2015年11月6日金曜日

ボタンみたいに可愛い

色んな柄違いの布で包んだ「包み釦(くるみボタン)」が沢山ついた布張りのソファが、私の仕事場の隅に置かれてるんだけど、お気に入りのそのコーナーを飾る為のクッションを制作中。

ラグ・フッキングの手法で全体をフッキングして、フリンジの部分には、先日、ウィスコンシン州のストックホルムに行った際、当ても無く買った綺麗な色の糸が活躍。

たまたま最終的にフッキングした縁周りの綺麗な紫色に丁度いい配色だった。


図柄は「包み釦」のソファに因んで "Cute as a Button"のタイトルで。

カラフルに綺麗な色をいっぱい用いてフッキングの後、仕上げにボタンを散りばめて縫い付ける計画で実行中。


当初の目的としては、少しずつ溜まって来たヴィンテージの、古くて個性的で趣のある釦の数々を「お披露目するステージ」としてのクッションを作るはずだったんだけど、いざ、実際に気に入りの釦たちを置いてみたら、どうにも視線があちこちに散らばって焦点が定まらず。

それでも釦を散りばめるアイデアは断念したくないので、急遽、存在感を主張し過ぎない、安価で平凡なプラスチックのボタンで代用することに。

存在感があって目を引く特別な釦は最後に1つか2つ程度で縫い付ける予定。

とか書きつつ、、、気に入りの釦を縫い付け始めると、やっぱりあれもこれもとなってしまい収拾がつかなくなってしまった。

作業の工程では「どこで止めるか」の判断が時々、難しい。

つい欲が出て、やり過ぎてしまい、素材本来の魅力をぶち壊してしまったり。

因みに今回の作品で、自分が「ボタン好き♪」っての再認識。

そしたら何と!『ボタン愛好家の会』ってのもあるんだそうで、Textile Centerで月例のミーティングもあるってのを、図書館員のナンシーさんが教えてくれた。

収集したボタンを売ったり買ったり披露したり、、、の会らしいけど。

そして、そのミーティングがたまたま明日、土曜日にあるらしく、ちょっとだけ顔を出してみようかどうか思案中。。。


2015年11月5日木曜日

ギュギュッと濃縮な火曜日

*IKEAのクリスマスコーナーに飾られたディスプレイ*


今週の火曜日は Textile Centerでの手仕事の会に顔を出す予定日。

それと併せて、火曜日は、家に一台の車を私が使える日でもあるので、買物や所用など、この時とばかりに詰め込む傾向なんだけど。

最近は体力的にも精神的にも、あんまりスタミナが無くて。

一日に色んな場所へ次々出掛けて行って、沢山の人と会って白熱した会話を繰り広げたり、或は買物先であれこれ必要に応じて頭の中での選択や計算を繰り返したりするのは、ほとほと疲れてしまい、家に帰るとぐったりしてしまう。

クリスマス前に IKEAに行って、ちょっとした買物を済ませておきたい気持ちもあり、人と会うのが少しだけ億劫に感じる周期でもあり、だったらいっその事、Textile Centerへ行くのは取り止め、朝から買物だけに専念してしまおうか、、、とも思ったのではあるけれど。

先週火曜の White Bear Lakeでのラグ・フッキングの会は気分が滅入ってサボってしまった事もあり、あれもこれも連続してサボってしまうと、そのままずるずるとどちらの会にも出席しなくなってしまうんじゃないか?みたいな強迫観念もあり、何とか気分を盛り上げて、背中を押して、行ってみて正解だった。

持参した作品2つが思いの外、好評だったし、他のメンバー数人から
「来てくれて良かった! ちょうど見せたいものがあったの♪」
みたいに言われて、それぞれ彼女たちが完成させたばかりのプロジェクトを持参して見せてくれたのも嬉しかったし。

あとは絵本作家でありラグ・フッキング愛好家でもあるメアリー・ローグさんも来ていて、私がリクエストしておいた英語版の本をサイン入りで受け取ることが出来たのもタイミングが良かったし。

