2014年12月29日月曜日

電車で中華街へ

ちょうど一年前の暮れにバタバタとアメリカへの引越しをして、見ず知らずのミネソタでの新しい生活に追われ、あっと言う間に一年が過ぎてしまったので。

こうしてクリスマス休暇にカナダに帰って見ると、今更ながら本当に自分たちが「帰省してるんだなぁ〜」って実感させられて変な感じ。

久し振りに、仲の良かった女友達と合流して再会したり、不在だった間の穴を埋めるようにお喋りしたり、馴染みのある場所にあちこちと出没してみたり。

ちょっとしたタイムマシーン感覚って言うか。

工事中だった建物がすっかり完成して新しいお店が出来てたり、懐かしい店の内装が変わってたり、かと思えば、以前のまま変わらない事柄も沢山あったり。


土曜日は Erikaが友達とモントリオール市街のチャイナタウンへ買物に行くのに付き合って、保護者代表よろしく、3人の十代の女の子たちに同行してアニメ関連の店を、あちこち何軒も見て歩き回ったので疲れた。

何しろ最近ではかなりの運動不足で、歩行数も少なかったりするので。

普段、郊外での生活は車無しでは考えられず、何処へ行くにもドアからドアまで車で移動の生活だからラクだけど、歩く機会が無いのは否めず。

電車に乗って市街へ出掛け、都会人のように地下鉄を乗り換えて階段を上ったり下りたり、繁華街をキョロキョロと落ち着き無く見回しながら所持品や同行者に注意を払いながらの行動は、老化気味の中年女である私の労力をかなりの勢いで消耗する。


始発の駅で電車に乗り込んだ私たちに合流して、途中の駅で随時、乗り込んで来た Samと Britneyと久し振りの再会に興奮気味の Erikaの3人は文字通り「箸が転げても面白い」年代の "bubbly"(←まさに日本語での「弾けてる」って感じな表現に一致)な女の子たちで、彼女たちの様子を間近で見守るのは楽しかった。

市街のチャイナタウンには、日本のアニメ関連のグッズを売る店が沢山あるので、それらの中から選りすぐりの店を次々と覗き、ポスターやらヌイグルミやらのあれこれを、それぞれ「お小遣い」で買える範囲内のものを買い込んでた彼女たち。
(因みに Erikaは $12くらいのトトロのヌイグルミを買って大満足♪)

お昼は「チャイニーズ・ブッフェ」にて、"All you can eat"の形式で。

種類は豊富でも、特別に美味しい料理が揃っていると言う訳でもないのが残念なんだけど、それでも揚げたての春巻きが美味しかったので、私はそれと焼きそばを集中的に食べて、何だか解らない雰囲気の怪し気な肉料理は避けて。

途中、ベーカリーに立ち寄って、Erikaが楽しみにしてた「カレーパン」を買おうとしたら、最後の一つだった。。。買えて嬉しかった♪

何しろここで買い逃したら、次回は1年後のお楽しみ♪かも知れなかったし。

まぁ自家製のカレーパン作りに挑戦してみるって手もあるにはあるけれど。


帰りも同様に電車に乗って、それぞれ満足感いっぱいに揺られながら、下りる駅が近付くと別れを惜しみながら最後にもう一度抱き合ってた彼女たち。

それでも今の時代はスカイプだとかFacebookだとかがあるから、遠く離れて暮らしても、さほどの距離感は無いンじゃないかな、と思う。

まぁこうして一緒に買物に出掛けたり、抱き合ったり、てのは出来ないけれど。


私と Erikaが終点駅で下りると小雨が降っていて、Davidが車で迎えに来てくれてた。

12月の末に雪でなく「雨」が降るくらいの暖かさが珍しい今回のモントリオール。


家に帰った後は、Davidの両親と、Davidの妹と、私たち家族の計7人で、予約しておいた郊外の人気レストラン『Mon Village/モン・ヴィラージュ』へ夕食に。


