ご存知、7月4日はアメリカの独立記念日。
たまたま土曜日だったので、Davidは昨日、金曜日も仕事が休みになった。
子供たちも学校が夏休みに入って家でのんびりしてるのに加えて3連休の週末で、何だかもう曜日の感覚が無くなってしまいそう。
今の時期、夜も9時半を過ぎないと暗くならないので、ひょっとすると10時頃からあちこちで花火の音が聞こえて来るかも?
雷の音をはじめ、花火の音なんかも大の苦手な Trixieだから、きっとさっさと地下へ下りて行って Erikaの部屋の机の下にでも逃げ込むんだろうけど。
子供たちの勉強机の下は、ちょうど犬小屋って感じのサイズの安心感があるらしい。
昨日は冷房なしでも過ごせたけれど、さすがに今日は暑くてエアコンを稼働。
久し振りにポークを揚げてトンカツの夕飯だったり、残った分をカツ丼風に仕上げて食べたりで、かなり久し振りにお米を食べた感じ。
最近はもう随分と和食から遠離ってるのを実感する。
アメリカでは、カナダよりも更に冷凍食材が充実してるし。
手間ひまを掛けずに簡単に "fix"出来る環境は、人々を容易に怠け者にもするし、体重過多にもするし、実際にそれを体現してるって感じの自分が怖い。
そして、カナダで暮らしていた頃に比べ、格段と食べる頻度が高くなって身近に登場するのがメキシコ料理の存在。
ま、地理的にも多少、南下してメキシコに近くなったし、とにかくアメリカ国内にはメキシコからの移民も多いし。
そんな訳で先週の土曜日は Davidと、彼が前から行って見たかったちょっと遠くにある評判の良いメキシコ料理レストランへ足を伸ばしてみた。
豪華でもお洒落でもない小さな店『Aurelia's』と言う名前の店。
調理してるのがメキシコ人だったり、店内で食べてるお客さん達の会話がスペイン語だったりで、多分かなり「本場もの」なんだろうなって期待感で。
Davidが試したのは「魚のタコス」で、ティラピアっぽい白身の魚を焼いたものと、刻まれた新鮮な野菜が複数入っていて、爽やかな食感に味わいで美味しかった。
私は最近メキシカンの際の注文がワンパターン化しつつある、ステーキのファヒタ。
家でご飯(米、と言う意味で)を食べる機会がめっきり減ってる昨今なので、思い掛けずにこんな場面で食べる事が出来たメキシカン・ライスが思いの外、美味しかったりして嬉しかった。
勿論、日本米とはかなり違う種類なのではあるけれど。
サルサやグァカモレと共に食べるコーンチップスも本格的で美味しかった。
何事も習慣で、最近、メキシコ料理を食べる機会が極端に増えたから当然コーンチップスを食べる場面も多く、日常的なスナックとなりつつある感じ。
私的に言えば、食べ慣れた醤油味の胡麻煎餅が、メキシカンなコーンチップスに取って代わりつつあるってな現象。
つくづく人間って、置かれた環境に慣れるし、どんな生活にもいずれ馴染んでしまうものなのかも知れないな、なんて時々思う。
お腹が一杯になって満足した後は、同じエリアにあって、これまた以前からずっと行って見たいと思ってた整理用品のお店にも一石二鳥よろしく寄って見る事が出来た。
その名もずばり『The Container Store』だし。
整理整頓する為に必要な、ありとあらゆる「容器」が揃うって感じの店。
さすがに、こういった究極の専門店は、人口が少なく人口密度の低いカナダには絶対に存在しない(稀にトロントで小規模に可能かも?)だろう、って種類の店。
この感覚は久々。
なんかあれだ、久々『東急ハンズ』を体験するような。
カナダ、、、特にケベック州ではなくアメリカで暮らすことの「特典」みたいなのを、こういう場面で特に実感する。
とは言え、意外と思った程には散財しなかったのではあるけれど。