ってさすがに食器セットは重量がある分、送料も割高にはなるはず。

そんな事を考えながら、ふと出品者のロケーションを確認したら、な、な、なんと奇遇にも「アメリカ」「ミネソタ州」「Minneapolis」「St. Paul周辺」(←Davidの単身赴任先)ってので運命を感じてしまった。



Davidとのメールのやり取りのついでに↑情報を何気に添付。

ほとんど翌日くらいには、彼が出品者に直接コンタクトしてくれて、直接会いに行って支払いと受け渡しも済ませてくれた、、、と言うので「うっひょ〜!」って感じに驚いた。

「感じの良い老夫婦だったよ」、、、って事で。

そして、購入したばかりのセットを注意深く段ボール箱に詰め、"carry-on"のスーツケースに入れて持ち帰ってくれた。



いつもながら、こんな風に悪妻な私を甘やかす優しい Davidのお陰だからこそ結婚生活が破綻することなく、奇跡的に20年も持ち堪えることが可能だったんだろう、、、とつくづく感心(←まるで他人事みたいだけど)させられる。

20回目の 'Anniversary'は今年の6月。。。


2013年3月5日火曜日

You Betcha!

*今朝のモントリオール Dorval Airport 出発ゲート*


今朝は5時半に起きて Davidを空港に送った。

まるで遠距離恋愛。

期間限定での彼の単身赴任@米国ミネアポリス。



ほぼ1ヶ月振りくらいで家に帰って来た Davidなので、それはもう色々と面白可笑しい土産話も一杯あって。

ほんと人生って出逢いや発見や体験や修養に満ちてるなぁ〜を実感。

どんな人生を生きようと、今現在置かれた状況ってのは自分に課せられた何かしら意味のある試練とか挑戦とかなんだろうな、なんて。

でもって、Davidのある日のエピソード:その壱

メディカル・ディバイス開発のシステム・エンジニアとしてオフィスビル内のキュービクルで仕事中の彼の耳に、近くから、同じフロアに勤務する女性社員の声が聴くともなしに聞こえて来たそうで。

どうやら彼女は誰かと電話で話してるらしく。

彼女の会話に興味は無かったものの、何故か心地良く彼女の「喋り」が耳に馴染むので、ちょっとだけ注意を払って聴いてみると、何だかとっても懐かしいような聞き覚えのある話し方で。

「あぁ〜、この話し方、確か何処かで聞いたことある!」

そうは思ったものの、はて?果たして何処で耳にしたんだっけ???

うーん、うーーーんと、何処だったかなぁ???

彼女の口調:『Yah… yah.  Yah, you betcha.』

Yah, You Betcha!!!

で、ようやく思い出したのが映画『Fargo/ファーゴ』だったそう。



『Fargo』はご存知、コーエン兄弟の作品で、題名の "Fargo"自体は North Dakota州(州境にある小さな町の名前)らしいんだけど、映画の全編で舞台になるのが(すっかり忘れていたけれど←それほど気にも留めてなかったので) Minnesota州の Minneapolisとか、Davidが滞在中の St. Paul周辺なんだそうで、映画の中では特に意識して、その周辺の住民が喋る "Minnesota nice"とか "Singsong"とか呼ばれる "regional accent"と言うか "dialect"、つまり地方色の強い「方言」みたいなものを(映画での演出上の)効果の一環として強調されてたんだそう。

「その辺り」が実際にコーエン兄弟が生まれ育ってゆかりのある土地だからならではの愛着と言うか、拘りでもあったのだろうけれど、主演女優 Frances McDormandが演じる妊娠後期のお腹を抱えて任務に従事する女性警察官:"Marge"の強烈な存在感と共に、彼女の特徴ある喋り方や、ほとんど合言葉のように地元民が繰り返し交わす台詞の『Yah, you betcha.』の響きは、私でさえも未だに鮮明に思い出すことが出来るくらい印象的だったから。



そんな訳で、図らずも有名な映画の舞台になった町で暮らしている事を、地元の方言から知ったと言う。



そう言えば、あの話には色んなオチがあって、基本的にはフィクションでありながら、敢えて「This is a true story…」とかって映画の最初に記述したこともあり、映画の中で、広がる雪の平原の何処かに隠されたままの身代金を探し当てようと、日本からも出掛けて行った女性がいるとかいないとか。