かつてオタワから当時の首相(Trudeau/トゥルードぅ...現在はモントリオールの国際空港の名称になってる)がヘリコプターで乗り付けてランチを食べに来てたってエピソードが有名な地元の古い店。

民家を改装したレストランで、今回、私たちが食事をした2階は、かつての寝室をそのままダイニングに使ってる雰囲気が面白く、大きな食卓と長椅子(ベンチ)に座っての食事だった。

昼食が中華の食べ放題で、さすがにお腹が余り空いてなかった私は、オニオングラタンスープと、魚介類の沢山乗ったシーザーサラダと、あとはデザートに「クリーム・キャラメル」(←カスタード・プリン)を注文し、どれも美味しかった。


そんなこんなでクリスマス休暇の過食はつづく。。。


2014年12月26日金曜日

カナダの珈琲とドーナツ

Happy Holidays...♪



*左から:Keva, Angie, and Trixie*


久し振りにカナダへの帰省なので、日本へ帰省の際と同様に「買物リスト」と「食べ物リスト」があって、食べ物リストには「カナダでしか食べられないもの」を並びあげて、片っ端から食べて行く意気込みで。

問題は、それでなくともクリスマスのご馳走で既に過食気味ってこと。

"Now or Never"って感じに切羽詰まって食べるのは、必ずしも100%の美味しさを満喫することが出来なかったりするのが残念で。

「美味しい」と感じるのは、やっぱり「あぁ〜、◯◯食べたいなぁ〜」と無性に欲する時、まさにそのタイミングで食べればこそってのを実感する。

時間の余裕が無いので、ソレが食べたくなる瞬間まで待つ訳にも行かず。

取り敢えず食べとこ。。。みたいなノリで無理矢理、口に運ぶのはちょっとだけ空しかったりもするんだけど、それでも次回、無性に食べたくなっても食べることが叶わないって解ってるから、選択肢として、食べられる時に食べておく事を(やっぱり喰い意地が張ってるから)選ぶんだけど。

そんな訳で、アメリカに進出してるとは言え、ミネソタには未だ出店してない『Tim Hortons』、ここぞとばかりに通ってる最中。


*独特の香りと味わいのティム・ホートンズの珈琲
そしてティムビッツ*
(アメリカのダンキン・ドーナツに
似たドーナツホールがあるにはあるけれど
それでもやっぱりティムビッツとは似て非なるもの也)


2014年12月24日水曜日

クリスマス休暇で帰省

早くもクリスマス・イヴを迎え。

明日クリスマスの七面鳥のご馳走を今から楽しみにしてたり。

合間にモントリオール市街へ買物に出掛けたり、モントリオールでの古い友達と合流する予定だったり、あとは何もせずのんびりと義父母の家で過ごす予定。

”何もせずのんびり・・・”とは言え、さすがに義理の両親の家での滞在なので、自由気ままな自分の家で体たらくに過ごすのとは訳が違い、料理の手伝いや皿洗いやのあれこれ「雑務」があるのは勿論で、おちおち気を抜いてもいられないんだけど。

ま、少なくとも関係が良好な部分で助かってるけれど。


モントリオール郊外の義父母の家には日曜日の夕方遅くに到着。

ミネアポリス郊外の家を出発したのが土曜日の朝7時半頃。

途中、カナダとの国境のアメリカ側の Port Huronにある安くて犬を同伴で泊まれる古っぽいモーテルにて一泊したんだけど。

前回、カナダからアメリカへ移動する際に泊まった2ヶ所のホテルとまるで違って、今回のは典型的な様式の建物。

アメリカの映画や TVドラマなんかで見掛けるタイプのモーテルで、特に『CSI ラスヴェガス』で頻繁に殺人事件の現場になるような、長屋状の建物に屋外から直接、個別の客室に入れるドアが横並びに連なってるの。