加えて、まぁいつも通り、他のメンバー達からは沢山の有意義な情報を貰ったり、刺激を貰ったり、、、と言えば、そうそう、パッチワーク・キルトとビーズ作家のジェーンさんは、ヒューストンで開催されてたキルト展に妹さんと出掛けてたそうで、沢山の素晴らしいキルトの写真を見せてくれた。

何でも4〜5日間ヒューストンに滞在して、キルト展へは連日、足を運んで終日そこで過ごしたらしいので、多分、日本だと幕張メッセで開催されるような展覧会なんだと思うんだけど、彼女の話では、日本人作家たちの作品も数多く受賞してたとの事。

あとは Textile Centerの会に新しいメンバーが2人いて自己紹介しあったのも収穫。

そのうちの1人は Jaime/ジェイミさんと言って、この手の会に於いては初めて私よりも若い女性(とは言っても40代だけど)で、何だか目新しい感じ。

そして何と、お父さんの仕事の転勤によって子供時代の5年間を東京で過ごしたんだそうで、幼少期の8歳から12歳くらいまでの間の成長過程を日本で生活した影響は色濃く、未だに大好きだったTV番組『8時だよ!全員集合〜』が忘れられないんだそうで、思わず一緒に大笑いしてしまった。

あとは渋谷の『東急ハンズ』が懐かしく恋しいこと、とか。

他にも共通の話題がいっぱいあって、キリもなく話したい欲求に駆られそうになりつつ、二人だけの世界に入り込んでしまう場面でもないので、互いに自制したって感じで、でも、たまたま前の晩に私が Davidと家で観た映画『Kumiko: The Treasure Hunter』(コーエン兄弟の映画『Fargo』に由来する菊地凛子主演の暗くて滑稽な作品)はミネアポリスの空港やファーゴが舞台でもあり、ジェイミさんも観ようと思っているらしく、その話で最後に盛り上がって終了。

その後、Textile Center内のギフトショップを覗いたら、いつもいる販売員の若い女の子に、「今日のテキスタイル・センターの会での話題はどんな風ですか?」と訊かれたので、最初は「まぁ、あれやこれや」と答えたんだけど、ふと思い直して

「今日、初対面のメンバーさんが居て、彼女が東京で子供時代を過ごしたってのを聞いて、私も日本出身だから、色々と共通の話題があってビックリしたわ〜」

と具体的に答えたら、驚いたことに彼女も話に乗って来て

「実は私も短大と大学で日本語を学んだ経験があるんですよ」

ってので更にビックリ。

「いつか日本へ行って見たいと思ってるんですよね〜」

そして、和食が美味しいミネアポリス周辺のレストランの話になって、私がまだ知らなかった日本レストランも、ちゃっかり教えて貰えた♪

「日本へ行って見たい理由の一つは美味しい和食、ってのもあるんだけど」

と彼女がちょっとおどけて笑ったのが可愛かった。

いや、本当に、人ってのは実際に話してみないと解らないものだなぁ〜と。

そしてその後は、プロの写真家でもある手芸家のステファニーさんの彼が彼女を迎えに来ていて、彼等が自転車に乗る、しかもリカンバントの愛好家ってのを初めて知って、じゃあ今度はダブルデートでサイクリングに行くべき、って話にもなり。

ま、それは来シーズンへの楽しみ♪ってタイミングだけど。

私はまだリカンバント自転車の購入を検討中って最中でもあるし。
(ソファに腰掛けて移動するみたいにラクちんな自転車、ってのは David談)

サボろうかと思った会でも、やっぱり行って楽しかった♪てのを実感しながら、でも昼食の会はパスして、直行で IKEAに向かった。

そして IKEAのカフェテリアにて、まずは腹ごしらえのランチを満喫。

野菜のスープにコブ・サラダ、そしてチーズケーキのデザートも平らげて。

ちょっとした整理整頓用の小さなアイテムを買ってさっさと撤退したかったのは、IKEA特有の混雑を避けたかったからなんだけど、意外と空いていて、レジでも並ばなかったし、駐車場もガラッとしていて拍子抜けした。

