2014年10月4日土曜日

Stillwaterへのドライヴ

微熱を伴う鼻風邪を引いた病み上がり、ではあるのだけど。

少し前に「でびゅー」した "Hopkins/ホプキンス"(ミネアポリスの郊外で家から高速道路に乗って西に30分程度走った小さな町)のコミュニセンターにての "Rug Hooking"グループから廻って来た情報で。

今週土曜日、つまり今日の朝9時から午後の2時まで "Stillwater/スティルウォーター"(家から高速道路に乗って東へ30分程度走った郊外の町)の教会にて、この時期に毎年恒例で行われるラグ・フッキングのイベントがあり、材料のウールや道具を販売する店が幾つも出店する、と言うので早速、覗きに行って見た。

*会場の入り口付近に設けられた受付と、
近くに出店された店の店頭を眺める*
(因に背景の「落ち穂拾い」もフッキングされた作品)


何処の町にもある教会って、大抵の場合、割りと立地が良くて建造物も立派だったりするし、施設としてキッチンや会議室や図書室なども備えてたり、駐車場も充分に完備してたりするので、その教会の宗派の信者に限定することなく、地元民に開放して色んな機会で地域で利用されるのは合理的で有意義で、教会にとっても一般の地元民にとっても Win+Winな状況で、本当に良く出来てるなぁ〜と感心する。


そんな訳で、祭壇にはしっかりと十字架がある訳ですが、広い会場には丸いテーブルが幾つも配され、椅子も沢山、ざっと 100人とか 200人とかの規模での収容力。


受付にてゲスト登録して入場料(8ドルだったかな?昼食付きで!)を支払い、まずは閲覧室に展示された "Rug/ラグ"を見学。

*「ラグ」なので、当然だけど床にズラーっと敷かれて展示*


可愛い作品が幾つもあり、「写真に撮っても良いか」訪ねたら「好きなだけ撮って行って♪」と言うので調子づいてあれこれお気に入りを撮って来た。

私にとっては初めて参加するイベントなので、いったい何をどの程度、期待して臨めばいいのか?解らなかったんだけど、思った以上に人が集まって活気があったし、出店者たちがそれぞれ手染めして売っているウール素材たちの品質も良く、色彩も豊富、おまけに会場では飲み物や簡単な昼食まで出され、初参加の私にとって文句無しに楽しかった。

*売りに出されてるムラに手染めされたウール素材たち*


会場では、ホプキンスのグループで出逢った人たちにも何人か行き会ったし、彼女たちのお陰で知り得たイベントであったし、人の輪に入って得るコミュニティとしての貴重な情報源、情報量、可能性(グループ内でも特に気の合いそうな人たちとは、今後、それぞれの自宅に少数で集まっての "Hooking会"の計画を話してる)などを有り難く実感。

*下絵のついた麻布やキットも販売中*


材料の他、「キット」や図案なども販売されていて興味深い。

可愛いデザインも多く、今後の参考材料とさせて貰うつもり。

私自身は「オリジナル」性にこだわりがあるので、自分が作業する作品は飽くまでも自分の手で描くスタイルを追求、貫く意志ではあるのだけど。

*季節柄の色合い、配色*
カボチャやニワトリ、ハロウィンの作品が多く
暖色系、オレンジなどに惹かれる
ウール素材で立体的に作られたカボチャも可愛いし♪


いずれにしろ、ラグ・フッキングはやっぱり年配の愛好家が主流な印象。

余り若い年代の人を見掛けなかった。

ま、それには驚かなかったけど、たまたま私が行った時間帯では、アジア系の人をまるで見掛けなかった事実にもハタと気が付いて、ちょっと意外な気がした。

最近では普段、気にも留めないし、自分が日本人であることを思い出す場面も無ければ、特に自分がマイノリティであると言うことを実感するような事も無いのだけれど、今日は何となく、この辺でも「日本人とかアジア人とかのラグ・フッカーさんってのも居たりするのかな?」なんて興味深く思ったので。