外部から直接のアクセスがあることに加え、私たちの部屋が1階だったこと、しかも、予約した2つの部屋が隣同士でなく別の建物。

アメリカの見ず知らずの土地で果たして治安がいいのか悪いのかも解らない町のモーテルでの一泊は心細く、しかも、そこに到着する少し手前のハイウェイ沿いに立ってた看板には「道端で不審なヒッチハイカーを拾わないで下さい、近くに刑務所がありますので」なんて注意書きがあったのを目撃してしまったから余計に不安で。

とは言え、ひとたびベッドに入ってしまえば、ごぉーごぉーと問題なく熟睡してしまったのではあるけれど。

何しろロードトリップ一日目のこの日、距離にして1200km、時間にして12時間程度の移動で、私は午前中の運転を担当して4〜5時間ハンドルを握ってたので、かなり疲れてたし。


とにかく無事、モントリオール郊外に到着。。。♪


懐かしい雪景色の St. Lazare周辺。


・・・と、思いきや、今日はとっても暖かくて雪じゃなく雨が降ってた。

かなり雪が溶けてしまった感じで、とてもクリスマスとは思えない。

でも確実に明日はクリスマス当日なのよねぇ〜。


2014年12月18日木曜日

楓の木

この家を借りることに決めたのは立地と家屋の条件が満たされたからであって、庭はおまけみたいなもの。

裏庭は Trixieが走り回れるくらい広くてフェンスが張り巡らされてる事が条件で。


なので裏庭の大きな楓の木の存在はそれほど重要事項では無かったんだけど。


それでも春になって芝生の緑が広がり、楓の木も徐々に新緑の葉をつけて行くと、その鮮やかな眩しさは目を見張るほどに眩しくて。


樹齢が何十年もありそうな大木の足元にはホスタをはじめ低い草花が生い茂り、陽の光を浴びると何だか神々しい雰囲気を醸し出す空間には、ひょっとして妖精が密かに飛び交ってるのではないか?なんて空想くらい夢のように綺麗で。


家の中で家事の合間にふと窓の外を見ると、楓の木はいつもそこにあって
「大きな樹のある風景っていいものだなぁ〜」
と、いつも実感してた。

夏の午後には生い茂った葉が影が作り、散歩から帰った Davidと Trixieは暫くの間、裏庭で過ごし、芝生の上に寝転んでたり。


裏庭に出した椅子に座って何時間でも本を読んだりとか。

秋になって色づいた葉っぱが地面に落ちた様子が綺麗で、赤や黄色に染まった楓の葉っぱを何枚も拾い集めてみたり。


樹の幹の真ん中の上の方に穴が開いていて、そこからいつもリスが出たり入ったりを繰り返すので、Trixieはやきもきと落ち着かず穴に向かって吠えたり、まるで木登りでもするかのように立ち上がって木に飛び付いたりするから、そんな光景を遠くから眺めてるのが楽しかったりもして。


10月になって木枯らしが吹く頃、小さなストームがあって、楓の大木から小さく古くなってたらしい枝がポキリと折れて屋根をかすめて落ちた。

小さな枝ではあったけれど、落ちた勢いで雨樋に凹みが出来た。


雨樋はそっくり新しいものと交換されて、そして、楓の木は切り倒されることが決まってしまった。

多分、古くなって健康状態が懸念され、家屋に被害が及ぶ危険性を考慮したのだろうとは思いつつ、問題のありそうな枝を切り落とすだけで、本体の部分を維持する事は可能ではないのか?

愛着の湧いた木を守る方法は無いのか?

