2014年5月2日金曜日

クラフト雑誌 2冊

今週はお天気も悪く予報は連日、雨マークだし気温も上がらなず。

 Davidは大好きな自転車通勤も「おあずけ」、車で仕事に行く日も多く。

予め外出の予定があれば、Davidを送迎して車が使えるけれど、特に大事な用事もないのに無駄にフラフラと外出すると、不要な出費を散財してしまう習性のある自分を痛いほど知っているから、敢えて Davidには「車で仕事に行って♪」と言う私の、もう一つ別の理由は、夕方、晩ご飯の準備をしている料理の途中で彼を迎えに行く為に、料理を一時中断したり、コンタクトレンズを入れたり、少しだけ身なりを整えてお財布やら携帯やらをバッグに確認して、靴を履き替えて出掛けて行く煩わしさが面倒だから、ってのもあり。(はい、「ものぐさ」は昔からの事で)←開き直り


最近は歳のせいか、以前のように精力的に出掛けて歩き回るのにも、体力だけでなく精神的な疲れを感じるようになり。

目や耳から入る外的な刺激を脳で処理する能力が劣って来てる感じ?

忘れっぽかったり、「うっかり」ってのが増えて、だからそういうミスをしないよう自戒しつつ常に(バッグのファスナーは閉まってる?とかお財布はちゃんとしまった?とか)注意を払ってる感じのストレスは結構大きいみたいで、「まるで老人、ワタシ?」状態なのが笑えないんだけど。


そんなこんなで家で過ごす時間が多く、でも昔、子供の頃から「家で独りで静かに過ごす」ってのは嫌いじゃないから、特に雨の日に独りで家にいる時間はかなり幸せだったりして、まるで苦痛はなく。

あっと言う間に引き蘢り傾向に拍車が掛かってた感じの最近。


なので昨日、久々に外出してあちこちの店を覗くのが新鮮で楽しくって!

「あぁ〜、たまには外出して刺激を受けないと駄目だわっ」なんて強く思ったり。

さすがに期間限定での借家住まいなので、物を増やさない努力実施中〜!

季節の飾り物とかは既にもう一杯あるし。
(これ以上、要らないといつも家族から言われてる。。。だはっ)


ここで初めて入った店『Home Goods』が、実はカナダ版の『Home Sense』だと言う事実も昨日、初めて知って(カナダの『Winners』がアメリカでは『Marshalls』なのと同様、経営が同じでも店名が違う、って部分にも土地柄の文化的センスの違いと言うか、ネーミングの「ウケ」の違いが意識的に考慮されてるのを感じて興味深い)、家具や食器やバスケットやガーデングッズ、玩具などなど、所狭しと豊富にディスプレイされてるのを、ほぼ恍惚状態で眺めてしまったわ。


とは言え、これと言った大きな買物もせず「偉いぞ、自分!」みたいな自己満足の悦に入ったりもして「ばかだなぁ〜、ワタシ」と即座に苦笑。


それでも帰りがけに大きな書店『Barnes + Noble』に寄ると、やっぱり雑誌を眺めて見たくなり、色んな手作り雑誌の頁を開いては興奮しきり、至福のひと時。

ちょっとお値段高めの雑誌だったけれど、えいっ!と2冊を購入。


とっても素敵な「手作りジュエリー」と「手作りバッグ」の本。

実際に自分で作っても作らなくても、素敵な作品のお洒落な写真が満載の本は見てるだけで本当に幸せな気分になってしまうのよね。

勿論、自分の作品作りへの刺激になったりもするし、視覚的なオルガズムって感じ。


「オリジナル」なデザインはつまり「独善的」に奔放でいいんだっ!てのを再び思い知らされる感じで、表紙の鞄などは、ヴィンテージの鞄の表面にちぎった紙をジェル(Gel Medium: Matte)で独自のデザインに貼って仕上げたものだし。

*まさか「紙」だとは思わなかった!*


英語で良く「Think outside the Box!」とは言うけれど、まさにその通り。

常識的に枠にハマっていては新しい発想は浮かばないものね。


あとは黒とオレンジが基調のバッグ。


何しろ私自身、毛糸やらビーズやら、たんまりとコレクションがあるので、それらを自由な発想でハチャメチャに使い散らばせたいっ!て感じの欲求をそそられる。

少し前に買った「ひじき色の毛糸」がちょうど黒とグレーとオレンジの混じり色だったし、チェコ製のガラスのビーズたちも、花や葉っぱのカタチをした綺麗な色のものが沢山揃ってるし@マイ・コレクションby Etsyのお陰。


