2017年11月12日日曜日

冬時間+11月初旬

先週の日曜日に夏時間が終わり、時計の針を1時間戻した。

ちょっと早めに目覚めた日曜の朝に、実はまだ「あと1時間眠れるのよ」みたいなのは何だかちょっとだけ得した気分で嬉しい♪

これでまた「夜明け」の自然な明るさで目覚めることが出来るのも嬉しい。

何しろ最近は朝7時になっても辺りは真っ暗で、寝室の電気を点けずに箪笥の引き出しからシャワーの後に着るための下着を選び出すのが困難になってた。

それでなくても私の引き出しの中は黒い色の衣類ばかりなので見分けが容易でないのに。

あとは、ミネアポリス市街のカレッジに通う Erikaが、木曜の午前中に早く始まる授業があるので、その日は早い時間の市バスに乗るため家を朝7時に出るのだけど、まだ夜が明けない真っ暗闇の通りへ向かって歩いて行く彼女の後ろ姿を見送るのは、何だか不安で心細いような気がしてた。

夏時間が終了したお陰で、今朝はすっかり明るくなった通りに見送ることが出来て良かった。(と、ここまで書いたのが既に数日前)

まぁそれと同時に日が暮れる時間も早まるので、夕方の早い時間にとっぷりと日が暮れてしまい、暗くなってからの時間に外出する用事があるともう、寒いし暗いし気が重く、出掛けるのが本当に憂鬱な季節の到来って感じ。

やっぱり私は夏の方がいいなぁ〜。

などと言っても仕方ないので、何とか気持ちを切り替え、これから暫くの間での季節ならではの楽しみにどっぷりと浸る覚悟ではあるんだけど。

手始めにスパイスの利いた林檎のジュースを温めて飲んだり、クラムチャウダーはじめ各種のスープを頻繁に味わったり、紅茶も美味しい季節ね〜♪とか言って、やっぱり楽しみは美味しいものからスタートが手っ取り早く。

あとはセーターやカーディガンやスカーフのお洒落も楽しい季節。

手仕事のプロジェクトとしては、季節に関係なく通年でウールを扱い編物も継続してるけれど、それでもやっぱりこれからの季節での編物は何だかしっくり来る気がするし、だから毛糸やウール素材を使った作業に費やす時間の比重も更に増えるかも。

まずは「クレージー・カーディガン」の第二弾として。

日本製の毛糸で北米でも人気の高い『NORO』のシリーズで "Kureyon/くれよん"はウール100%で手触りが柔らかく、発色の良い色が混じり合った毛糸で、いつかこの毛糸を使って何かしら身に纏(まと)うものを作って見たい欲求が、頭の中で沸々と大きく膨らんでた。

地元の毛糸店を廻ったけれど何処も在庫が無いらしく、仕方ないのでネット検索したら全色が18種類あったので、全ての色を一つずつ18個、嬉々として注文。

届いてみると余りにも綺麗で嬉しくて、だから花束みたいに配して暫くの間うっとりと眺めてた。

*国内から17個が届き、何故か1個は遅れて英国から配達された*


編物の問題は「中毒性」があるって事かと思う。

ひとたび編み始めると「あと一段」「あと一段だけ」と心の中で呟きながら、なかなか手を止める事が出来ずに延々と編み続けてしまう。

だから他の事がなかなか出来なかったり、中途半端になってしまったり。

いつもの事ながら、他にも試作したいデザインのアイデアとか、試したい素材の山とか、仕上げるべきプロジェクトが目白押しに頭の中で爆発しそうになってる。

Textile Centerは常設のギフトショップに加え、ギャラリーの部分を全面開放して大規模にクリスマスをテーマにしたホリデー・ストアを展開してるので、そのスペースに展示/販売する為のクリスマス作品を数点仕上げて届けたの同時に、売れ残った分のハロウィンの商品を引き取って来たり。

*ニードル・フェルティングの手法で作った
「シュガー・クッキー」風のサンタの顔のオーナメント*




*クリスマスのガーランド*
(グレーの「紐」の部分は編物用に市販されてる極太の毛糸で
直径が1 〜 1.5 cm 以上あると思われる太さ)


作った作品を販売することは私にとって未だ目新しい体験でもあり、色んな分野での試行錯誤の段階で、実験的だったり、法的な問題の解決が必要だったり、関わる人々とのコミュニケーションの中での葛藤や誤解があって、その解決が必要だったり、何かと神経を擦り減らしたり、落胆したり、憤慨したり、忙しい。

代償として、その後には大抵の場合、嬉しい事があったり、充足感に満たされたり、自己満足感に浸れて幸せだったりもするんだけど。

気分が高揚したり下がったり、ハッピーだったり悲しかったり、本当に忙しいんだけど、それがきっと生きてるって事であり、生涯がずっと学びの連続であるって事なんだろうと解釈してる。

実感させられるのは、色んな局面に置いて扉は一つだけではないって事で、当てにしてた扉が閉じてしまうような場合でも、別の扉がいずれ開いてくれるってこと。

日本語で言うところの、まさに「捨てる神あれば拾う神あり」そのものですな。

まぁそんなこんなでの日々に追われながら、時に Erikaと母娘ならではの?激しい口論になるような日もあったり、かと思えば、Kaitoと外出した後に帰宅すると、家中にキッチンから大音量での音楽が響き渡ってて何事かと行って見ると、Erikaがゴム手袋して曲に合わせて鼻唄を歌いながら洗い物や台所周りの掃除をしてくれてたり、そんな感じ。

