2017年3月9日木曜日

新聞の日曜版


Textile Center仲間のメアリー・Wさんからメンバーへのグループ・メールで送られて来たニュースのタイトルが "Mayumi's Prince"。

ん!? 私の王子様!?? もう旦那いるけど!?

と思ったら、「紫色のプリンス」の方で(まぁタイミング的にそっちでしょ!って)私の作品が日曜版の新聞記事になってたんだそう。

*Mary W.さんからメールで送られて来た写真*


プリントされた名前は正しかったけれど、"Falcon Heights, MN"であるべきところが、何故か "Bowie, MD"に間違ってたけど。。。

ミネアポリスのテキスタイル・センターにて、プリンス(地元ミネソタ出身)を偲ぶキルト展が今日から4月の末まで開催されるので、私の作品も他の23点のキルト作品たちに混ざって展示されてるはず。

本日、オープニングのイベントが夕方にある予定で、ちょっとしたパーティー?

どんな人々が参加するのか想像もつかないけど。

他の地元新聞でも記事になってたから、割りと盛況な催しになる予感。

意外だったのは、キルトの出展者たちの多くが州外在住の人々って事。

私はてっきりミネソタ在住の地元アーティスト達の作品が主で、何となく「内輪で祝う」って感じなのかと思ってたから。

そう考えるとやっぱりキルトの国アメリカと言うか、キルト大国と言うか、キルト作家が沢山いる国なんだなぁ〜という実感。

企画展の発表から公募の締め切りまで、あまり長い期間があった記憶も無いので、応募する人々は短期間での作品作りを迫られたと思うし。

大掛かりなキルトを手縫いでこだわりを持ってチクチクと仕上げる人もいるけれど、今回みたいな企画展に参加するにはやっぱり電動のミシンでチャーーーっ♪と仕上げるモダン・キルトならではの手法に限定されるかも。

そして改めてモダン・キルトならではの大胆なデザインとか、可能性を垣間見る気がしてる。

私もまたちょっと挑戦してみたい、、、と言うか。

既にもう少し手を出してはいるけれど。

あぁ〜、でもキリがないからウール素材での作品作りだけに枠を制限しておこうかな、なんても思いつつ。

最近、素材が増え過ぎて場所を取り過ぎてる傾向にあるし、私の作業場。

いずれにしろ、自分の作品や自分の名前が取り上げられるって照れ臭い。

昔は平凡過ぎる自分の名前が余り好きでは無かったけれど、北米でアルファベットでの活字になると、あら不思議♪何だかとってもユニークで特別な響き!?



そして今、取り組んでる次の作品は。。。



「手」を作ってるところ。

相変わらず自分の作品作りの脈略の無さに苦笑い。

人に「今なにやってるー?」と訊かれる場面を想像しつつ、自分がいつも

「指を詰めてる」

とか

「冬の空を編んでる」「海の底を編んでる」

とか

「蛸の足を作ってる」

とか

訊いた相手を「はぁ!??」と煙に巻くような返事が出来る事この上なしで。



今、制作中の手の素材は、Textile Center仲間のウェンディさんから譲られたもので、彼女のお母さま+お祖母さまが愛用されたと言う白い革の手袋。

針金に毛糸をかぎ針編みして、顔をニードル・フェルティングした私の「彫刻」作品のマネキンみたいなボディに取り付ける目的で両腕を作っている訳なんだけど。

何となく同じ路線での芸術作品を作っている作家さんが日本にいるのを知った。

これまた Textile Center仲間であるステファニーさんが偶然に見つけて、私にリンクを送ってくれたんだけど。


群馬出身の片山まり/Mari Katayamaさんと言う若い女性アーティスト。

ちょうど今、「群馬の森」にある磯崎新氏が設計された近代的建築の施設「県立近代美術館」にて、彼女の作品展が開催されてるらしい。

子供の頃から良く行ってる馴染みのある場所で、妙な親近感もあり。

ステファニーさんに「私の地元よ!」と言ったら彼女も驚いてた。

片山まりさんは、皮革素材をパッチワークして「カラダ」を創作したりもするらしく、、、私の場合はたまたま譲られた素材で、しかも手の部分のみの制作ではあるけれど、それでも、全体像としては立体的なカラダを彫刻作品として作ってる共通性もあり。

ちょっと面白いなぁ〜と思った。











2 件のコメント:

yana さんのコメント...

新聞に掲載されるなんてすばらしいですね!!
きっと、ピカンとひかっていたのですよ。
それにしてもメリーランドの人になってしまっていたのは残念ですね~

カーデイナルがお家に来るとなんだかうれしくなりますよね。
私もひまわりの種を木につるして待っていましたがカーデイナルは時々しか来てくれず、ほとんどりすに食べられていました。
カーデイナルはアメリカの国鳥ではなかったかしら。残念ながら日本には絶対いませんね。

お庭に来る鳥にパンくずをあげているのですが冬の間だけ来るヒヨドリ(見た目はあまり可愛くありませんが)パンをほおると上手に空中でキャッチするので楽しいですよ。桜が咲くころには北に帰っていくことでしょう。

ミネソタの寒さ・・・・もうひと頑張りですね。

Mayumi さんのコメント...

yanaさん♪

新聞に自分の作品や名前が載るって滅多にない事なので心が踊りました。(笑
正式な新聞の名称をまだ教えて貰えてないのですが、多分、隣の州の地元紙かな〜ってくらいで。
別の出展者と混同されたようです、地名は。

カーディナルは赤いので目立ちますよね。
クリスマスの鳥っていう印象が強いんですが。
りすは意外と賢くて、鳥の為の餌を横取りするのに長けていて冬の間に結構、肥えてたりしますよね。(笑
ある意味、人間とりすとの知恵競べと言うか。

へぇ〜、パンを空中でキャッチ! 楽しそうですねー。
鳥の種類にも色々とあって、調べたら奥が深そうです。

ミネソタは今週、冬が戻って来ました。
少しだけ雪が降りましたが、今シーズンはまるで積もる程の雪が降らず助かってますが、温暖化なのかなと思うと手放しでも喜べないような。微妙ですね。