2014年4月30日水曜日

どんよりと春雨

あらあら、気付いて見ればもう水曜日。

先週末からの雨がずっと続いて、長い春雨。

気分もどよ〜んとしがちで。

お天気予報はずーっと雨マークの連続。

昨日はまさかの雪が降って、体感気温は氷点下に逆戻り。

本当に気分も滅入ってしまい、ブログも放置気味だったり。

とは言え、Erikaの15歳の誕生日もあったりして、それなりに楽しいイベントに忙しくしてたりもしたんだけど。

まぁ主にキッチンでの仕事を中心に。

あとは久し振りに息子の髪を切ったり。

何しろ「アンタは Kurt Cobainかっ!?」ってくらいにグランジなロン毛の状態が続いてたので、ついに Erikaが「頼むから髪を切って貰って! それが私への誕生日プレゼントでいーから」って言うくらいの始末で。


久々の短めヘアーにしたら何気にプレッピーな感じ。。。




しっとりと濡れた芝生の緑が清々しく。


家の前で雪に覆われてた梅干しオブジェも全て(3つ)姿を現し。




キッチンで洗い物をするのでさえ、窓の外に見える裏庭の緑が嬉しい感じ。


あとは気温さえ上がれば、サンルームで作業する時間も増えるんだろうけれど。

今日の最高気温はまだ6℃で、まだ暖房が時々入るものの肌寒い。




2014年4月24日木曜日

若い子アイテム

今日は朝からの雨降りで春の緑が濃くなる感じが嬉しい。



子供たちは先週の金曜日、学校がお休みで
Erikaは女友達と4人で仲良く買物@Mall of Americaに出掛けた。

彼女にとって生まれて初めての『Taco Bell』も食べたらしい。

カナダはケベック州にもあったらしいけれど
たまたま家の近くに無かったから食べる機会が無かった。

仏語系のケベック州には出店してない「アメリカ」の店が数多くあるので
ひょっとして『タコベル』もそんなうちの一つなのかと勝手に思ってた。



帰宅した Erikaがあれこれ買って来たモノを興奮気味に見せてくれた。

チョーカーっぽいネックレスとか。

ちょっと「へぇ〜」って感じに素敵っぽかったりして。

*14歳の女の子が買えるチープな素材のネックレス*


チープなものを身につけてもそれなりにカッコ良く見えるし、
若いって、ちょっと羨ましい。


なんかまた、私もアクセサリーを作りたい気分がムズムズする感じ。

勿論、もうちょっとクオリティの高い素材を使って、、、だけど。

私の場合はチープな素材の物を身に付けると、
さすがにまんま「貧乏臭く」見えてしまうお年頃なので。



おまけに Erikaったら、こんな↓バッグを下げてへーきで出掛けて行くし。


やっぱり若いって怖いもの知らず。

まぁ「安っぽい」のは身の丈に合ってるって事なのかも知れないけど。



大好きなアニメ"Attack on Titan/アタック・オン・タイタン"
(日本で人気らしい『進撃の巨人』?)のベルトも買って来た。


わー、こんなベルト、ほんとにしちゃうの?

若いって、ほんとに「何でもアリ」で羨ましい。


このベルト、バックルが「シートベルト」のメカニズムで。


まるで飛行機に乗って座席に座って「カチっ」て感じね。



何だか色々と触発される物が沢山で、刺激を受けるわ。




2014年4月23日水曜日

イースターの木

それでなくてもイースターは楽しい春の行事で
パステルカラーをふんだんに
アイコンとなる可愛い動物がいっぱいな訳ですが。

なので
家の飾り付けや食器類なんかも沢山あり。

まぁ今回は引越しで借りてる家という事もあり、
あとは
子供たちも大きくなってしまったので
多くのデコレーション類は箱に仕舞われたままで
ちょっと淋しかったんだけど。

それでも多少は
気分を盛り上げる(誰の?)為に
少しだけ、引っ張り出して来た飾りをディスプレイし、
イースター明けの今週は再び、それらの片付け作業。

ほんと、季節の行事はこれの繰り返しね〜。

昔、子供たちが小さかった頃はもっと楽しかった気もするんだけど。

なんて思いながら少しだけ感傷に浸ったりして。



今年、取り出して飾ったコレ↓なんかもその一つ。


子供たちが小さい頃にフェルトで作った。

イースターの木(パイプクリーナー又はモール?)と
小さなオーナメントたち。


*オーナメントは各3〜4cmくらいの大きさ*


こういうのをちまちまと作るのが楽しかったのよね〜。



2014年4月22日火曜日

レトロなレシピの晩餐

前回の日記のつづき。

Davidの祖母から譲り受けた料理本の中のイラスト!