どうしても納得が行かず歯痒いまま、単なるテナントとしては何の権利も無く。

この家のオーナーから指示を受け、管理会社から依頼された業者が今朝、早くから何台もの大きなトラックでやって来ると、手早く作業に取り掛かり。


−10℃の外気温の中、5〜6人の作業員が仕事を分担して次々と高い所から木の枝を切り落として行った。

電動ノコギリの音と、時折、地面に叩き付けて落ちる木の轟音と。

あの神々しく美しかった楓の木は見る影もなく、ほんの数時間で裸になった。


いつの間にか降り出した雪が吹き付けて、まるで楓の木が泣いてるみたいに。

夕暮れ時になって裏庭を見ると、リスの巣穴があった大きな大木は既にその体を切り刻まれて地面の上に横たわっていた。


その光景を目にしたら、自然と涙が溢れて来た。

たかが一本の樹とは言え、自然界で命あるものがその終わりを遂げる姿を目撃するのは辛い。

樹齢60年だか70年だか、明らかに私よりも長く生きて来たであろうに。

そう考えると、何だかまるで老人の死に向かい合ってるような気さえして。


私たち家族にとって、たった1年の間でしか知り得なかった楓の木ではあったけれど、この木が無くなってしまった今、私たちの裏庭は余りにも空っぽで平坦で、何の面白味も無いただの長方形の空間になってしまった。

来年再び春が来て、夏が来ても、もうあの楓の木は無いし、風に揺れる枝も葉も、芝生の上に出来る影も無いんだと思うと、もう本当に寂しくて哀しくて、また泣けてしまう。

木を失ってこんなに寂しくなるだなんて、今まで知らなかったよ。


2014年12月17日水曜日

ミッション・インポッシブルみたいな

 「クリスマス休暇」、、、の響きは素敵だし、久し振りにカナダへの帰省が出来るのも楽しみではあるんだけど。

今週の土曜日には出発!

ってのが、「きゃー!もうすぐじゃない!」って感じに軽くパニック気味。

何しろ冬の極寒期での旅でもあり、長距離での移動でもあり。

あとはやっぱり2週間程度の間で家を留守にするっていう不安もあり。


飛行機ならば片道2時間前後の旅なのではあるけれど。

飛行機は当然、運賃が高く旅程の変更に融通が利かないし、そのくせ雪などの悪天候に影響を受け易いし、Erikaは飛行機が苦手だし、飛行機で移動した経験の無い Trixieを出来る事ならば "cage"に入れられて貨物扱いで輸送される精神的なストレスを体験させたくない、、、と諸々の理由から、結局、家族揃って Trixieと一緒の車に乗り込んで片道20時間前後でのロードトリップをする選択肢を選んだ。

ま、到着先で自家用車がそのまま使えるのは便利だし。

途中、犬と一緒に泊まれるホテルで一泊する予定で。

昼間の明るいうちは私が運転し、夜間は Davidが運転する予定。

いずれ近い将来、子供たちが運転免許を取れば、4人で運転を交替出来るからラクになるのにね〜なんて怖い可能性を話したりもして。 怖いよぉ〜。

実際、Kaitoの歳だと愛車を運転して通学してる高校生なんてザラだし@アメリカ。


ロードトリップのついでに足を伸ばし、フランク・ロイド・ライト設計の家:ペンシルヴェニア州の "Fallingwater"を見学してみようか?と言う Davidの案もあり、ライトの建築ファンである私を興奮させたのではあるけれど、冬期と言うこともあり、しかもホリデーシーズンでもあり、今回は見送ることに決めた。


心配性の私なので、あれこれと無用のストレスは尽きず。

旅行前に冷蔵庫は出来るだけ空にしておきたい、とか。

あ、でも、帰宅した際、何も食べるものが無いのは困る、とか。

近所の人に家の鍵を預けるからには家の中を綺麗に整頓しておかないと、とか。

洗濯物もキリ良く済ませておきたい、とか。

ふぅ〜。


あとはやっぱり不在中の家のセキュリティは最大の懸念で。

と言うのもカナダのオンタリオ州で初めて買った家で暮らした短い期間に、人生で初めて体験した「空き巣」という被害の精神的トラウマが未だにあるから。

平日の日中、幼い子供たちを連れて車で郊外の公園に出掛けた合間だったのに。

ほんの2〜3時間、留守にした間で、鍵の掛かった玄関ドアをこじ開けるのに失敗した空き巣犯は、地下の窓をこじ開けて侵入した形跡で。

小さめの電化製品や複数のカメラや貴金属が盗まれた。

純金もダイヤモンドもまるで興味のない私なので、惜しかったのは純銀のジョージ・ジャンセン限定ネックレスだとか、Lazy Suzanで買ったフランス製のテディベアのネックレスだとか、高価ではないんだけど自分にとって特別な存在価値のあったものたちとか。