その後は久し振りに WalMartに寄って必要な生活雑貨や、ついでにちょっとした食材も買って、文字通りワンストップ・ショッピングで済ませて帰宅。

ぎっしりと濃厚な一日だった。


2015年11月4日水曜日

今度は赤の世界

*前回は銀杏で、今回は楓の落ち葉の絨毯*


つい先日のブログ頁に辺り一面真っ黄色の銀杏並木をアップしたのと対照的に、

家の近所の通りには、おびただしい程の落ち葉がカーペットみたいに

「赤の世界」を作り上げてる。


昨日、車で走り抜けた時は太陽の光に照らされて

きらきらと輝いていた赤い色の空間を写真に収めたくて、

今日は Trixieを連れて散歩がてら出掛けたけれど

生憎の曇り空で昨日ほどの眩しさが無いのが残念。



この間の真っ黄色と打って変わって今度は真っ赤なのが凄い。

本当に自然が織り成す色の世界には飽きることがなく。

心の中で「うわー、うわー、凄いなぁ〜」を連呼。

本当に綺麗で、まるで絵画の世界のような色彩に感動。



うろこ雲

夏時間も終了して、いよいよ11月に入ったと言うのに。

明日の日中の最高気温は18℃だそうで、何だか衝撃的な驚き。

いや、まだ実際にミネソタでの暮らしが浅いので、いったい何が「例年並み」とか「平年並み」とかなのか?把握してないって状況はあるんだけど。

多分、カナダのモントリオールよりは微妙〜なマイルド感アリってなとこ。

昨日も今日も、冬物のセーターで外出したらちょっと汗ばむくらいな感じ。

それでも、朝、新聞を取りに玄関のドアを開けて外を見たら、典型的な秋空の風景が「うろこ雲」と共に広がってた。


引き続き、紅葉の赤と黄色が目にも眩しいくらいで。

時間の経過と共に少しずつ裸ん坊になった木々が増えて来てはいるけれど。


2015年11月2日月曜日

ほか弁、みたいな

日本だと渋谷のセンター街入り口交差点と同様、ちょっとだけ羽目を外して楽しかった  Halloweenも終了してしまうと、あとは後片付けを残すのみ。

いつまでもデコレーションを引き摺って飾っておくのは野暮ってもの。

まぁ、クリスマスの屋根に飾った氷柱のライトは一年中下げたままって家は多く見掛けるけれど。

と言えば、次はいよいよクリスマスのデコレーションで休む間もなく。ふぅ〜。

とにかく今日、月曜日は、ハロウィンの飾り付けを撤去の作業に勤しんだ。


あ、そうそう、昨日から冬時間に戻った。

いよいよ冬を迎える心の準備に取り掛からないと。。。


昨日、日曜日の晩ご飯は、『Obento-Ya』からの持ち帰り弁当で嬉しかった。

電話で予め注文しておいて、30分後くらいに行ってピックアップ。

私はがっつりビーフの焼肉弁当コンボ。

*ごはんの上にごま塩が乗ってるだけで微妙に美味しく感じるから不思議*


海老フライ弁当を注文の Kaitoと、チキンカツ弁当を注文の Erika。

そして、Davidは幕の内弁当を注文。

*サンプラー的にあれこれ詰まってる幕の内は満足度が高そう*


普通のお弁当は14ドル程度で、幕の内が17ドルくらい、だったかな。

次回は絶対、幕の内弁当にしよっっと。

とにかく北米で典型のテイクアウト(ハンバーガーとフライドポテトとミルクシェーク、又はピザとか)と違って、少しずつ色んなものが食べられるのは目にも楽しく、お腹にも満足。

何よりも、漬物だとか、きんぴらごぼうだとか、普段、家には無いような珍しいものが食べられるのも凄く嬉しい。

食べ切れなかった分は、月曜日に私の昼食の「ぼっち飯」として満喫。



2015年11月1日日曜日

Halloween 2015



昨日は週末で土曜日だからダラダラと「怠け者の日」を楽しもうと思ったんだけど。

ふと気がついた。。。

あぁ、あれ、えっと、今日は月末で31日じゃないか!