レトロな感じがまさに『Mad Men』の世界で。

当時の生活様式を反映して「ホームパーティ」とか
「カクテル・パーティ」とかの場面を想像させられる。




スーツ姿にきちんとネクタイを絞めたお父さんと
多分、専業主婦でエプロンを付けたお母さんと
家じゅうに広がる焼きたてのシナモンロールの香り。




婦人会では女性たちが集まって
持ち寄りの自家製ケーキを切り分けて社交イベント。




週末には公園へご馳走をバスケットに入れて家族で出掛け
ピクニックテーブルの上に昼食の準備。

オードリー・ヘップバーンみたいなドレスを着て
腕にはブレスレットでお洒落な身だしなみも欠かさず。

な〜んて、古き良き時代?を連想させて面白い。




さてさて、そんな時代のレシピを参考に
イースターの晩餐用の七面鳥のローストを作りました。

*あ、これからオーブンに入るとこです*


私にとっては気合いの入ったイベントだったので、
Kaitoと Erikaにもキッチンで手伝って貰っての家族行事みたいに。

あ、Davidは邪魔にならないよう自転車で出掛けましたケド。


「スタッフィング」には
- 食パン
- 玉ねぎ
- 林檎
- セロリ
を、それぞれ細かく切ったものに

- 塩こしょう
- セージ
- タイム
- マージョラム
- 鶏用調味料
を、卵と溶かしバターで前記の材料と全て混ぜ合わせ
七面鳥のお腹の中に詰めて。


七面鳥の重さが16パウンド(7kgちょっと)だったので
350°Fのオーブンで4時間半〜5時間程度で焼き上げ。


下準備を3人でしたこともあり、
オーブンに入れてしまえば後はもう待つのみ。

割りと呆気なく「料理イベント」が終了した感じで。


いつも思うけれど、オーブン料理って、本当に手軽で
家に人を招く時なんかには最適だと思う。

下準備をしてオーブンに放り込めば、
あとはずっとゲストと一緒に歓談することが出来るのだから。

和風のお料理だと、こうは行かないものね。
何しろ「作り立て」を即座に食べる、、、ってのが多いから。
(炒め物にしろ揚げ物にしろ)



夕食には何故か Erikaの友達 Elijahもちゃっかり加わって5人で。

*付け合わせの温野菜とマッシュドポテトにグレーヴィを掛けて*


デザートには、バタータルトを焼きました。


レシピ通りに作ったら、恐ろしく甘くて
恐ろしい程の分量でのカレンツを加えることになり、
うわー!って感じの結末。

でも家族はみな喜んで食べてたけど。。。

しかもアイスクリームやホイップクリープも添えて。

つくづく北米人は甘いものが好きなんだなぁ〜と
改めて実感。



2014年4月20日日曜日

イースターの日曜日

今日は朝から晴天、イースターの日曜日。

で、うちにも「イースター・バニー」が来てくれました。


子供たちが朝起きると、
ダイニングの食卓の上にイースター・バニーからのプレゼントが!

ってのは、子供たちが小さい頃からの伝統なので。

十代になってしまった子供たちにはもう
クリスマスのサンタクロースと同様に
幻想の中での存在であることは周知の現実だし、
さすがにもう、バスケットを片手に
卵の形をしたチョコレートを競って探す行事もしないけれど。

それでも何となく、
わざと子供たちを「子供扱い」して季節の行事を楽しむのも
ちょっとした家族内での内輪ジョークみたいな感じで、
私に付き合って喜ぶ振りをして楽しんでくれる子供たちの
コラボレーションに彼等の成長を見るのが嬉しかったり。

*イースターと言えば、これ「金色の兎」は定番で♪*


この辺りには野兎も多いらしく、
最近、Davidが夕食後に Trixieと散歩に出掛ける度
あちこちの庭先で駆け回ってる兎を目にするらしい。


毎年イースターの夕食には
決まって Davidの両親の家に行き、
義理の妹も加わって賑やかに食卓を囲むのが通例だった。

今回それが出来ないのは残念で
それは彼等も同様みたいに昨日、電話したら寂しがってた。

これまで義理の母がいつもメインの料理をしてくれて
私と義理の妹はいつもキッチンの補佐役だったんだけど。

今回は初めて、私が自分で作る七面鳥のロースト。


デカい七面鳥をオーブンに入れて焼く為の
ホーロー仕上げで出来たデカい「たらい」のようなローストパン。


カナダからの引越しの際に持って来たんだけど
気付いて見れば蓋にデカく「USA」のマークが。


七面鳥のローストは過去に何度か、数える程の回数だけ
イースターだか、サンクスギビングだか、
はたまたクリスマスだったかに作った事があるのみで
しかもそれはずっとずっと以前の話で。