あとは愛用のカメラ、、、キャノンの一眼レフは勿論、特別な愛着のあった京セラの「サムライ」を持って行かれたのは痛かった。

それよりも何よりも、子供たちの成長記録として日常を撮った videoのテープを何とか取り戻したくて、ちょっとした犯人探しみたいな探偵ごっこ的な奮闘もして見たんだけど、結局、成果は無く。

近所の人々の協力で、当時、近くに住む十代の少年が怪しい、って事ではあったんだけど、指紋採集などをして行った警察からの連絡もなく、迷宮入り。

ま、空き巣なんて日常茶飯だから、警察もいちいち本格的な犯人探しをする訳でも無さそうだし、被害報告を電話で済ませるだけで終了の場合もあるらしく。


果たして、アメリカのミネソタ州のこの辺りでの状況はどうなのか?

取り敢えず、治安も良く、安全な住宅街だとは思うんだけど。

念の為、室内の照明器具にタイマーをセットして行く予定で、自動的に照明が点いたり消えたり、映画『ホームアロン』みたいに。

屋外の電灯とキッチンの電灯のスイッチも、Davidが「日曜電気工事」で、時間設定のプログラムが出来るものに交換してくれた。


それに加えて「防犯カメラ」?も設置。



*家の前の様子やドアにやって来る人の様子を撮影*


玄関と、裏庭からのドアの様子をモニター出来るように。

*キッチンのカウンターから裏庭のドアを撮影*


一日24時間いつでも画面の中に動きがあると反応して撮影を開始し、遠隔コンピューター(ラップトップ)で何処にいても、いつでも見ることが出来る。


"Raspberry Pi/ラズベリー・パイ"と言う小型で安価(1つ$35程度!)な「コンピューター」に、これまた小さなカメラが接続されて、Davidによる手作りの簡易ホームセキュリティシステムの完成!

実際、Davidの同僚は、これと同様のシステムを使って「隣家で無責任に放し飼いされてる犬がやって来ては芝生の上に”お土産”を残して行く現場」を押さえたらしく、苦情の際に動かぬ「証拠」として提示することが出来たんだそう。

テクノロジーの恩恵が素晴らしい時代だわ。

イーサン・ホーク、、、とまでは行かないけれど、勿論。




仕事納め集会納め

師走ならではの気忙しさに押され毎日あたふたと。

色んな事があり過ぎてブログに書くのも追いつかず。

毎日の生活に加え、クリスマス休暇関連での準備とか。

あとはクリスマス前ならではのイベントとか。


そんな中、Davidのオフィスが引越しだったり。

この家の裏庭にあって
私たちの大のお気に入りだった大きな楓の木が病気みたいで
どうやら明日、切り倒される事になるらしくてガッカリだったり。



先週の金曜日はギフトショップでのヴォランティアで、つい最近、亡くなったばかりの Kayeさんの遺影が飾られてて、あぁ本当に逝ってしまったんだなぁ、ってのを改めて思い知らされた。

午後からシフトだった彼女がいないのでお店は午前中3時間だけでの営業で、私は開店だけでなく、閉店も担当することになりオフィスの Lizさんに手順を確認しながら手伝って貰ったり。

次回は来年の1月だから、クリスマスの挨拶をして別れたものの、うっかり忘れ物をして携帯電話にメッセージを貰い、何だか最近ボケ気味の自分に加齢の老化現象を感じて不安になるやら気分が滅入るやら。


