2015年5月28日木曜日

羊毛の紫陽花

Textile Centerでのファイバーアートのグループに新しく仲間入りしたカトリーナさんは、現在インドに在住の妹さんと連携して、ビジネスとしても自身のブランドを立ち上げて商品の開発+販売をしたり、勢力的に活躍されてるそうで興味深い。

インドには綺麗なシルクの生地なども豊富そうなイメージだし。

インド、そして、テキスタイル・デザイン、、、と来て連想するのは私にとって馴染みの深いデザイナー April Cornellだったりするんだけど。

個人的に面識がある訳でなく、単に昔から、彼女のブランドのファンであり、彼女の店『La Cache』は大好きなブティックだった。

彼女がデザインした服飾雑貨の多くがインドで製作されたもので、彼女のブランドは現地の女性たちを教育、サポートしているという印象だった。

私にとって April Cornellさんはカナダの、モントリオール出身のデザイナーと言う認識だったので、一時期、彼女のビジネスが不振に陥って沢山の店舗(100店前後)の閉鎖に追い込まれたことは、とても残念に思っていた。

なので今でも時々、思い掛けず売られてる彼女のブランド商品を量販店の片隅に見つけたりなんかすると、何となく応援したいような気持ちに駆り立てられて買ってしまったりするんだけど。

私の中で、「カナダのローラ・アシュレイ」と思ってた彼女は、でも実は、現在は米国在住で、勢力的にビジネスの立ち直しを図ってるらしく、多くのアメリカ人にとって既に「アメリカのデザイナー」と受け止められるらしいのを知って、ちょっとした衝撃だったのではあるけれど。

何と、カトリーナさんは April Cornellさんとチームを組んで一緒に仕事をしてた時期が過去にあるらしく、ちょっとびっくりした。

だって私、April Cornell著の『Decorating with Color』と言う本まで持ってるし。

彼女のブランドのファンとしては、かなり遠い存在だった彼女が突然、間接的とは言え、身近に感じられた、と言うか。

いずれにしろ、カトリーナさん曰く、Textile Centerではビジネスから離れて、純粋に個人的な趣味としての手芸を楽しむのが目的で、メンバー同士でのお喋りを楽しんだり、触発し合ったり出来る時間は貴重なのだそう。

そんな彼女が作業中なのはフェルティングと刺繍で、私も久し振りにフェルティング、特にニードル+ウェット・フェルティングとか、してみたくなった。

少し前、Etsyでウクライナからの出店者が販売してた作品を凄く気に入って、買おうかどうしようか迷ってるうちに売れてしまったのが、フェルティングで作られたアイビーの葉やターコイズブルー系のフェルトの花々に、同系色のガラスのビーズなどを組み合わせて作ったネックレスだった。

とても綺麗な色合いだったので、何とか自分で再現してみたいと思うんだけど。

自分で作るからにはオリジナルのデザインで、何もかも好きなように作れるから、色合いだけを同様にして、花は何か別のものをモチーフにしたい気がした。

羊毛で「花」や「葉っぱ」を作るとなれば、まずは「型」でしょ!

ってので、クッキーカッターを物色しに、あちこち店を廻ってみたものの、意外と植物系のデザインのクッキーカッターを扱ってる店が無くてガッカリした。

手芸店の他、キッチン用品の店(Williams Sonomaとか)も覗いたンだけど。

もう最近は、店頭で商品が見つからない時は、Amazonか Etsyかに頼るって感じ。

Etsyで検索したら、かなりの選択肢があり。

買いました、、、クッキーカッターのセットを、Thailandから。

アイビーなどの葉ものは勿論、何と、嬉しいことに大好きな紫陽花の型まで!


*Etsyで買ったクッキーカッターがタイから届いた*
(上:紫陽花の葉と花  下:アイビーの葉)
(それぞれのセットが10ドル前後+送料)


今回は買わなかったものの、他にも「睡蓮」とか興味深い型が幾つもアリ。

色々とデザインの可能性も広がりそう。。。

で、取り敢えず、久し振りなので試行錯誤しつつ羊毛で紫陽花を試作。

*早速、紫陽花っぽいもの、、、を試作*


ようやく要領を思い出しつつあるところ。

まだまだ色合いの混ぜ具合に納得が行かないんだけど。

それでも作業は楽しくて楽しくて病み付き。

もう、庭の草むしりどころじゃないわっ!てな勢いで。

あ”ーーー、でも、やっぱり現実には辛い優先順位があるから。

Davidのシャツのアイロンも掛けなくちゃ、、、だし、とか、色々と。




4 件のコメント:

まゆみ さんのコメント...

素敵!素敵!まあ、なんとこんな型まであるなんて凄いですね~。これを使わないてはないですよね~。

それにしても、まゆみさんのイメージする世界、この紫陽花の絶妙な花色のグラデュエーションは素晴らしい
ですね♪とてもほっこりしました。

えへッ。確かに優先順位もありますが、好きなこと始めると「やめられないとまらない」って気持ちよく分かり
ますよ!

yana さんのコメント...

まさに横浜は今、紫陽花の綺麗な季節を迎えています。
中でも、私は墨田の花火という紫陽花が大好きでたくさん植えています。
真っ白な大輪ですが水揚げがよく、飾ってる間にお花が伸びてきてまさに花火のように見えます。
それにブルーやムラサにの紫陽花も混ぜて花束にして、さっきお友達の家にも届けてきたところです。

フエルトの紫陽花もどんな展開になるのか楽しみにしています。

ご両親様はバンクーバーにいらしているんですね。5月はラバーナム(黄藤)が美しいと聞いているのでご覧になったでしょうね。私もいつか見てみたいと思っています。

Mayumi さんのコメント...

まゆみさん♪

ありがとうございます。
ま、一応クッキーカッターなので、本来ならば、これでクッキーを焼いたり、ケーキのデコレーションをマジパンで作ったりするのかも知れませんが。

おぉ、ほっこりして頂けて嬉しいです。
紫陽花って、本当に大好きな花で、何と言っても微妙な色合いのグラデーションが魅力かな、と。
コメントは未だですが、まゆみさんのmixi頁の写真でホンモノの紫陽花が見られて嬉しかったです!
気持ちにも、時間的にも、ちょっとだけ余裕が出たみたいなのは良かったですね。

何だか昔のえびせんのコマーシャルみたいですが、まさにそんな感じの時ってありますよね!(笑

でも取り敢えず今日は頑張って窓ガラスを外から洗ったり、草取りもちょっとだけしました。。。

Mayumi さんのコメント...

yanaさん♪

あら、それは偶然にもタイムリーな!
やっぱり季節柄、欲するデザインなのかも知れませんね。
墨田の花火、前回の帰省の際に実家に飾ってあるのを初めて見たんですが、とても個性的な種類の紫陽花ですよね。
お庭に植えてあるのならば、いつでも見て楽しむことがあって最高ですね!
私もカナダの家では玄関先の花壇に植えてたのが、この時期、ちょっと懐かしく恋しいです。

フェルトの紫陽花は、作業も本当に楽しめそうでわくわくしてます♪(笑
多分いずれ、ブログにアップするかと、、、出来たら良いな、、、と思ってますが。

ラバーナムって初耳でしたので検索してみました!
レモンイエローの花が満開だと迫力がありますね。
見たかどうか?あとで訊いてみたいと思います。(笑
あちらに1週間、こちらに1週間の滞在予定ですので。余談ですが。