あぁ、そう言えば、少し前に出掛けて行って空振りだった "White Bear/ホワイト・ベア"にあるキルト店『Bear Patch Quilting』で週に一度、集まっているラグ・フッキングのグループの Patさんから電話を貰った。

果たして毎回、何名くらいの参加になるのか?未定ではあるけれど、今後は「一人も現れない」(←前回、私が初めて行った時)という事は無いかと思うので、是非、参加してみるようにとのお誘いだった。

たまたま家の車を定期点検に出す時期でもあり、ディーラーがそちらの方面なので、来週に再度、顔を出して見ようかと思ってる。

ひょっとして、今日、スティル・ウォーターのイベントで既にすれ違ってる人々と対面するって事もあり得るんじゃ無いか?なんて思いながら。

まぁ余りこだわるつもりは無いけれど、私と同年代くらいでのラグ・フッカーさんにも出逢ってみたいような欲求も抱きつつ。


*"raffle"として出品されてたラグもハロウィンのテーマで*

退役軍人の団体に寄附される目的での募金集めの為のラッフル=くじ引きで、
チケットを買った人々の中から抽選で当選者に、このラグが渡されるというもの。
市場価格としては、300ドル〜600ドル程度の価値があるかと思う。
ま、私は多分、当たらないとは思うけれど。。。てへっ。





2 件のコメント:

yana さんのコメント...

お年寄りとはいえ、沢山ラグ・フッキングされている方がいるのですね。やはりミネソタは冬が長いからでしょうか。

私は29日から娘とバンクーバーに行き4日ほど遊んで、娘はトロントへ私はこちらへ帰ってきました。娘は行く先々で、手芸屋や生地屋がないかリサーチしてくれて4.5軒連れて行ってくれました。グランビルの市場に前回主人と行った時には気が付きませんでしたがましたが、素敵な手芸屋さんやビーズ屋が入ったブロックがあり楽しかったですよ。
兼ねてから行きたかったウイッスラーにも行行って、あとはバスの1日券で郊外のショッピングセンターや(鮭遡上の時期なので)キャピラノというところのふ化場に鮭が昇ってくるのを見に行ったりと普段の旅行ではなかなかできない経験をして楽しい旅になりました。
ステイーブストンという港の古いキャナリー(今は博物館になっている)に行ったら、いつかまゆみさんが言っていたソッケーサーモンの缶詰めが売られていたので、あ~これだ~と思い2缶買ってきました。スパテイー作ってみますね。ソッケーサーモンは4年に1度しか(今年はその年らしいです)、しかもウイッスラー近くの決まった川にしか遡上しないとのことで貴重なはずですよね。
お天気にも恵まれ楽しい旅になりました。
今日からまた、まじめに家事を頑張ります。

Mayumi さんのコメント...

yanaさん♪

言われて見ると、ラグフッキングを熱心にされてるアメリカ人と言うと「白髪」、そして「カナダとの国境近くに在住」って要素は確かにある気がします!(笑

やはりウール素材を扱いますから、果たしてフロリダやテキサス、カリフォルニアでも人気があるのかどうか?ちょっと謎ですね。

あら!
西海岸をご訪問だったのですね。
母娘の二人旅行、ほのぼのと楽しそうです♪
なかなかパッケージのツアーでは不可能な体験も沢山ありますものね。
サーモン、4年に一度なのですか〜。
それは希少で高価そうですね。
あ、私もパスタ食べたくなりました。(笑
スミマセン、ソッケーは私が読み間違ってた名称で、「ソッカイ」が正式な読み(音)なのだそうです。
骨も皮も混じってますが、調理して丸ごと食べられるので栄養価が高そうな気がします。

主婦が留守をした後は、やはり何かと家事の溜まり仕事もあったりしますよね〜。(汗
無理のないように復帰されますように。(笑