自分の年齢的なステイタスを妙に意識し過ぎてしまうと、到底、持てそうもないカジュアルにまんま手作り風過ぎる布バッグだったりするけれど。


それでも部分的にアンティーク風なブラス(真鍮)とかコッパー(銅)のチェーンを縫い付けたり、ビーズを下げてみたり、"Steampunk"な雰囲気が「今」の感じ。

年代に関係なく、その時々で流行ってるものや傾向のエスプリをちょっとだけ匂わせるってのは、ちょっとワクワクする気がする。


とにかく、雑誌を買ってこんなに幸せ気分になれるんだったら安上がりだと思う。


何やらクリエイティブな本能を刺激されて、未だに「やりかけ」のクリムト風ラグのフッキングを仕上げに向けて再度やり始めたりして。


あれもこれも手を出したい手芸だとか工芸だとかが多くて困る。

「やりかけ」もいっぱいあるから、まずはそれらを仕上げたいんだけど。

はぁ〜。






6 件のコメント:

Mutsuko さんのコメント...

わははー分かるー、お出掛けのストレスバッグは開いてないか?とか細々アンテナたてなきゃいけない自分にガッカリしたり、お家大好きに拍車かかったりまさに私も同じですよマダム。

たまの刺激で充分ながらも素敵なもの見ると色々やりたくなってしまうのも共感、旅から帰りゆっくりしたい欲がありつつ何故かトイレのペーパーホルダー作って満足した私でした。笑

いつかまゆみさんみたいに作品と言える素敵な物作りたいわ~♪

そうそう、年齢に関係なく流行も関係なくお洒落なマダムが写真みたいなバッグ持ってるとエレガントですよね。

白髪で自分のファッションを持ち背筋が伸びた女性を見ると私もああなりたいとうっとり見つめてしまいます。

写真のバッグは大人にこそ似合いそうでどれも素敵(*´ω`*)

まゆみさんの作品の色合いも私好み♪仕上がり見たいですーワクワク。

ではお互いズボラライフとたまの刺激で楽しみましょうね~、こちらはココアからレモングラスティーが良い感じの暖かさです。カエルちゃんも元気で怖い( ;∀;)です。うっ、

まゆみ さんのコメント...

まゆみさんにピッタリの想像力を掻き立てられる雑誌2冊ですね。

沢山の素材が手元にあるようですから、色んなアレンジのしがいもあるありますね。

仕上がった作品を心待ちにしています!

とり さんのコメント...

ミネソタ生活、もうずいぶん慣れたようで、何よりです。

なんかこの作品を見ると、昔のフィッチェのニットを思い出しました。
かなり前衛的というか、芸術作品みたいな感じのニットがあって、ちょっと衝撃を受けた記憶があります。

Mayumi さんのコメント...

Mutsukoさん♪

うふふ。
そちらもようやくココアの季節から脱出ですね♪

多分、私よりも随分とお若いMutsukoさんですが、女性ならではの更年期的な現象に共感いただいて励みになりますわ。

ほんと、体使うよりも神経を遣う方がぐったり疲労感あったりしますよね、時として。

まぁ、取り敢えず大きなうっかりミスも無く過ごせてはいますが、事務的な用事で出掛ける際には忘れ物が無いか?とか必要以上に緊張感いっぱいのこの頃で、アンタは小学生かっ!?なんて自分でツッコミ入れるくらい。(笑

年配の白髪の女性とか、とても雰囲気のあるシニアとか憧れますよね〜。
どうやったらそうなれるのか?謎ですが。
中途半端に髪に白いものが目立つようになり、下手に染めるとヤンキー(死語?)みたいになるし、染めないと貧乏臭いホームレスみたいかな?なんても思うし、心が揺れるお年頃だったりします。疲れるぅ〜。(笑

カエルちゃん恐怖症、克服できると良いですね!

Mayumi さんのコメント...

まゆみさん♪

ありがとうございます。
もう本当に色んな手芸材料が雑多にあって、いつの日にかにそれらを全て最高のカタチで使い果たしたいものだとは思ってるんですが。

まぁぼちぼちと気が向いた時に手を動かせるのが幸せですが、気分が乗らないと何も手に付かず、と言う日もあったりで、自分の凡人さを思い知らされます。

Mayumi さんのコメント...

とりさん♪

はい。お陰さまで、かなり快適に慣れてる感じです。
意外と何処でも暮らせるものですね。(笑

何となく聞き覚えのある名前ですが、思わず検索してしまいました。
ビートたけしさんが着てる画像がありました。(笑
ほんと、大胆なデザインが奇抜な感じでしたよね、当時。
型破りで独創的なデザインって、刺激になりますよね。