興味深いのは、Erikaが大音量で掛けてるような曲が何故か割りといつも80年代のヒット曲集ってことで、つまり懐メロなんだけど、私にとってのまさに「青春のメロディ」ばかりってこと。

『Spandau Ballet』に、『Human League』、『A-ha』や『The Cure』『 Tears for Fears』なんかで、たまたま私が帰宅した時には『Simple Minds』の♪Don't You (Forget about Me)♪だったものだから、つい反応してしまって、即座に荷物を放り出すと Erikaと一緒にハモりながら踊るって感じの盛り上がり。

世代を越えて愛される音楽の威力って凄いと思う。

特にあの頃はインパクトの強い楽曲が沢山ヒットしてた黄金期だった。

まさか将来、自分の娘と同じ音楽を共有するとは夢にも思わなかったけど。

そしてカナダのは既に随分と前に終わってしまった感のある Thanksgiving/サンクスギビング、アメリカのは今月の23日(今頃?って感じ)と遅めにやって来る。

秋の収穫祭でもあるサンクスギビングに付きもののデザートと言えば、やっぱりパンプキン・パイかな?ってので、ピンクッションを作った。


あとは最近、自分の好きな題材でもある鳥を色んな手法で作ってる。

*樹の切り株のピンクッションと青い鳥たち*


写真に撮ると割りと早い時期にインスタにアップする事が多いので、ブログとは重複してしまうけれど。

とにかく先行き未定の米国暮らしでありつつ、私自身は依然として働けるヴィザが無いので就労することも叶わず、自分だけの車も無いから、毎日、家に居てキッチン・ドリンカーになったりドラッグに手を出したり、気が狂ったりしないよう、手芸に没頭するよう努めてる訳だけど。

正直、この先に何を求めてるのか?自分でも謎。

手芸家として作品展と販売を愉しむのか、もっと芸術的な、繊維の彫刻家とか、繊維の絵画とかの表現の道を極めるのか、果たしてどの道でどの辺りのゴールを目指したいのか模索中。

友人の母親は70代の後半に画家として著名になったエピソードなどを聞くと、私にもまだ十分な時間があるような気もするし。

でも、もう十分、自分の好きなように好きな事をして生きたような気もするし。

昨日、Erikaから徐に「どんな老人施設で余生を送りたい?」と訊かれて唖然とした。

たまたま一緒に老人施設内のギフトショップでヴォランティアをしてるから、ってなタイミングでもあったんだけど。

施設で多くのシニアやシニアのご家族や、看護師の人々と接する機会があり、体験談を耳にする度、色々と考えさせられるのは事実で、だから Erikaもふと気になったのかと思うんだけど。

日本人の私と、カナダ人の夫と子供たちと、米国で暮らす現状は良いとして、この国の政治や保険制度を考えると、将来的に長く暮らすのは難しい気もする。

日々、あれこれと考え思い悩む事は尽きないのだ。。。ふぅ〜。



2 件のコメント:

ミリンダ さんのコメント...

「手芸家として作品展と販売を愉しむのか、もっと芸術的な、繊維の彫刻家とか、繊維の絵画とかの表現の道を極めるのか、」

多聞 両方OK と思います。
絵でいえば 個展をする時 大きな規模の公募展などで賞をいただいたりした作品は個展でお披露目もしますが
その時に 作品を身近に感じたい 置いておきたい という方のために 購入しやすい小作品も展示します。 公募展はテーマを主張した作品作りですが 身近なテーマで個展用に小作品を描いたりします。
人それぞれと思いますが 私は先生からそのように教えていただきました。一つの大きなテーマで挑戦的に作品作りする事とは別に 一般の方が楽しんで購入したくなる作品作りも有りと。
あくまで たとえですがΣ(´∀`;)
老後は本当に切実な問題ですね  私はすでに突入してますが・・・(;´・ω・) (笑

Mayumi さんのコメント...

keiko ミランダさん♪

ありがとうございます。
多分そうなのだろう、、、とは思いつつ、なかなか自分の方向性が見極められなかったり、他の人と比べて自分はどうか、とか、人から言われる言葉に動揺したり、心が揺れたり、もう本当に混乱すると言うか。(笑

身近に芸術家としての道を極めた人々が多くいますので、活躍ぶりを垣間見て憧れたり羨ましかったり焦ったり。
売る為の小物をちまちまと作っても、それがなかなか売れなかったりすると壁にぶつかった気分になったり。
本当に忙しいですね。生きるって。

それでも今日は嬉しいニュースもあり、少しずつ結果が出ていると言うか、背中を押された気がすると言うか。
何事もバランスが大切で難しくもあるのでしょうね。
大作に取り組みつつ、小物も作る方向で上手くバランスが取れるよう頑張ってみたいと思います。

keiko ミランダさんのように活動的に楽しみを維持して行きたいな、なんて思いつつ。