気を取り直して土曜日には、White Bear Lakeのラグ・フッキング・グループの CarolさんとJaneさんと3人で、ミネアポリスのグループに出席。


Laurieさんが自宅で主宰されてるラグ・フッキングのグループで、フッキング材料のお店も兼ねてるんだけど、月に一度、"Open Hooking"と称して、場所を提供してるので、愛好家たちが作りかけの作品を持ち寄って集まり、情報交換やお喋りを楽しむって感じらしく、この日は15人くらい集まって、Laurieさんが用意してくれた自家製のスープに舌鼓を打ちつつ、色んな作品が見られて楽しかった。


日曜日から月曜にかけて気温が10℃くらいまで上がり、まるで春が来たかのように雪がみんな溶けてしまいびっくり。

とてもクリスマス間近の光景とは思えなかったけれど、そんな心配は無用って感じに火曜の朝までにはしっかりと小雪が降り積もり再び白銀の世界に。


そして火曜日は3週振りで Textile Centerのグループに顔を出し楽しかった。

Show+Tellでは実験的に Nuno Feltingの手法で作ったばかりのスカーフを2枚披露したついでに、Etsyでポーランドの作者さんから購入したフェルト製の「ティーポットのカタチをしたハンドバッグ」も話の種に持参したのがウケて、図書係の Nancyさんが館内のスタッフ全員に披露して廻ったらしかった。

*義母の為に作った青い色のスカーフ*

*義妹の為に作ったちょっと "crazy"なスカーフ*


グループのメンバーで編物が得意の Nancyさんは不要の編物本を沢山持参して、図書館に寄附する傍ら、私たちにも好きなものを選ばせて譲ってくれた。

*Nancyさんが、私にも素敵な本を2冊くれた♪*


クリスマスが近いこともあり、ホリデークッキーの交換があったので、私は買ったばかりの『ウィリアムズ・ソノマ』ブラウニーズ型を早速試し、ミニサイズのチョコレートケーキを焼いてガナッシュで仕上げたものを持参。

*チョコレートとバターと生クリームたっぷりのデザート*


アメリカ製の焼き型は、ちょっと値段が高めではあったけれど、重厚な "heavy-duty"で明言通りの素晴らしい "non stick"で使用感は大満足♪


ミーティングの後は何故か Deanieさんと二人だけでランチする事になり。

中華のブッフェでウーロン茶を飲みつつ、普段、グループのランチでは賑やか過ぎて不可能な、落ち着いて個人的な話を割りと長い時間でお喋り出来た。

私にとって密かに苦手な Deanieさんではあったのに、偶然、彼女と過ごす機会が重なり、少しずつ彼女との距離が狭まり、私の中での苦手意識が弱まり、私たちの間に立ちはだかっていた高い壁が低くなったような気がしてる。

おまけに彼女、私の話を聞いて、私が顔を出してる White Bear Lakeのラグ・フッキングのグループに参加したい、とか、私が土曜日に初めて行って見たばかりのミネアポリスの Laurieさん主宰のラグ・フッキングのグループにも出席してみたい、とか言ってるし。

来年も面白いことになりそうな予感。。。



2014年12月11日木曜日

や、やられた。。。

今週もカワイイ物たちにやられました。


『World Market』に揃ってるラッピング用品にはカワイイものが多い。


クリスマス間近の冬のシーンの動物たちをデザインした
包装用のティッシュペーパーには
クマ、シカ、リス、フクロウ、キツネ、カーディナルなど♪


手芸のデザインにも使えそうな図柄だし。


そしてそして、硬めのフェルト系素材で作られたギフトバッグ2種。

多分、グルーガン系の接着剤で全てのパーツを貼り付けただけの
いかにも簡単に仕上げられてる簡素なギフト・バスケットなんだけど
デザインが最高にカワイくて。。。

ピックアップ・トラックを運転するサンタとか。


自転車をこぐサンタとか。


くぅ〜〜〜。


要所にペパーミント・グリーンを使った色合いとか
サンタの指先に止まった小さな小鳥とか。

造りはちゃちゃいのにデザインが凝ってるの。

クリスマスも近付いて、あれこれと処分価格になってるのも嬉しく。