大金には縁が無いケド、目の前に広がる3月の雪原で嬉しそうに遊ぶ犬(Trixie)を眺める平凡な人生も意外と幸せよね。

2013年3月4日月曜日

Zeldaのピアノ曲


何を思ったか突然 Erikaが

「あたしピアノ弾きたい!」

とか言い出すからびっくりした。


これまで子供たちには(KaitoもErikaも)、ピアノを弾く愉しみを知って欲しくて何度も機会を作っては弾いて見せたり、簡単な練習曲を教えながら弾かせてみたりして来た。

日本へ帰省の際には専門店で「こどものバイエル」みたいな教本を買ったり、初心者が簡単で、しかも気軽に基本的な部分から習得出来るような準備や環境も整えた。

それでも特別な興味を示さない子供たちに無理矢理に強要して弾かせるつもりも無かったし、鍵盤に触れる指の運びにセンスを見せる Kaitoに反して、どうもぎこちなくセンスの無い風の Erikaには、彼女自身の(ピアノを弾く指の運動神経が無いっぽい)自覚を尊重して、私自身、残念には思いながらもほぼ諦めていたので。



私の気分を一瞬にして高揚させた Erikaのひと言に半信半疑ながらも、経緯を訊いて見ると、学校で仲良くしている友達:ブリトニーが暗譜で曲を弾いて披露してくれた事に感動して、「その曲」を自分でも弾いてみたくなったんだそうで。

まぁ単純と言えば単純ではあるけれど、さすがに十代の子供の世界では友達同士での間の影響力は偉大で、、、でも、それがポジティブな動機になるのであれば素晴らしい事には違いなく。

きっかけがどうであれ、「あの」Erikaが少しでもピアノを弾くことに対して興味を示してくれた、って事実が嬉しくて。



彼女が挑戦して見たい曲は『Legend of Zelda: Twilight Princess』の中の『Midna's Lament』と言うタイトルが付いた綺麗な旋律のもの。

練習するに当たって、まずは 'sheet music'(譜面)が必要で。

まず『ゼルダ』のテーマ曲とか音楽譜とかを日本語で検索したんだけど(日本がオリジナルのゲームだし、日本での人気が主流かと思って)、勿論、著作権などの問題もあってか、なかなか探し出すことが出来ず。

それでも、私たちと同様にピアノ譜を探してる人は沢山いるようで、「どこで入手できるか?」をあちこちのサイトで問い合わせてる質問に複数ヒットし、そこでの解答をチェックして見たのではあるけれど、それらの解答はどれも「何処にも出回ってないようなので、入手するのは困難、又は不可能なようですね」みたいなものだった。

それで、「英語圏」でのネット社会で見つけられるかどうか、英語で検索して、英語で表記されたサイトを幾つか覗いて見たら直ぐに、いとも簡単に(ちょっと拍子抜けするくらいに)幾つもの譜面を探し出す事が出来て、少し驚いた。



今回の一例では、日本国内に暮らして、日本語で検索して見つからずに諦めてる人が大勢いる印象を受けたんだけど、このインターネット時代が提供する情報を最大限に有効利用しようとするならば、言語を日本語だけに限定することなく「言葉の壁」を飛び越えなくては、地球規模での情報にアクセスする事は不可能だし、勿体ない気がする。



いずれにしろ、他の曲『Midna's Theme』 『Midna Goodbye』『Mirror of Twilight Restored』なども見つけたので一緒に練習する予定。



Erikaは勿論だけど、私自身、そう言えば最近はまるでピアノに触れてないなぁ〜ってのを反省しつつ、鈍くなってる指を少しは動かさないと!って感じで、密かに練習するつもり。


2013年3月3日日曜日

Davidのいる週末

金曜日、Davidの用事(外貨両替とか、2台目の 'smart phone'じゃない方の携帯 'dumb phone'の方の手続きとか)に付き合って一緒に外出したついでに、Blvd. Des Sourcesにある『Marche Kim Hoa』と言う韓国食材を扱う店に初めて寄って餃子の皮をまとめ買いしたり、『Tandoor et Grill』に寄ってブッフェ式で食べ放題のインド料理ランチをした。

*野菜や魚の天麩羅みたいなのもあって面白い*


何度も「お代わり自由」だからつい食べ過ぎてしまう美味しいインド料理の数々はちょっと辛いのもあったりするけど。


怪しいインド風の甘いデザートで口直し。(その見た目にいつも鬼太郎の目玉オヤジを連想させられちゃうのよね、、、中は白くて、不思議な食感のシロップ漬けみたいな)