なので今回、お世話になるのは
Davidの祖母から譲り受けた年季の入った料理本で、
これはもう私にとって、ううん、我が家にとっての貴重な財産みたいな。

*つまり、我が家の「家宝」ってやつですかね*


表装のデザインにしろ、イラストにしろ、
とにかく時代を感じさせる「お料理の歴史本」みたいな存在。


そして今夜のデザートには
「バタータルト・パイ」も焼くつもりで。

実はこれも、いつも義母が焼いてくれたので
私は自分で焼いた経験がまるでなし。

そこでお世話になるのがこの本。


実はこれ、Davidの友達から
私たちへの結婚プレゼントに貰った料理本で、
だからこれも、かれこれ20年以上も経ってる
ある意味、ヴィンテージなシロモノ。


最近、必要なレシピがあれば何でもネットで検索出来るから
わざわざ敢えて料理本を買うこともなくなって来てるけど。

でもこうして見ると、長年に渡って所有する価値のある
愛着を感じることが出来る本の存在ってのも嬉しい。



何もかも、その場その時に必要な一瞬の情報としてのみで
物質的に実在しない知的消耗品として場所を取らないのは
シンプルな生活様式に合って、経済的でもあるんだろうけれど。

カタチとして残るモノが一切ないとしたら、
それは例え環境的にフレンドリーだとしても、
それでもやっぱり、ちょっとだけ物足りなく感じるのは
私がもう古い時代の人間だからなのかどうか。。。



最近、気がつけばキッチンに立ってる、ってくらい
台所で時間に追われてるような気がするんだけど。

主婦としての宿命と言うか。

七面鳥をオーブンで3〜4時間は焼くとして、
そろそろ「スタッフィング」の準備に取り掛からないと。

子供たちをアシスタントに、
では、
そろそろイースターの晩餐の為の料理に取り掛かりますっ。

さて!


(珍しくエプロンでも引っ張り出して来て掛けてみよっかな)



2014年4月16日水曜日

冬戻り

ようやく春らしく、、、と日記を書いた途端にコレ↓です。

*うちのリビングルームの窓から外を臨む*


今日は朝から小雪が降り、再び無彩色の冬の世界へと逆戻りな感じ。

ミネソタはこんなだけど、モントリオールはどうよ?

とチェックしたら、
どうやらモントリオールは更に2〜3℃気温が低いみたいで。



週末、映画に出掛けた後、Davidと『REI』と言う店に寄った。


カナダの『Mountain Equipment Co-op』通称『MEC』みたいな。

山登りとかキャンプとかカヤックとか、
色んなアウトドア用品を幅広く専門に扱ってる店で、
だから店の形態も、店のロゴまで、以前のMECのそれと似通ってる。

Davidは会員になってるけど、私は初めて行った。

こんなところにあったの?と、その存在を知らなかっただけで、
私がよく行く郵便局のすぐ近くにあってびっくりした。

余り大きく看板とか出してないから全然、気がつかなかった。


義理の妹 Jennから話を聞いて、
羽毛入りの寝袋や
ダウン・ジャケットを洗うのに適した専用の洗剤があるってこと
初めて知ったので、それ(ブランドは不問)を買ってみた。