ってぇことは、勿論、今日が Halloweenだろっ!

みたいな。

ふぅ〜。

だって、18歳になった息子はさすがに Trick or Treatに廻らないし。

たまたま今年はハロウィンが土曜日だから、学校に仮装して行けないし。

演劇でミュージカルのステージ・スタッフの仕事で学校へ行く16歳の娘は、多少の仮装して行くとは言え、家でキャンディを配る時間帯に留守だし。

色んな状況が重なって、今年はハロウィンに向けての気分が盛り上がらなかった。

近所の子供たちに配る為のお菓子も、今までは数週間前には買い揃えてた意気込みだったのに、今年は前日の金曜日に慌てて買ってたくらいだし。

それでもお菓子は配る予定だったから、去年配ったのと同じ分を用意。

普通に「アジア人移民の中年のオバちゃん」仮装でいいや。。。と投げやり。

が、しかし。

やっぱり午後になってから、何となく気持ちがソワソワして来て。

ま、取り敢えず、じゃあメイクだけでもちょっと手を加えとこ。

と始めたら、やっぱり楽しくなって、結局、ハロウィンメイクになった。

今年は、"Day of the Dead"風の簡単なメイクだけの仮装で。

服は適当に黒の上下。

朝の雨が止んで夕方には晴れてたし、あとはやっぱり週末のハロウィンと言うこともあって早い時間から沢山の親子連れや友達同士での子供たちがやって来た。

去年の50人を上回って、今年は65人。

そして最後はお菓子が足りなくなって早めに切り上げて店じまい。

カボチャのランプも外のライトも全て消して真っ暗にしてたのに、それでもドアをノックしてやって来た十代の子供たちが2組あって、
「ごめんねぇ〜、お菓子、配り終わっちゃったの」
と言うのは残念だったものの、
でも、照明の消えた暗い家には訪問しない、ってのが世間的な安全ルールだから、それはちょっとどうなの?って感じだった。

可愛い子供たちならばともかく、怖いお面を付けた十代の子供たちが「お菓子ちょーだい〜」ってやって来ても、正直そんなに可愛くないし。

とにかく来年は、もうちょっと多めにお菓子を用意しておこう。。。

因みに今年の仮装の傾向は、小さい女の子だとバレリーナやプリンセス、性別に関係なく未だハリーポッターの登場人物の人気は根強く、あとはスーパーヒーローもの、スポーツ関連、忍者ータートル又は忍者、そしてスターウォーズ人気は強し。

複数の Darth Vaderに、フルコスチュームの Stormtrooper、そして分かる人しか気付かない地味目の存在 Han Soloの姿も。

あとは4〜5歳の男の子が Darth Vaderの衣装を着てやって来た傍らに、普通の支度をした若いお母さんが付き添いでいたのはいいとして、彼のお祖母ちゃんらしき年配の女性が Princess Leiaだったのにウケた。

いや、ひょっとして、私もいつか、そんな婆ちゃんになってるかも知れない、と。
(頼まれもしないのに、率先してコスプレするような、って意味で。だはっ)



*"Day of the Dead"(Dia de Muertos)は
メキシコのお盆みたい?なお祭りでたまたまハロウィンと時期が重なるらしい*

顔にお絵描きして塗り絵気分で色付け、、、
と言ってもピンクと緑の二色使いなのではあるけれど。



*ゾンビの Erikaがセルフィしてくれた*




アトリエ訪問



木曜日、ラグ・フッキング仲間の Jayneさんから電話があって、
「明日(ここから車で1時間半くらいの場所である)フッキングのイベントに行こうと思うんだけど、せっかくなので一緒に行かないか誘ってみた」
って話のついでに、更年期障害の気分の落ち込み体験なんかの話も聞いて。

本来ならば、是非、一緒に乗せて行って欲しかったンだけど。

金曜日の午前中には、数週間前からの約束が入っていて、それはラグ・フッキングの世界では有名どころの作家である Tish Murphy/ティシュ・マーフィさんから、個人的に彼女のアトリエに招待して貰ってたので、とても楽しみにしてたのだった。
http://www.tishkits.com