別行動をしたショッピングモールで、またまた『Winners』店内を通過するつもりが、何故か1枚だけあった、例の気に入りのデザインシリーズでの(このシリーズでは初めて目にする)デコラティブな形状の 'serving plate'を発見。


何しろ1枚しか陳列されてないし、、、思わず購入。


素朴な型押し模様に、ハンド・ペインティングの手法がとても素朴で、何となくアジアンちっくな花柄と言い、色合いに惹かれて。

取り敢えず、コーヒー・テーブルの上に鎮座させて置く予定。


土曜日の朝はブランチに久々パンケーキを焼いた。

*「ピサの斜塔」みたいに積み上げたパンケーキ*


そして夕食は賑やかに、義理の両親や妹、彼等のワンコも加わって、オーブンで15分焼いただけの簡単なサーモンの晩ご飯にご飯と味噌汁を添えて、一緒に食卓を囲んで団欒。

味噌汁好きの義父は、じゃがいもと玉ねぎと豆腐の入ったのをやっぱりお代わりしたり♪

義母が焼いて持って来てくれた「スパイス・ケーキ」もヴァニラ・アイスクリームを添えて美味しかったし。

やっぱり家族がみな揃うのっていいな〜。


2013年3月2日土曜日

タコ抜きたこ焼き

少し前に買った 'Cake Pops'メーカー。


本来の目的とは別に「たこ焼き」を試したかったんだけど。
なかなか使ってみる機会が無かった。

興味津々の Mirianは日本を訪れた際に大阪で食べた事があり
「たこ焼き、一緒に作ってみたい〜」と以前から言ってて、
今週の日曜日から暫くの間ブラジルに帰省すると言うので、
だったらその前に挑戦してみよう!ということになり
急遽、火曜日にうちへ来てもらって一緒に作って見た。

私にとっても自分で作る初めてのたこ焼き。

日本に住んでたら、食べたいと思った時にはいつでも
何処でだって簡単に買うことが出来るから、
多分、敢えて自分で作ってまで食べるって欲求は無いかも。

とは言え、タコは入れずに海老で代用だから、
正確には「海老ボール」ってとこかな。

作り方や材料はクックパッドとかYou Tubeとかで見て、
本当に便利な時代で助かる〜。

試行錯誤して焼いて
焼きたてをそのまま熱々食べるのが魅力。

専用のたこ焼きソースとか
ちょこっとマヨネーズとか
鰹節に刻み海苔を散らして出来上がり♪


久々に食べる「たこ焼き風」にカンドー。

これはちょっとハマるかも?

平日のお昼時とかに独りでこっそりジュジュ〜するかも。


(相変わらず子供たちには不評っぽいので、残念ながら)



2013年3月1日金曜日

父帰る

北米暮らしとは言え、私にとってほとんど縁の無いアメリカの、しかも更に何の知識も持たないミネソタ州のミネアポリスと言う未知の土地で、1月の末から急遽、単身赴任中の Davidが、連休の週末を利用して帰って来た。

モントリオールの空港に到着するのを見計らって車で迎えに行ったんだけど、到着が夜中の零時頃、帰宅したのが午前1時前頃、それからちょっとキッチンでお喋りしたり、スーツケースからお土産を取り出したりと何やかやで、結局、寝たのは午前2時過ぎ。

犬の Trixieは彼女のマスターが久々に戻ったものだから大喜びで。



これまで縁もゆかりも無かった都市について知るのは何だかとっても興味深く、地図を見ていると行って見たい気持ちが少しだけ湧いて来たり、ちょっとずつ身近に感じて来るのが面白い。


彼が滞在中の St. Paulにほど近い Bloomingtonと言う場所にある大型で全天候型の屋内アミューズメントとショッピングの施設『Mall of America』のカタログ(正確には "Visitors Guide")を見る限り、有名どころのブティック群は勿論、遊園地や水族館やスイミングプールなんかもあるみたいで圧倒される。


もし機会があれば一度、行って見たいかも。。。

『Lego Store』もデカそうだし!


なのでお土産は "Pick A Brick Wall"で、好みのパーツを選りすぐってカップに詰めた大きいサイズの「レゴカップ」が一つ。


予め Kaitoのリクエストで「透明なピース」他、明るい緑、明るいグレーが中心の詰め合わせ。


これで15ドルって、かなり割安感がある気がする。

あとはお約束の『See's』キャンディーの箱入りチョコレート。


今回のはダークチョコレートとミルクチョコレートとのミックスで。


今の私にとっては一番身近なアメリカ、ミネアポリス。