何だかんだ言って、三寒四温の4月ではありながら
さすがにもう羽毛入りの長いコートは着ないだろうから。

早速これを使って洗濯機でちゃーっと洗ってしまおうかな、と。

羽毛入りの寝袋は勿論、
羽毛入りの寝具などもあるし。

この家(レンタル)で暮らすのも長くなりそうだし、
ゲストルームをきちんと整えてみようかな、なんて。

いつでもゲストが泊まりに来られるように。

まずはカナダから身内や友達が遊びに来る予感。

そして、
Davidと私が小旅行(多分ラス・ヴェガス)に出掛ける際には
Larryさんに子供たちの子守監視役泊まりに来て貰うだろうし。

あとは、
カナダの家で時々してたみたいな
ちょっとした短期での「ホームステイ」のサービスを
再開の可能性なんかもあるかも知れないし。。。?
なんて。

まぁ、あれこれ色々と可能性について考えながら。



あ、そうそう、日本の両親にも遊びに来るよう誘ったし、
二人だけで飛行機に乗る不安があるなら
「私が日本まで迎えに行くし!」
とも提案したのではあるけれど。

さすがに82歳と80歳の夫婦なので。うーん。

デルタ航空での直行便があるとは言え、
12時間前後での飛行時間はかなり辛いかもってのも事実。

どうやら実現するのは難しそうな気配。


その反面、
今月15歳になる Erikaは日本のアニメやファッションや音楽に触発され
日本語や日本の文化に興味津々。

「日本へ交換留学したい!」とか言う始末。


80代の親をアメリカに招くのも
10代の娘を日本へ送るのも
何だかどちらも同じくらい私にとっての難題らしい。




2014年4月15日火曜日

ここでの初映画館体験


ようやく春らしい陽射しの毎日になり、、、庭の雪もすっかり溶けて、、、と思いきや、今朝の気温は意外と低く−7℃だったりでビックリ。

お昼頃、Trixieと散歩に出掛けたものの手袋が必要なくらい手が冷たかった。

何だか最近、集中力が余りなく、あっと言う間に一日が終わってしまう。

ともあれ、アメリカとミネソタ州の確定申告の締め切りは4月15日(今日!)なので、余裕をもって仕上げて送付する事が出来て良かった。

ほっとひと息、、、と思ったら次はカナダとケベック州の確定申告だわ。

まぁ集中して一気にエイやっ!と仕上げてしまえば多分、2〜3時間で終了するんだろうけれど、、、とは思いつつ。

取り敢えずまだ時間の余裕もあるし、ちょっと机まわりを整理してから、あ、そうそうお茶でも淹れて、おっと、そういえば美味しいクッキーがあったっけ、じゃあ新聞でも読みながら、でもその前に洗濯物でもたたんじゃおうかな、と思ったら郵便屋さんが来たみたい、で、郵便物をチェックして、、、とか思ってたらもう子供たちが学校から帰って来た。

そんな感じに時間だけが経過してしまう日々の連続で。

なんてこったい。チッ。

と自分の不甲斐なさにじれったく。

小学生の頃の夏休み、いつもTVばかり見て、家でゴロゴロとアイスキャンディを食べながらグータラして、最後の方で宿題に追われるってパターンだった子供時代の性質ってのはやっぱり、大人になっても変わらないのかなぁ〜なんて思いながら。

追い打ちを掛けるように、今週いっぱい車が使えないから家に缶詰。

そんな訳で、自分用の食糧(つまり、おやつとか)は1週間サバイバル出来る程度、確保してあるから大丈夫なんだけど。って、そこ?

まぁせいぜい事務仕事も捗って、ついでに家もピカピカになるかも?



週末は思い掛けず映画を観に行くことになり。



少し前、下見をしておいた家から近い『Rosedale/ローズデール』ショッピングモールに隣接する映画館『AMC』は、IMAXを含め14個のスクリーンを持つ大型の施設で、引っ越して以来、まだ行ったことが無かったので楽しみにしてたとこだった。

観たのは『Captain America: The Winter Soldier』で、ご存知、『MARVEL』コミックをライヴ・アクションで映画化したもの。

*地味目の Chris Evansが控え目な印象の役柄にぴったり!*



子供たちが行かないと言うので、結局、Davidと私ふたりだけのデートで。

映画の後、ついでに買物(Davidのシャツとか)も出来て良かった。

映画は一作目に引き続き、とってもカッコ良くって面白かった!

この映画のキャスティングは凄くピッタリと合ってる気がして好き。

Scarlett Johanssonは、私が大好きな女優のひとり。

彼女が主演の新しい映画『LUCY』も面白そうで今から楽しみ。



それにしても、Morgan Freemanは最近この手の役が多いな〜。



あ、そうそう、因に映画代なんだけど。

カナダ(私が行ってた近所のシネプレックス系の大型映画館)では、大人が通常10ドルそこそこで子供とシニアは半額、そして毎週火曜日は半額デーなので大人も料金半額で楽しめるのが良かったんだけど、ここ(アメリカ)でもそういうのがあるのかな?と興味津々だったんだけど。

取り敢えず、私たちが行った映画館での日曜日の場合、時間によって料金の設定が違ってるのが面白く、日曜日の朝は一番安くて、大人でも一人6ドルで観られて、次の時間帯が8ドル、夜になると10ドル前後らしい。

日曜日の朝の料金が安いのは、「みんな朝寝坊したいから?わざわざ早起きして映画観に行く人が少ない?」からと思ったんだけど。

考えて見ると、北米では「日曜の朝は(教会へ)礼拝に行く人が多い」からって背景もあり、なるほど〜!と納得。

そういえば、かれこれ10年とか20年とか前には、北米で日曜日と言うと、デパートや商店などの小売店は何処も定休日ってとこが多く、日本の観光ガイドにも「日曜日の観光には営業している時間帯や定休日に注意」なんて書かれてたのを遠い昔の話みたいに思い出す。

今の時代、何処の店も「定休日」なんて呑気なこと言ってられないんだろうな。

24/7営業のサイバー・ショップ相手に死活問題だものね、きっと。