アメリカに引越して以来、割りと名の知れた作家さん達が身近なところに存在していて、カナダに住んでた時と違って、有名な作家さんが「手の届く所にいる」って感じの距離感を新鮮に感じてる。

カナダでは漠然としか捉えてなかった沢山の作家さん達の名前が、今は、実際に本人たちに会える距離にあって、希望すれば、彼女たちから直接、指導してもらったり、イベントでのクラスに参加したり、デザインも直接、購入したりってのが可能。

とは言っても、私自身はデザインを買う訳でも、クラスを受講する訳でもないから、余り影響は無いんだけど。

買った経験が無いので知らなかったのではあるけれど、有名な作家さんのデザインを購入すると、フッキングする為の布地にプリント(または油性のマーカーで描かれてる)されたものが、100ドルとか200ドルとかするらしく驚いた。

人によっては、作家さんが指定する色合いのウールを、そのデザインを完成するのに必要なだけ指示されて購入するって場合も多く。

つまり、他人が描いた絵に、他人の指示する色でフッキングする、まるで「塗り絵」(独自の色彩で楽しむ塗り絵とは別だけど!)みたいな作業のフッキングで。

それはやっぱり単純に「手芸」と言うプロセスを楽しむ趣味なのだろうと思う。

そんな訳で、プロの作家として活躍してるティシュさんなので、彼女が自身で描いたデザインを販売したり、出張での講習を開いてたりと、さぞかし多忙なのだろうと想像するにも拘わらず、出逢ったばかりの私をお茶に招いてくれたことに感動してた。

イベントで偶然、隣の席に座った際にお喋りが弾んだので、その延長で。

70代で小柄な彼女は、トレードマークのような大きめの眼鏡を掛け、黒が基調なファッションに身を包んでる事が多いらしく、グレー混じりの髪型や雰囲気が、ファッション・デザイナーを連想させる。

そして笑うととっても可愛らしい。

招いてくれたアトリエは、彼女が仕事場として専用に使っている小さな一軒家で、生活している家からも徒歩で20分程度なんだそう。

ドアを開けると、そこには彼女の作業机があってミシンがあって。

2つ並んで置かれたソファに腰掛けてお茶を飲みながら話したんだけど、空間の至る所に彼女の作品や材料や、あとは色んな書籍などの出版物や、写真や、あれやこれやと目を引くものが沢山あって楽しかった。

まるでドールハウスを思わせる、こじんまりとして可愛いキッチンをはじめ、ひと通り家の中をツアーしてくれて、あとは彼女の作品集を見せてくれたり。

現在、奮闘中であるクリスマスのプロジェクトは、羊の絵に羊毛を所々ニードルで刺して色を付けたデザインのグリーティング・カードとか。

そもそも、彼女がカナダ人であると言う背景でも共通の話題があり。

離婚を2回経験し、現在は3人目のご主人と言うのも、プロとして活躍するクリエイティブな人柄の彼女を思えば違和感なく、、、と言うか、実はそういった生活臭みたいなものが余り感じられないので、実は独身なのかと思ったくらいなのだけど。

とにかく、プロの視点から見た私は、未熟なのだろうとは思うんだけど、未完成で洗練されてない粗野で荒削りな私のフッキングの手法に、何かしらの可能性なのか、或は現状ならではの魅力なのか、を見出して評価してくれてるらしい。

なので私自身、「未完成で不完全なもの」に惹かれる魅力は大きいので、多分、この先、何年フッキングを継続したとしても、綺麗に目の揃った作品を作り上げる事は無いかも、、、つまり、世間でいう「完成度の高い」ラグというものを作ることが自分の目標ではない、と言う話題にも触れ。

そういう意味では "Wild"で野生的なラグ・フッカーの肩書きと言うか称号。

引き続き、型破りで独自のフッキングを目指そうと思う。


*ミネアポリスにある Tishさんのアトリエに向かう途中
素晴らしい銀杏並木を通り掛り
思わず車を下りて携帯で写真に収めた図*